5月12日の給食

2025年5月12日 12時20分

本日の給食は、『ごはん、牛乳、五目カレー炒め、鶏肉の照り焼き、アーモンドあえ』です。

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 今日は、『アーモンド』について、お話をします。

 アーモンドの木には、桃のような実がなります。私たちが食べているアーモンドは、その実の中にある「種」の中身です。実の外側は、硬い殻に包まれていて、割ると中に種があり、その種の中にある柔らかい部分を食べています。

 アーモンドには、ビタミンEが多く含まれており、老化やガンを予防する効果があります。また、成長に欠かせないビタミンB₂、骨を強くするカルシウム、貧血を予防する鉄、不飽和脂肪酸という体によい脂質がたくさん含まれています。

5月7日の給食

2025年5月7日 12時27分

本日の給食は、『茶飯、牛乳、にゅうめん、こいわしのフライ、ごまあえ』です。

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今日は、『八十八夜』について、お話をします。

 『八十八夜』とは、節分やお彼岸のように、日本独自の暦で、節分の翌日にあたる立春から数えて八十八日目の日のことをいいます。今年は、5月1日が『八十八夜』です。

 八十八夜を過ぎると、霜が降りる心配が減り、気候が安定していくため、種まきや田植えなどの農作業が忙しくなります。また、お茶の新芽の収穫が始まります。『八十八夜』に摘んだお茶は上等で、この日に新茶を飲むと長生きするといわれています。

5月2日の給食

2025年5月2日 14時00分

 5月2日の献立は『えんどうご飯、牛乳、若竹汁、鶏肉のから揚げ、甘酢漬』です。

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 今日は、『旬の「えんどう豆」』についてお話をします。

 えんどう豆には、『さやえんどう』や『スナップえんどう』といった種類があり、どれもマメ科エンドウ属の野菜で、食べる時期が違います。

 最も収穫時期が早いのが『豆苗』で、えんどう豆ができる前の若い芽を食べます。成長が進むとさやが育っていき、さやを食べるために収穫されるのが『さやえんどう』です。しばらくするとさやの中で実が育ち始めます。実とさやがほどよく成長し、どちらも食べられるのが『スナップえんどう』です。さらに成長が進み、さやの中で大きくなってきた実を食べるのが『グリンピース』で、『実えんどう』とも呼ばれています。 

4月23日(水)の給食

2025年4月23日 15時30分

今日の献立は

『・松山鮨・牛乳・すまし汁・若鶏のから揚げ』です。

 

今日は、「入学・進級のお祝いの行事食」です。松山には昔から祝い事や訪問客をもてなす際に、ちらし寿司を作る慣わしがあります。白身魚を入れてわかした合わせ酢ですし飯を作り、瀬戸内でとれた魚をちりばめた松山鮨は、その中でも最高のおもてなしでした。正岡子規は、母親が作った松山鮨が故郷の味であり、愛する松山の大切な思い出のひとつとして、この郷土の味に関する俳句を数多く残しています。その中のひとつに

「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」という俳句があります。今日の給食では、入学・進級のお祝いに「松山鮨」が出ています。郷土の味を味わっていただきましょう。

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4月22日の給食

2025年4月22日 12時28分

本日の給食は『パン、牛乳、春キャベツのポトフ、コーンサラダ、ジャム』です。

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 今日は、『ジャム』について、お話をします。

 ジャムという言葉は、英語の押しつぶすという意味や音を立ててかむという意味の言葉が変化したものです。

 昔、砂糖は貴重な食べ物だったため、果物をすりつぶして、砂糖で煮つめたジャムは、王様や貴族たちの高級な食べ物だったそうです。

 北ヨーロッパ地方では、年間を通して果物を手に入れにくいため、特に冬の果物の代わりとして家庭でジャムを作っていました。日本でいちごジャムの缶詰が作られたのは、明治時代に、パン食が増え始めた頃から、いろいろなジャムが作られるようになりました。

4月21日の給食

2025年4月21日 12時22分

本日の給食は、『ごはん、牛乳、磯煮、いかのさらさ揚げ、ゆず風味漬』です。

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 今日は、『いか』について、お話をします。

 いかは、日本人が最も多く食べている魚介類で、年中美味しくいただくことができます。そんないかは大変面白い生き物です。いかの足は10本ありますが、あれは足ではなく実は腕です。実際の腕は8本で、残りの腕2本は『触腕』と呼ばれており、長く伸ばして餌をとることができます。そしていかには、心臓が3つもあります。全身に血液を送り出すための心臓と、速く泳ぐために備わった鰓心臓(えらしんぞう)と呼ばれる2つの心臓を持っています。

 さらに、いかは栄養も豊富で体のもとになるたんぱく質が多く含まれています。また、コレステロールを減らし、心臓や肝臓の働きをよくするタウリンも多く含まれています。

 今日の給食は『いか』をさらさ揚げにしました。

4月17日の給食

2025年4月18日 07時49分

 4月17日の給食は、『パン、牛乳、ミートスパゲッティ、春キャベツのサラダ』です。

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 今日は、『春キャベツ』について、お話をします。

 春キャベツの旬は、3月から5月で、主な産地は、千葉県、神奈川県、愛知県です。

 ここでクイズです。春キャベツの中の色は何色でしょう。

 ① 黄緑色 ②緑色 ③黄色

 答えは、①の黄緑色です。

 全体が丸い形で中は黄緑色をしており、葉の巻きがゆるく、みずみずしく甘いのが特徴です。

 今日は、『春キャベツ』をサラダにしました。

4月16日の給食

2025年4月16日 13時58分

本日の給食は『ごはん、牛乳、キャベツのみそ汁、豚肉のからあげ、のり』です。

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今日は、『食事のあいさつの大切さ』について、お話をします。

食事をするときに、いただきますやごちそうさまのあいさつをしていますか?いただきますやごちそうさまには、いろいろな意味が込められています。

 いただきますは、料理の食材となった自然の恵みや命をいただくことへの感謝を表すものです。そして、ごちそうさまは、料理を作ってくれた人だけでなく、お米や野菜を作ってくれた人、魚をとる人などたくさんの人がかかわって食事ができることへの感謝を表すものです。

 たくさんの人に感謝をしながら、給食をいただきましょう。

4月14日の給食

2025年4月14日 14時08分

今日の献立は、『ごはん、牛乳、沢煮わん、サバのみぞれ煮、しそひじきあえ』でした。

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 今日は、『ひじき』について、お話をします。

 ひじきは、昔から、日本の食生活になじみの深い食べ物です。

 春になると柔らかい新芽が出てきます。生のままでは、渋みが強いので、数時間ゆでたり蒸したりして、あく抜きをしてから、乾燥させます。乾燥したものは、水でもどすと、約7倍から8倍くらいの量になります。

 松山市では、興居島でもよくとれ、松山でとれるひじきは「まつやま農林水産物ブランド」に認定されています。給食でも1年を通して松山ひじきが使われています。

 ひじきには、成長期に必要な、カルシウムや鉄分が多く含まれており、給食では、煮物やサラダによく使われます。

3月17日の給食

2025年3月18日 12時37分

今日の献立は、五穀米入りごはん、牛乳、三つ葉入りかきあげ、ボイルキャベツ、きつねうどん でした。

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今日は、『みつば』についてのお話です。

独特の良い香り、美しい緑色、シャキシャキとした歯ざわりが愛されてきた日本原産の野菜で、葉が3つにわかれていることから名づけられました。栽培方法により、『根みつば』『切りみつば』『糸みつば』の3種類に分類されます。本来は春が旬ですが、ハウス栽培された糸みつばは年中出回っています。

また、みつばは日本のハーブのひとつで、独特のすがすがしい香りが特徴です。香りを楽しむ食材として汁物やおひたし、茶碗蒸しなど日本料理に使われています。

今日は、『みつば』をかき揚げに入れました。春のさわやかな香りを楽しみました。

今年度最後の給食、ボリュームがあって、たくさんお代わりをして、今日もしっかりよく食べていました。1学期の給食は、4月14日から始まります。新しいクラスでいただきましょう。お楽しみに。