9月26日(火)の給食

2023年9月26日 12時25分

令和5年9月26日(火)

コッペパン 牛乳 コーンサラダ クリームスープ イチゴジャム

 今日の給食には、クリームスープが出ました。

クリームスープの具材には、ベーコンを使っています。ベーコンは、豚肉を塩漬けにした後、水に浸し塩抜きをして燻製にしたものです。

かつては、野生の猪肉から作られていましたが、養豚の普及に伴い豚肉で作られるようになりました。

 ベーコンは燻煙により風味が増すだけでなく、豚肉に含まれる脂質の酸化が抑制され、保存性や防腐性も向上します。

 ベーコンは使用する豚肉の部位により、ロース肉を使用したロースベーコン、肩肉を使用したショルダーベーコン、

ばら肉を使用したばらベーコンなどがあります。部位により脂質の含有量が異なるため、料理や好みにより使い分けることで、

より料理をおいしくいただくことができます。例えば、脂質含有量が多いばらベーコンは、少し厚めに切り、弱火でじっくり焼くことで、

油が溶けだし、カリカリと香ばしい風味のベーコンになります。このため、炒め物などに使うと、香りと旨味が増し、おいしく仕上がります。

 ベーコンが入って旨味が増した給食のクリームスープを、味わっていただきましょう。

9月22日(金)の給食

2023年9月22日 12時24分

令和5年9月22日(金)

梅ごはん 牛乳 はもの天ぷら 即席漬 沢煮椀

 今日の給食には、はもの天ぷらが出ました。

 はもは産卵前に脂がのり、甘くやわらかい身になるため、6月から7月が旬の魚と言われています。

しかし、産卵期を終え身が細くなったはもは、旺盛な食欲でしっかり餌を食べ、再び脂がのった身となり、

もう一度秋頃に旬を迎えます。秋に獲れるはもは、体の表面が金色をしており、「金はも」と呼ばれることがあります。

 はもは、細長い円筒形の魚体をしており、小骨がたくさんある魚です。そのままでは食べにくいため、

中骨を除いた後、さらに小骨に包丁を細かく入れる「骨切り」という調理が必要 です。

「骨切り」は皮を切らないよう、はもの身に細かい切れ込みを入れることで、小骨を切 っていくという包丁の技法の一つです。

 今日は、秋のはもを天ぷらにしました。よく噛んで、おいしくいただきましょう。

9月21日(木)の給食

2023年9月21日 12時26分

令和5年9月21日(木)

コッペパン 牛乳 ポークビーンズ 茎わかめのサラダ ぶどう

 今日の給食には、ぶどうが出ました。

 ぶどうは品種がとても多い果物で、世界には一万種類以上あると言われています。

日本では、この一万種類のうち、約三十~四十種類のぶどうが栽培されています。

 ぶどうは栽培されている品種が多いため、夏から秋頃にかけてさまざまな品種をおいしく食べることができます。

デラウェアなどは6月頃から少しづつ店頭に並び始めますが、種類や量が安定して入荷されるのは8月から10月頃です。

 松山市では、ぶどうの産地として、伊台地区が有名です。

伊台地区では、ニューピオーネやシャインマスカットなどが栽培されています。

 ぶどうには甘味のもとであるブドウ糖や、カリウム、鉄などのミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。

 まだまだ暑さが残り、疲れがとれにくいと感じる人には、ブドウ糖やビタミン類が疲労回復に役立つので、

ぜひ食べてほしい果物です。

 今日のぶどうは、伊台産のピオーネです。地域の旬の産物をおいしくいただきましょう。

9月20日(水)の給食

2023年9月20日 12時25分

令和5年9月20日(水)

白ご飯 牛乳 さばのみぞれ煮 おひたし みそ汁

 今日の給食には、さばのみぞれ煮が出ました。

さばは秋から冬が旬の魚です。4月から6月の産卵期を終え、餌をしっかり食べ

再び脂肪を蓄え味がよくなるのが秋以降だからです。

 さばには、動脈硬化の予防が期待されるIPAや、脳を活性化させるDHAなど

不飽和脂肪酸と呼ばれる良質な脂質が含まれています。

 さばは青魚特有の香りがあり、この香りが少し苦手だと感じる方もいるかもしれませんが、

今日の給食ではみぞれ煮という方法で調理することで、とても食べやすくなっています。

みぞれ煮は、大根おろしを加えて煮る調理法です。大根おろしを加えることで、

青魚特有の香りを和らげるだけでなく、大根に含まれるプロテアーゼという

たんぱく質分解酵素の効果で身がかたくならず、ふっくらとして食べやすい煮物に仕上がります。

 旬のさばを味わっていただきましょう。

 

9月19日(火)の給食

2023年9月19日 12時26分

令和5年9月19日(火)

媛麦パン 牛乳 ツナスパゲティ しょうゆドレッシングサラダ 飲むヨーグルト

 今日の給食には、ツナスパゲティが出ました。

 皆さんが店頭で目にすることが多いツナ缶の主原料は、まぐろです。

まぐろは、日本近海、南太平洋、大西洋等の温暖な海に生息する大型回遊魚です。

「魚の王」とも呼ばれ、大きいものは600kgにもなります。

 まぐろには、キハダマグロやクロマグロなどいつくかの種類がありますが、

主にツナ缶に加工されるのは、キハダマグロ、ビンナガマグロです。

キハダマグロは中型マグロに分類される大きさのものが主流ですが、

日本近海で漁獲されるものは、熱帯地域のものより小さく全長約150cm、体重70kg程度です。

ビンナガマグロはビンチョウマグロとも言われ、全長約140cm、体重60kg程度の小型のマグロです。

キハダマグロもビンナガマグロも、他のマグロと比べ脂質が少なく、味が淡泊なため、缶詰等の加工品に利用されています。

 今日の給食では、淡泊な味わいのツナを白ワインで風味付けして炒め、さらにベーコンや野菜を合わせて調味し、

ツナスパゲティを調理しました。おいしくいただきましょう。

7月12日(水)の給食

2023年7月12日 12時23分

もち麦ご飯 牛乳 かわりきんぴら 高野豆腐の玉とじ丼

 毎日、気温が高い日が続いています。梅雨時期には、

食中毒注意をするという意識をもたれる方も多いかと思いますが、

食中毒は年間を通し発生しています。梅雨時期よりも湿度は低下しますが、

気温が高い日が続く今の時期も食中毒への注意が必要です。

 学校給食では、日々、品質管理温度管理等の衛生管理を行っています。

生徒の皆さんも気温が高い日が続き、疲労の蓄積抵抗力の低下を感じる時期ではないかと思います。

各御家庭においても、食品を購入する際には、品質表示等を御確認いただき、

品温管理に注意し、保存方法等を守り、適切な取り扱いをするようにしましょう。

 また、調理の際には、丁寧に手洗いを行ってから調理を開始し、

「つけない・ふやさない・やっつける」の三つに注意しながら、調理を行いましょう。

 本日は1学期の給食最終日です。まだまだ暑い日が続きますが、健康管理に気を付けて過ごしましょう。

2学期も元気な皆さんの笑顔に会えることを楽しみにしています。

7月11日(火)給食

2023年7月11日 14時22分

 

 

媛麦パン 牛乳 夏野菜のスパゲティ フレンチサラダ ブルーベリージャム

今日は『早寝・早起き・朝ごはん』について、お話をします。

もうすぐ夏休みです。登校期間は生活リズムも整いやすく、規則正しい生活ができていると思いますが、夏休みは、夜更かしをしたり、朝ごはんを食べないなど不規則な生活になってしまう人もいるかもしれません。夏休み中も夜更かしをせず、『早寝・早起き・朝ごはん』を心がけましょう。朝ごはんの献立には、ごはんやパンなどの主食、卵焼き、焼き魚、納豆などの主菜、和え物やサラダなどの副菜がそろった献立がおすすめです。朝ごはんをしっかり食べると、暑さに負けず元気に過ごすことができます。規則正しい生活を心がけ、朝ごはんづくりに挑戦したり、お手伝いを頑張ったりすると、より思い出深い夏休みとなるでしょう。『早寝・早起き・朝ごはん』を心がけ、充実した夏休みを過ごしましょう。

7月10日(月)の給食

2023年7月10日 12時23分

穴子飯 牛乳 鶏肉のレモン煮 豆腐汁

 今日の給食は、『広島県の味めぐり』献立でした。

 穴子飯は、穴子の蒲焼きをそぎ切りにし、出汁で炊いたご飯の上に敷き詰めた料理で、

宮島沖瀬戸内海沿岸で獲れる約30cmの穴子を使って作ります。

宮島口駅で駅弁に登場したことがきっかけで、全国に知られるようになりました。

給食では、穴子、人参、ごぼう、枝豆などの野菜を入れ、炊き込みご飯にしています。

 また、広島県の呉市尾道市大崎上島町ではレモンの栽培が盛んです。

今日の給食では、岩城島産のレモン果汁を使い、鶏肉のレモン煮を作りました。

 広島県郷土の味を、おいしくいただきましょう。

7月5日(水)の給食

2023年7月5日 12時26分

もち麦ご飯 牛乳 コーンサラダ 夏野菜カレー セレクトデザート

 今日の給食には、夏野菜カレーが出ました。

 皆さんは、夏野菜と聞くと、どのような野菜を思い浮かべますか?

夏野菜には、トマト、ピーマン、ゴーヤ、とうもろこし、オクラ、かぼちゃ、枝豆等があります。

 東洋医学では、夏野菜には、体の熱を取り、体内を潤す作用が強いと考えられています。

今日の給食の夏野菜カレーには、かぼちゃオクラを使っています。

東洋医学や薬膳の分野では、かぼちゃ胃腸の消化吸収を促進したり、

体の慢性的な疲労感の改善が期待できる食材と考えられています。

 また、オクラは、食欲不振、便秘の改善等の効果が期待される食材と考えられています。

夏は高温多湿で、体のだるさを感じたり、食欲の低下を感じる人も多いと思います。

 食事の面でも、肉類等の主菜や野菜等の副菜の摂取量が減少し、麺類等の食べやすい料理

偏りがちになる人も増えると思います。かぼちゃやオクラなどの夏野菜に含まれる栄養は、

この暑い時期を乗りきるために必要な栄養素を含んでいますので、ぜひ、この時期に食べてほしい食材です。

 夏野菜を使った夏野菜カレーと皆さんが自分で選んだセレクトデザートをおいしく食べて、

夏バテを予防し元気に過ごしましょう。

7月4日(火)の給食

2023年7月4日 12時29分

黒糖パン 牛乳 春雨サラダ ポトフ ミニトマト

 今日の給食には、ミニトマトが出ました。

ミニトマトは、一個の大きさが10~50g程度あり、赤色、黄色、紫色とさまざまな品種があります。

また、球形のものだけでなく、卵のようにやや楕円形のものや、いちごのような形をしたものもあり、

料理に添えると彩りが増します。

 近年では、品種改良も進み、色や形が異なる品種だけでなく、より糖度の高い品種も生産されており、

日本で栽培されている品種だけでも約240種類もあるそうです。

 ミニトマトには、カロテンビタミンCなどの栄養素が含まれています。ミニトマトやトマトの赤色の果皮には、

抗酸化作用が期待されるリコピンが含まれています。トマトをカットすると、種の周りにゼリー状の部分があります。

このゼリー状の部分には、トマトのうま味成分であるグルタミン酸が多く含まれています。

ミニトマトは、カットせず食べることができる大きさの品種も多くあるため、このうま味成分を存分に味わうことができます。

 今日のミニトマトは愛媛県産のミニトマトです。産物をおいしくいただきましょう。