6月16日(金)の給食

2023年6月16日 12時26分

おもぶり 牛乳 の衣揚げ レモン風味漬 すまし汁

 今日の給食は、『愛媛県の味めぐり』献立でした。

 「おもぶり」は、愛媛県郷土料理で、炊きたてのご飯に、味付けした具材を混ぜて作る、混ぜご飯です。

愛媛の方言「混ぜる、混ぜ込む」を意味する、「もぶる」からその名が付いたと言われています。

春は山菜、冬は大根や里芋など、季節の食材を加えることで一年中楽しめる料理です。

 また、今日の給食のの衣揚げに使用している養殖鯛は、愛媛県生産量日本一です。

 そして、レモン風味漬に使用しているレモンは、岩城島産レモン果汁です。

愛媛県では、レモンの産地として岩城島が有名ですが、2023年1月 には「興居島レモン」

『まつやま農林水産物ブランド』として認定されるなど、レモンは県内でも、いくつかの地域で

栽培される柑橘となってきています。愛媛県郷土の味を、味わっていただきましょう。

 

6月15日(木)の給食

2023年6月15日 12時20分

媛麦パン 牛乳 鶏肉のトマトソース煮 ミネストローネ すいか

 今日の給食には、すいかが出ました。すいかは、水分の含有量が多く、

シャリシャリとした食感と、さっぱりとした甘さが特徴の果物です。

 愛媛県でも多くの地域で栽培されており、大洲、城南、菊間、中山など、

栽培されている地域により収穫時期も異なるため、長い期間、県内産 のおいしいすいかを味わうことができます。

特に、大洲で栽培されるすいかは、農林水産省 ガイドラインに基づく、県特別栽培認証も取得しています。

 すいかの食べ頃を確かめるために、すいかを手で軽くたたいて

を聞いている様子を見たことがある人もいるかもしれません。

「ポン、ポン」という高い音は、まだ食べ頃ではないそうです。

「ドン、ドン」という鈍い音になると熟れ過ぎているそうです。

食べ頃のすいかは、「ボン、ボン」という良い響きの音がするそうです。

カットされていないすいかを買った時には、音を確かめて食べてみましょう。

 

6月12日(月)の給食

2023年6月12日 12時22分

もち麦ごはん 牛乳 大豆とひじきのかき揚げ 豚玉丼

 今日の給食には、もち麦ごはんが出ました。

 もち麦は、大麦の一種です。米や麦等の穀類は、含まれるでんぷんの性質の違いにより、

「うるち性」「もち性」に分けられます。私達が給食で食べているもち麦は、「もち性」大麦 です。

「もち米」や「もち麦」など「もち性」の穀類は、独特のぷちぷちとした歯触りをしており、

豊富な水溶性食物繊維を含むことから、もっちりとした食感があることが特徴です。

 現代の日本人は、食物繊維摂取量不足していると言われています。十分な食物繊維 を食事から摂取するためには、

1日あたり3~6gの食物繊維をさらに摂取する必要があります。もち麦には、ごぼうの約2倍の食物繊維が含まれています。

 もち麦ごはんを、豚玉丼といっしょに、よくかんでおいしくいただきましょう。

6月9日(金)の給食

2023年6月9日 12時27分

わかめごはん 牛乳 ししゃものから揚げ 磯和え 肉うどん

 今日の給食の肉うどんには、ごぼうが使われています。

 ごぼうは、昔、中国から薬草として日本に伝来しました。ごぼうを野菜として食べる習慣のある国は、

日本、韓国、台湾、中国の一部など、世界中を見てもごくわずかだそうです。

しかし、近年は、ごぼう特有の滋味深さや食感から、フランス料理、イタリア料理などの洋風料理でも

使われるようになってきました。

 ごぼうには食物繊維が豊富に含まれており、整腸作用、血中の余分なコレステロールを排出する作用などがあります。

また、ごぼうは噛み応えがあるため、よく噛むことで虫歯防止にも役立ちます。

 今日の肉うどんに入っているごぼうも、よく噛んでいただきましょう。

 

6月8日(木)の給食

2023年6月8日 12時18分

コッペパン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ クリームスープ アーモンド入りカミカミチップ

 今日の給食は、『歯と口の健康週間』行事食献立でした。

 虫歯予防には、よく噛んで食べることが大切です。よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促進され、

虫歯予防に役立ちます。また、食べ過ぎも防ぐことができ、肥満予防にもつながります。

食事をする際には、噛むことも意識して食べるようにしましょう。

 6月4日から10日までの一週間は、『歯と口の健康週間』です。健康維持には、歯と口の健康も大切です。

乳歯から生え変わった永久歯は、私達と長い人生を共に過ごす大切な歯です。この大切な歯を守るために、

よく噛んで食べる、食べた後は歯磨きを忘れないなど、歯と口の健康を保つよう心掛けましょう。

 今日の給食のカミカミチップは、アーモンドや煮干しを使った噛み応えのある献立です。よく噛んで食べましょう。

6月7日(水)の給食

2023年6月7日 12時24分

梅ごはん 牛乳 あじフライ 三色あえ かきたま汁

 今日の献立は、『入梅』行事食献立でした。

 季節の移り変わりを知るために設けられた『雑節』という暦の上で、

立春から数えて135日目にあたる日を『入梅』と言います。

今年の『入梅』は、6月11日です。

 6月は梅雨入りの時期 にあたります。農家の人達にとって梅雨の時期を把握することは、

田植えをするために大切 でした。このため、江戸時代の暦には、『入梅』が設けられたようです。

 今日の給食では、地域の産物である七折梅を使い、梅ごはんにしました。

さっぱりとした味わいの七折梅を使って炊飯した梅ごはんを、おいしくいただきましょう。

6月6日(火)の給食

2023年6月6日 12時24分

コッペパン 牛乳 いかのさらさ揚げ キャベツサラダ もずくスープ ブルーベリージャム

 今日の給食には、もずくスープが出ました。

 もずくは、糸状藻類と呼ばれる海藻の仲間です。

糸状という名前の通り、そうめんのような細長い形から、いくつも枝分かれしています。

もずくという名前は、他の海藻に付着して生育する様子から、「藻に付く」という言葉が転じ、

もずくと呼ばれるようになったそうです。

 もずくは、海の中では茶褐色をしていますが、他の海藻と同じよう、加熱すると緑色に色が変わります。

もずくはわかめに似た歯触りをしていますが、表面ぬめり粘りがあるのが特徴です。

このぬめりがある部分には、体に良い成分であるフコダインアルギン酸が多く含まれています。

 今日の給食ではもずくを使い、もずくスープをつくりました。おいしくいただきましょう。

6月5日(月)の給食

2023年6月5日 12時25分

ごはん 牛乳 昆布サラダ ハヤシライス

 今日の給食には、昆布サラダが出ました。

 昆布は、日頃の食生活で不足しがちな栄養素である、食物繊維・カルシウム・鉄・ビタミンなどを多く含んでいます。

昆布に含まれる食物繊維は、水に溶けやすい性質をもっています。このため、昆布には、整腸作用や余分なコレステロールを

体外へ排出する効果が期待されています。また、生活習慣病の原因にもなる、肥満を防止する効果もあります。

 その他にも、カルシウムには、丈夫にする働きや、気持ちを落ちつかせる効果が期待されています。

には、貧血を防ぐ効果があります。ビタミンは、肌の調子を整えたり、疲労回復に役立ちます。

 今日の給食では、昆布を使 って昆布サラダをつくりました。よくかんでいただきましょう。

6月2日(金)の給食

2023年6月2日 12時22分

ごはん 牛乳 バンサンスー 麻婆豆腐

 今日の給食には、バンサンスーが出ました。

 バンサンスーは、中華料理の一つで、三文字の漢字で表します。

「バン」という漢字には、中国語で「和える」という意味があります。

また、「サン」「3」という数を表し、「スー」にはのように細く千切りにするという意味があります。

これらの漢字で表されるように、バンサンスーは、千切りにした三種類程度の食材を和えて、調理します。

 今日の給食のバンサンスーには、春雨、きゅうり、だいこん、にんじんを使っています。

店頭 などでよく見かける乾燥された春雨は、緑豆という豆のでん粉から作られています。

春雨特有のつるっとした食感は、原料であるでん粉に由来します。

 今日のバンサンスーも、おいしくいただきましょう。

6月1日(木)の給食

2023年6月1日 12時22分

コッペパン 牛乳 若鶏のマリアナソース 野菜たっぷりスープ

 今日の給食には、若鶏のマリアナソースが出ました。

 マリアナソーストマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理に使われます。

「マリアナ」の語源は、イタリア語「船乗りの」を意味する「マリナーラ」です。

イタリアにあるナポリという町の船乗りがよく食べていたことが由来とされています。

 マリアナソースは、トマトに含有されるにより長期保存が可能であるため、長い船旅にも

食糧として持参することができます。このため、マリアナソースは冷凍技術が発明されるまで、

頻繁に利用されていました。

 今日の給食では、鶏肉をマリアナソースで調理しました。トマトの風味を感じながら、おいしくいただきましょう。