10月10日(火)の給食

2023年10月10日 12時27分

令和5年10月10日(火)

さぶらぎごはん 牛乳 鯛の紅葉揚げ 即席漬 僧兵汁

 今日の献立は、『三重県の味めぐり』献立でした。

 平安時代から戦国時代にかけて、大きな寺院で修業する一部の僧の中には、

武器をとり戦に出る者もいました。武士のように戦に出ていた僧達のことを「僧兵」と言います。

 『僧兵汁』は、僧兵が戦うため、スタミナをつける料理として食べられたことが始まりと言われています。

猪や鹿、山鳥等の肉を中心に、野菜といっしょにみそで味付けをした汁は、僧兵達のスタミナ源になったと言われています。

 今日の給食の『僧兵汁』は豚肉といっしょにたくさんの野菜を煮込んでいます。味わっていただきましょう。

10月6日(金)の給食

2023年10月6日 12時22分

令和5年10月6日(金)

松山鮨 牛乳 せんざんき すまし汁

 今日の給食には、松山鮓が出ました。

 松山には、昔から、慶事の際や来客をもてなす際に、『ちらし寿司』を作る習慣がありました。

この習慣のとおり、小説『坊ちゃん』の作者としても有名な夏目漱石が、松山の正岡子規を訪ねた際に、

正岡子規の母から松山鮓をふるまわれ、大変喜んだという逸話が残っているそうです。

 実は、この逸話には後日談があり、数年後、松山中学校の教師となり、再び松山を訪れた夏目漱石が、

松山に来て一番に食べることを希望した食事が松山鮓だったそうです。

 また、正岡子規にとっても、母親が作る松山鮓の味は格別だったようで、

故郷の味である松山鮓に関する俳句を詠んでいます。その一句が「ふるさとや 親すこやかに  鮓の味」です。

 皆さんは、郷土料理である松山鮓を食べると、どのような俳句を詠むことができそうですか?

今日の給食の『松山鮓』を食べ終えたら、一句詠んでみましょう。

10月5日(木)の給食

2023年10月5日 12時19分

令和5年10月5日(木)

キャロットパン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ きのこスパゲティ

 皆さんは、10月が『食品ロス削減月間』だということを知っていますか?

 『食品ロス』とは、まだ食べることができるのに捨てられてしまう食品のことです。

日本では1年間612万トンもの食品が食べられることなく、捨てられています。

この量は、国民一人ひとりが、毎日茶碗一杯分のごはんを捨てているのと同じくらいの量にあたるそうです。

 『食品ロス』は食べ物が“もったいない”だけでなく、地球温暖化など、地球環境にも影響を及ぼします。

このような状況を改善していくために、2015年の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」には、

食品ロスを減らすための目標についても、盛り込まれています。

 食品ロス削減のため、私達にはどのようなことができるでしょうか。ぜひ、自分にもできる取組を考えてみましょう。

10月4日(水)の給食

2023年10月4日 12時27分

令和5年10月4日(水)

ごはん 牛乳 ごまあえ 里芋のそぼろ煮 納豆

 今日の給食には里芋のそぼろ煮が出ました。

里芋は、縄文時代頃に中国を経て日本に伝わったと言われています。

 里芋は一般的に食用とされる芋類(じゃが芋、さつま芋、山芋等)の中では最もカロリーが低く、

ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維が豊富です。

 里芋の特徴の一つである独特のぬめりには、ガラクタンという成分が含まれています。

ガラクタンには、脳細胞を活性化させ、免疫力を高める効果が期待されています。

 暑い夏が過ぎ、朝夕には少しずつ秋の気配を感じる季節になりましたが、“秋バテ”という言葉を聞く時期でもあります。

栄養豊富な里芋のそぼろ煮を食べ、元気に学校生活を過ごしましょう。

10月3日(火)の給食

2023年10月3日 12時19分

令和5年10月3日(火)

コッペパン 牛乳 ホキの甘辛煮 ワンタンスープ 新高梨

 今日の給食には、梨が出ました。

 日本では、梨は古くから食べられていたようで、『日本書紀』にも記述が残っているそうです。

 ところで、皆さんは「有りの実」という言葉を聞いたことがありますか?「有りの実」とは、実は梨のことです。

梨という言葉が「無し」に通じるということで、縁起の良い響きがする言葉に言い換える際に、

「有りの実」という言い方をされることがあるそうです。

 古来の日本人は、食品の呼び方についても、吉兆を呼び込むことを願ったり、縁起を担いだりする習俗がありました。

梨の他にも、するめいかを「する」という響きを避け、「あたりめ」と言い換えたりするのも、同じく縁起を担いで呼び名を言い換えた一例です。

 日頃何気なく食べている食品ですが、その呼び方について調べてみると、

今まで知らなかった日本の伝統や風習等を知る機会になることがあります。

 皆さんも気になる呼び方の食品があれば、ぜひ調べてみてくださいね。

10月2日(月)の給食

2023年10月2日 12時24分

令和5年10月2日(月)

もち麦ごはん 牛乳 厚揚げとひじきの煮物 豚卵丼 (袋)小魚

 今日の給食には、厚揚げとひじきの煮物が出ました。

厚揚げは、豆腐を厚くカットし、油で揚げて作ります。同じように豆腐を揚げて作る加工品に油揚げもありますが、

油揚げは豆腐を薄くカットし二度揚げして作られるため、出来上がると厚みが薄くなります。

 厚揚げは表面を油で揚げることできつね色になり、調理をしても形が崩れにくくなっていますが、

中には豆腐本来の柔らかさが残っており、表面の香ばしさと豆腐本来の柔らかい口当たりの両方を味わうことができます。

 厚揚げや油揚げなどは、油で揚げるため、豆腐に比べると脂質が多くなりますが、大豆成分に対する加熱の影響はあまりないため、

大豆に含まれる栄養素もしっかりとることができます。大豆加工品である厚揚げには、良質なたんぱく質、

日頃の食生活で不足しがちな食物繊維、成長期にある皆さんにとって大切なカルシウムや鉄等が豊富に含まれています。

 今日の給食では、厚揚げと松山産のひじきを使って煮物を作りました。おいしくいただきましょう。                                              

9月27日(水)の給食

2023年9月27日 12時23分

令和5年9月27日(水)

キムチご飯 牛乳 ナムル 中華コーンスープ 

 今日の給食には、キムチご飯が出ました。

 キムチは、韓国の伝統的な漬物で、国民食と言っても過言ではありません。

各家庭に伝わる味があり、多くの人の日常の食卓に登場する一品です。

 キムチの語源は、韓国語で漬物を意味する「キムチェ」です。「キムチェ」が変化して、

「キムチ」と呼ばれるようになりました。キムチは辛いだけではなく、酸味もあります。

これは、キムチを作る過程で、乳酸菌による発酵が行われるためです。

このため、キムチには乳酸菌が含まれており、お腹の調子を整えてくれます。

 おいしいキムチを使ったキムチご飯を、味わっていただきましょう。

9月26日(火)の給食

2023年9月26日 12時25分

令和5年9月26日(火)

コッペパン 牛乳 コーンサラダ クリームスープ イチゴジャム

 今日の給食には、クリームスープが出ました。

クリームスープの具材には、ベーコンを使っています。ベーコンは、豚肉を塩漬けにした後、水に浸し塩抜きをして燻製にしたものです。

かつては、野生の猪肉から作られていましたが、養豚の普及に伴い豚肉で作られるようになりました。

 ベーコンは燻煙により風味が増すだけでなく、豚肉に含まれる脂質の酸化が抑制され、保存性や防腐性も向上します。

 ベーコンは使用する豚肉の部位により、ロース肉を使用したロースベーコン、肩肉を使用したショルダーベーコン、

ばら肉を使用したばらベーコンなどがあります。部位により脂質の含有量が異なるため、料理や好みにより使い分けることで、

より料理をおいしくいただくことができます。例えば、脂質含有量が多いばらベーコンは、少し厚めに切り、弱火でじっくり焼くことで、

油が溶けだし、カリカリと香ばしい風味のベーコンになります。このため、炒め物などに使うと、香りと旨味が増し、おいしく仕上がります。

 ベーコンが入って旨味が増した給食のクリームスープを、味わっていただきましょう。

9月22日(金)の給食

2023年9月22日 12時24分

令和5年9月22日(金)

梅ごはん 牛乳 はもの天ぷら 即席漬 沢煮椀

 今日の給食には、はもの天ぷらが出ました。

 はもは産卵前に脂がのり、甘くやわらかい身になるため、6月から7月が旬の魚と言われています。

しかし、産卵期を終え身が細くなったはもは、旺盛な食欲でしっかり餌を食べ、再び脂がのった身となり、

もう一度秋頃に旬を迎えます。秋に獲れるはもは、体の表面が金色をしており、「金はも」と呼ばれることがあります。

 はもは、細長い円筒形の魚体をしており、小骨がたくさんある魚です。そのままでは食べにくいため、

中骨を除いた後、さらに小骨に包丁を細かく入れる「骨切り」という調理が必要 です。

「骨切り」は皮を切らないよう、はもの身に細かい切れ込みを入れることで、小骨を切 っていくという包丁の技法の一つです。

 今日は、秋のはもを天ぷらにしました。よく噛んで、おいしくいただきましょう。

9月21日(木)の給食

2023年9月21日 12時26分

令和5年9月21日(木)

コッペパン 牛乳 ポークビーンズ 茎わかめのサラダ ぶどう

 今日の給食には、ぶどうが出ました。

 ぶどうは品種がとても多い果物で、世界には一万種類以上あると言われています。

日本では、この一万種類のうち、約三十~四十種類のぶどうが栽培されています。

 ぶどうは栽培されている品種が多いため、夏から秋頃にかけてさまざまな品種をおいしく食べることができます。

デラウェアなどは6月頃から少しづつ店頭に並び始めますが、種類や量が安定して入荷されるのは8月から10月頃です。

 松山市では、ぶどうの産地として、伊台地区が有名です。

伊台地区では、ニューピオーネやシャインマスカットなどが栽培されています。

 ぶどうには甘味のもとであるブドウ糖や、カリウム、鉄などのミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。

 まだまだ暑さが残り、疲れがとれにくいと感じる人には、ブドウ糖やビタミン類が疲労回復に役立つので、

ぜひ食べてほしい果物です。

 今日のぶどうは、伊台産のピオーネです。地域の旬の産物をおいしくいただきましょう。

本日の給食

11月5日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・いも煮・たらの竜田揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『山形県の味めぐり』についてのお話です。
 今日の給食に登場した『いも煮』は、大きな鍋に、里芋や肉、こんにゃく、ねぎ、きのこ類、季節の野菜などを入れて煮込む、鍋料理です。山形県では、秋に収穫した里芋を使って、直径が5メートル以上もある大きな鍋で、約3万人分を作り、河原で食べる「いも煮会」が有名です。
 『いも煮』は地域によって、牛肉を使った醤油味や、豚肉を使った味噌味のものなどバリエーションが豊富です。
 今日の給食の『いも煮』は、牛肉を使った醤油味です。味わっていただきました!

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 11月2日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・にらたまスープ・じゃがいもといかの炒め物・みかん でした。

 今日は『みかん(蜜柑)』についてのお話です。
 レモンやゆずと同じ仲間で柑橘類の一つである「みかん」ですが、現在日本では80種類近くの柑橘類があります。愛媛県では「いよかん」「紅まどんな」など約40種類が栽培されています。そのため、柑橘類全体の収穫量は、全国1位を誇ります。
 また、みかんに多く含まれるビタミンCは、疲労回復や風邪予防に効果的で、これからの寒い冬を乗り切るために必要な栄養素です。
 今日の給食には『温州みかん』が登場しました。

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11月1日(木)の給食は、

 キーマカレー(麦ごはん)・牛乳・フレンチサラダ でした。

 今日は『キーマカレー』についてのお話です。
 キーマカレーは、インドで伝統的に食べられているカレーの一つです。インドで「キーマ」は「ひき肉」、「カレー」は「スパイスを使った煮込み料理」という意味があります。
 気温の高いインドの気候には、食欲を増進したり、消化を促進したりするスパイスが欠かせません。具材や調味料の違いによって「カレー」の種類はたくさんあり、家庭や地域によっても異なります。
 今日の給食は豚ひき肉を使った『キーマカレー』でした。おいしくいただきました。

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10月31日(水)の給食は、

媛麦パン・牛乳・ワンタンスープ・じゃがいもとえびのケチャップ炒め・ブルーベリージャム でした。

 今日は『ワンタン』についてのお話です。
 「ワンタン」は中国で誕生し、日本に伝わりました。小麦粉に水を加えてこね、生地をのばして作ります。基本的には皮の部分だけが「ワンタン」ですが、薄い皮に、野菜や肉などの具を包むこともあります。
 スープに入れたり、揚げたり、茹でたりして食べられます。
 今日の給食は、具の入っていない「ワンタン」が野菜スープに入った『ワンタンスープ』でした。おいしくいただきました!

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10月30日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・磯煮・おこのみ天・レモン風味漬 でした。

 今日は『レモン(檸檬)』についてのお話です。
 柑橘類の一つである「レモン」は、主に酸味や香りを楽しむ果実として親しまれています。
 原産地はインドのヒマラヤ山麓で、レモンの原種とされている「シトロン」は古くから地中海沿岸において盛んに栽培されていました。
 

 日本でのレモン栽培は明治時代から始まり、現在でも静岡県や広島県、和歌山県や熊本県などで生産されています。愛媛県では、上島町岩城島で栽培されているレモンが有名で、「青いレモンの島」として生産振興と観光開発を行っています。
 また食材としても多く用いられ、果汁を使ったドレッシングや、レモネードやレモンスカッシュなどのジュース、レモンパイやレモンケーキなどの菓子など多種多様です。揚げ物などの料理には果実のまま添えられていることも、よくあるかと思います。
 今日の給食には、岩城島産のレモンの果汁を使った『レモンの風味漬』が登場しました。爽やかな香りと酸味を味わいながら、いただきました。

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10月29日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・肉じゃが・磯あえ・納豆 でした。

 今日は『納豆』についてのお話です。
 納豆は「畑の肉」と呼ばれる「大豆」からつくられ、糸を引く粘りと独特の香りが特徴です。
 納豆のネバネバとのびる糸の正体は「ポリグルタミン酸」と呼ばれるものです。よく混ぜた方が美味しくなると言われているのは、混ぜることによって「ポリグルタミン酸」がちぎれて、うま味成分が増すからだそうです。
 栄養たっぷりの『納豆』を味わっていただきました。

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10月26日(金)の給食は、

パン・牛乳・ビーフン汁・若鶏の甘辛煮 でした。

 今日は『ビーフン』についてのお話、第2弾です。
ビーフン」は、米粉を水で練り、細長い麺状に形を整え、熱湯で茹でてから乾燥させてつくります。中国から伝わった食品で、中国語でビーフンのことを「ミィーフェン」と発音されるのを「ビーフン」と聞いたことが名前の由来だそうです。
 日本で食べられるようになったのは、今から約70年前で、その当時は、まだまだなじみがありませんでした。現代では、野菜や肉と一緒に炒めたり、スープに入れたりなど、日本の家庭料理にも登場するようになりました。
 今日の給食には『ビーフン汁』が登場しました。おいしくいただきました!

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10月25日(木)の給食は、

 コーンピラフ・牛乳・キャロットスープ・しょうゆドレッシング・チーズ でした。

 今日は『主食の米』についてのお話です。
 今日の給食の主食は『コーンピラフ』でした。ピラフは、米を炒めてから具と一緒に炊き込みます。
 最近は、日本人の米の消費量が減少しています。米は『和食』の基本であり、日本人の身体に合った食べ物です。
 ピラフや焼きめし、ドリアなど様々な工夫を加えて、『主食』を美味しくいただきましょう。

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10月23日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・厚揚げ入り八宝菜・華風サラダ でした。

 今日は『八宝菜』についてのお話です。
 「八宝菜」は中国の料理で、肉や魚介、野菜などのたくさんの材料を炒めてつくります。
 「」にはたくさん、「」にはおかずという意味が込められています。
 その起源は古代の中国にあります。昔、中国の宮廷料理人たちの間で、余った材料でつくっていた自分たちの食事の炒め物が美味しいと評判になりました。その噂が当時のお后様の耳に届き、その料理をつくらせたそうです。そして、「まるで、たくさんの宝物を集めてつくったように、とても美味しい」と、この料理に『八宝菜』という名前が付きました。
 今日の給食には『厚揚げ入り八宝菜』が登場しました。味わっていただきました。

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10月22日(月)の給食は、

ごはん・牛乳・五目煮・たらのもみじ揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『体育の日』についてのお話です。
 1964年に開催された東京オリンピックの開会式の日が、国民の祝日として定められたことで『体育の日』が誕生しました。
 スポーツで力を発揮するためには、競技の練習をすることの他に、規則正しい生活や栄養のバランスのとれた食事をとることも大切です。体を動かすエネルギー源となるごはんやパン、筋肉をつくる肉や魚、疲労回復に役立つ野菜、をつくるために欠かせない牛乳など、バランスの良い食事をとることで、スポーツをするための基盤になる身体づくりができます
 2年後の2020年には、2度目の東京オリンピックが開催されます。しっかり食べて、元気にスポーツを楽しみましょう。

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 10月19日(金)の給食は、

パン・牛乳・ミネストローネ・鶏肉のトマトソース煮・りんご でした。

 今日は『りんご』についてのお話です。
 「りんご」は、世界中で栽培されている果物で、約1万種の品種が存在しています。その中でも「ふじ」という品種は、日本で最も多く栽培されており、海外へも輸出されています。
 「ふじ」は、が入っているりんごとして有名です。切ると、芯に近い部分がはちみつのような黄金色をしています。りんごはもともと保存ができる果物ですが、があるのは収穫して1ヶ月ほどで、消えてなくなります。これは、りんごがを養分として使っているからです。
 今日の給食には『早生ふじ』が登場しました。美味しくいただきました。

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10月18日(木)の給食は、

ごはん・牛乳・みそ汁・小いわしの唐揚げ・変わりきんぴら でした。

 今日は『きんぴら』についてのお話です。
 きんぴらは、ごぼうやにんじんなどを油で炒め、砂糖やしょうゆで味付けして煮詰めたものです。
 「きんぴら」という料理名は人の名前が由来となっています。昔、坂田金時という相撲取りがいました。幼少の頃から熊と相撲をとっていた彼の、子どもの名前が「金平」と言い、力持ちとして非常に有名だったそうです。
 そして、ごぼうの歯ごたえや栄養素を多く含んでいるところが、「金平」の強さに通じるところがあり、『きんぴら』という料理名が生まれました。
 その後、きんぴらごぼうと同じ作り方で、れんこんやにんじん、大根の皮などを材料にした料理も『きんぴら』と呼ばれるようになりました。
 今日の給食の『かわりきんぴら』には、ごぼうにんじん牛肉わかめひら天ごまが入っていました。美味しくいただきました!

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10月17日(水)の給食は、

 

 パン・牛乳・ビーフシチュー・フレンチサラダ・ゼリー(巨峰) でした。

 今日は『ドレッシング』についてのお話です。
 「ドレッシング」という言葉は、英語の「ドレス」という言葉から派生しました。洋服のドレスと同じで「着飾る」という意味があります。
 野菜にかけて、よりいっそう美味しく「飾る」ドレッシングには様々な種類があります。
 今日の給食の『フレンチサラダ』は、サラダ油ワインビネガー米酢こしょうみかんジュースで手作りしたフレンチドレッシングを使っています。味わっていただきました。

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10月16日(火)の給食は、

 ひじきごはん・牛乳・かきたま汁・いかの唐揚げ・即席漬 でした。

 今日は『たくあん』についてのお話です。
 たくあんは、大根を米ぬかと塩で漬けて作ります。
 「たくあん」という名前は、江戸時代の有名なお坊さん、「沢庵和尚(たくあんおしょう)」の名前にちなんで名付けられたと言われています。10歳で出家した沢庵和尚の故郷で保存食とされていた大根漬けを、人々が尊敬を込めて「たくあん」と呼ぶようになり、広まっていきました。
 昔「たくあん」という呼び名は関東地方が中心で、関西地方では「おこうこ」、九州地方ではじゃくあん」と呼ばれていたそうです。
 今日の給食は、細く切ったたくあんが入った『即席漬』が登場しました。

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10月15日(月)の給食は、

栗おこわ・牛乳・すまし汁・豚漬けフライ・おひたし でした。

 今日は『岐阜県の味めぐり』についてのお話です。
 岐阜県では、秋になると茹でたあずきと栗を一緒に蒸した「栗おこわ」を、おもてなしの料理として昔から食べてきました。ほくほくとした栗の上品な甘さが特徴です。
 そして、岐阜県には味噌を使った食べ物が多くあります。朴葉(ほおば)という葉っぱの上に味噌を乗せて焼いた「朴葉みそ」や、ご飯をつぶしてまとめたものを串に刺して焼き、みそだれをつけた「五平餅」などがあります。
 今日の給食には『栗おこわ』と、豚肉を味噌で味付けして油で揚げた『豚漬けフライ』が登場しました。味わっていただきました!

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10月12日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・洋風煮込み・大根サラダ・大豆いりこ でした。

 今日は『大豆』についてのお話です。
 大豆は、体の中で主に血や肉のもとになる「たんぱく質」を多く含む食品です。「畑の肉」と言われるほど、肉にも負けない働きをします。また、体の中では作ることができないアミノ酸をたくさん含んでいるので、体がどんどん大きくなる成長期には、特に大 切な食品です。
 私たち日本人は、大豆を煮豆や炒り豆にするだけでなく、豆腐や油揚げ、きなこや納豆などに加工して食べたり、味噌やしょう油などの調味料として使ったりしてきました。
 今日の給食には『大豆いりこ』が登場しました。よく噛んで、いただきました。

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10月11日(木)の給食は、

わかめごはん・牛乳・きつねうどん・かきあげ でした。

 今日は『かきあげ』についてのお話です。
 『かきあげ』は、えびや魚介類と細く切った野菜を、小麦粉を溶いた衣でまとめ、油で揚げた料理です。サクッとした食感が特徴で、野菜の甘みが感じられます。
 「天つゆ」や「」で味付けして食べたり、丼の上にのせたり、うどんなどの麺類と一緒に食べたりと、料理のバリエーションも豊富です。
 今日の給食の『かきあげ』は、えびちりめんさつまいもごぼうさやいんげんが入っていました。いろいろな食感を楽しみながらいただきました。

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10月10日(水)の給食は、

 バイキング形式の給食(ゆかりごはん・ケチャップライス・うずまきパン・クロワッサン・牛乳・鶏の唐揚げ・エビフライ・さばの味噌煮・ウインナー・さけの唐揚げ・きのこスープ・コーンサラダ・みかんゼリー)でした。

 今日は『旬の「きのこ」を生かした献立』についてのお話です。
 代表的な秋の味覚の一つである「きのこ」は、木の切り株に生えることから「木の子ども」という意味で、「きのこ」と呼ばれるようになりました。
 種類も豊富で、椎の木に生える「しいたけ」、榎木に生える「えのきたけ」や松の木に生える「まつたけ」など、特定の木に生えることから名前が付いたものもあります。
 多くの「きのこ」には、うま味成分が豊富に含まれており、料理に加えると味に深みがでます。
 今日は、えのきたけ、しめじ、干ししいたけを使った『きのこスープ』でした。味わっていただきました。

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10月9日(火)の給食は、

 麦ごはん・牛乳・秋のカレー・茎わかめのサラダ・ヨーグルト でした。

 今日は『秋野菜』についてのお話です。
 秋は収穫の季節。さつまいも、里芋、じゃがいも、柿、栗、ごぼう、にんじん、れんこん、しいたけなど、様々な食材が旬を迎えます。
 野菜や果物は、旬の時期に食べると、一番味が良く、栄養もたっぷり含まれています。秋野菜を食べることで、体の疲れを回復させ、冬の寒さに備えることができます。
 今日の給食の『秋のカレー』には、さつまいも、にんじん、しめじなどの秋を彩る食材がたっぷりと入っていました。実りの秋に感謝しつつ、おいしくいただきました!

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10月4日(木)の給食は、

親子丼(麦ごはん)・牛乳・切り干し大根のうま煮 でした。

 今日は『』についてのお話です。
 皆さんは、卵の正しい保存方法を知っていますか?
 卵には、「気室」と呼ばれる空気の部屋があります。そのため、とがった方を下にして保存した方が、空気が動かず、卵の鮮度が保たれます。
 冷蔵庫で保存するときに、確認してみましょう。

※明日は振替休日となりますので、次回の更新は10月9日(火)になります。

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10月3日(水)の給食は、

 

 米粉パン・牛乳・イタリアンスパゲティ・海草サラダ・梨 でした。

 今日は『新高梨』のお話です。
 今日の給食の梨は、「新高梨」です。現在日本には、約20種類の梨の品種があります。その中でも、熊本県や千葉県、高知県で多く栽培されているのが、「新高梨」です。
 皮が赤茶色で、実が柔らかく、果汁が多くて甘みが強いのが特徴です。また、他の品種より2~3倍の大きさがあり、大きいものでは重さが1.5㎏にもなります。
 甘くてみずみずしい『新高梨』を、存分に味わいました。

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10月2日(火)の給食は、

 松山鮓・牛乳・わかめ汁・若鶏の唐揚げ でした。

 今日は『秋祭りの行事食』のお話です。
 秋祭りは、米や野菜などの実りに感謝し、農作物の収穫をお祝いする行事です。また、地域の人が集まって交流を深める場でもあり、松山市では、郷土料理である『松山鮓』がふるまわれます。
 お祭りと聞くと「お神輿」を思い浮かべる人も多いと想います。お神輿は、神様の魂を運ぶ乗り物として使われます。お神輿をかついで地域を回り、人々が病気をすることなく暮らせることを願います。
 ちなみに、松山市の秋祭りでは、神輿と神輿をぶつけ合う「鉢合わせ」が有名です。

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10月1日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・豚汁・たらの衣揚げ・アーモンドあえ でした。

 今日は『たら』についてのお話です。
 白身魚である「たら」は、スーパーでは食べやすい大きさに切った状態で売られていますが、実は全長1メートルにもなる大きな魚です。そして、とても食いしん坊な魚としても知られています。イカ、タコ、イワシなどを手当たり次第になんでも食べて成長します。そのため、お腹が大きく膨らんでいます。このことから、お腹いっぱいになるまで食べることを「たらふく食べる」と言います。
 「たら」には、カルシウムの吸収をよくするビタミンDが多く含まれています。

 今日は『たらの衣揚げ』が登場しました。味わっていただきました!

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