
コッペパン 牛乳 バンサンスー 高野豆腐の中華炒め (袋)小魚
今日の給食には、高野豆腐の中華炒めが出ました。高野豆腐は、凍み豆腐とも言われます。
かつては、厳冬期に屋外で生の豆腐を凍結乾燥させる方法で作られていました。
現在は工場で、急速冷凍法で作られるものが主流です。豆腐から高野豆腐に加工することで、
長期保存が可能になるだけでなく、運搬も容易になります。
近年、高野豆腐のような乾燥食品は、災害時に備えた非常食としても、再注目されるようになってきています。
高野豆腐には、たんぱく質、カルシウム、食物繊維等の栄養素が豊富に含まれています。
どの栄養素も、成長期の皆さんにしっかり摂取してほしい栄養素です。
今日の給食の高野豆腐の中華炒めも、おいしくいただきましょう。

ホキのから揚げ、切り干し大根のうま煮、ごまあえ、ごはん、牛乳
今日は「ゴマ」についてお話をします。
ゴマの栄養の半分以上は油です。実は、ゴマの中の油は「不飽和脂肪酸」という、私たちのからだをきれいにしてくれるとても健康によい油です。
また、ゴマには骨や歯を丈夫にしてくれる「カルシウム」や貧血を予防してくれる「鉄」がたくさん含まれています。1粒はとても小さいですが、私たちのからだに必要な栄養素がたくさん詰まった栄養満点な食べ物です。
今日の給食では、「ごまあえ」に白ごまを使っています。おはしを上手に使って、残さずにいただきましょう。

えんどうごはん 牛乳 つくね揚げ わかめ汁
今日の給食は、『旬のえんどう豆を生かした献立』でした。
えんどう豆(別名:グリンピース)は、えんどうの未熟な種をさやから取り出したものです。
さやえんどうに対して「実えんどう」とも呼ばれています。現在は、冷凍や缶詰で一年中手に入 りますが、
旬は春から初夏頃までです。とれたての味や香り、鮮やかな緑色を楽しむことができるのは、今の時期だけです。
新鮮なえんどう豆は甘みがあり、とてもおいしいです。
えんどう豆は、今日の給食のように米と炊き込んだり、炒めて卵とじにしたり、煮物に入れたりと、
さまざまな料理に合います。今が旬のえんどう豆を、彩りも楽しみながら、味わっていただきましょう。

コッペパン 牛乳 茎わかめのサラダ じゃが芋のベーコン煮 (袋)いちごジャム
今日の給食には、いちごジャムが付きました。
1960年代まで、いちごの栽培は露地栽培が主流で、旬は5~6月でした。
近年では、ハウス栽培も行われるようになり、5~6月は露地栽培のいちご、
秋から翌年の初夏頃まではハウス栽培のいちごが市場に流通するようになりました。
いちごは品種改良も盛んに行われており、より甘く、粒の大きさが大きいいちごが人気があり、
福岡県の「あまおう」は、全国的にも有名です。愛媛県でも「紅い雫」、「あまおとめ」など、
人気が高い品種が開発されています。
いちごには葉酸や食物繊維、ビタミンCなどの栄養素が多く含まれており、
食物繊維には整腸作用、ビタミンCには感染症予防や肌の調子を整える効果等が期待されます。
今日の給食のいちごジャムも、パンといっしょにおいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 肉団子の甘酢煮 ビーフン汁 しそひじき佃煮
今日の給食には、しそひじきの佃煮が付いていました。
佃煮は、牛肉や小魚、アサリなどの貝類、昆布などの海草類を甘辛く煮た料理です。
また、地域によっては、イナゴなどの昆虫も佃煮に加工していました。
佃煮は、江戸時代初頭に大阪府や兵庫県から伝わってきたと言われています。
当時は冷蔵庫等の保存設備もなかったため、魚が多く獲れると、佃煮に加工し販売していたそうです。
佃煮は長期間保存ができるだけでなく、低価格で販売されていたため、江戸時代の庶民に親しまれていました。
佃煮を調理する際に、しそやごまなどを加えると、香りや味の深みが一層増します。ごはんと一緒に食 べると、
食欲が増し、ごはんがすすみます。
今日のしそひじき佃煮も、白ご飯といっしょに、おいしくいただきましょう。

コッペパン 牛乳 フレンチサラダ イタリアンスパゲティ
今日の給食には、イタリアンスパゲティが出ました。
パスタは小麦粉、水、塩を原料に作られ、イタリア料理では主食の一つです。
パスタを大きく分類すると、スパゲティとマカロニの二つに分けられます。
パスタは、イタリアでは300種類以上もあるそうです。太さ、長さ、形もさまざまで、
使用するソースや調理形態に合わせパスタを使い分けているそうです。
近年、日本でも多くの種類のパスタが販売されるようになっており、スパゲティ、
サラダ、スープなど、幅広く使われるようになっています。
今日の給食では、乾麺のスパゲッティを使い、ケチャップ味のソースで味付けし、
イタリアンスパゲティを調理しました。おいしくいただきましょう。

茶飯 牛乳 ホキのレモン煮 豚汁
今日の給食は、『八十八夜』の行事食献立でした。
八十八夜は立春から数えて、八十八日目の夜を指します。今年の八十八夜は、五月二日です。
八十八夜という言葉を、「夏も近づく八十八夜」で始まる「茶摘み」という歌で、皆さんも耳にしたことがあると思います。
この歌に歌われているように、八十八夜は、茶の栽培と深い関わりがある日です。
八十八夜の頃から、茶を栽培する農家さんは、新茶の摘み取りを始めます。この時期に収穫された新茶は、
特に品質がよく、おいしいと言われています。また、この新茶を飲むと、長生きするとも言われており、
昔から、八十八夜にはお茶を飲んでいたそうです。
今日の給食では、新茶と米を一緒に炊き、茶飯を炊飯しました。新茶の香りを感じながら、おいしくいただきましょう

五穀米入りごはん 牛乳 かき揚げ 小松菜のおひたし わかめうどん
今日の給食には、わかめうどんが出ました。
わかめは、3月から5月が旬の海藻です。わかめは、乾燥や塩蔵するなどの加工により保存ができるため、
1年を通し食べることができます。わかめは、こんぶやひじきなどと同様に、古くから日本人に親しまれてきました。
世界で一番海藻類をよく食べるのは、日本人だとも言われます。
海藻類には、ビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれていることから「海の野菜」と言われています。
今日の給食では、うどんにわかめを入れ、わかめうどんを調理しました。緑の彩りも美しいわかめうどんを、
おいしくいただきましょう。

コッペパン 牛乳 春キャベツのサラダ ポークビーンズ 清見タンゴール
今日の給食には、清見タンゴールが出ました。
甘味のある温州みかんの「宮川早生」と、ボリュームのあるアメリカ原産のオレンジ「トロピタ」を掛け合わせて生まれたのが、
「清見タンゴール」です。タンゴールというのは、みかんとオレンジの掛け合わせで生まれた品種を表します。
清見タンゴールは、開花から収穫までの期間が長く、じっくりと時間をかけて育つため、オレンジ系の豊かな香りと
たっぷりの果汁が果肉に蓄えられることが特徴です。一個ずつ袋掛けして冬を越し、十分に色付いてから収穫するため、
外皮の色も美しい柑橘です。品種開発によく適応する品種で、「清見タンゴール」を親に持つ品種には、
「せとか」「はれひめ」「はるみ」「不知火」など多くの品種があります。
今が旬の清見タンゴールを味わっていただきましょう。

松山鮨 牛乳 鶏肉のから揚げ 豆腐汁
今日の給食には、松山鮓が出ました。
松山には、昔から祝い事や訪問客をもてなす際に、ちらし寿司を作る慣わしがありました。
白身魚を入れ加熱した合わせ酢と、瀬戸内海で獲れた魚をふんだんに使った松山鮓は、
ちらし寿司の中でも、最上級のおもてなしでした。
正岡子規は、母親が作った松山鮓が故郷の味であり、愛する松山の大切な思い出の一つであるとして、
松山鮨にまつわる俳句を数多く残 しています。
その中の一句に、「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」という句があります。
本日の松山鮓も、皆さんの本校での学校給食の思い出の味の一つになると嬉しく思います。
今日の給食献立の松山鮨は、『入学・進級のお祝い献立』です。郷土の味をおいしくいただきましょう。