11月7日(火)の給食

2023年11月7日 12時25分

令和5年11月7日(火)

コッペパン 牛乳 ホキのオランダ揚げ クリームスープ りんご

 今日の給食には、りんごが出ました。

 りんごは古くから食べられている果物の一つです。

日本では、平安時代の書物にりんごについての記載が見られるそうです。

国内で本格的に栽培が始まったのは、明治時代に入ってからです。

 りんごは寒冷地での栽培が適しており、青森県、長野県等が主な産地です。

 りんごには、ビタミンBやBなどのビタミン、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラル、

食物繊維などの栄養素が含まれており、

英語圏には、An apple a day keeps the doctor away(一日一つのりんごで医者いらず)」と言う諺があるほど、

健康に良い食べ物とされています。

 また、甘味と酸味のバランスが良く、香りが豊かなりんごは、生で食べるだけでなく、ジャムやジュース、酢などにも加工されています。

 秋が旬のりんごを、おいしくいただきましょう。

 

11月6日(月)の給食

2023年11月6日 12時28分

令和5年11月6日(月)

白ご飯 牛乳 華風サラダ 高野豆腐の卵とじ しそひじき佃煮

 今日の給食には、高野豆腐の卵とじが出ました。

高野豆腐は、高野山周辺で精進料理の一つとして作られていたものが、全国に広まったと言われています。

高野豆腐は栄養価が高い食品の一つで、特に成長期である皆さんに欠かせないたんぱく質、カルシウム、鉄が多く含まれています。

他にも、日頃の食生活で不足しがちな食物繊維も多く含まれています。

 また、近年の研究で、高野豆腐にはレジスタントプロテインと呼ばれるたんぱく質が含まれていることが分かりました。

レジスタントプロテインとは、体内で消化されにくい性質をもち、食物繊維のような働きをするたんぱく質のことです。

レジスタントプロテインは体内で、脂質代謝の改善や、悪玉コレストロールを低下させる働きなどあり、

生活習慣病の予防・改善の効果があるとされています。

 今日の給食では、高野豆腐を使って卵とじを調理しました。栄養たっぷりの高野豆腐の卵とじを、おいしくいただきましょう。

11月2日(木)の給食

2023年11月2日 12時31分

令和5年11月2日(木)

コッペパン 牛乳 いかのから揚げ ビーフン汁 スイートポテト

 今日の給食には、ビーフン汁が出ました。

 ビーフンとは、米を原料にして作られる麺のことです。

中国語では、「ミーフェン」と言います。ビーフンは、米の澱粉に水を加えながら加熱し、

麺状に伸ばし乾燥したもので、えびや豚肉、野菜などを加え、汁物の具材や炒め物などに調理して使われます。

 ビーフンが最初に作られたのは、米作りの盛んな福建省だったと言われています。

その後、ビーフンは東南アジアの各地に広がり、多くの人に食べられるようになりました。

戦後になり、日本でもビーフンが食べられるようになりました。

 日本でもビーフンが一般的に食べられるようになると、日本人の好みに合わせ

淡泊な味わいとコシのある麺に改良されました。

 今日の給食では、ビーフン汁を調理しました。おいしくいただきましょう。

 

11月1日(水)の給食

2023年11月1日 13時07分

令和5年11月1日(水)

白ご飯 牛乳 カミカミ揚げ ナムル みそチゲ 

 今日の給食には、カミカミ揚げが出ました。

カミカミ揚げの中には、細くカットされたアーモンドが入っています。

アーモンドはバラ科の落葉樹で、実の付き方から分類すると堅果類(けんかるい)と呼ばれるグループに属する植物です。

堅果類は、木のように硬く薄い果皮に包まれており、果実自体も硬い殻に包まれています。

また、果実を包んでいる薄く硬い果皮は、果実が熟しても開くことはありません。

 私達が食用としているのは、アーモンドの種子の中にある仁(胚乳)の部分です。

このため、アーモンドは発芽に必要な栄養素を蓄えており、栄養価が高い食品の一つです。

特にアーモンドには、私達の体に不可欠なカリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅等のミネラルや、

日頃の食生活で不足しがちな食物繊維が豊富に含まれています。

 栄養豊富なアーモンドが入ったカミカミ揚げを、よく噛んでいただきましょう。

 

10月31日(火)の給食

2023年10月31日 12時20分

令和5年10月31日(火)

コッペパン 牛乳 茎わかめのサラダ クリームビーンズ

 今日の給食には、茎わかめのサラダが出ました。

わかめはコンブ科に属する海藻で、海流の流れが速いところで育つものが、味が良いと言われています。

国内の主な産地は、岩手県、宮城県、徳島県等です。特に徳島県の鳴門わかめは、全国的にも有名です。

 わかめの部位の中で茎わかめとは、わかめを乾燥品に加工するときに、葉体(葉)から切り離した

中肋(ちゅうろく)という部分を集めたものです。中肋(ちゅうろく)とは、植物の中央を走る太い葉脈のことです。

わかめの葉体(葉)はみそ汁の具やサラダなどに使われることが多く、茎わかめ(中肋)は、炒め物、煮物、漬物等に多く使われます。

 茎わかめには、日頃の食生活で不足しがちな食物繊維や、成長期にある皆さんに必要な鉄、カルシウムが豊富に含まれています。

 今日の給食では、茎わかめサラダをサラダにしました。よくかんでいただきましょう。

 

 

10月30日(月)の給食

2023年10月30日 12時26分

令和5年10月30日(月)

ごはん 牛乳 バンサンスー 厚揚げと豚肉の中華炒め ぶどうゼリー

 今日の給食には、ぶどうゼリーが出ました。

ぶどうは古くから栽培されている果物の一つで、約五千年前から栽培されていると言われています。

また、日本を含め世界各地で栽培されており、一万種以上の品種があります。

 世界的に見ると、栽培される品種の約80%がワインの原料として用いられていますが、

日本では、巨峰、デラウェア、ピオーネなどのように生食用に栽培される品種が約90%を占めています。

 ぶどうの甘さのもとである果糖は、体内での消化吸収がはやく、疲労回復に役立ちます。

他にも、ぶどうにはビタミンB、B、Bなども豊富に含まれており、代謝促進に役立ちます。

もし、皆さんの中に秋バテ食欲がわかないと感じている人がいれば、ぜひ秋が旬のぶどうを食べてみてください。

 今日の給食では、ぶどう果汁を食べやすいゼリーにしています。おいしくいただきましょう。

10月27日(金)の給食

2023年10月27日 12時11分

令和5年10月27日(金)

栗ごはん 牛乳 ホキの衣揚げ アーモンドあえ にゅうめん

 今日は、栗ごはんが出ました。  

 栗は、日本では古くから栽培されており、縄文時代にはすでに栽培されていたと言われています。

栗は実を食用とするだけでなく、木材としても活用されていました。栗の花は、5月中旬から6月の間に開花します。

白いクリーム色の小さな花がたくさ咲き、遠くから見ると一つの枝のように見えます。

栗は雄花が、花の根本にある雌花に受粉することで、実ができます。大きく成長した栗は、早いものでは8月下旬頃から収穫できます。

 栗には、体の中で熱や力のもとになる炭水化物や、血圧を下げるカリウム、

体の抵抗力を高めたり、体調を整えるビタミンCなどが多く含まれています。

 今日の給食では、栗ごはんを作りました。ホクホクとした旬の栗を味わっていただきましょう。

10月26日(木)の給食

2023年10月26日 12時10分

令和5年10月26日(木)

黒糖媛麦パン 牛乳 若鶏のマリアナソース うずら卵と野菜のスープ 

 今日の給食には、うずら卵と野菜のスープが出ました。

うずら卵は、1個が約10~15gの重量で、鶏卵と比較すると小さい卵ですが、栄養素は豊富に含まれています。

うずら卵100gあたりに含まれるビタミンA、B、B、B12カルシウム、鉄等の栄養素は同重量の鶏卵よりも多く、

特に、鉄は鶏卵の約2倍、B12は約4倍も多く含まれています。

 ビタミンB12は赤血球を作るために欠かせない栄養素です。また、鉄は体内の酸素運搬に欠かせない栄養素です。

この2つは、どちらも体にとって大切な栄養素です。

 今日の給食では、私達の体にとって必要不可欠な栄養素を多く含むうずら卵と、

たっぷりの野菜を使ってスープを作りました。おいしくいただきましょう。

10月25日(水)の給食

2023年10月25日 12時19分

令和5年10月25日(水)

もち麦ごはん 牛乳 ひじきサラダ 秋のカレー ヨーグルト

 今日の給食には、ヨーグルトが出ました。

 ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を加え、発酵させた食品です。

 ヨーグルトは家庭で手作りすることもできます。手を洗ったら、牛乳パックの口を開き、

中にヨーグルトを約大さじ2杯入れます。次に、清潔なスプーンなどでよく混ぜ、

牛乳パックの口を閉じます。そして、クーラーボックスなどの温度を一定に保つことができる容器に入れ、

約40度で6時間から8時間おきます。すると、牛乳が発酵し、ヨーグルトができます。

最近では、健康志向の高まりからヨーグルトメーカーなど専用の家電も販売され、手軽に作ることができるようになっています。

 ヨーグルトは味が良いだけでなく、健康にも良い食品です。乳酸菌には、腸内環境を整えたり、

免疫力を高めたりする効果があります。また、カルシウムやたんぱく質など成長期にある皆さんに

必要な栄養素も豊富に含まれています。

 栄養たっぷりで健康にも良いヨーグルトをおいしくいただきましょう。

10月24日(火)の給食

2023年10月24日 12時22分

令和5年10月24日(火)

コッペパン 牛乳 じゃが芋とえびのケチャップ炒め 中華そば

 今日の給食には、じゃが芋とえびのケチャップ炒めがでました。

 皆さんは、えびの足が何本あるか知っていますか?えびには、とてもたくさんの足があるように見えます。

しかし、えびが歩くために使う足は、頭の部分の下に付いている第1歩脚から第5歩脚と呼ばれる左右一対の10本だけです。

えびの口の近くにある足のように見える部分 は、顎脚と呼ばれ顎が発達した部分で、えさを食べるために使っています。

私達が普段食べている身の部分の下にある足に見えるものは、第1腹肢から第5腹肢と呼ばれ泳ぐために使 っています。

このため、この部分は、遊泳脚とも呼ばれます。

 近年では、国内のいくつかの研究機関が、この遊泳脚を使ったえび特有の動きを研究し、海の中を進む新たな機械の仕組 みを

考えようとしています。私達が普段何気なく食べているえびから、海の中をえびのように動いて進むことができる

新しい仕組みの機械が誕生するかもしれません。

 皆さんも身近な食材について、調べてみると新しい発見があるかもしれません。

本日の給食

11月5日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・いも煮・たらの竜田揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『山形県の味めぐり』についてのお話です。
 今日の給食に登場した『いも煮』は、大きな鍋に、里芋や肉、こんにゃく、ねぎ、きのこ類、季節の野菜などを入れて煮込む、鍋料理です。山形県では、秋に収穫した里芋を使って、直径が5メートル以上もある大きな鍋で、約3万人分を作り、河原で食べる「いも煮会」が有名です。
 『いも煮』は地域によって、牛肉を使った醤油味や、豚肉を使った味噌味のものなどバリエーションが豊富です。
 今日の給食の『いも煮』は、牛肉を使った醤油味です。味わっていただきました!

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 11月2日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・にらたまスープ・じゃがいもといかの炒め物・みかん でした。

 今日は『みかん(蜜柑)』についてのお話です。
 レモンやゆずと同じ仲間で柑橘類の一つである「みかん」ですが、現在日本では80種類近くの柑橘類があります。愛媛県では「いよかん」「紅まどんな」など約40種類が栽培されています。そのため、柑橘類全体の収穫量は、全国1位を誇ります。
 また、みかんに多く含まれるビタミンCは、疲労回復や風邪予防に効果的で、これからの寒い冬を乗り切るために必要な栄養素です。
 今日の給食には『温州みかん』が登場しました。

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11月1日(木)の給食は、

 キーマカレー(麦ごはん)・牛乳・フレンチサラダ でした。

 今日は『キーマカレー』についてのお話です。
 キーマカレーは、インドで伝統的に食べられているカレーの一つです。インドで「キーマ」は「ひき肉」、「カレー」は「スパイスを使った煮込み料理」という意味があります。
 気温の高いインドの気候には、食欲を増進したり、消化を促進したりするスパイスが欠かせません。具材や調味料の違いによって「カレー」の種類はたくさんあり、家庭や地域によっても異なります。
 今日の給食は豚ひき肉を使った『キーマカレー』でした。おいしくいただきました。

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10月31日(水)の給食は、

媛麦パン・牛乳・ワンタンスープ・じゃがいもとえびのケチャップ炒め・ブルーベリージャム でした。

 今日は『ワンタン』についてのお話です。
 「ワンタン」は中国で誕生し、日本に伝わりました。小麦粉に水を加えてこね、生地をのばして作ります。基本的には皮の部分だけが「ワンタン」ですが、薄い皮に、野菜や肉などの具を包むこともあります。
 スープに入れたり、揚げたり、茹でたりして食べられます。
 今日の給食は、具の入っていない「ワンタン」が野菜スープに入った『ワンタンスープ』でした。おいしくいただきました!

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10月30日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・磯煮・おこのみ天・レモン風味漬 でした。

 今日は『レモン(檸檬)』についてのお話です。
 柑橘類の一つである「レモン」は、主に酸味や香りを楽しむ果実として親しまれています。
 原産地はインドのヒマラヤ山麓で、レモンの原種とされている「シトロン」は古くから地中海沿岸において盛んに栽培されていました。
 

 日本でのレモン栽培は明治時代から始まり、現在でも静岡県や広島県、和歌山県や熊本県などで生産されています。愛媛県では、上島町岩城島で栽培されているレモンが有名で、「青いレモンの島」として生産振興と観光開発を行っています。
 また食材としても多く用いられ、果汁を使ったドレッシングや、レモネードやレモンスカッシュなどのジュース、レモンパイやレモンケーキなどの菓子など多種多様です。揚げ物などの料理には果実のまま添えられていることも、よくあるかと思います。
 今日の給食には、岩城島産のレモンの果汁を使った『レモンの風味漬』が登場しました。爽やかな香りと酸味を味わいながら、いただきました。

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10月29日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・肉じゃが・磯あえ・納豆 でした。

 今日は『納豆』についてのお話です。
 納豆は「畑の肉」と呼ばれる「大豆」からつくられ、糸を引く粘りと独特の香りが特徴です。
 納豆のネバネバとのびる糸の正体は「ポリグルタミン酸」と呼ばれるものです。よく混ぜた方が美味しくなると言われているのは、混ぜることによって「ポリグルタミン酸」がちぎれて、うま味成分が増すからだそうです。
 栄養たっぷりの『納豆』を味わっていただきました。

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10月26日(金)の給食は、

パン・牛乳・ビーフン汁・若鶏の甘辛煮 でした。

 今日は『ビーフン』についてのお話、第2弾です。
ビーフン」は、米粉を水で練り、細長い麺状に形を整え、熱湯で茹でてから乾燥させてつくります。中国から伝わった食品で、中国語でビーフンのことを「ミィーフェン」と発音されるのを「ビーフン」と聞いたことが名前の由来だそうです。
 日本で食べられるようになったのは、今から約70年前で、その当時は、まだまだなじみがありませんでした。現代では、野菜や肉と一緒に炒めたり、スープに入れたりなど、日本の家庭料理にも登場するようになりました。
 今日の給食には『ビーフン汁』が登場しました。おいしくいただきました!

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10月25日(木)の給食は、

 コーンピラフ・牛乳・キャロットスープ・しょうゆドレッシング・チーズ でした。

 今日は『主食の米』についてのお話です。
 今日の給食の主食は『コーンピラフ』でした。ピラフは、米を炒めてから具と一緒に炊き込みます。
 最近は、日本人の米の消費量が減少しています。米は『和食』の基本であり、日本人の身体に合った食べ物です。
 ピラフや焼きめし、ドリアなど様々な工夫を加えて、『主食』を美味しくいただきましょう。

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10月23日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・厚揚げ入り八宝菜・華風サラダ でした。

 今日は『八宝菜』についてのお話です。
 「八宝菜」は中国の料理で、肉や魚介、野菜などのたくさんの材料を炒めてつくります。
 「」にはたくさん、「」にはおかずという意味が込められています。
 その起源は古代の中国にあります。昔、中国の宮廷料理人たちの間で、余った材料でつくっていた自分たちの食事の炒め物が美味しいと評判になりました。その噂が当時のお后様の耳に届き、その料理をつくらせたそうです。そして、「まるで、たくさんの宝物を集めてつくったように、とても美味しい」と、この料理に『八宝菜』という名前が付きました。
 今日の給食には『厚揚げ入り八宝菜』が登場しました。味わっていただきました。

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10月22日(月)の給食は、

ごはん・牛乳・五目煮・たらのもみじ揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『体育の日』についてのお話です。
 1964年に開催された東京オリンピックの開会式の日が、国民の祝日として定められたことで『体育の日』が誕生しました。
 スポーツで力を発揮するためには、競技の練習をすることの他に、規則正しい生活や栄養のバランスのとれた食事をとることも大切です。体を動かすエネルギー源となるごはんやパン、筋肉をつくる肉や魚、疲労回復に役立つ野菜、をつくるために欠かせない牛乳など、バランスの良い食事をとることで、スポーツをするための基盤になる身体づくりができます
 2年後の2020年には、2度目の東京オリンピックが開催されます。しっかり食べて、元気にスポーツを楽しみましょう。

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 10月19日(金)の給食は、

パン・牛乳・ミネストローネ・鶏肉のトマトソース煮・りんご でした。

 今日は『りんご』についてのお話です。
 「りんご」は、世界中で栽培されている果物で、約1万種の品種が存在しています。その中でも「ふじ」という品種は、日本で最も多く栽培されており、海外へも輸出されています。
 「ふじ」は、が入っているりんごとして有名です。切ると、芯に近い部分がはちみつのような黄金色をしています。りんごはもともと保存ができる果物ですが、があるのは収穫して1ヶ月ほどで、消えてなくなります。これは、りんごがを養分として使っているからです。
 今日の給食には『早生ふじ』が登場しました。美味しくいただきました。

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10月18日(木)の給食は、

ごはん・牛乳・みそ汁・小いわしの唐揚げ・変わりきんぴら でした。

 今日は『きんぴら』についてのお話です。
 きんぴらは、ごぼうやにんじんなどを油で炒め、砂糖やしょうゆで味付けして煮詰めたものです。
 「きんぴら」という料理名は人の名前が由来となっています。昔、坂田金時という相撲取りがいました。幼少の頃から熊と相撲をとっていた彼の、子どもの名前が「金平」と言い、力持ちとして非常に有名だったそうです。
 そして、ごぼうの歯ごたえや栄養素を多く含んでいるところが、「金平」の強さに通じるところがあり、『きんぴら』という料理名が生まれました。
 その後、きんぴらごぼうと同じ作り方で、れんこんやにんじん、大根の皮などを材料にした料理も『きんぴら』と呼ばれるようになりました。
 今日の給食の『かわりきんぴら』には、ごぼうにんじん牛肉わかめひら天ごまが入っていました。美味しくいただきました!

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10月17日(水)の給食は、

 

 パン・牛乳・ビーフシチュー・フレンチサラダ・ゼリー(巨峰) でした。

 今日は『ドレッシング』についてのお話です。
 「ドレッシング」という言葉は、英語の「ドレス」という言葉から派生しました。洋服のドレスと同じで「着飾る」という意味があります。
 野菜にかけて、よりいっそう美味しく「飾る」ドレッシングには様々な種類があります。
 今日の給食の『フレンチサラダ』は、サラダ油ワインビネガー米酢こしょうみかんジュースで手作りしたフレンチドレッシングを使っています。味わっていただきました。

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10月16日(火)の給食は、

 ひじきごはん・牛乳・かきたま汁・いかの唐揚げ・即席漬 でした。

 今日は『たくあん』についてのお話です。
 たくあんは、大根を米ぬかと塩で漬けて作ります。
 「たくあん」という名前は、江戸時代の有名なお坊さん、「沢庵和尚(たくあんおしょう)」の名前にちなんで名付けられたと言われています。10歳で出家した沢庵和尚の故郷で保存食とされていた大根漬けを、人々が尊敬を込めて「たくあん」と呼ぶようになり、広まっていきました。
 昔「たくあん」という呼び名は関東地方が中心で、関西地方では「おこうこ」、九州地方ではじゃくあん」と呼ばれていたそうです。
 今日の給食は、細く切ったたくあんが入った『即席漬』が登場しました。

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10月15日(月)の給食は、

栗おこわ・牛乳・すまし汁・豚漬けフライ・おひたし でした。

 今日は『岐阜県の味めぐり』についてのお話です。
 岐阜県では、秋になると茹でたあずきと栗を一緒に蒸した「栗おこわ」を、おもてなしの料理として昔から食べてきました。ほくほくとした栗の上品な甘さが特徴です。
 そして、岐阜県には味噌を使った食べ物が多くあります。朴葉(ほおば)という葉っぱの上に味噌を乗せて焼いた「朴葉みそ」や、ご飯をつぶしてまとめたものを串に刺して焼き、みそだれをつけた「五平餅」などがあります。
 今日の給食には『栗おこわ』と、豚肉を味噌で味付けして油で揚げた『豚漬けフライ』が登場しました。味わっていただきました!

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10月12日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・洋風煮込み・大根サラダ・大豆いりこ でした。

 今日は『大豆』についてのお話です。
 大豆は、体の中で主に血や肉のもとになる「たんぱく質」を多く含む食品です。「畑の肉」と言われるほど、肉にも負けない働きをします。また、体の中では作ることができないアミノ酸をたくさん含んでいるので、体がどんどん大きくなる成長期には、特に大 切な食品です。
 私たち日本人は、大豆を煮豆や炒り豆にするだけでなく、豆腐や油揚げ、きなこや納豆などに加工して食べたり、味噌やしょう油などの調味料として使ったりしてきました。
 今日の給食には『大豆いりこ』が登場しました。よく噛んで、いただきました。

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10月11日(木)の給食は、

わかめごはん・牛乳・きつねうどん・かきあげ でした。

 今日は『かきあげ』についてのお話です。
 『かきあげ』は、えびや魚介類と細く切った野菜を、小麦粉を溶いた衣でまとめ、油で揚げた料理です。サクッとした食感が特徴で、野菜の甘みが感じられます。
 「天つゆ」や「」で味付けして食べたり、丼の上にのせたり、うどんなどの麺類と一緒に食べたりと、料理のバリエーションも豊富です。
 今日の給食の『かきあげ』は、えびちりめんさつまいもごぼうさやいんげんが入っていました。いろいろな食感を楽しみながらいただきました。

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10月10日(水)の給食は、

 バイキング形式の給食(ゆかりごはん・ケチャップライス・うずまきパン・クロワッサン・牛乳・鶏の唐揚げ・エビフライ・さばの味噌煮・ウインナー・さけの唐揚げ・きのこスープ・コーンサラダ・みかんゼリー)でした。

 今日は『旬の「きのこ」を生かした献立』についてのお話です。
 代表的な秋の味覚の一つである「きのこ」は、木の切り株に生えることから「木の子ども」という意味で、「きのこ」と呼ばれるようになりました。
 種類も豊富で、椎の木に生える「しいたけ」、榎木に生える「えのきたけ」や松の木に生える「まつたけ」など、特定の木に生えることから名前が付いたものもあります。
 多くの「きのこ」には、うま味成分が豊富に含まれており、料理に加えると味に深みがでます。
 今日は、えのきたけ、しめじ、干ししいたけを使った『きのこスープ』でした。味わっていただきました。

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10月9日(火)の給食は、

 麦ごはん・牛乳・秋のカレー・茎わかめのサラダ・ヨーグルト でした。

 今日は『秋野菜』についてのお話です。
 秋は収穫の季節。さつまいも、里芋、じゃがいも、柿、栗、ごぼう、にんじん、れんこん、しいたけなど、様々な食材が旬を迎えます。
 野菜や果物は、旬の時期に食べると、一番味が良く、栄養もたっぷり含まれています。秋野菜を食べることで、体の疲れを回復させ、冬の寒さに備えることができます。
 今日の給食の『秋のカレー』には、さつまいも、にんじん、しめじなどの秋を彩る食材がたっぷりと入っていました。実りの秋に感謝しつつ、おいしくいただきました!

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10月4日(木)の給食は、

親子丼(麦ごはん)・牛乳・切り干し大根のうま煮 でした。

 今日は『』についてのお話です。
 皆さんは、卵の正しい保存方法を知っていますか?
 卵には、「気室」と呼ばれる空気の部屋があります。そのため、とがった方を下にして保存した方が、空気が動かず、卵の鮮度が保たれます。
 冷蔵庫で保存するときに、確認してみましょう。

※明日は振替休日となりますので、次回の更新は10月9日(火)になります。

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10月3日(水)の給食は、

 

 米粉パン・牛乳・イタリアンスパゲティ・海草サラダ・梨 でした。

 今日は『新高梨』のお話です。
 今日の給食の梨は、「新高梨」です。現在日本には、約20種類の梨の品種があります。その中でも、熊本県や千葉県、高知県で多く栽培されているのが、「新高梨」です。
 皮が赤茶色で、実が柔らかく、果汁が多くて甘みが強いのが特徴です。また、他の品種より2~3倍の大きさがあり、大きいものでは重さが1.5㎏にもなります。
 甘くてみずみずしい『新高梨』を、存分に味わいました。

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10月2日(火)の給食は、

 松山鮓・牛乳・わかめ汁・若鶏の唐揚げ でした。

 今日は『秋祭りの行事食』のお話です。
 秋祭りは、米や野菜などの実りに感謝し、農作物の収穫をお祝いする行事です。また、地域の人が集まって交流を深める場でもあり、松山市では、郷土料理である『松山鮓』がふるまわれます。
 お祭りと聞くと「お神輿」を思い浮かべる人も多いと想います。お神輿は、神様の魂を運ぶ乗り物として使われます。お神輿をかついで地域を回り、人々が病気をすることなく暮らせることを願います。
 ちなみに、松山市の秋祭りでは、神輿と神輿をぶつけ合う「鉢合わせ」が有名です。

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10月1日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・豚汁・たらの衣揚げ・アーモンドあえ でした。

 今日は『たら』についてのお話です。
 白身魚である「たら」は、スーパーでは食べやすい大きさに切った状態で売られていますが、実は全長1メートルにもなる大きな魚です。そして、とても食いしん坊な魚としても知られています。イカ、タコ、イワシなどを手当たり次第になんでも食べて成長します。そのため、お腹が大きく膨らんでいます。このことから、お腹いっぱいになるまで食べることを「たらふく食べる」と言います。
 「たら」には、カルシウムの吸収をよくするビタミンDが多く含まれています。

 今日は『たらの衣揚げ』が登場しました。味わっていただきました!

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