2月8日(水)の給食

2023年2月8日 12時29分

コッペパン 牛乳 ごまドレッシングサラダ クリームシチュー 大豆いりこ

 今日のサラダは、ごまドレッシングサラダです。給食では、サラダを調味するドレッシングも、

しょう油などの調味料混ぜ合わせて作ります。今日のドレッシングは、しょう油をベースに作っています。

 しょう油は、大豆から作られた調味料です。鎌倉時代に、僧侶が中国で学んだ味噌の作り方を

村人に教えている際に、仕込み方法を間違え、偶然できた産物がしょう油です。しょう油の種類には、

色が濃くコクのある「濃口しょう油」、色が薄く、濃口しょう油よりも塩分が多い「薄口しょう油」

色が濃くてトロリとした「たまりしょう油」があります。

 調理の際には、汁物には「薄口しょう油」煮物には「薄口しょう油と濃口しょう油」

刺身には「たまりしょう油」が使われることが多いです。

 また、関東では濃口しょう油関西では薄口しょう油というように、地方ごとの食文化に

適したものが好まれます。

 今日は、薄口しょう油を使 った『ごまドレッシングサラダ』です。しょう油のうま味や香りを感じながら、

いただきましょう。

2月7日(火)の給食

2023年2月7日 12時22分

ごはん 牛乳 鮭のレモン煮 豆腐の五目あんかけ

 今日の給食には、鮭のレモン煮が出ました。

 一般的な果物は、年に1度だけが咲き、をつけます。

しかし、レモンは暖かい場所で栽培すると、年に3度を咲かせ、同じ樹木で開花と結実がみられる

珍しい果物です。寒さに弱く、冷気に当たると味が落ちてしまうので、9月から12月の間に収穫します。

収穫せずにおいておくと、実は成長を続け、とても大きなレモンになるそうです。

 近頃、店頭で外皮の青いレモンを見かけるようになりました。これは、新鮮な国内産の青 いレモン

流通するようになったためです。愛媛県では、今治市の岩城島や宇和島市の吉田町で多く生産されています。

国内産の青いレモンは、酸味だけでなくほのかな甘みもあることが特徴です。

 今日の給食鮭のレモン煮には、愛媛県岩城島産レモン果汁を使っています。

地域の産物をおいしくいただきましょう。

2月6日(月)の給食

2023年2月6日 12時27分

もち麦ごはん 牛乳 ビビンバ 中華スープ ヨーグルト

 今日の給食には、ビビンバが出ました。

 ビビンバは、韓国料理の混ぜごはんです。

炊きあがったご飯の上に、野菜の和え物や肉 、魚 の炒め物などを彩りよくのせ、

コチュジャンという唐辛子味噌と一緒にかき混ぜながら食べる料理です。

 ビビンバは正しくは「ピビンパッ」と言うそうです。「ピビンパッ」の「ピビ」混ぜる

「パッ」ごはんという意味です。日本の料理で例えると、五目ごはんのような料理で、

韓国でも人気があります。

 ビビンバは、主に体を作るもとになる牛肉や卵体の調子を整えるもとになる小松菜や人参などの野菜 、

エネルギーのもとになるごはんが入ったバランスのよい料理です。

 いろいろな具材のうま味や、唐辛子味噌の風味を感じながらいただきましょう。

 

2月3日(金)の給食

2023年2月3日 12時18分

コッペパン 牛乳 えびのから揚げ ボイルキャベツ みそラーメン

 今日の給食には、みそラーメンが出ました。

 みそは、原材料等の違いにより、大きく分けて米みそ麦みそ豆みそ調合みそ4種類に分けられます。

給食では、麦みそがよく使われています。愛媛県では、裸麦を原材料とした麦みそが、地域の味として

広く親しまれています。

 みそは、大豆発酵させて作ります。大豆は、良質な植物性たんぱく質を多く含み「畑の肉」とも呼ばれます。

みそは、大豆を発酵する過程で、原材料である大豆にはあまり含まれないアミノ酸ビタミンが多く生成され、

さらに栄養的に優れた食品となります。

 今日の給食では、みそを使い、みそラーメンを作りました。体も温まり、大豆の栄養もとることができます。

おいしくいただきましょう。

2月2日(木)の給食

2023年2月2日 12時29分

ごはん 牛乳 いわしの変わりソース のっぺい汁 節分豆

 今日の献立は、節分の行事食献立でした。

 『節分』とは、季節の変わり目を意味し、春・夏・秋・冬と一年に四回あります。

この中でも、旧暦で新年を迎える時期と重なる『春の節分』を、『節分』と言うようになりました。

 昔は、季節 の節目に病気や災いが起こりやすいと考えられており、

病気や災いを追い払う行事として始められたのが『豆まき』です。『豆まき』は室町時代から行われており、

節分の豆を歳の数だけ食べると、その年は災いを避けることができ、縁起が良いと言い伝えられてきました。

 江戸時代以降は、とげのある植物であるヒイラギの小枝に、いわしの頭を刺したものを家の入口に置いて、

鬼を追い払う風習も見られるようになりました。

 今日の給食の行事食は、『いわしの変わりソース』『節分豆』です。

日本古来の行事や伝統についても知識を深めながら、おいしくいただきましょう。

2月1日(水)の給食

2023年2月1日 12時27分

米粉パン 牛乳 肉団子の甘酢煮 ビーフン汁 伊予柑

 今日の献立は、松山市で収穫された伊予柑を使った『とれたて感謝の日』献立でした。

 伊予柑は、温州みかんと並び、愛媛県を代表する柑橘の一つです。

愛媛県に伊予柑栽培定着のきっかけをつくったのは、松山市持田町で庄屋を営んでいた人の家族で、

明治22年に苗木を購入し、農家の方へ配布したことで栽培が広がったそうです。

 その後 、昭和29年に松山市平田町の農家で、今までの伊予柑より20日ほど早く果実が熟し、

皮が薄く、実の付きもよい伊予柑が発見されました。酸味や種も少なく、風味がよいことが特徴で、

農家の人の名前から『宮内いよかん』と名付けられました。現在では、伊予柑生産量の9割

『宮内 いよかん』が占めています。

 今日の給食の『宮内いよかん』も果汁がたっぷりで、さわやかな風味があります。

地域の産物を味わっていただきましょう。

1月31日(火)の給食

2023年1月31日 12時22分

わかめごはん 牛乳 かりかりがんも すいとん

 今日の給食には、わかめごはんが出ました。

 日本は周囲をで囲まれていることから、海産物種類が豊富です。

わかめは、日本各地で採ることができますが、うず潮で有名な徳島県鳴門のわかめや、

東北三陸で採れるわかめなどが有名です。

 わかめは食物繊維を豊富に含み、体の中の余分な脂肪体の外に出す働きがあります。

そのため、毎日少しずつ食べることで血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑え、

動脈硬化を防ぎ、生活習慣病予防することにつながります。料理をする際に、

みそ汁や和え物、サラダなどの具材として上手にわかめを取り入れてみましょう。

 今日は主食の具材としてわかめを取り入れ、わかめごはんを炊飯しました。味わっていただきましょう。

1月30日(月)の給食

2023年1月30日 12時24分

もち麦ごはん 牛乳 ごまドレッシングサラダ シーフードカレー チーズ

 今日の給食には、チーズが出ました。

 チーズは大きく分けると、ナチュラルチーズプロセスチーズがあります。

 ナチュラルチーズは、酵素乳酸菌の働きにより、牛乳の脂肪分とたんぱく質を固めて、

熟成発酵させたものです。

 プロセスチーズは、ナチュラルチーズに乳化剤などを加え加熱して溶かし、

再び形を整 え凝固させたものです。加熱処理により乳酸菌の発酵が止まっているため、

保存中に熟成 が進まず、長期保存が可能です。

 今日の給食のチーズは、プロセスチーズです。成長期に必要なカルシウムが豊富に含まれています。

おいしくいただきましょう。

 

1月27日(金)の給食

2023年1月27日 12時23分

コッペパン 牛乳 ひじきサラダ みそチゲ ポンカン

 今週は全国学校給食週間です。給食が私達のもとに届くまでには、多く方が関わってくださっています。

食材に関して言えば、農家や畜産に関わる方々は、野菜や米 、鶏や豚、牛などを、

たくさんの愛情と手間ひまをかけて育てています。生産者の方は、みなさんにおいしく安全に食 べてもらえるよう、

毎日、動植物の命や自然と向き合ってくださっています。

 命や自然環境 と向き合うことは、とても大変な仕事ですが、みなさんがおいしく食べてくれている

笑顔を思い浮かべると、元気が出て頑張ることができるそうです。

 また、調理場では多くの調理員の方が朝早くからたくさんの食材を洗ったり、切ったりして、

調理をしてくださっています。給食を学校に運ぶ運転手さんは、安全第一でみなさんのもとに

給食を運んでくださっています。

 給食にはたくさんの人が関わってくださっています。感謝の気持ちを忘れず、

今日の給食もおいしくいただきましょう。

1月26日(木)の給食

2023年1月26日 12時29分

ごはん 牛乳 豚肉のから揚げ 緋のかぶなます のっぺい汁 (袋)のり

 今日の給食には、緋のかぶなますが出ました。

 緋のかぶ漬けは、松山特産物で、松山市では正月の食卓に並ぶ郷土の味です。

緋のかぶは、江戸時代に、今の滋賀県日野の出身であった、松山藩2代目城主蒲生忠知が、

“日野の赤かぶ”を植えたのが始まりです。その鮮やかな色から、緋 のかぶと呼ばれるようになりました。

 緋のかぶは、白かぶに比べると食感硬めですが、漬物にすると程好い歯ごたえになります。

このかぶは、赤色中身白い色をしていますが、緋のかぶ漬けを作る際に、

愛媛県の特産である柑橘だいだいから作られる“だいだい酢”に漬けることで、

かぶに含まれるアントシアニンという色素が鮮やかな緋色になります。

 今日の給食では、大根も加え、緋のかぶなますにしました。

地元に伝わる伝統的な産物を味わっていただきましょう。