1月10日(水)の給食

2024年1月10日 12時23分

令和6年1月10日(水)

ごはん 牛乳 さつま芋のかき揚げ うま煮 黒豆

 今日の給食は、『正月の行事食』献立でした。

 お節料理は、古来より伝わる伝統的な正月の行事食です。

各地域の旬の食材や、各家庭で伝承されてきた調理法で調理されます。

年の初めを祝う料理の数々を、重箱に美しく詰め合わせます。

数の子、黒豆、栗きんとんなどは、お節料理を代表する料理です。

 お節料理には、正月という大切な節目を祝い、家族の健康や子孫繁栄を願う気持ちが込められています。

例えば、昆布巻きは、「よろこぶ」に掛けた縁起の良い一品です。紅白なますは、人参の赤と大根の白で、

祝い事を連想させる紅白を表しています。煮物に使われるれんこんは、穴がたくさんあいており、

将来を見通せるようにという願いが込められています。

 今日の給食では、正月の行事食として黒豆を調理しました。

本日から3学期の給食も開始になりました。今年一年、まめまめしく元気 に過ごせるよう、味わっていただきましょう。 

12月13日(水)の給食

2023年12月13日 12時21分

令和5年12月13日(水)

もち麦ご飯 牛乳 かぼちゃの揚げ煮 中華丼

 今日の給食には、かぼちゃの揚げ煮が出ました。

冬至には、かぼちゃを食べる風習があります。

  冬至は、太陽が最も南に傾き、昼間の時間が1年のうちで、一番短い日です。

この日を境に、昼間の時間が少しずつ長くなっていきます。今年の冬至は12月22日です。

 昔から冬至に「ん」のつく食べ物を食べると、「運が呼び込める」と言われてきました。

「ん」のつく食べ物には、大根、蓮根、人参、銀杏等があります。かぼちゃはなんきんとも呼ばれます。

 冬至にかぼちゃを食べると、風邪をひかないと言われています。かぼちゃは夏に収穫される野菜ですが、

長期間保存ができるため、冬の貴重な栄養源であると同時に、長寿の願いも込めて食べられてきました。

 今日はかぼちゃの揚げ煮です。おいしく食べて、寒い冬も健康に過ごしましょう。

 今日は2学期の給食最終日です。3学期の給食開始は1月10日です。

また給食の時間に、皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。

12月12日(火)の給食

2023年12月12日 12時21分

令和5年12月12日(火)

コッペパン 牛乳 茎わかめのサラダ キャロットスープ アーモンド入り大豆いりこ

 今日の給食には、キャロットスープが出ました。

キャロットスープには、たっぷりと人参が使われており、彩りが美しいため、味覚だけでなく視覚的にも

食べる楽しさを味わうことができる一品です。

 この美しい彩りのもとになっているのは、人参に含まれるカロテンという色素です。

ちなみに、一般的に緑黄色野菜と呼ばれる色の濃い野菜類は、可食部100g当たりに、

カロテンを600㎍以上含む野菜(カロテン600㎍未満でも食べる頻度が高いトマトやピーマンなどの色が濃い野菜も含む)のことを指します。

 人参には、皮膚や粘膜の健康維持に必要なβカロテンが、ほうれん草の約2倍の8600㎍(可食部100g当たり)含まれています。

 緑黄色野菜に含まれる栄養がしっかりとれるキャロットスープを、人参の甘味を味わいながらいただきましょう。

12月11日(月)の給食

2023年12月11日 12時19分

令和5年12月11日(月)

もち麦ご飯 牛乳 フレンチサラダ ハヤシライス セレクトデザート

 今日の給食のフレンチサラダには、ブロッコリーが使われています。

ブロッコリーは地中海沿岸原産のキャベツを改良した野菜です。

16世紀頃には、すでにイタリアやフランスで栽培が開始されていたようです。

 日本には明治時代に、同じ花野菜の仲間であるカリフラワーとともに入ってきました。

日本で本格的に栽培が開始されたのは、戦後になってからです。

 ブロッコリーは抗がん作用も期待される栄養豊富な野菜で、キャベツの約4倍のカロテンとビタミンCを含みます。

また、貧血を予防する効果がある鉄、成長期にある皆さんに大切なカルシウム、

カルシウムの体内への吸収を助けるビタミンKなども豊富に含んでいます。

 また、今日は自分で選んだデザートを食べることができるセレクトデザートもあります。

2学期の給食も、残すところあとわずかです。楽しく、おいしくいただきましょう。

 

12月8日(金)の給食

2023年12月8日 12時23分

令和5年12月8日(金)

わかめごはん 牛乳 ぶりのねぎソース ほっこり具沢山うどん

 今日の献立は、『旬の「はまち」を生かした献立』でした。

 はまちは、ぶりの成長途中にある魚のことです。

ぶりは、成長するにつれて呼び名が変わる出世魚として有名です。

 呼び名は、地方によって異なりますが、

愛媛県では、「もじゃこ」「やず」「はまち」「ぶり」と呼び名が変わります。

 ぶりは成長が早いので、養殖が盛んに行なわれ、天然ものをぶり、

養殖ものをはまちとして区別している地域もあります。

全国各地で魚の養殖が行なわれていますが、最も多く養殖されている魚がはまちです。

 瀬戸内海は地理的に養殖に適しており、全国のはまちの養殖量の90%を占めています。

はまちの旬は、冬の寒い時期です。この時期には水温が下がり、脂がのっておいしくなります。

 旬のはまちを使った「ぶりのねぎソース」を、味わっていただきましょう。

12月7日(木)の給食

2023年12月7日 12時15分

令和5年12月7日(木)

コッペパン 牛乳 ひじきサラダ カレービーンズ 紅まどんな

 今日の給食には、紅まどんなが出ました。

 紅まどんなは愛媛県のオリジナル品種で、正式な品種名は「愛媛果試第28号」と言います。

南香と天草と言う二つの品種を掛け合わせ誕生しました。愛媛県では平成2年から育成が行われ、

平成17年に品種登録されました。

 芳醇な香りと高い糖度、適度な酸味を併せもち豊かな風味があることが特徴です。

また、果汁が豊富なためゼリーのようなプルプルとした食感を味わうことができます。

 紅まどんなの名前は、松山市を舞台とする夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する

「マドンナ」に由来すると言われています。

 愛媛県産の紅まどんなを、おいしくいただきましょう。

12月4日(月)の給食

2023年12月4日 12時28分

令和5年12月4日(月)

ごはん 牛乳 三色揚げ 即席漬 磯煮

 今日の給食には、三色揚げが出ました。

三色揚げには、かぼちゃが使われています。かぼちゃという呼び名の由来には諸説ありますが、

16世紀頃にポルトガル船により、寄港地のカンボジアの産物として九州地方に伝えられた際に、

カンボジアを意味するCamboja(カンボジャ)というポルトガル語がなまって、かぼちゃと呼ばれるようになったと言われています。

 かぼちゃには多くの種類があり、唐なすや南京とも呼ばれる日本かぼちゃ、栗かぼちゃとも呼ばれる西洋かぼちゃ、

加熱後に果肉を取り出すとそうめん状につながって出てくるそうめんかぼちゃなどがあります。

 かぼちゃは、鼻腔や咽頭等の粘膜を健康に保つために必要なレチノールなどのビタミンAやビタミンE

体の抵抗力を維持し、体調を整えるために必要なビタミンCなどの栄養を含み、風邪等の感染症予防が大切なこの時期に、

ぜひ食べてもらいたい野菜の一つです。

 かぼちゃやえびを使って彩りよく調理した三色揚げを、おいしくいただきましょう

12月1日(金)の給食

2023年12月2日 10時00分

12月1日(金)給食写真

ごはん 牛乳 じゃが芋のきんぴら 卵と豚肉のあんかけ丼 みかん

 今日の給食には、卵と豚肉のあんかけ丼が出ました。

 卵と豚肉のあんかけ丼には、えのきが使われています。えのきなどのきのこ類は、

生きた樹木の根から養分を受け取り、樹木には窒素やリンなどの養分を供給しながら共生する菌根菌や寄生菌と、

倒木や切り株、落ち葉等に生える腐生菌があります。

 えのきは腐生菌に属していますが、店頭で販売されているえのきのほとんどは、倒木等で生育する天然物ではなく、

オガクズやほた木を使い人工的に栽培されているものです。えのきは、国内で生産されるきのこ類の中で、

最も生産量が多いきのこで、主な産地は長野県、新潟県、福岡県などです。

 えのきは、疲労回復や体調を整えることに役立つビタミンBや、貧血予防等に必要な鉄を多く含みます。

また、まつたけのような特徴的な香りは少ないですが、風味が良いため、さまざまな料理に活用することができます。

 今日の給食では、寒い冬でも冷めにくく温かいあんかけ丼の具として、えのきを使いました。

体も心も温まる卵と豚肉のあんかけ丼を、おいしくいただきましょう。

 

11月30日(木)の給食

2023年11月30日 12時23分

令和5年11月30日(木)

コッペパン 牛乳 チリコンカン ほうれん草のスープ りんご

 今日の給食には、ほうれん草のスープが出ました。

 店頭では、ほうれん草が一年中販売されています。

しかし、本来ほうれん草は、秋から冬が旬の野菜です。

ほうれん草は、霜にあたることで、葉の色が濃くなり、冬の寒さに耐えるため、栄養を蓄え甘味が増します。

 緑黄色野菜であるほうれん草には、血中の酸素運搬に関与し貧血予防の効果がある鉄、

免疫力を高めるβカロテン、体の調子を整えるビタミンC、整腸作用がある食物繊維等が豊富に含まれています。

 今日の給食では、ほうれん草を使って、体が温まる栄養たっぷりのスープを作りました。

今が旬のほうれん草の甘味を感じながら、おいしくいただきましょう。

11月22日(水)の給食

2023年11月22日 12時20分

令和5年11月22日(水)

中華風炊き込みご飯 牛乳 茎わかめサラダ 鶏団子スープ みかん

 皆さんは、11月23日が何の日か知っていますか?明日23日は『勤労感謝の日』です。

 『勤労感謝の日』とは、国民の祝日に関する法律で、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日と定められています。

 毎日の給食は、農業、漁業、畜産業等に携わる方、流通や販売に携わる方、食品加工や調理に携わる方など、

多くの方に支えていただいて成り立っています。

 また、私達は動植物の命をいただくことで、生命活動を維持しています。

食事の前後には、心を込めて「いただきます」、「ごちそうさま」の挨拶をしましょう。

偏食をせず残さず食べることは、給食に携わる多くの方へ感謝の気持ちを表すことにつながります。

 給食を含め、食事をいただく際には、感謝の気持ちを込めていただきましょう。

本日の給食

11月5日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・いも煮・たらの竜田揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『山形県の味めぐり』についてのお話です。
 今日の給食に登場した『いも煮』は、大きな鍋に、里芋や肉、こんにゃく、ねぎ、きのこ類、季節の野菜などを入れて煮込む、鍋料理です。山形県では、秋に収穫した里芋を使って、直径が5メートル以上もある大きな鍋で、約3万人分を作り、河原で食べる「いも煮会」が有名です。
 『いも煮』は地域によって、牛肉を使った醤油味や、豚肉を使った味噌味のものなどバリエーションが豊富です。
 今日の給食の『いも煮』は、牛肉を使った醤油味です。味わっていただきました!

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 11月2日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・にらたまスープ・じゃがいもといかの炒め物・みかん でした。

 今日は『みかん(蜜柑)』についてのお話です。
 レモンやゆずと同じ仲間で柑橘類の一つである「みかん」ですが、現在日本では80種類近くの柑橘類があります。愛媛県では「いよかん」「紅まどんな」など約40種類が栽培されています。そのため、柑橘類全体の収穫量は、全国1位を誇ります。
 また、みかんに多く含まれるビタミンCは、疲労回復や風邪予防に効果的で、これからの寒い冬を乗り切るために必要な栄養素です。
 今日の給食には『温州みかん』が登場しました。

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11月1日(木)の給食は、

 キーマカレー(麦ごはん)・牛乳・フレンチサラダ でした。

 今日は『キーマカレー』についてのお話です。
 キーマカレーは、インドで伝統的に食べられているカレーの一つです。インドで「キーマ」は「ひき肉」、「カレー」は「スパイスを使った煮込み料理」という意味があります。
 気温の高いインドの気候には、食欲を増進したり、消化を促進したりするスパイスが欠かせません。具材や調味料の違いによって「カレー」の種類はたくさんあり、家庭や地域によっても異なります。
 今日の給食は豚ひき肉を使った『キーマカレー』でした。おいしくいただきました。

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10月31日(水)の給食は、

媛麦パン・牛乳・ワンタンスープ・じゃがいもとえびのケチャップ炒め・ブルーベリージャム でした。

 今日は『ワンタン』についてのお話です。
 「ワンタン」は中国で誕生し、日本に伝わりました。小麦粉に水を加えてこね、生地をのばして作ります。基本的には皮の部分だけが「ワンタン」ですが、薄い皮に、野菜や肉などの具を包むこともあります。
 スープに入れたり、揚げたり、茹でたりして食べられます。
 今日の給食は、具の入っていない「ワンタン」が野菜スープに入った『ワンタンスープ』でした。おいしくいただきました!

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10月30日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・磯煮・おこのみ天・レモン風味漬 でした。

 今日は『レモン(檸檬)』についてのお話です。
 柑橘類の一つである「レモン」は、主に酸味や香りを楽しむ果実として親しまれています。
 原産地はインドのヒマラヤ山麓で、レモンの原種とされている「シトロン」は古くから地中海沿岸において盛んに栽培されていました。
 

 日本でのレモン栽培は明治時代から始まり、現在でも静岡県や広島県、和歌山県や熊本県などで生産されています。愛媛県では、上島町岩城島で栽培されているレモンが有名で、「青いレモンの島」として生産振興と観光開発を行っています。
 また食材としても多く用いられ、果汁を使ったドレッシングや、レモネードやレモンスカッシュなどのジュース、レモンパイやレモンケーキなどの菓子など多種多様です。揚げ物などの料理には果実のまま添えられていることも、よくあるかと思います。
 今日の給食には、岩城島産のレモンの果汁を使った『レモンの風味漬』が登場しました。爽やかな香りと酸味を味わいながら、いただきました。

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10月29日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・肉じゃが・磯あえ・納豆 でした。

 今日は『納豆』についてのお話です。
 納豆は「畑の肉」と呼ばれる「大豆」からつくられ、糸を引く粘りと独特の香りが特徴です。
 納豆のネバネバとのびる糸の正体は「ポリグルタミン酸」と呼ばれるものです。よく混ぜた方が美味しくなると言われているのは、混ぜることによって「ポリグルタミン酸」がちぎれて、うま味成分が増すからだそうです。
 栄養たっぷりの『納豆』を味わっていただきました。

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10月26日(金)の給食は、

パン・牛乳・ビーフン汁・若鶏の甘辛煮 でした。

 今日は『ビーフン』についてのお話、第2弾です。
ビーフン」は、米粉を水で練り、細長い麺状に形を整え、熱湯で茹でてから乾燥させてつくります。中国から伝わった食品で、中国語でビーフンのことを「ミィーフェン」と発音されるのを「ビーフン」と聞いたことが名前の由来だそうです。
 日本で食べられるようになったのは、今から約70年前で、その当時は、まだまだなじみがありませんでした。現代では、野菜や肉と一緒に炒めたり、スープに入れたりなど、日本の家庭料理にも登場するようになりました。
 今日の給食には『ビーフン汁』が登場しました。おいしくいただきました!

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10月25日(木)の給食は、

 コーンピラフ・牛乳・キャロットスープ・しょうゆドレッシング・チーズ でした。

 今日は『主食の米』についてのお話です。
 今日の給食の主食は『コーンピラフ』でした。ピラフは、米を炒めてから具と一緒に炊き込みます。
 最近は、日本人の米の消費量が減少しています。米は『和食』の基本であり、日本人の身体に合った食べ物です。
 ピラフや焼きめし、ドリアなど様々な工夫を加えて、『主食』を美味しくいただきましょう。

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10月23日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・厚揚げ入り八宝菜・華風サラダ でした。

 今日は『八宝菜』についてのお話です。
 「八宝菜」は中国の料理で、肉や魚介、野菜などのたくさんの材料を炒めてつくります。
 「」にはたくさん、「」にはおかずという意味が込められています。
 その起源は古代の中国にあります。昔、中国の宮廷料理人たちの間で、余った材料でつくっていた自分たちの食事の炒め物が美味しいと評判になりました。その噂が当時のお后様の耳に届き、その料理をつくらせたそうです。そして、「まるで、たくさんの宝物を集めてつくったように、とても美味しい」と、この料理に『八宝菜』という名前が付きました。
 今日の給食には『厚揚げ入り八宝菜』が登場しました。味わっていただきました。

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10月22日(月)の給食は、

ごはん・牛乳・五目煮・たらのもみじ揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『体育の日』についてのお話です。
 1964年に開催された東京オリンピックの開会式の日が、国民の祝日として定められたことで『体育の日』が誕生しました。
 スポーツで力を発揮するためには、競技の練習をすることの他に、規則正しい生活や栄養のバランスのとれた食事をとることも大切です。体を動かすエネルギー源となるごはんやパン、筋肉をつくる肉や魚、疲労回復に役立つ野菜、をつくるために欠かせない牛乳など、バランスの良い食事をとることで、スポーツをするための基盤になる身体づくりができます
 2年後の2020年には、2度目の東京オリンピックが開催されます。しっかり食べて、元気にスポーツを楽しみましょう。

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 10月19日(金)の給食は、

パン・牛乳・ミネストローネ・鶏肉のトマトソース煮・りんご でした。

 今日は『りんご』についてのお話です。
 「りんご」は、世界中で栽培されている果物で、約1万種の品種が存在しています。その中でも「ふじ」という品種は、日本で最も多く栽培されており、海外へも輸出されています。
 「ふじ」は、が入っているりんごとして有名です。切ると、芯に近い部分がはちみつのような黄金色をしています。りんごはもともと保存ができる果物ですが、があるのは収穫して1ヶ月ほどで、消えてなくなります。これは、りんごがを養分として使っているからです。
 今日の給食には『早生ふじ』が登場しました。美味しくいただきました。

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10月18日(木)の給食は、

ごはん・牛乳・みそ汁・小いわしの唐揚げ・変わりきんぴら でした。

 今日は『きんぴら』についてのお話です。
 きんぴらは、ごぼうやにんじんなどを油で炒め、砂糖やしょうゆで味付けして煮詰めたものです。
 「きんぴら」という料理名は人の名前が由来となっています。昔、坂田金時という相撲取りがいました。幼少の頃から熊と相撲をとっていた彼の、子どもの名前が「金平」と言い、力持ちとして非常に有名だったそうです。
 そして、ごぼうの歯ごたえや栄養素を多く含んでいるところが、「金平」の強さに通じるところがあり、『きんぴら』という料理名が生まれました。
 その後、きんぴらごぼうと同じ作り方で、れんこんやにんじん、大根の皮などを材料にした料理も『きんぴら』と呼ばれるようになりました。
 今日の給食の『かわりきんぴら』には、ごぼうにんじん牛肉わかめひら天ごまが入っていました。美味しくいただきました!

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10月17日(水)の給食は、

 

 パン・牛乳・ビーフシチュー・フレンチサラダ・ゼリー(巨峰) でした。

 今日は『ドレッシング』についてのお話です。
 「ドレッシング」という言葉は、英語の「ドレス」という言葉から派生しました。洋服のドレスと同じで「着飾る」という意味があります。
 野菜にかけて、よりいっそう美味しく「飾る」ドレッシングには様々な種類があります。
 今日の給食の『フレンチサラダ』は、サラダ油ワインビネガー米酢こしょうみかんジュースで手作りしたフレンチドレッシングを使っています。味わっていただきました。

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10月16日(火)の給食は、

 ひじきごはん・牛乳・かきたま汁・いかの唐揚げ・即席漬 でした。

 今日は『たくあん』についてのお話です。
 たくあんは、大根を米ぬかと塩で漬けて作ります。
 「たくあん」という名前は、江戸時代の有名なお坊さん、「沢庵和尚(たくあんおしょう)」の名前にちなんで名付けられたと言われています。10歳で出家した沢庵和尚の故郷で保存食とされていた大根漬けを、人々が尊敬を込めて「たくあん」と呼ぶようになり、広まっていきました。
 昔「たくあん」という呼び名は関東地方が中心で、関西地方では「おこうこ」、九州地方ではじゃくあん」と呼ばれていたそうです。
 今日の給食は、細く切ったたくあんが入った『即席漬』が登場しました。

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10月15日(月)の給食は、

栗おこわ・牛乳・すまし汁・豚漬けフライ・おひたし でした。

 今日は『岐阜県の味めぐり』についてのお話です。
 岐阜県では、秋になると茹でたあずきと栗を一緒に蒸した「栗おこわ」を、おもてなしの料理として昔から食べてきました。ほくほくとした栗の上品な甘さが特徴です。
 そして、岐阜県には味噌を使った食べ物が多くあります。朴葉(ほおば)という葉っぱの上に味噌を乗せて焼いた「朴葉みそ」や、ご飯をつぶしてまとめたものを串に刺して焼き、みそだれをつけた「五平餅」などがあります。
 今日の給食には『栗おこわ』と、豚肉を味噌で味付けして油で揚げた『豚漬けフライ』が登場しました。味わっていただきました!

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10月12日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・洋風煮込み・大根サラダ・大豆いりこ でした。

 今日は『大豆』についてのお話です。
 大豆は、体の中で主に血や肉のもとになる「たんぱく質」を多く含む食品です。「畑の肉」と言われるほど、肉にも負けない働きをします。また、体の中では作ることができないアミノ酸をたくさん含んでいるので、体がどんどん大きくなる成長期には、特に大 切な食品です。
 私たち日本人は、大豆を煮豆や炒り豆にするだけでなく、豆腐や油揚げ、きなこや納豆などに加工して食べたり、味噌やしょう油などの調味料として使ったりしてきました。
 今日の給食には『大豆いりこ』が登場しました。よく噛んで、いただきました。

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10月11日(木)の給食は、

わかめごはん・牛乳・きつねうどん・かきあげ でした。

 今日は『かきあげ』についてのお話です。
 『かきあげ』は、えびや魚介類と細く切った野菜を、小麦粉を溶いた衣でまとめ、油で揚げた料理です。サクッとした食感が特徴で、野菜の甘みが感じられます。
 「天つゆ」や「」で味付けして食べたり、丼の上にのせたり、うどんなどの麺類と一緒に食べたりと、料理のバリエーションも豊富です。
 今日の給食の『かきあげ』は、えびちりめんさつまいもごぼうさやいんげんが入っていました。いろいろな食感を楽しみながらいただきました。

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10月10日(水)の給食は、

 バイキング形式の給食(ゆかりごはん・ケチャップライス・うずまきパン・クロワッサン・牛乳・鶏の唐揚げ・エビフライ・さばの味噌煮・ウインナー・さけの唐揚げ・きのこスープ・コーンサラダ・みかんゼリー)でした。

 今日は『旬の「きのこ」を生かした献立』についてのお話です。
 代表的な秋の味覚の一つである「きのこ」は、木の切り株に生えることから「木の子ども」という意味で、「きのこ」と呼ばれるようになりました。
 種類も豊富で、椎の木に生える「しいたけ」、榎木に生える「えのきたけ」や松の木に生える「まつたけ」など、特定の木に生えることから名前が付いたものもあります。
 多くの「きのこ」には、うま味成分が豊富に含まれており、料理に加えると味に深みがでます。
 今日は、えのきたけ、しめじ、干ししいたけを使った『きのこスープ』でした。味わっていただきました。

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10月9日(火)の給食は、

 麦ごはん・牛乳・秋のカレー・茎わかめのサラダ・ヨーグルト でした。

 今日は『秋野菜』についてのお話です。
 秋は収穫の季節。さつまいも、里芋、じゃがいも、柿、栗、ごぼう、にんじん、れんこん、しいたけなど、様々な食材が旬を迎えます。
 野菜や果物は、旬の時期に食べると、一番味が良く、栄養もたっぷり含まれています。秋野菜を食べることで、体の疲れを回復させ、冬の寒さに備えることができます。
 今日の給食の『秋のカレー』には、さつまいも、にんじん、しめじなどの秋を彩る食材がたっぷりと入っていました。実りの秋に感謝しつつ、おいしくいただきました!

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10月4日(木)の給食は、

親子丼(麦ごはん)・牛乳・切り干し大根のうま煮 でした。

 今日は『』についてのお話です。
 皆さんは、卵の正しい保存方法を知っていますか?
 卵には、「気室」と呼ばれる空気の部屋があります。そのため、とがった方を下にして保存した方が、空気が動かず、卵の鮮度が保たれます。
 冷蔵庫で保存するときに、確認してみましょう。

※明日は振替休日となりますので、次回の更新は10月9日(火)になります。

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10月3日(水)の給食は、

 

 米粉パン・牛乳・イタリアンスパゲティ・海草サラダ・梨 でした。

 今日は『新高梨』のお話です。
 今日の給食の梨は、「新高梨」です。現在日本には、約20種類の梨の品種があります。その中でも、熊本県や千葉県、高知県で多く栽培されているのが、「新高梨」です。
 皮が赤茶色で、実が柔らかく、果汁が多くて甘みが強いのが特徴です。また、他の品種より2~3倍の大きさがあり、大きいものでは重さが1.5㎏にもなります。
 甘くてみずみずしい『新高梨』を、存分に味わいました。

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10月2日(火)の給食は、

 松山鮓・牛乳・わかめ汁・若鶏の唐揚げ でした。

 今日は『秋祭りの行事食』のお話です。
 秋祭りは、米や野菜などの実りに感謝し、農作物の収穫をお祝いする行事です。また、地域の人が集まって交流を深める場でもあり、松山市では、郷土料理である『松山鮓』がふるまわれます。
 お祭りと聞くと「お神輿」を思い浮かべる人も多いと想います。お神輿は、神様の魂を運ぶ乗り物として使われます。お神輿をかついで地域を回り、人々が病気をすることなく暮らせることを願います。
 ちなみに、松山市の秋祭りでは、神輿と神輿をぶつけ合う「鉢合わせ」が有名です。

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10月1日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・豚汁・たらの衣揚げ・アーモンドあえ でした。

 今日は『たら』についてのお話です。
 白身魚である「たら」は、スーパーでは食べやすい大きさに切った状態で売られていますが、実は全長1メートルにもなる大きな魚です。そして、とても食いしん坊な魚としても知られています。イカ、タコ、イワシなどを手当たり次第になんでも食べて成長します。そのため、お腹が大きく膨らんでいます。このことから、お腹いっぱいになるまで食べることを「たらふく食べる」と言います。
 「たら」には、カルシウムの吸収をよくするビタミンDが多く含まれています。

 今日は『たらの衣揚げ』が登場しました。味わっていただきました!

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