
コーンピラフ 牛乳 ホキのねぎソース 枝豆スープ
今日の給食には、枝豆スープが出ました。
枝豆は、大豆が熟す前(大豆が緑色の状態)に収穫したもので、たんぱく質、
ビタミン、食物繊維、カルシウム、鉄分などを含む栄養豊富な食材です。
枝豆には、「くろさき茶豆」「黒大豆」「だだちゃ豆」など、いろいろな種類があります。
では、ここで皆さんにクイズです。皆さんは、枝豆は豆の仲間だと思いますか、それとも野菜の仲間だと思いますか?
答えは、野菜の仲間です。豆は熟すと豆の仲間となりますが、未成熟なものは野菜の仲間 に入ります。
枝豆だけでなく、さやいんげんなど、さやごと食べる豆も野菜の仲間に入ります。
今日の枝豆スープは、枝豆の色や風味を味わいながらいただきましよう。

ごはん 牛乳 ちぎりじゃこてん じゃが芋のみそ汁
今日の給食はごはんを主食とした、一汁一菜の和食献立でした。
和食の中心とも言える米を作る農家の方は、5月頃から田の土を耕し、
田植えができるよう土作りを始めます。6月頃には田に水をはり、
「もみ」と呼ばれる種から育てた苗を植えていきます。梅雨晴れの空の下、
青々とした苗が初夏の風に吹かれている様子は、この時期ならではの気持ち良い光景です。
田植えをした後も、農家の方は、稲が育つ様子や天候、気温、稲の周囲に雑草はないか、
苗を食べてしまう虫が発生していないかなどを細かく観察しながら、
水の量や肥料の量等の管理、除草等の作業を行い、大切に手をかけて育てます。
7月に入ると稲穂に小さな花がたくさんつきはじめます。この花は朝早く短い時間、一度だけ花を咲かせます。
稲は花を閉じると、実りにむかい準備を開始します。
稲の実がふくらみ重くなり、稲穂が垂れはじめる10月頃を過ぎると、収穫の季節がやってきます。
収穫された50 本の稲穂に実った3500粒程度が、お茶碗約1杯分のご飯になるそうです。
食事がいただけることへの、感謝を忘れないようにしたいものですね。

チキンピラフ 牛乳 ホキのから揚げ わかめスープ
今日の給食には、ホキのから揚げが出ました。
ホキは、水深200m~600mの深海に暮らす魚です。日本近海にはあまり生息しておらず、
日本から遠く離れた南半球のオーストラリア南部、ニュージーランド、
アルゼンチンやチリに近 いパタゴニア、南アフリカなどの海域に多く暮らしています。
ホキは、細長い体と丸く大きな目をした白身魚です。体は60㎝~120㎝と大型で、
骨がとても少なく、加工がしやすい魚です。また、加熱しても身が固くならず、
味も淡泊なため、和食、洋食、中華など幅広い料理に使うことができます。
今日の給食では、ホキをから揚げにしました。おいしくいただきましょう。

コッペパン 牛乳 ハンバーグ 海藻サラダ キャロットスープ
雨が降る日が多く、気温と湿度が高い今の時期は食中毒の予防に注意が必要です。
じめじめとした湿度が高い環境は、食中毒の原因となる菌やウイルスが増殖しやすくなります。
食中毒の原因となる菌やウイルスから、健康を守るために、次 のことに気を付けましょう。
① ハンドソープなどを使い、流水で手洗いし、清潔なハンカチで拭いて給食の準備をしましょう。
② 給食当番の人は、白衣や帽子、マスクをきちんと身に付けましょう。
③ 偏食せず、バランスよく食べ、健康な体作りをしましょう。
手洗いは衛生の基本です。食中毒予防のためにも、
毎日の手洗いや清潔なハンカチの持参を忘れないようにしましょう。

ごはん 牛乳 切干大根の中華サラダ 八宝菜
今日の給食には、八宝菜が出ました。
八宝菜は、中国の広東料理で、「五目うま煮」と呼ばれることもある料理です。
八宝菜の名前の由来は、諸説あるそうですが、どの説にも共通していることは、
多くの具材を使ったおいしい料理に心を動かされ、八宝菜という名前を付けたということです。
八宝菜の名前に使われている漢字の「八」は、数字の8を意味しているのではなく、
数が多いということを意味しているそうです。また、「菜」という漢字は、
「おかず」という意味があるそうです。「宝」という漢字がなぜ使われているのかということが、
明確ではないようですが、宝物のようにおいしい食材が多く使われているというような意味で
使われているのではないかという説が多いようです。
今日の給食の八宝菜にも、豚肉、えび、いか、うずら卵、きくらげ、キャベツ、たまねぎ、
たけのこ、にんじん、ピーマンなど多くのおいしい食材を使っています。味わっていただきましょう。

コッペパン 牛乳 ナムル 中華炒め 冷凍パイナップル
今日の給食には、冷凍パイナップルが出ました。
パイナップルは南アメリカ地方原産の果物で、日本には江戸時代に、オランダ船によって運 ばれてきたと言われています。
パイナップルには、ビタミンB、マンガン、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンBは疲労回復に役立ち、蒸し暑く体が疲れやすくなるこの時期には、ぜひとってほしい栄養素の一つです。
カリウムは高血圧の予防等の効果が期待される栄養素です。
店頭で販売されているパイナップルを選ぶ際には、パイナップル特有の甘い香りがあり、
底の部分を押すと少し弾力があるものがおすすめです。あまり熟れていないパイナップルを食べると、
舌や口の中にピリピリとした刺激を感じることがあります。これは、パイナップルに含まれる
シュウ酸カルシウムという成分によって引き起こされる場合がある症状です。
今日の給食の冷凍パイナップルは、完熟したパイナップルを冷凍にしています。
蒸し暑い時期にぴったりな、冷たく甘いパイナップルをおいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 アーモンドあえ 肉じゃが (袋)のり
6月は食育月間です。
食育月間は、家庭、学校、地域など社会全体で、食育の取組を推進しようという趣旨で制定されました。
この食育月間に合わせて、地域や学校などが協力し、食育に関連したイベントを開催したり、
食についての情報発信を行ったりしています。
『食育』とは、皆さんが、食に関する知識を学 んだり、食事を選ぶ力を養ったり、
家庭科や総合学習、給食活動など多くの体験を通じ、生涯を健やかに過ごし、
『生きる力』を育むことができるようにするための活動です。
学校の給食時間だけでなく、日常の様々な活動や日常のふとした食に関する小さな気付きも含めれば、
皆さんの周りには食について学習するチャンスが多くあります。
食育月間は日常生活の中で食について考える良い機会です。皆さんも食について、考えてみましょう。

おもぶり 牛乳 鯛の衣揚げ レモン風味漬 すまし汁
今日の給食は、『愛媛県の味めぐり』献立でした。
「おもぶり」は、愛媛県の郷土料理で、炊きたてのご飯に、味付けした具材を混ぜて作る、混ぜご飯です。
愛媛の方言の「混ぜる、混ぜ込む」を意味する、「もぶる」からその名が付いたと言われています。
春は山菜、冬は大根や里芋など、季節の食材を加えることで一年中楽しめる料理です。
また、今日の給食の鯛の衣揚げに使用している養殖鯛は、愛媛県が生産量日本一です。
そして、レモン風味漬に使用しているレモンは、岩城島産のレモン果汁です。
愛媛県では、レモンの産地として岩城島が有名ですが、2023年1月 には「興居島レモン」も
『まつやま農林水産物ブランド』として認定されるなど、レモンは県内でも、いくつかの地域で
栽培される柑橘となってきています。愛媛県の郷土の味を、味わっていただきましょう。

媛麦パン 牛乳 鶏肉のトマトソース煮 ミネストローネ すいか
今日の給食には、すいかが出ました。すいかは、水分の含有量が多く、
シャリシャリとした食感と、さっぱりとした甘さが特徴の果物です。
愛媛県でも多くの地域で栽培されており、大洲、城南、菊間、中山など、
栽培されている地域により収穫時期も異なるため、長い期間、県内産 のおいしいすいかを味わうことができます。
特に、大洲で栽培されるすいかは、農林水産省 ガイドラインに基づく、県特別栽培認証も取得しています。
すいかの食べ頃を確かめるために、すいかを手で軽くたたいて
音を聞いている様子を見たことがある人もいるかもしれません。
「ポン、ポン」という高い音は、まだ食べ頃ではないそうです。
「ドン、ドン」という鈍い音になると熟れ過ぎているそうです。
食べ頃のすいかは、「ボン、ボン」という良い響きの音がするそうです。
カットされていないすいかを買った時には、音を確かめて食べてみましょう。

もち麦ごはん 牛乳 大豆とひじきのかき揚げ 豚玉丼
今日の給食には、もち麦ごはんが出ました。
もち麦は、大麦の一種です。米や麦等の穀類は、含まれるでんぷんの性質の違いにより、
「うるち性」と「もち性」に分けられます。私達が給食で食べているもち麦は、「もち性」の大麦 です。
「もち米」や「もち麦」など「もち性」の穀類は、独特のぷちぷちとした歯触りをしており、
豊富な水溶性食物繊維を含むことから、もっちりとした食感があることが特徴です。
現代の日本人は、食物繊維の摂取量が不足していると言われています。十分な食物繊維 を食事から摂取するためには、
1日あたり3~6gの食物繊維をさらに摂取する必要があります。もち麦には、ごぼうの約2倍の食物繊維が含まれています。
もち麦ごはんを、豚玉丼といっしょに、よくかんでおいしくいただきましょう。