10月3日(火)の給食

2023年10月3日 12時19分

令和5年10月3日(火)

コッペパン 牛乳 ホキの甘辛煮 ワンタンスープ 新高梨

 今日の給食には、梨が出ました。

 日本では、梨は古くから食べられていたようで、『日本書紀』にも記述が残っているそうです。

 ところで、皆さんは「有りの実」という言葉を聞いたことがありますか?「有りの実」とは、実は梨のことです。

梨という言葉が「無し」に通じるということで、縁起の良い響きがする言葉に言い換える際に、

「有りの実」という言い方をされることがあるそうです。

 古来の日本人は、食品の呼び方についても、吉兆を呼び込むことを願ったり、縁起を担いだりする習俗がありました。

梨の他にも、するめいかを「する」という響きを避け、「あたりめ」と言い換えたりするのも、同じく縁起を担いで呼び名を言い換えた一例です。

 日頃何気なく食べている食品ですが、その呼び方について調べてみると、

今まで知らなかった日本の伝統や風習等を知る機会になることがあります。

 皆さんも気になる呼び方の食品があれば、ぜひ調べてみてくださいね。

10月2日(月)の給食

2023年10月2日 12時24分

令和5年10月2日(月)

もち麦ごはん 牛乳 厚揚げとひじきの煮物 豚卵丼 (袋)小魚

 今日の給食には、厚揚げとひじきの煮物が出ました。

厚揚げは、豆腐を厚くカットし、油で揚げて作ります。同じように豆腐を揚げて作る加工品に油揚げもありますが、

油揚げは豆腐を薄くカットし二度揚げして作られるため、出来上がると厚みが薄くなります。

 厚揚げは表面を油で揚げることできつね色になり、調理をしても形が崩れにくくなっていますが、

中には豆腐本来の柔らかさが残っており、表面の香ばしさと豆腐本来の柔らかい口当たりの両方を味わうことができます。

 厚揚げや油揚げなどは、油で揚げるため、豆腐に比べると脂質が多くなりますが、大豆成分に対する加熱の影響はあまりないため、

大豆に含まれる栄養素もしっかりとることができます。大豆加工品である厚揚げには、良質なたんぱく質、

日頃の食生活で不足しがちな食物繊維、成長期にある皆さんにとって大切なカルシウムや鉄等が豊富に含まれています。

 今日の給食では、厚揚げと松山産のひじきを使って煮物を作りました。おいしくいただきましょう。                                              

9月27日(水)の給食

2023年9月27日 12時23分

令和5年9月27日(水)

キムチご飯 牛乳 ナムル 中華コーンスープ 

 今日の給食には、キムチご飯が出ました。

 キムチは、韓国の伝統的な漬物で、国民食と言っても過言ではありません。

各家庭に伝わる味があり、多くの人の日常の食卓に登場する一品です。

 キムチの語源は、韓国語で漬物を意味する「キムチェ」です。「キムチェ」が変化して、

「キムチ」と呼ばれるようになりました。キムチは辛いだけではなく、酸味もあります。

これは、キムチを作る過程で、乳酸菌による発酵が行われるためです。

このため、キムチには乳酸菌が含まれており、お腹の調子を整えてくれます。

 おいしいキムチを使ったキムチご飯を、味わっていただきましょう。

9月26日(火)の給食

2023年9月26日 12時25分

令和5年9月26日(火)

コッペパン 牛乳 コーンサラダ クリームスープ イチゴジャム

 今日の給食には、クリームスープが出ました。

クリームスープの具材には、ベーコンを使っています。ベーコンは、豚肉を塩漬けにした後、水に浸し塩抜きをして燻製にしたものです。

かつては、野生の猪肉から作られていましたが、養豚の普及に伴い豚肉で作られるようになりました。

 ベーコンは燻煙により風味が増すだけでなく、豚肉に含まれる脂質の酸化が抑制され、保存性や防腐性も向上します。

 ベーコンは使用する豚肉の部位により、ロース肉を使用したロースベーコン、肩肉を使用したショルダーベーコン、

ばら肉を使用したばらベーコンなどがあります。部位により脂質の含有量が異なるため、料理や好みにより使い分けることで、

より料理をおいしくいただくことができます。例えば、脂質含有量が多いばらベーコンは、少し厚めに切り、弱火でじっくり焼くことで、

油が溶けだし、カリカリと香ばしい風味のベーコンになります。このため、炒め物などに使うと、香りと旨味が増し、おいしく仕上がります。

 ベーコンが入って旨味が増した給食のクリームスープを、味わっていただきましょう。

9月22日(金)の給食

2023年9月22日 12時24分

令和5年9月22日(金)

梅ごはん 牛乳 はもの天ぷら 即席漬 沢煮椀

 今日の給食には、はもの天ぷらが出ました。

 はもは産卵前に脂がのり、甘くやわらかい身になるため、6月から7月が旬の魚と言われています。

しかし、産卵期を終え身が細くなったはもは、旺盛な食欲でしっかり餌を食べ、再び脂がのった身となり、

もう一度秋頃に旬を迎えます。秋に獲れるはもは、体の表面が金色をしており、「金はも」と呼ばれることがあります。

 はもは、細長い円筒形の魚体をしており、小骨がたくさんある魚です。そのままでは食べにくいため、

中骨を除いた後、さらに小骨に包丁を細かく入れる「骨切り」という調理が必要 です。

「骨切り」は皮を切らないよう、はもの身に細かい切れ込みを入れることで、小骨を切 っていくという包丁の技法の一つです。

 今日は、秋のはもを天ぷらにしました。よく噛んで、おいしくいただきましょう。

9月21日(木)の給食

2023年9月21日 12時26分

令和5年9月21日(木)

コッペパン 牛乳 ポークビーンズ 茎わかめのサラダ ぶどう

 今日の給食には、ぶどうが出ました。

 ぶどうは品種がとても多い果物で、世界には一万種類以上あると言われています。

日本では、この一万種類のうち、約三十~四十種類のぶどうが栽培されています。

 ぶどうは栽培されている品種が多いため、夏から秋頃にかけてさまざまな品種をおいしく食べることができます。

デラウェアなどは6月頃から少しづつ店頭に並び始めますが、種類や量が安定して入荷されるのは8月から10月頃です。

 松山市では、ぶどうの産地として、伊台地区が有名です。

伊台地区では、ニューピオーネやシャインマスカットなどが栽培されています。

 ぶどうには甘味のもとであるブドウ糖や、カリウム、鉄などのミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。

 まだまだ暑さが残り、疲れがとれにくいと感じる人には、ブドウ糖やビタミン類が疲労回復に役立つので、

ぜひ食べてほしい果物です。

 今日のぶどうは、伊台産のピオーネです。地域の旬の産物をおいしくいただきましょう。

9月20日(水)の給食

2023年9月20日 12時25分

令和5年9月20日(水)

白ご飯 牛乳 さばのみぞれ煮 おひたし みそ汁

 今日の給食には、さばのみぞれ煮が出ました。

さばは秋から冬が旬の魚です。4月から6月の産卵期を終え、餌をしっかり食べ

再び脂肪を蓄え味がよくなるのが秋以降だからです。

 さばには、動脈硬化の予防が期待されるIPAや、脳を活性化させるDHAなど

不飽和脂肪酸と呼ばれる良質な脂質が含まれています。

 さばは青魚特有の香りがあり、この香りが少し苦手だと感じる方もいるかもしれませんが、

今日の給食ではみぞれ煮という方法で調理することで、とても食べやすくなっています。

みぞれ煮は、大根おろしを加えて煮る調理法です。大根おろしを加えることで、

青魚特有の香りを和らげるだけでなく、大根に含まれるプロテアーゼという

たんぱく質分解酵素の効果で身がかたくならず、ふっくらとして食べやすい煮物に仕上がります。

 旬のさばを味わっていただきましょう。

 

9月19日(火)の給食

2023年9月19日 12時26分

令和5年9月19日(火)

媛麦パン 牛乳 ツナスパゲティ しょうゆドレッシングサラダ 飲むヨーグルト

 今日の給食には、ツナスパゲティが出ました。

 皆さんが店頭で目にすることが多いツナ缶の主原料は、まぐろです。

まぐろは、日本近海、南太平洋、大西洋等の温暖な海に生息する大型回遊魚です。

「魚の王」とも呼ばれ、大きいものは600kgにもなります。

 まぐろには、キハダマグロやクロマグロなどいつくかの種類がありますが、

主にツナ缶に加工されるのは、キハダマグロ、ビンナガマグロです。

キハダマグロは中型マグロに分類される大きさのものが主流ですが、

日本近海で漁獲されるものは、熱帯地域のものより小さく全長約150cm、体重70kg程度です。

ビンナガマグロはビンチョウマグロとも言われ、全長約140cm、体重60kg程度の小型のマグロです。

キハダマグロもビンナガマグロも、他のマグロと比べ脂質が少なく、味が淡泊なため、缶詰等の加工品に利用されています。

 今日の給食では、淡泊な味わいのツナを白ワインで風味付けして炒め、さらにベーコンや野菜を合わせて調味し、

ツナスパゲティを調理しました。おいしくいただきましょう。

7月12日(水)の給食

2023年7月12日 12時23分

もち麦ご飯 牛乳 かわりきんぴら 高野豆腐の玉とじ丼

 毎日、気温が高い日が続いています。梅雨時期には、

食中毒注意をするという意識をもたれる方も多いかと思いますが、

食中毒は年間を通し発生しています。梅雨時期よりも湿度は低下しますが、

気温が高い日が続く今の時期も食中毒への注意が必要です。

 学校給食では、日々、品質管理温度管理等の衛生管理を行っています。

生徒の皆さんも気温が高い日が続き、疲労の蓄積抵抗力の低下を感じる時期ではないかと思います。

各御家庭においても、食品を購入する際には、品質表示等を御確認いただき、

品温管理に注意し、保存方法等を守り、適切な取り扱いをするようにしましょう。

 また、調理の際には、丁寧に手洗いを行ってから調理を開始し、

「つけない・ふやさない・やっつける」の三つに注意しながら、調理を行いましょう。

 本日は1学期の給食最終日です。まだまだ暑い日が続きますが、健康管理に気を付けて過ごしましょう。

2学期も元気な皆さんの笑顔に会えることを楽しみにしています。

7月11日(火)給食

2023年7月11日 14時22分

 

 

媛麦パン 牛乳 夏野菜のスパゲティ フレンチサラダ ブルーベリージャム

今日は『早寝・早起き・朝ごはん』について、お話をします。

もうすぐ夏休みです。登校期間は生活リズムも整いやすく、規則正しい生活ができていると思いますが、夏休みは、夜更かしをしたり、朝ごはんを食べないなど不規則な生活になってしまう人もいるかもしれません。夏休み中も夜更かしをせず、『早寝・早起き・朝ごはん』を心がけましょう。朝ごはんの献立には、ごはんやパンなどの主食、卵焼き、焼き魚、納豆などの主菜、和え物やサラダなどの副菜がそろった献立がおすすめです。朝ごはんをしっかり食べると、暑さに負けず元気に過ごすことができます。規則正しい生活を心がけ、朝ごはんづくりに挑戦したり、お手伝いを頑張ったりすると、より思い出深い夏休みとなるでしょう。『早寝・早起き・朝ごはん』を心がけ、充実した夏休みを過ごしましょう。