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6年生大学入学共通テスト激励会(五鶴贈呈式)あいさつ

2026年1月16日 12時07分

いよいよ、明日から大学入学共通テストが始まります。この日を迎えるまで、6年生の皆さんは、先生方と共に、基礎・基本を学習し、何度も問題集を解き、模試を受け、努力を積み重ねてきました。その歩みは、皆さんの大きな財産です。
試験当日には、適度な緊張感が大切であると言われています。緊張するのは当然のこと。それは、皆さんが本気でこの試験に向き合ってきた証拠です。何年か前、ある食品会社のコマーシャルに、「大丈夫。その緊張は、本気の証だ。」という言葉がありました。これまでの努力を自信に変え、澄み切った心で試験に臨んでいただきたいと思います。
また、本日は、このあと、伝統の「五鶴贈呈」が行われます。下級生の皆さんの応援と後押しは、必ずや6年生の皆さんの力になるものと確信しております。
結びになりますが、6年間培った底力を存分に発揮していただくことを期待、祈念いたしますとともに、共通テスト後も続く道のりを教職員一同で伴走する所存であることを申し添え、激励の言葉といたします。

第3学期始業式式辞

2026年1月8日 09時11分

 本日、第3学期始業式に当たり、こうして皆さんと一堂に会せることを、大変ありがたく感じています。冬季休業中に、令和8年を迎えました。私は、第2学期終業式式辞において、「新鮮な気持ちで3学期を迎えられる、そのような年越しをすること」「自律的な生活をすること」を期待、お願いしました。どのような生活をおくられたでしょうか。各人で、振り返っていただければと思います。
 さて、第3学期が始まります。これまでもお話ししましたように、私は、この第3学期は、令和8年度0学期であると考えています。令和7年度の成果を収穫しつつ、令和8年度が実質的にスタートする、そのような学期にできればと考えています。
 明日は、令和8年度入学者選考が実施される日となっております。本年度も、多くの方々に志願をしていただき、大変ありがたく感じています。学校といたしましても、様々な広報活動や魅力を発信する活動を進めてまいりました。その過程で、本校の魅力はいろいろありますが、何といっても、これまでの先輩方、そして、在校生の皆さんの「光輝く姿」が最大の魅力となっているとの感を強くいたしました。どうか、自信をもって、引き続き、様々な活動に邁進していただければと思います。
 ここで、学年ごとにお願いをしたいと思います。
6年生の皆さん、本校での生活も残り少なくなりました。1日1日を大切にしていただくとともに、進路実現に向けて悔いの無い日々を過ごしていただきたいと思います。
5年生の皆さんは、6年生の姿から多くのことを学びつつ、最高学年としてのスタートを切ってください。
 4年生の皆さんは、文系・理系に分かれての学習に向け、今一度、進路についての目標を明確にしてください。また、後期課程の中堅学年として、様々な活動において新6年生を支えてください。
 3年生の皆さんは、義務教育の修了を迎えることの意味・意義を踏まえつつ、学習や様々な活動において、中高一貫教育校ならではの、一足早い高校生活のスタートを切ってください。
 2年生の皆さんは、3年生において、その先の4年生からのコース選択があることから、本校卒業後も見据えた進路研究を進め、それを学習に向かう力にしてください。また、前期課程の最高学年としてのスタートを切ってください。
1年生の皆さんは、4月には、後輩ができます。これまで上級生の皆さんからいただいたご指導・ご助言を振り返りつつ、頼られる先輩になるための準備をお願いします。
これらのお願いとご自分の目標に沿って、第3学期を充実したものにしていただきたいと思います。
ところで、第3学期は、様々な場面で、学年の間での引き継ぎが行われる時期でもあります。柔道の創始者であり、偉大な教育者であった、嘉納治五郎先生は、「伝統とは、形を継承することを言わず、その魂を、その精神を継承することを言う。」という言葉を残しています。武道のたしなみもない私の浅い理解ではありますが、形を大切にすると思っていた武道家の言葉だけに、深みを感じています。今後、下級生は、学習や部活動、生徒会活動、様々な活動の場面で、上級生から様々な引き継ぎをすることとなります。その際、本校に受け継がれてきた、魂、精神、つまり、歴代の先輩方・先生方の思いを受け継いでいただきたいと考えています。
 結びになりますが、この第3学期が、きたる令和8年度第1学期と、卒業を迎える6年生の皆さんの飛躍につながる学期であることを期待、祈念し、式辞といたします。

令和7年度 第2学期終業式 式辞

2025年12月19日 10時04分

 ようやく冬らしい天候となりました本日、約4か月にわたる第2学期の区切りを迎えることとなりました。
振り返りますと、酷暑の8月25日に、第2学期が始まりました。まず、運動会に向けた日々が続きました。熱中症が懸念される気象条件ではありましたが、運動会の2日間開催といった対応策と皆さんの自覚ある対処、行動のおかげで、暑さを克服し、思い出に残る運動会となりましたことを、大変ありがたく感じました。
そのほか、2学期には、2年生の職場体験学習や3年生の研修旅行、前期生のレシテーションコンテスト、県高等学校総合文化祭、グループマッチなど、多くの行事があり、どれも、大きな成果が上がったと考えています。
学習の面で言いますと、各教科とも、先生方の熱意と工夫のある授業と皆さんの自学自習が相乗効果を生み、今後につながる学力が養成されたと感じています。6年生の皆さんについては、進路実現に向け、先生方の指導を求める積極的な姿を、頼もしく思って見ております。1月17日、18日に実施される大学入学共通テスト、そして、それに続く個別試験等に向け、引き続き、まい進していただきたいと思います。3、4、5年生の皆さんについては、コース選択や、文理選択、科目選択など、重要な選択を進めているところと承知しています。先生方とよく相談していただきたいと思います。
部活動や校外での活動については、先ほど、多くの皆さんに表彰伝達を行いました。こうした学校外での活躍についても、顕著な成果があり、大変ありがたく思っています。
私は、第2学期始業式において、2学期は、令和7年度の単なる通過点ではなく、年間の総仕上げの学期であり、3学期は、令和8年度の0学期であるという、お話をしました。2学期の成果は、十分なものとなったでしょうか。各自で振り返っていただければと思います。明日から、冬季休業に入ります。成果が十分であったという方は、更なる前進を、成果が十分ではなかったと反省の方は、挽回をする冬季休業としていただきたいと思います。長期休業を有意義なものにするカギは、自律的な時間管理にあると、既にお伝えしているところですが、スモールステップの目標設定による時間管理を大切にしてください。
また、冬季休業中に、令和8年を迎えることとなります。学校で生活していますと、4月が大きな節目ではありますが、社会生活の面では、1月1日は、やはり大きな節目であります。偉大な実業家であった松下幸之助氏は、「竹にフシがなければ、ズンベラボーで、とりとめがなくて、風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。せめて年に一回はフシを作って、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあらたまる。常日ごろ考えられないことも考えたい。無沙汰のお詫びもしてみたい。そして、新たな勇気と希望も生み出したい。すがすがしくて、さわやかで、お正月はいいものである。」と述べています。新鮮な気持ちで3学期を迎えられる、そのような年越しをされることを期待しています。
結びになりますが、冬季休業中の自律的な生活を経て、更にたくましく成長した皆さんと、第3学期始業式でお会いできることを期待するとともに、いのち、安全、健康を最優先にした生活をおくるようお願いして、式辞といたします。

令和7年度 冬季グループマッチ 閉会式 講評

2025年12月9日 09時30分

【閉会式 講評】
 閉会に当たり、講評を申し上げます。各会場で繰り広げられる熱戦を拝見し、その迫力に圧倒されますとともに、皆さんの笑顔に、私もとても楽しい気持ちになりました。6年生の皆さんにおかれましては、思い出に残る一日でありましたら、幸いです。
先ほど、成績発表と表彰が行われ、本日並びに年間の結果は出たわけですが、各グループにおいては、これまでの活動の良かった点を振り返り、今後の生活につなげていただければと思います。
 また、本日、そして、これまでの行事・競技の円滑な運営に尽力いただいた役員の皆さんと、生徒のサポートに当たっていただくとともに、本日はドリームマッチで奮闘いただいた先生方に、厚くお礼を申し上げます。
 結びになりますが、皆さんの健闘を称えますとともに、このあとは、ゆっくりと休養を取り、体調を整えていただくことをお願いし、閉会のあいさつといたします。
 本日は、お疲れさまでした。

令和7年度 冬季グループマッチ 開会のあいさつ

2025年12月9日 09時21分

【開会式あいさつ】
 皆さん、おはようございます。冬季グループマッチの開会に当たり、あいさつを申し上げます。
 1年生から5年生の皆さんにつきましては、先ごろ終了しました期末考査に向け、学習に集中する日々が続いたことと思います。そのあとのグループマッチですので、皆さん、ひときわ晴れやかな気持ちで本日を迎えているのではないでしょうか。学習においても、仕事においても、切り替えは大切です。そのことを実感していただければと思います。
 6年生の皆さんにつきましては、進路実現に向け、考査の有無を問わず、勉強に邁進中のことと思いますが、今日一日は、リフレッシュの機会にしていただければと存じますし、こうした行事は、これで最後と聞いておりますので、思い出を胸に刻んでいただければと思います。
 さて、いよいよグループマッチが始まります。それぞれが、グループの一員としての自覚を持ち、一致団結して競技に取り組んでいただくとともに、学年を超えて親睦を深め、連帯意識を高めていただきたいと思います。
 事前に計画を拝見したところ、サッカー、ハンドボール、バレーボール、バドミントン、オセロ、百人一首と、学年に応じた、また、それぞれが持ち味を発揮できる、多彩な種目が設定されており、各グループの総合力が試されるすばらしい企画になっていると思いました。様々な準備に当たられた役員の皆さんに、敬意を表しますとともに、お礼を申し上げたいと思います。
 結びになりますが、それぞれの会場で熱戦が繰り広げられることを期待しますとともに、フェアプレーの精神を大切にすること、そして、けがや感染症を予防するための自己管理を徹底することをお願いして、開会のあいさつといたします。

3年生研修旅行結団式あいさつ 

2025年10月21日 12時00分

 いよいよ、明日から研修旅行が始まります。
「研修旅行」と称しておりますが、実質的には、前期課程の修学旅行と言えます。県立学校の規定では、修学旅行は、在学中1回のみとされておりますが、中等教育学校では、特例的に、後期課程の修学旅行に加えて、前期課程でも旅行的行事が認められており、それを「研修旅行」と称しております。
皆さんは、小学校の時に修学旅行に行ったことと思います。小学校の修学旅行と今回の旅行は、同じことの繰り返しなのでしょうか。「バスなどに乗って、みんなでどこかへ、旅行すること」は、外形的には、同じことです。 
しかし、皆さんの内面は大きく異なっています。皆さんは、日本の歴史や地理についてより深く学びました。仕事や産業、学問についても、知見を広げました。集団行動の意義や協働することの大切さにも気づきました。
今回の旅行では、そうした学びの成果を発揮したり、試したりすることで、小学校の修学旅行よりも、一層、深まりのある体験を得ることができると思います。
また、この旅行を、学びの機会であると同時に、教師と生徒、生徒相互の人間的な触れ合いを通して、楽しい思い出をつくる、そんな機会にもしていただきたいと思っています。
 参加に当たっては、「健康」「安全」を念頭に行動していただくのはもちろんのこと、この旅行は、事務室の皆様や様々な協力業者様のお支えで成り立っていますことから、「感謝」の気持ちを常にお持ちいただきたいと思います。
 結びになりますが、皆さんが元気に旅行を楽しみ、大いに成長して帰ってくることを、期待、お願いして、あいさつといたします。

令和7年度運動会 講評

2025年9月10日 15時07分

 講評に先立ちまして、御観覧の皆様方に御挨拶を申し上げます。本日は、生徒たちの輝かしい姿と大いなる成長を見届けていただき、誠にありがとうございました。生徒たちの自信、励みになったことと存じます。厚く御礼申し上げます。

 また、近隣にお住いの皆様方におかれましては、2日間にわたり、御理解・御協力を賜りましたこと、この場をお借りし、衷心から御礼申し上げます。

 さて、講評でございます。

まずは、生徒の皆さんの2日間にわたる頑張りを讃え、労をねぎらいたいと思います。皆さんの若さや情熱、創造力、そして、千人近い全校生徒が一体となった迫力に圧倒され、感動をいただいた2日間でした。

今ほどは、成績発表と表彰を行いました。それぞれの部門で優勝を果たしたグループの皆さん、おめでとうございます。優勝に至らなかったグループの皆さん、甲乙つけがたい健闘を讃えたいと思います。今、皆さんの間では、うれしい気持ち、悔しい気持ちが交錯しているものと拝察しますが、全てのグループで、それぞれの力を精一杯出し切ったという達成感や充実感があり、また、学年を超えた絆の深まりを実感できたことと思います。運動会の成果を、今後のグループ活動や学校生活に生かしていただければと思います。

結びになりますが、この運動会をお支えいただいた全ての皆様に感謝申し上げますとともに、生徒の皆さんには、後片付けや下校においても、安全・健康に十分注意していただくことをお願いして、講評といたします。ありがとうございました。

令和7年度運動会 開会の挨拶

2025年9月9日 13時29分

令和7年度運動会の開会に当たり、御挨拶を申し上げます。

御観覧の皆様方におかれましては、御多用の中、早朝より御来場をいただき、誠にありがとうございます。交通事情等、諸般の事情により、御来場に際し御不便をおかけしておりますこと、お詫び申し上げますとともに、御理解・御協力を賜りましたことに、厚く御礼申し上げます。どうか、本日は、生徒たちの活躍に、温かい御声援を送っていただけたらと存じます。

また、近隣にお住いの皆様方におかれましては、運動会の練習・準備から本日に至りますまで、御理解・御協力を賜りましたこと、この場をお借りし、衷心から御礼申し上げます。

 さて、生徒の皆さん。いよいよ、2日間にわたる運動会が始まります。生徒会が定めました本年度の年間統一テーマは、「協心不撓(きょうしん ふとう) ~原点から紡ぐ 至極(しごく)の絆~ 」であり、この運動会もこのテーマのもと開催されます。「協心」とは、「ある目的のために心を合わせること」を、「不撓」とは、「困難に出合ってもひるまないこと」を意味します。皆さんは、グループの勝利と喜びを分かち合うという目的に向け、一致協力しながら、困難にもひるまず、練習・準備を重ねてきました。ひたむきに取り組む皆さんの姿を拝見し、大変頼もしく思いましたし、特に、下級生の大きな成長も感じることができました。

 「努力は足し算、協力は掛け算」という言葉があります。「努力は足し算」とは、一人一人が自分の力を高めることで、全体の力を増すという意味です。一方、「協力は掛け算」とは、集団として一緒に働くことで、個々の努力を超える力を生み出すことができるという意味です。この運動会では、各グループで、掛け算の力を、存分に発揮し、競い合っていただければと思います。

 また、運動会は、多くの人々のお支えにより成り立っています。影になり日向になり、準備・運営を支えてくださる、役員、委員、係の皆さん、お子様の体調管理をお支えいただいた保護者の皆様、生徒たちの主体性を引き出しながらサポートに当たってくださる先生方、物品の調達や環境整備に御尽力いただきました事務室の皆様に、厚く御礼を申し上げたいと思います。

 結びになりますが、安全・健康には十分注意していただきますことをお願いするとともに、この運動会を通して、学年を超えた温かい連帯と絆が深まりますことを期待、お願いし、開会の挨拶といたします。

令和7年度 第2学期始業式 式辞

2025年8月25日 09時59分

 37日間にわたる夏季休業が終わりました。本日、第2学期始業式の日を迎え、一段と成長した皆さんと一堂に会することができますことを、大変ありがたく思っています。

 夏季休業中には、一斉の授業はありませんでしたが、ステップアップゼミやフォローアップゼミ、各種の模擬試験、海外短期留学や国内での語学研修、全国大会など上位の大会、日々の部活動、運動会に向けた準備など、各人が、それぞれの活動に、取り組み、成果も上がりました。ひたむきに取り組む皆さんの姿を、大変頼もしく感じたところです。

 また、授業日よりも、学校外で過ごす時間も多くありました。私は、第1学期終業式の式辞において、夏季休業を有意義なものにするカギは、自律的な時間管理であり、中・長期的な目標達成に向けた、スモールステップの目標設定や時間管理が大切であるとお伝えしました。そのような生活は十分にできたでしょうか。各人が振り返っていただき、2学期の学校生活に生かしていただければと思います。

 さて、2学期は、1年間にある3つの学期のうち最も長く、約4か月に及び、多くの行事があります。まず、9月には、運動会や中間考査があり、10月には、2年生の職場体験学習や3年生の研修旅行、11月には、3年生のアチーブメントテストや前期生のレシテーションコンテスト、県高等学校総合文化祭、期末考査、12月には、グループマッチなど、多くの行事があります。部活動については、新体制での活動が更に本格化していきます。学習の面でいうと、各教科とも、各学年の重要な単元に差し掛かっていきます。6年生については、1月17日、18日に実施される大学入学共通テスト、そして、それに続く個別試験等に向け、まい進する日々が続きます。3、4、5年生については、コース選択や、文理選択、科目選択など、重要な選択の場面があります。

 また、私は、2学期は、令和7年度の単なる通過点ではなく、年間の総仕上げの学期であると考えています。と言いますのも、3学期は、3カ月足らずであり、6年生は、3月1日には卒業を迎えます。下級生にとっても、次年度を見据えた取組みが多くなっていきます。私は、2学期末がその年度のゴールに近いものであり、3学期は、次年度の0学期であるとも考えています。2学期終業式の時点において、どのような自分になっているのか、思い描きつつ、長い2学期を、有意義に過ごしていただきたいと思います。

 ところで、我が国の経済界に多大な影響を与えた実業家の一人に、稲盛和夫氏がいます。セラミックや通信技術の分野で大企業を創設し、更に航空会社を再建するなどの業績がある、伝説的な実業家です。その経営手法や経営哲学は、多くの人々に影響を与えています。その稲盛氏の言葉に、「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要であるというものがあります。構想の段階では、自らの可能性を「楽観的」に信じ、「必ずできる」と自らに言い聞かせ、自らを奮い立たせる。しかし、計画の段階では、起こりうるすべての問題を「悲観的」に想定して対応策を慎重に考え尽くす。そして、実行段階においては、計画を信じ、「必ずできる」という自信をもって、楽観的に明るく、着実に実行していく。そのような教えであると考えています。2学期の過ごし方を考えるうえで、参考にしていただければと思います。

 結びになりますが、この2学期が、皆さんの引き続きの前向きな取組みにより、1学期以上に充実したものとなりますことを期待、お願いし、式辞といたします。

令和7年度 第1学期終業式 式辞

2025年7月18日 11時15分

 短かった梅雨が明け、本格的な真夏日・猛暑日が続く中、本日、約3か月にわたる第1学期の区切りを迎えることとなりました。私にとりましては、日々、皆さんの笑顔、きびきびとした生活の様子、学習に打ち込む真剣さ、たくましく活動する姿を拝見することができ、とても楽しく、充実した1学期となりました。皆さんの頑張りに敬意を表しますとともに、感謝申し上げたいと思います。

また、先ほどは、多くの皆さんに表彰伝達を行いますとともに、上位の大会に進まれる皆さんを全校で激励いたしました。こうした学校外での活躍についても、顕著な成果があり、大変ありがたく思っています。

さて、私は、入学式において、新入生の皆さんに、自らの成長の手本となるロールモデルとの出会いを大切にすること、始業式においては、在校生の皆さんに、重点努力目標「Ever Shining 他者と共に輝ける人であれ」をお伝えし、積極的に他者と協働することをお願いしました。そのような方向性を持って、1学期の学校生活に取り組んでいただけたと実感しております。

 また、学校にとって、1学期は、新入生を迎え、円滑に学校生活をスタートさせることが、重要な目標の一つとなります。1年生の皆さんは、生活が大きく変わる激動の期間を経て、現在では、各自に適したリズムをつかんでいるものとお見受けしております。その過程では、先生方の御指導以上に、上級生の皆さんのお助け・お導きが大きかったのではないでしょうか。1年生の皆さんにおかれては、先輩方からいただいた、そうした助けを忘れず、後に続く後輩に対して同じように接することができるよう、成長していただければと思います。

 さて、明日から、夏季休業に入ります。夏季休業を有意義なものにするカギは、自律的な時間管理であると考えています。冒頭に、皆さんのきびきびとした生活の様子について述べましたように、皆さんが時間を大切していることについては、信頼をしております。しかしながら、授業日においては、先生方の御指導や周囲の動きといった他律的な要素もあることは否めません。夏季休業中は、各自に任される時間が増え、より自律的な時間管理が求められるとともに、そうした力を試す好機となります。

 時間管理は、目標とセットで考える必要があります。「一年の計は元日にあり。」という言葉に、続きがあることはご存じでしょうか。戦国武将である毛利元就(もうり もとなり)に由来するとされる言葉に、「一年の計は春(元日)にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴(けいめい)にあり。」というものがあります。中・長期的な目標達成のためには、スモールステップの目標設定や時間管理が大切であることを説いたものと言えます。参考にしていただければと思います。

 ところで、現在開催されている大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」は、細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物であり、赤い部分は「細胞」で、青い部分は「水」とのことです。水が流れる様に形を変えることができ、なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿なのだそうです。皆さんは、なりたい自分を探せているでしょうか。なりたい自分という、中・長期的な目標の設定を今一度確認することで、夏季休業の目標も、そして、日々の目標・時間管理もはっきりとしてくるのではないでしょうか。

 結びになりますが、夏季休業中の自律的な生活を経て、更にたくましく成長した皆さんと、第2学期始業式でお会いできることを期待するとともに、いのち、安全、健康を最優先にした生活をおくるようお願いして、式辞といたします。

お知らせ

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 校長   中島 康史


 愛媛県立松山西中等教育学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校の前身は、昭和49年に創立された愛媛県立松山西高等学校です。前年の昭和48年に起きた世界的な石油危機の影響によって開校当初はプレハブ校舎しかなく、生徒たちは、荒れた運動場を教職員と一緒に整地するなどしながら、「新しい学校を自分たちで創る」という「開拓者精神」を発揮しました。そして、雨が降ると、トタン屋根のプレハブ校舎がけたたましく鳴り始めるので、これに負けてはならないと教員の声が校舎の外にまで響き渡り、当時は、生徒と教職員が同様に、不自由な思いよりも新たな学校建設への熱気に包まれた毎日であったといいます。
 その後、生徒と教職員が力を合わせて創り上げた松山西高等学校の歴史と伝統を受け継ぎつつ、平成15年に愛媛県立松山西中学校が併設され、平成18年に、中予地域の県立学校で唯一中高一貫教育を行う、現在の愛媛県立松山西中等教育学校となりました。先述の、創立時に育まれた開拓者精神と、高い理想を求めて生徒と教職員が共に汗を流す「師弟同行」の精神は、今も学校のモットーとして様々な教育活動の中に息づいています。
 本校は、1学年4学級で前期課程3年間と後期課程3年間の計6年間を一貫して学ぶ中等教育学校です。「誠実・自学・創造」の校訓のもと、豊かな心と知性を身に付け、高い志を持って、未来を拓く若者を育成する、という教育方針の中で、生徒たちは1年生から6年生までの幅広い年齢集団の中で自分の「学び」を深め、高め合いながら、たくましく成長しています。授業や学校行事、部活動などを通して自らの夢や希望をかなえようと努力している生徒たちの輝きと伸びゆく力を、これからも教職員全員で守り支え続けてまいります。
 
  令和7年4月