
ごはん 牛乳 いかのから揚げ アーモンドあえ 五目煮
来月は食育月間です。日頃、何気なく食べている給食や食事についてふりかえるよい機会です。
皆さんは、給食だけでなく、食事を食べる際に挨拶をしていますか?
「いただく」は、「もらう」「食べる」の謙譲語です。元来は、頭の上に捧げ持つことを意味します。
この動作は、貴重な品等をいただくことに対する、御礼や感謝の気持ちを表しています。
また、肉や魚、野菜等の命をいただくことや、作物や料理を作ってくださった人への感謝の気持ちも表しています。
「ごちそうさま」は、もてなしの準備をするために、心配りをしてくださった人達への御礼の言葉です。
食事の際の挨拶には、このような意味が込められています。食事の際には、感謝の気持ちを込めて挨拶をしましょう。

コッペパン 牛乳 ホキの衣揚げ 海藻ごまサラダ チャウダー
今日の給食には、チャウダーが出ました。
チャウダーとは、牡蠣やえびなどの魚介類と、じゃが芋や玉ねぎなどの野菜を加え、
煮込んで作るアメリカの代表的なスープです。地域によりさまざまな種類があり、
生クリームを使ったクリームベースのスープや、トマトベースのスープもあります。
また、煮込む具材により、アサリやハマグリなどの二枚貝を使った「クラムチャウダー」、
牡蠣を使った「オイスターチャウダー」、コーンを使った「コーンチャウダー」などもあります。
今日の給食のチャウダーには、牛乳と豆乳を使っています。やさしい味わいのチャウダーを、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 小いわしのフライ キャベツのおひたし 豆腐のカレー炒め
今日の給食には、小いわしのフライが出ました。
いわしは沖縄県を除く日本海域でみられる回遊魚です。
いわしには、真いわし、うるめいわし、かたくちいわしなどの種類があります。
かつては、日本の総漁獲量の約30%を占めるほど多く水揚げされていました。
このため、日本各地で、さまざまな呼び名があり、日本海側では「平子鰯(ひらごいわし)」、
関東の市場では「七つ星(ななつぼし)」とも呼ばれます。
いわしは身がやわらかいので、包丁を使わず手で開くこともできます。
また、小いわしなどは甘露煮のように、よく煮て調理すると骨ごと食べることもできます。
いわしは栄養豊富な魚で、カルシウム、ビタミンD、ビタミンE、コレステロールを下げる働きがあるEPA、
疲労回復の効果が期待されているタウリンなどが含まれています。
今日の給食の小いわしのフライも、よくかんでいただきましょう。

米粉パン 牛乳 ごまドレッシングサラダ 洋風煮込み きなこ豆
今日の給食には、きなこ豆が出ました。
皆さんは、きなこが何から作られているか知っていますか?
きなこは、大豆を炒って、皮を剥いた後、粉末状になるよう挽いて作られます。
大豆を加熱することで、きなこ特有の香ばしい香りになります。
きなこの歴史は古く、奈良時代にはすでに大豆を粉状にしたものが食べられていたと言われています。
その後、和菓子作りが盛んになった江戸時代頃には、庶民の間でもきなこが食 べられるようになっていたそうです。
きなこの原料である大豆は、「畑の肉」とも呼ばれ、良質のたんぱく質が含まれています。
体に必要な栄養素のうち、ビタミンC以外の栄養素がバランスよく含まれており、成長期にある皆さんに
積極的に食べてもらいたい食品の一つです。
良質なたんぱく質を含むきなこ豆を、おいしくいただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 ひじきサラダ ドライカレー
今日の給食には、ひじきサラダが出ました。
皆さんは、「ひじきの色は何色ですか?」と聞かれたら、何色を思い浮かべますか?
多くの人が「黒色」と答えるのではないでしょうか。実際には、ひじきは生育している海中では、茶褐色をしています。
このため、ひじきは食用にするために収穫した段階では、まだ茶褐色をしています。
ひじきは収穫した状態のままでは渋みがあり食べることができないため、加熱処理により渋みを抜き、
食べることができるようにします。ひじきは、この加熱処理の工程を経ることで、色が茶褐色から黒色に変わります。
ひじきは豊富な栄養素を含み、「海の野菜」とも言われます。 ビタミンやミネラルが豊富で、
特にカルシウムを多く含むので、赤色のグループの食品に分類されます。また、整腸作用がある食物繊維も多く含みます。
ひじきは、海藻類の中でも比較的幅広い料理に使うことができ、今日の給食献立のサラダや和え物のような副菜の他にも、
ごはんや煮物、揚げ物等多くの料理に使うことができます。
成長期に必要な栄養素であるカルシウムや食物繊維がたっぷりのひじきサラダを、よくかんでいただきましょう。

黒糖パン 牛乳 えびの香味揚げ ナムル 中華そば
今日の給食には、ナムルが出ました。
韓国のことわざに、「ナムルの味をみれば、お嫁さんの料理の腕が分かる」というものがあります。
このことわざが示すように、ナムルは韓国で広く慣れ親しまれている家庭料理の一つです。
ナムルの「ナ」は野菜を、「ムル」は和えることを意味しています。この献立名からも分かるように、
ナムルは野菜や山菜等を茹でたり、炒めたり、蒸したりした後、ごま油などの調味料で和えてつくります。
韓国では、日頃から副菜として食べられているナムルですが、正月や祝い事の際などにつくる特別なナムルもあり、
この特別なナムルは行事食の一つでもあります。また、昔は、保存できるよう乾燥させたナムルを作っておくことで、
野菜等の収穫量が少ない冬の時期でも、野菜を食べることができるように工夫されていました。
今日の給食のナムルは、キャベツやにんじんなどの野菜を使 って調理しました。
ごま油の風味を感じながら、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 鶏天 磯和え 新たまねぎのみそ汁
今日の給食は『とれたて感謝の日』の献立として、新玉ねぎのみそ汁が出ました。
玉ねぎには、皮の色や大きさによって、黄玉ねぎ、白玉ねぎ、赤玉ねぎ、小玉ねぎなどの種類があります。
新玉ねぎは、黄玉ねぎや白玉ねぎを早採りし、期間を置かず出荷したものです。
通常、玉ねぎは、保存性を高めるために、収穫後1ヶ月程度、風にあて乾燥させます。
新玉ねぎは収穫後すぐに出荷するため、皮が薄く、玉ねぎの水分が多く、食感が柔らかいのが特徴です。
新たまねぎは、みずみずしく、辛みが少ないので、サラダなどに使い、そのまま食べるのもおすすめです。
今日は新玉ねぎを使って、みそ汁を調理しました。新玉ねぎの甘みを味わいながら、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 アーモンドなます 厚揚げのみそ炒め
今年度の給食が始まってから、約1カ月が経過しました。
教室を巡回していると、箸や食器の扱い方が気になる人を見かけます。
正しく食器や箸を取り扱うことができると、所作が美しくなり、お互いに気持ちよく会食できるだけでなく、
食器に食品が残ることなく、しっかりきれいに食べきることもできます。
箸を持つには、まず、正しい鉛筆の持ち方で、箸を一本持ちます。次に、もう一本の箸を親指の付け根から差し入れ、
薬指の先で支えます。食品を挟むときは、上の箸だけを動かすようにします。
食器を持つ際には、箸を持つ手と反対の手で持ち、食器のふちに親指をかけ、
食器の底部を残りの指をそろえて支えるように持ちましょう。箸や食器の扱い方は、癖になってしまうと、
正しい扱い方に戻すことが難しいです。特に年齢が上がる程、難しくなってきますので、前期生の皆さんは
一度自分の箸や食器の取り扱い方を確認してみましょう。

媛麦パン 牛乳 チリコンカン ミネストローネ ヨーグルト
今日の給食には、ヨーグルトが出ました。
ヨーグルトは牛乳を原料として、乳酸菌を発酵させた食品です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やす働きがあり、整腸作用が期待できます。
また、ヨーグルトには、成長期の皆さんにとって大切な栄養素であるたんぱく質やカルシウムが
豊富に含まれています。
今日の給食のヨーグルトをおいしくいただきましょう。

しょうがごはん 牛乳 鰹の竜田揚げ ゆず風味漬 にらたま汁
今日の給食は、『高知県の味めぐり』献立でした。
高知県は、愛媛県の南に面している、自然豊かな県です。
温暖な気候を生かし、ビニールハウスを利用した野菜の栽培も有名です。
また、太平洋に広く面しているため、水産業も盛んです。消費量日本一を誇る鰹の産地として
全国的にも有名で、特に、鰹の一本釣りは有名です。高知県では、鰹が県魚に指定されています。
高知県は鰹以外にも、生姜や、爽やかで香りの高い柚子も多く生産しています。
今日は、高知県の特産品を使 った、『しょうがご飯』『鰹の竜田揚げ』『柚子風味漬』です。
おいしくいただきましょう。