ごはん 牛乳 いかのから揚げ すだち風味漬 磯煮
今日の給食献立は、『旬のひじきを生かした献立』でした。
ひじきは、煮物や炊き込みご飯などに使われる食材の一つです。ひじきは古くから食用として利用されており、縄文時代の貝塚からも発見されています。
今日の給食の磯煮に使われている松山ひじきは、きれいな海水と早い潮流に囲まれた忽那諸島でとれたひじきで、芽と茎のバランスが良く、しゃきしゃきとした食感が特徴です。
ひじきは岩場に根を張り生育する海藻であるため、ひじきをとる際には、引き潮になる時間帯に、鎌を使い、ていねいに刈り取りをします。その後、砂などを取り除くために洗います。洗い終わったひじきは、3日から4日かけ海風で乾燥させながら天日干しにします。乾燥後は、加工場に運び、再度ていねいに洗い、加熱・殺菌を行って、店頭などで販売される製品になります。
地域でとれた松山ひじきを、味わっていただきましょう。
媛麦パン 牛乳 ドレッシングサラダ
ミートスパゲティ カラマンダリン
今日の給食には、カラマンダリンが出ました。
カラマンダリンの外皮は、温州みかんよりやや厚く、皮の表面がボコボコしています。果肉は温州みかんより濃い橙色で、芳醇な香りと強い甘味があり、種は少しありますが、春に人気の柑橘です。さまざまな柑橘の中で、樹木に実が付いている期間が最も長い品種であるため、果肉の甘味をぎゅっと濃縮したようなおいしい果汁を味わうことができます。
カラマンダリンは、主に愛媛県で栽培されており、全国の生産量の約半分を占めています。また、愛媛県の主要な生産地である松山市では、愛媛県における生産量の約90%を占めるカラマンダリンが栽培されており、『まつやま農林水産物ブランド』にも認定されています。
旬を感じる地場産物であるカラマンダリンを、おいしくいただきましょう。
米粉パン 牛乳 ごま入り春雨サラダ ビーフシチュー
今日の給食が今年度の最後の給食です。
三年生の皆さんは、今日の給食をもって、学校給食の卒業となります。給食活動を通じた経験や学びは、
今後の学校生活や社会活動においても、きっと生かすことができると思います。
これからも応援していますので、心身ともに成長を続けてください。
三年生だけでなく、一・二年生の皆さんにも、機会があれば、お伝えしてきていますが、
“食べることは、生きること”です。そして、私達が、日々食事をいただくことができるのは、
多くの方の支えがあってこそであること、動植物から命をいただいているという事実があることを
忘れないでください。
食事を毎日三食いただくことができるということに感謝する、それを支えてくださる全てのものに感謝する、
この気持ちを忘れないようにしてください。
また、来年度の給食で、皆さんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。
文末になりましたが、日々の学校給食にご理解・ご協力をいただいております保護者の皆様、
今年度もありがとうございました。
ごはん 牛乳 アーモンドあえ 厚揚げのみそ炒め ももゼリー
今日の給食には、厚揚げのみそ炒めが出ました。
厚揚げは、豆腐を一丁の半分程度の大きさに切り、油で揚げた食材です。
油揚げとは違い、中が豆腐の状態のままになるよう揚げているので、「生揚げ」とも言われます。
表面だけを油で揚げることで、豆腐の食感を残したままの香ばしさを感じることができます。
このため、厚揚げは、煮たり、焼いたりと幅広い料理に使うことができます。
今日の給食では、豚肉や玉ねぎなどの野菜と一緒に、みそ炒めにしました。
野菜もたっぷりと食べることができる一品です。おいしくいただきましょう。
アップルパン、牛乳、野菜スープ、鯛のマリネ、せとか(中学のみ)
今日は、旬の「鯛」を生かした献立です。
名前に鯛とつく魚はたくさんいますが、一般的に鯛といえばマダイのことを言い、各地で「めでたく、縁起のいい魚」としてお祝い事には欠かせない魚となっています。宇和海や瀬戸内海に面した愛媛県でも、昔から多く漁獲されており、郷土料理にも使われる食材として、愛媛県民にはなじみ深い魚です。天然マダイの漁獲量は全国トップクラス、養殖マダイの生産量は全国1位を誇り、愛媛県を代表する魚として、平成5年に「県魚」に指定されました。
天然マダイは9月から12月の秋から冬にかけて、春の産卵に向け、エサをたくさん食べ、栄養を蓄えるため、この時期がもっともおいしいと言われています。
愛媛県を代表する産物である「鯛」を味わっていただきましょう。
ごはん 牛乳 いかのさらさ揚げ 太平燕(タイピーエン)
今日の給食には、太平燕が出ました。
太平燕とは、春雨をメインに、炒めた野菜や豚肉、えび、たけのこ、かまぼこ、
しいたけなどを使った具沢山の中華風春雨スープのことです。
太平燕は、茹で卵を油で揚げたものが盛り付けられていることが特徴です。
つるっとした喉ごしの春雨に、さまざまな具材のうま味がからみ、いっそうおいしく食べることができます。
中国福建省から伝わった料理が、太平燕として熊本県に定着し、現在ではソウルフードとしての
地位を確立しています。
今日の給食の太平燕には、揚げた茹で卵の代わりにうずら卵を使っています。
春雨、豚肉 、えび、かまぼこ、その他にもたくさんの野菜が使われています。
具材のうま味を味わっていただきましょう。
もち麦ごはん 牛乳 ひじきの炒め煮 親子丼
今日の給食には、ひじきの炒め煮が出ました。今日のひじきの炒め煮には、
地元の産物である松山ひじきを使っています。潮の流れが速く、きれいな海で育った松山ひじきは、
“まつやま農林水産物ブランド”にも認定されています。
松山ひじきの特徴は、根と茎の形が揃っていて、食感がシャキシャキとしていることです。
ひじきを収穫する際には、引き潮にあわせ、岩場に根を張っているひじきを鎌でていねいに刈り取ります。
そして、加工場に運び、洗ったあと、加熱・殺菌を行い製品にします。
ひじきには、食物繊維、カルシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。
ひじきを使った給食の献立には、今日の炒め煮以外にも、ひじきごはんやひじきサラダ、磯煮などがあります。
地域の産物を味わっていただきましょう。
コッペパン 牛乳 フレンチサラダ カレースパゲティ チーズ
今日の給食は、洋食献立です。パンやスパゲティなどの洋食献立は、食べやすく学校給食でも人気の献立です。
しかし、和食献立のように、ごぼうやきのこ類、小魚類などが使われることが少ない献立でもあり、ついつい
噛む回数が少なくなってしまいがちです。
私達の体は、まず、食べ物を口腔内で咀嚼し、胃で消化した後、腸で栄養素を吸収しています。
この消化・吸収の一連の流れのスタートが、口腔内での咀嚼です。このため、消化・吸収 をよくするためには、
どのような食べ物でも、よく噛むことがとても大切です。
皆さんは、今日の献立であれば、何回ぐらいかんで食べていますか。パンやスパゲティなどの食べやすい献立は、ついつい早食いになり、あまり噛まないまま飲み込んでいないでしょうか。食べる際には、一口で30回程度噛むと、消化・吸収によいそうです。よく噛むことで、食 べ物は、小さく噛み砕かれ、唾液と混ざることで、さらに
消化・吸収されやすい状態なります。
食事をする際には消化・吸収がよくなるよう、よく噛んで食べましょう。
もち麦ごはん 牛乳 みつ葉入りかき揚げ おひたし けんちん汁 しそひじき
今日の給食には、みつ葉入りかき揚げが出ました。
みつ葉は、日本原産の野菜です。名前の通り、3枚の葉が付いています。
店頭でよく見かける「糸みつば」の他に、ゴボウのような白く少し太めの根が付いている「根みつば」、
セロリのように長く細い茎の上部に葉がある「切りみつば」などがあります。
野山に生えている天然のみつ葉は、風味が強く、茎もしっかりとしています。
みつ葉は、一年を通じ販売されていますが、旬は3月から5月頃までです。
旬のみつ葉は、とてもよい香りがします。
今日の給食では、かき揚げにみつ葉を入れました。みつ葉の緑色がアクセントになり
彩りも美しいかき揚げを、おいしくいただきましょう。
ごはん 牛乳 へかやき かきたま汁
今日の給食は、『島根県の味めぐり』献立です。
島根県の郷土料理であるへか焼きは、牛肉や豚肉の代わりに魚介類を使って作る、すき焼き風の煮物です。
「へか」とは、農業で畑を耕す際に使われる道具である「犂(すき)」の、長い持ち手の先に付いている
金属の部分のことで、これを鍋の代わりに使ったことが「へか」の語源になったと言われています。
「へか焼き」は日本海に面し、漁業が盛んな島根県太田市で、海上安全や大漁を祈願する行事の際に
食べられます。甘辛い味付けが、ごはんとよくあう料理です。
今日の給食では、ぶりを使って、へか焼きを調理しました。島根県の郷土の味を、おいしくいただきましょう。