9月20日(水)の給食

2023年9月20日 12時25分

令和5年9月20日(水)

白ご飯 牛乳 さばのみぞれ煮 おひたし みそ汁

 今日の給食には、さばのみぞれ煮が出ました。

さばは秋から冬が旬の魚です。4月から6月の産卵期を終え、餌をしっかり食べ

再び脂肪を蓄え味がよくなるのが秋以降だからです。

 さばには、動脈硬化の予防が期待されるIPAや、脳を活性化させるDHAなど

不飽和脂肪酸と呼ばれる良質な脂質が含まれています。

 さばは青魚特有の香りがあり、この香りが少し苦手だと感じる方もいるかもしれませんが、

今日の給食ではみぞれ煮という方法で調理することで、とても食べやすくなっています。

みぞれ煮は、大根おろしを加えて煮る調理法です。大根おろしを加えることで、

青魚特有の香りを和らげるだけでなく、大根に含まれるプロテアーゼという

たんぱく質分解酵素の効果で身がかたくならず、ふっくらとして食べやすい煮物に仕上がります。

 旬のさばを味わっていただきましょう。

 

9月19日(火)の給食

2023年9月19日 12時26分

令和5年9月19日(火)

媛麦パン 牛乳 ツナスパゲティ しょうゆドレッシングサラダ 飲むヨーグルト

 今日の給食には、ツナスパゲティが出ました。

 皆さんが店頭で目にすることが多いツナ缶の主原料は、まぐろです。

まぐろは、日本近海、南太平洋、大西洋等の温暖な海に生息する大型回遊魚です。

「魚の王」とも呼ばれ、大きいものは600kgにもなります。

 まぐろには、キハダマグロやクロマグロなどいつくかの種類がありますが、

主にツナ缶に加工されるのは、キハダマグロ、ビンナガマグロです。

キハダマグロは中型マグロに分類される大きさのものが主流ですが、

日本近海で漁獲されるものは、熱帯地域のものより小さく全長約150cm、体重70kg程度です。

ビンナガマグロはビンチョウマグロとも言われ、全長約140cm、体重60kg程度の小型のマグロです。

キハダマグロもビンナガマグロも、他のマグロと比べ脂質が少なく、味が淡泊なため、缶詰等の加工品に利用されています。

 今日の給食では、淡泊な味わいのツナを白ワインで風味付けして炒め、さらにベーコンや野菜を合わせて調味し、

ツナスパゲティを調理しました。おいしくいただきましょう。

7月12日(水)の給食

2023年7月12日 12時23分

もち麦ご飯 牛乳 かわりきんぴら 高野豆腐の玉とじ丼

 毎日、気温が高い日が続いています。梅雨時期には、

食中毒注意をするという意識をもたれる方も多いかと思いますが、

食中毒は年間を通し発生しています。梅雨時期よりも湿度は低下しますが、

気温が高い日が続く今の時期も食中毒への注意が必要です。

 学校給食では、日々、品質管理温度管理等の衛生管理を行っています。

生徒の皆さんも気温が高い日が続き、疲労の蓄積抵抗力の低下を感じる時期ではないかと思います。

各御家庭においても、食品を購入する際には、品質表示等を御確認いただき、

品温管理に注意し、保存方法等を守り、適切な取り扱いをするようにしましょう。

 また、調理の際には、丁寧に手洗いを行ってから調理を開始し、

「つけない・ふやさない・やっつける」の三つに注意しながら、調理を行いましょう。

 本日は1学期の給食最終日です。まだまだ暑い日が続きますが、健康管理に気を付けて過ごしましょう。

2学期も元気な皆さんの笑顔に会えることを楽しみにしています。

7月11日(火)給食

2023年7月11日 14時22分

 

 

媛麦パン 牛乳 夏野菜のスパゲティ フレンチサラダ ブルーベリージャム

今日は『早寝・早起き・朝ごはん』について、お話をします。

もうすぐ夏休みです。登校期間は生活リズムも整いやすく、規則正しい生活ができていると思いますが、夏休みは、夜更かしをしたり、朝ごはんを食べないなど不規則な生活になってしまう人もいるかもしれません。夏休み中も夜更かしをせず、『早寝・早起き・朝ごはん』を心がけましょう。朝ごはんの献立には、ごはんやパンなどの主食、卵焼き、焼き魚、納豆などの主菜、和え物やサラダなどの副菜がそろった献立がおすすめです。朝ごはんをしっかり食べると、暑さに負けず元気に過ごすことができます。規則正しい生活を心がけ、朝ごはんづくりに挑戦したり、お手伝いを頑張ったりすると、より思い出深い夏休みとなるでしょう。『早寝・早起き・朝ごはん』を心がけ、充実した夏休みを過ごしましょう。

7月10日(月)の給食

2023年7月10日 12時23分

穴子飯 牛乳 鶏肉のレモン煮 豆腐汁

 今日の給食は、『広島県の味めぐり』献立でした。

 穴子飯は、穴子の蒲焼きをそぎ切りにし、出汁で炊いたご飯の上に敷き詰めた料理で、

宮島沖瀬戸内海沿岸で獲れる約30cmの穴子を使って作ります。

宮島口駅で駅弁に登場したことがきっかけで、全国に知られるようになりました。

給食では、穴子、人参、ごぼう、枝豆などの野菜を入れ、炊き込みご飯にしています。

 また、広島県の呉市尾道市大崎上島町ではレモンの栽培が盛んです。

今日の給食では、岩城島産のレモン果汁を使い、鶏肉のレモン煮を作りました。

 広島県郷土の味を、おいしくいただきましょう。

7月5日(水)の給食

2023年7月5日 12時26分

もち麦ご飯 牛乳 コーンサラダ 夏野菜カレー セレクトデザート

 今日の給食には、夏野菜カレーが出ました。

 皆さんは、夏野菜と聞くと、どのような野菜を思い浮かべますか?

夏野菜には、トマト、ピーマン、ゴーヤ、とうもろこし、オクラ、かぼちゃ、枝豆等があります。

 東洋医学では、夏野菜には、体の熱を取り、体内を潤す作用が強いと考えられています。

今日の給食の夏野菜カレーには、かぼちゃオクラを使っています。

東洋医学や薬膳の分野では、かぼちゃ胃腸の消化吸収を促進したり、

体の慢性的な疲労感の改善が期待できる食材と考えられています。

 また、オクラは、食欲不振、便秘の改善等の効果が期待される食材と考えられています。

夏は高温多湿で、体のだるさを感じたり、食欲の低下を感じる人も多いと思います。

 食事の面でも、肉類等の主菜や野菜等の副菜の摂取量が減少し、麺類等の食べやすい料理

偏りがちになる人も増えると思います。かぼちゃやオクラなどの夏野菜に含まれる栄養は、

この暑い時期を乗りきるために必要な栄養素を含んでいますので、ぜひ、この時期に食べてほしい食材です。

 夏野菜を使った夏野菜カレーと皆さんが自分で選んだセレクトデザートをおいしく食べて、

夏バテを予防し元気に過ごしましょう。

7月4日(火)の給食

2023年7月4日 12時29分

黒糖パン 牛乳 春雨サラダ ポトフ ミニトマト

 今日の給食には、ミニトマトが出ました。

ミニトマトは、一個の大きさが10~50g程度あり、赤色、黄色、紫色とさまざまな品種があります。

また、球形のものだけでなく、卵のようにやや楕円形のものや、いちごのような形をしたものもあり、

料理に添えると彩りが増します。

 近年では、品種改良も進み、色や形が異なる品種だけでなく、より糖度の高い品種も生産されており、

日本で栽培されている品種だけでも約240種類もあるそうです。

 ミニトマトには、カロテンビタミンCなどの栄養素が含まれています。ミニトマトやトマトの赤色の果皮には、

抗酸化作用が期待されるリコピンが含まれています。トマトをカットすると、種の周りにゼリー状の部分があります。

このゼリー状の部分には、トマトのうま味成分であるグルタミン酸が多く含まれています。

ミニトマトは、カットせず食べることができる大きさの品種も多くあるため、このうま味成分を存分に味わうことができます。

 今日のミニトマトは愛媛県産のミニトマトです。産物をおいしくいただきましょう。

7月3日(月)の給食

2023年7月3日 12時27分

コーンピラフ 牛乳 ホキのねぎソース 枝豆スープ

 今日の給食には、枝豆スープが出ました。

 枝豆は、大豆が熟す前(大豆が緑色の状態)に収穫したもので、たんぱく質、

ビタミン、食物繊維、カルシウム、鉄分などを含む栄養豊富な食材です。

 枝豆には、「くろさき茶豆」「黒大豆」「だだちゃ豆」など、いろいろな種類があります。

 では、ここで皆さんにクイズです。皆さんは、枝豆は豆の仲間だと思いますか、それとも野菜の仲間だと思いますか?

答えは、野菜の仲間です。熟す豆の仲間となりますが、未成熟なものは野菜の仲間 に入ります。

枝豆だけでなく、さやいんげんなど、さやごと食べる豆も野菜の仲間に入ります。

 今日の枝豆スープは、枝豆風味を味わいながらいただきましよう。

6月26日(月)の給食

2023年6月26日 12時22分

ごはん 牛乳 ちぎりじゃこてん じゃが芋のみそ汁

 今日の給食はごはん主食とした、一汁一菜和食献立でした。

和食の中心とも言えるを作る農家の方は、5月頃から田の土を耕し、

田植えができるよう土作りを始めます。6月頃には田に水をはり、

「もみ」と呼ばれる種から育てた苗を植えていきます。梅雨晴れの空の下、

青々とした苗が初夏の風に吹かれている様子は、この時期ならではの気持ち良い光景です。

 田植えをした後も、農家の方は、稲が育つ様子や天候、気温、稲の周囲に雑草はないか、

苗を食べてしまう虫が発生していないかなどを細かく観察しながら、

水の量や肥料の量等の管理、除草等の作業を行い、大切に手をかけて育てます。

 7月に入ると稲穂に小さながたくさんつきはじめます。この花は朝早く短い時間、一度だけ花を咲かせます。

稲は花を閉じると、実りにむかい準備を開始します。

 稲の実がふくらみ重くなり、稲穂が垂れはじめる10月頃を過ぎると、収穫の季節がやってきます。

収穫された50 本の稲穂に実った3500粒程度が、お茶碗約1杯分のご飯になるそうです。

食事がいただけることへの、感謝を忘れないようにしたいものですね。

6月23日(金)の給食

2023年6月23日 12時28分

チキンピラフ 牛乳 ホキのから揚げ わかめスープ

 今日の給食には、ホキのから揚げが出ました。

 ホキは、水深200m~600mの深海に暮らす魚です。日本近海にはあまり生息しておらず、

日本から遠く離れた南半球のオーストラリア南部、ニュージーランド、

アルゼンチンやチリに近 いパタゴニア、南アフリカなどの海域に多く暮らしています。

 ホキは、細長い体と丸く大きな目をした白身魚です。体は60㎝~120㎝と大型で、

骨がとても少なく、加工がしやすい魚です。また、加熱しても身が固くならず、

淡泊なため、和食、洋食、中華など幅広い料理に使うことができます。

 今日の給食では、ホキをから揚げにしました。おいしくいただきましょう。

本日の給食

11月5日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・いも煮・たらの竜田揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『山形県の味めぐり』についてのお話です。
 今日の給食に登場した『いも煮』は、大きな鍋に、里芋や肉、こんにゃく、ねぎ、きのこ類、季節の野菜などを入れて煮込む、鍋料理です。山形県では、秋に収穫した里芋を使って、直径が5メートル以上もある大きな鍋で、約3万人分を作り、河原で食べる「いも煮会」が有名です。
 『いも煮』は地域によって、牛肉を使った醤油味や、豚肉を使った味噌味のものなどバリエーションが豊富です。
 今日の給食の『いも煮』は、牛肉を使った醤油味です。味わっていただきました!

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 11月2日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・にらたまスープ・じゃがいもといかの炒め物・みかん でした。

 今日は『みかん(蜜柑)』についてのお話です。
 レモンやゆずと同じ仲間で柑橘類の一つである「みかん」ですが、現在日本では80種類近くの柑橘類があります。愛媛県では「いよかん」「紅まどんな」など約40種類が栽培されています。そのため、柑橘類全体の収穫量は、全国1位を誇ります。
 また、みかんに多く含まれるビタミンCは、疲労回復や風邪予防に効果的で、これからの寒い冬を乗り切るために必要な栄養素です。
 今日の給食には『温州みかん』が登場しました。

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11月1日(木)の給食は、

 キーマカレー(麦ごはん)・牛乳・フレンチサラダ でした。

 今日は『キーマカレー』についてのお話です。
 キーマカレーは、インドで伝統的に食べられているカレーの一つです。インドで「キーマ」は「ひき肉」、「カレー」は「スパイスを使った煮込み料理」という意味があります。
 気温の高いインドの気候には、食欲を増進したり、消化を促進したりするスパイスが欠かせません。具材や調味料の違いによって「カレー」の種類はたくさんあり、家庭や地域によっても異なります。
 今日の給食は豚ひき肉を使った『キーマカレー』でした。おいしくいただきました。

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10月31日(水)の給食は、

媛麦パン・牛乳・ワンタンスープ・じゃがいもとえびのケチャップ炒め・ブルーベリージャム でした。

 今日は『ワンタン』についてのお話です。
 「ワンタン」は中国で誕生し、日本に伝わりました。小麦粉に水を加えてこね、生地をのばして作ります。基本的には皮の部分だけが「ワンタン」ですが、薄い皮に、野菜や肉などの具を包むこともあります。
 スープに入れたり、揚げたり、茹でたりして食べられます。
 今日の給食は、具の入っていない「ワンタン」が野菜スープに入った『ワンタンスープ』でした。おいしくいただきました!

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10月30日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・磯煮・おこのみ天・レモン風味漬 でした。

 今日は『レモン(檸檬)』についてのお話です。
 柑橘類の一つである「レモン」は、主に酸味や香りを楽しむ果実として親しまれています。
 原産地はインドのヒマラヤ山麓で、レモンの原種とされている「シトロン」は古くから地中海沿岸において盛んに栽培されていました。
 

 日本でのレモン栽培は明治時代から始まり、現在でも静岡県や広島県、和歌山県や熊本県などで生産されています。愛媛県では、上島町岩城島で栽培されているレモンが有名で、「青いレモンの島」として生産振興と観光開発を行っています。
 また食材としても多く用いられ、果汁を使ったドレッシングや、レモネードやレモンスカッシュなどのジュース、レモンパイやレモンケーキなどの菓子など多種多様です。揚げ物などの料理には果実のまま添えられていることも、よくあるかと思います。
 今日の給食には、岩城島産のレモンの果汁を使った『レモンの風味漬』が登場しました。爽やかな香りと酸味を味わいながら、いただきました。

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10月29日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・肉じゃが・磯あえ・納豆 でした。

 今日は『納豆』についてのお話です。
 納豆は「畑の肉」と呼ばれる「大豆」からつくられ、糸を引く粘りと独特の香りが特徴です。
 納豆のネバネバとのびる糸の正体は「ポリグルタミン酸」と呼ばれるものです。よく混ぜた方が美味しくなると言われているのは、混ぜることによって「ポリグルタミン酸」がちぎれて、うま味成分が増すからだそうです。
 栄養たっぷりの『納豆』を味わっていただきました。

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10月26日(金)の給食は、

パン・牛乳・ビーフン汁・若鶏の甘辛煮 でした。

 今日は『ビーフン』についてのお話、第2弾です。
ビーフン」は、米粉を水で練り、細長い麺状に形を整え、熱湯で茹でてから乾燥させてつくります。中国から伝わった食品で、中国語でビーフンのことを「ミィーフェン」と発音されるのを「ビーフン」と聞いたことが名前の由来だそうです。
 日本で食べられるようになったのは、今から約70年前で、その当時は、まだまだなじみがありませんでした。現代では、野菜や肉と一緒に炒めたり、スープに入れたりなど、日本の家庭料理にも登場するようになりました。
 今日の給食には『ビーフン汁』が登場しました。おいしくいただきました!

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10月25日(木)の給食は、

 コーンピラフ・牛乳・キャロットスープ・しょうゆドレッシング・チーズ でした。

 今日は『主食の米』についてのお話です。
 今日の給食の主食は『コーンピラフ』でした。ピラフは、米を炒めてから具と一緒に炊き込みます。
 最近は、日本人の米の消費量が減少しています。米は『和食』の基本であり、日本人の身体に合った食べ物です。
 ピラフや焼きめし、ドリアなど様々な工夫を加えて、『主食』を美味しくいただきましょう。

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10月23日(火)の給食は、

 ごはん・牛乳・厚揚げ入り八宝菜・華風サラダ でした。

 今日は『八宝菜』についてのお話です。
 「八宝菜」は中国の料理で、肉や魚介、野菜などのたくさんの材料を炒めてつくります。
 「」にはたくさん、「」にはおかずという意味が込められています。
 その起源は古代の中国にあります。昔、中国の宮廷料理人たちの間で、余った材料でつくっていた自分たちの食事の炒め物が美味しいと評判になりました。その噂が当時のお后様の耳に届き、その料理をつくらせたそうです。そして、「まるで、たくさんの宝物を集めてつくったように、とても美味しい」と、この料理に『八宝菜』という名前が付きました。
 今日の給食には『厚揚げ入り八宝菜』が登場しました。味わっていただきました。

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10月22日(月)の給食は、

ごはん・牛乳・五目煮・たらのもみじ揚げ・ごまあえ でした。

 今日は『体育の日』についてのお話です。
 1964年に開催された東京オリンピックの開会式の日が、国民の祝日として定められたことで『体育の日』が誕生しました。
 スポーツで力を発揮するためには、競技の練習をすることの他に、規則正しい生活や栄養のバランスのとれた食事をとることも大切です。体を動かすエネルギー源となるごはんやパン、筋肉をつくる肉や魚、疲労回復に役立つ野菜、をつくるために欠かせない牛乳など、バランスの良い食事をとることで、スポーツをするための基盤になる身体づくりができます
 2年後の2020年には、2度目の東京オリンピックが開催されます。しっかり食べて、元気にスポーツを楽しみましょう。

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 10月19日(金)の給食は、

パン・牛乳・ミネストローネ・鶏肉のトマトソース煮・りんご でした。

 今日は『りんご』についてのお話です。
 「りんご」は、世界中で栽培されている果物で、約1万種の品種が存在しています。その中でも「ふじ」という品種は、日本で最も多く栽培されており、海外へも輸出されています。
 「ふじ」は、が入っているりんごとして有名です。切ると、芯に近い部分がはちみつのような黄金色をしています。りんごはもともと保存ができる果物ですが、があるのは収穫して1ヶ月ほどで、消えてなくなります。これは、りんごがを養分として使っているからです。
 今日の給食には『早生ふじ』が登場しました。美味しくいただきました。

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10月18日(木)の給食は、

ごはん・牛乳・みそ汁・小いわしの唐揚げ・変わりきんぴら でした。

 今日は『きんぴら』についてのお話です。
 きんぴらは、ごぼうやにんじんなどを油で炒め、砂糖やしょうゆで味付けして煮詰めたものです。
 「きんぴら」という料理名は人の名前が由来となっています。昔、坂田金時という相撲取りがいました。幼少の頃から熊と相撲をとっていた彼の、子どもの名前が「金平」と言い、力持ちとして非常に有名だったそうです。
 そして、ごぼうの歯ごたえや栄養素を多く含んでいるところが、「金平」の強さに通じるところがあり、『きんぴら』という料理名が生まれました。
 その後、きんぴらごぼうと同じ作り方で、れんこんやにんじん、大根の皮などを材料にした料理も『きんぴら』と呼ばれるようになりました。
 今日の給食の『かわりきんぴら』には、ごぼうにんじん牛肉わかめひら天ごまが入っていました。美味しくいただきました!

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10月17日(水)の給食は、

 

 パン・牛乳・ビーフシチュー・フレンチサラダ・ゼリー(巨峰) でした。

 今日は『ドレッシング』についてのお話です。
 「ドレッシング」という言葉は、英語の「ドレス」という言葉から派生しました。洋服のドレスと同じで「着飾る」という意味があります。
 野菜にかけて、よりいっそう美味しく「飾る」ドレッシングには様々な種類があります。
 今日の給食の『フレンチサラダ』は、サラダ油ワインビネガー米酢こしょうみかんジュースで手作りしたフレンチドレッシングを使っています。味わっていただきました。

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10月16日(火)の給食は、

 ひじきごはん・牛乳・かきたま汁・いかの唐揚げ・即席漬 でした。

 今日は『たくあん』についてのお話です。
 たくあんは、大根を米ぬかと塩で漬けて作ります。
 「たくあん」という名前は、江戸時代の有名なお坊さん、「沢庵和尚(たくあんおしょう)」の名前にちなんで名付けられたと言われています。10歳で出家した沢庵和尚の故郷で保存食とされていた大根漬けを、人々が尊敬を込めて「たくあん」と呼ぶようになり、広まっていきました。
 昔「たくあん」という呼び名は関東地方が中心で、関西地方では「おこうこ」、九州地方ではじゃくあん」と呼ばれていたそうです。
 今日の給食は、細く切ったたくあんが入った『即席漬』が登場しました。

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10月15日(月)の給食は、

栗おこわ・牛乳・すまし汁・豚漬けフライ・おひたし でした。

 今日は『岐阜県の味めぐり』についてのお話です。
 岐阜県では、秋になると茹でたあずきと栗を一緒に蒸した「栗おこわ」を、おもてなしの料理として昔から食べてきました。ほくほくとした栗の上品な甘さが特徴です。
 そして、岐阜県には味噌を使った食べ物が多くあります。朴葉(ほおば)という葉っぱの上に味噌を乗せて焼いた「朴葉みそ」や、ご飯をつぶしてまとめたものを串に刺して焼き、みそだれをつけた「五平餅」などがあります。
 今日の給食には『栗おこわ』と、豚肉を味噌で味付けして油で揚げた『豚漬けフライ』が登場しました。味わっていただきました!

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10月12日(金)の給食は、

黒糖パン・牛乳・洋風煮込み・大根サラダ・大豆いりこ でした。

 今日は『大豆』についてのお話です。
 大豆は、体の中で主に血や肉のもとになる「たんぱく質」を多く含む食品です。「畑の肉」と言われるほど、肉にも負けない働きをします。また、体の中では作ることができないアミノ酸をたくさん含んでいるので、体がどんどん大きくなる成長期には、特に大 切な食品です。
 私たち日本人は、大豆を煮豆や炒り豆にするだけでなく、豆腐や油揚げ、きなこや納豆などに加工して食べたり、味噌やしょう油などの調味料として使ったりしてきました。
 今日の給食には『大豆いりこ』が登場しました。よく噛んで、いただきました。

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10月11日(木)の給食は、

わかめごはん・牛乳・きつねうどん・かきあげ でした。

 今日は『かきあげ』についてのお話です。
 『かきあげ』は、えびや魚介類と細く切った野菜を、小麦粉を溶いた衣でまとめ、油で揚げた料理です。サクッとした食感が特徴で、野菜の甘みが感じられます。
 「天つゆ」や「」で味付けして食べたり、丼の上にのせたり、うどんなどの麺類と一緒に食べたりと、料理のバリエーションも豊富です。
 今日の給食の『かきあげ』は、えびちりめんさつまいもごぼうさやいんげんが入っていました。いろいろな食感を楽しみながらいただきました。

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10月10日(水)の給食は、

 バイキング形式の給食(ゆかりごはん・ケチャップライス・うずまきパン・クロワッサン・牛乳・鶏の唐揚げ・エビフライ・さばの味噌煮・ウインナー・さけの唐揚げ・きのこスープ・コーンサラダ・みかんゼリー)でした。

 今日は『旬の「きのこ」を生かした献立』についてのお話です。
 代表的な秋の味覚の一つである「きのこ」は、木の切り株に生えることから「木の子ども」という意味で、「きのこ」と呼ばれるようになりました。
 種類も豊富で、椎の木に生える「しいたけ」、榎木に生える「えのきたけ」や松の木に生える「まつたけ」など、特定の木に生えることから名前が付いたものもあります。
 多くの「きのこ」には、うま味成分が豊富に含まれており、料理に加えると味に深みがでます。
 今日は、えのきたけ、しめじ、干ししいたけを使った『きのこスープ』でした。味わっていただきました。

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10月9日(火)の給食は、

 麦ごはん・牛乳・秋のカレー・茎わかめのサラダ・ヨーグルト でした。

 今日は『秋野菜』についてのお話です。
 秋は収穫の季節。さつまいも、里芋、じゃがいも、柿、栗、ごぼう、にんじん、れんこん、しいたけなど、様々な食材が旬を迎えます。
 野菜や果物は、旬の時期に食べると、一番味が良く、栄養もたっぷり含まれています。秋野菜を食べることで、体の疲れを回復させ、冬の寒さに備えることができます。
 今日の給食の『秋のカレー』には、さつまいも、にんじん、しめじなどの秋を彩る食材がたっぷりと入っていました。実りの秋に感謝しつつ、おいしくいただきました!

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10月4日(木)の給食は、

親子丼(麦ごはん)・牛乳・切り干し大根のうま煮 でした。

 今日は『』についてのお話です。
 皆さんは、卵の正しい保存方法を知っていますか?
 卵には、「気室」と呼ばれる空気の部屋があります。そのため、とがった方を下にして保存した方が、空気が動かず、卵の鮮度が保たれます。
 冷蔵庫で保存するときに、確認してみましょう。

※明日は振替休日となりますので、次回の更新は10月9日(火)になります。

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10月3日(水)の給食は、

 

 米粉パン・牛乳・イタリアンスパゲティ・海草サラダ・梨 でした。

 今日は『新高梨』のお話です。
 今日の給食の梨は、「新高梨」です。現在日本には、約20種類の梨の品種があります。その中でも、熊本県や千葉県、高知県で多く栽培されているのが、「新高梨」です。
 皮が赤茶色で、実が柔らかく、果汁が多くて甘みが強いのが特徴です。また、他の品種より2~3倍の大きさがあり、大きいものでは重さが1.5㎏にもなります。
 甘くてみずみずしい『新高梨』を、存分に味わいました。

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10月2日(火)の給食は、

 松山鮓・牛乳・わかめ汁・若鶏の唐揚げ でした。

 今日は『秋祭りの行事食』のお話です。
 秋祭りは、米や野菜などの実りに感謝し、農作物の収穫をお祝いする行事です。また、地域の人が集まって交流を深める場でもあり、松山市では、郷土料理である『松山鮓』がふるまわれます。
 お祭りと聞くと「お神輿」を思い浮かべる人も多いと想います。お神輿は、神様の魂を運ぶ乗り物として使われます。お神輿をかついで地域を回り、人々が病気をすることなく暮らせることを願います。
 ちなみに、松山市の秋祭りでは、神輿と神輿をぶつけ合う「鉢合わせ」が有名です。

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10月1日(月)の給食は、

 ごはん・牛乳・豚汁・たらの衣揚げ・アーモンドあえ でした。

 今日は『たら』についてのお話です。
 白身魚である「たら」は、スーパーでは食べやすい大きさに切った状態で売られていますが、実は全長1メートルにもなる大きな魚です。そして、とても食いしん坊な魚としても知られています。イカ、タコ、イワシなどを手当たり次第になんでも食べて成長します。そのため、お腹が大きく膨らんでいます。このことから、お腹いっぱいになるまで食べることを「たらふく食べる」と言います。
 「たら」には、カルシウムの吸収をよくするビタミンDが多く含まれています。

 今日は『たらの衣揚げ』が登場しました。味わっていただきました!

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