10月18日(水)の給食

2023年10月18日 12時22分

令和5年10月18日(水)

きのこごはん 牛乳 豆腐のかわり揚げ すいとん

 今日の給食には、きのこごはんが出ました。

 「実りの秋」と言われるように、秋には、いろいろな食べ物が収穫の時期を迎えます。

きのこも、秋を代表する味覚の一つです。

 きのこは、倒木や切り株に生えることから、「木の子供」という意味で、きのこと言われるようになりました。

 きのこには、骨を丈夫にするビタミンD、便秘の予防や改善に役立つ食物繊維が多く含まれています。

また、うま味成分であるグアニル酸も含まれているので、料理に使うと一段とおいしさが増します。

 今日はエリンギ、しいたけ、しめじを使って、きのこごはんを作りました。旬のきのこのうま味を、味わっていただきましょう。

10月17日(火)の給食

2023年10月17日 12時18分

令和5年10月17日(火)

コッペパン 牛乳 ハンバーグのソースかけ キャロットスープ

 今日の給食には、ハンバーグのソースかけが出ました。

皆さんの中にも、ハンバーグという料理名の語源が、ドイツのハンブルグという地名に由来するという話を

聞いたことがある人がいるかもしれません。では、そのハンブルグでは、なぜハンバーグが食べられるようになったのでしょうか?

 今から約700年前に、モンゴル帝国という国がありました。モンゴル帝国に暮らすタタール人は、

生肉を刻んで食べていました。ある時、モンゴル帝国を訪れたドイツ人の船乗りが、タタール人が食べているような、

刻んだ生肉料理の知識をドイツのハンブルグという港に持ち帰ってきました。

 しかし、ドイツでは、生肉を食べる習慣がなかったため、焼いて食べるようになり、港があったハンブルグという地名にちなんで、

ハンバーグという名前が付けられたと言われています。

 このように、ハンバーグの由来をさらに遡ると、モンゴル帝国からハンブルグに伝えられたという歴史や、

当時のモンゴル帝国とドイツの食文化の違いを知ることができます。

 現在でも、同じような食材を使い、違った料理法で食べられている料理があります。そのような料理を調べると、

各地域の地理・歴史・文化・風習等について詳しく知るきっかけになると思います。皆さんも気になる料理があれば、調べてみましょう。

 今日の給食のハンバーグには、玉ねぎと旬のきのこがたっぷり入ったケチャップソースをかけています。

ソースといっしょに、おいしくいただきましょう。

 

10月16日(月)の給食

2023年10月16日 12時23分

令和5年10月16日(月)

ごはん 牛乳 れんこんのきんぴら 親子煮 (袋)海苔

 今日の給食には、親子煮が出ました。

 親子煮に使われている卵には、たんぱく質・脂質・鉄分・ビタミンA・ビタミンB2・カルシウムなど、

たくさんの栄養素がバランスよく含まれています。このことから、卵は完全食品とも呼ばれています。

 卵のたんぱく質はとても質が良いため、中国語では、たんぱく質の「蛋」という漢字が、

「卵」を意味するほどです。たんぱく質は、筋肉を作る主な材料になるほか、

エネルギー源としても働き、疲労回復や内臓の働きを活発にします。

 また、鉄分はほうれん草の約2倍 、カルシウムは牛乳の約1.5倍含まれています。 

 今日の給食では、愛媛県産の卵と鶏肉を使い、親子煮を作りました。おいしくいただきましょう。

10月13日(金)の給食

2023年10月13日 12時28分

令和5年10月13日(金)

ごはん 牛乳 豚肉のしょうが焼き 磯和え さつま芋のみそ汁

 今日の給食には、さつま芋のみそ汁が出ました。

 さつま芋は食品の分類で分けると芋類に分類されますが、

植物としての分類で分けると何の仲間になるか皆さんは知っていますか?

 では、ここでクイズです。さつま芋は、皆さんがよく知っているある花の仲間です。

それは、次のうちどの花の仲間でしょうか?      

ひまわり   

朝顔                                        

桜                                         

 正解は、朝顔の仲間です。さつま芋は、朝顔と同じヒルガオ科に属している植物で、

私達が日頃食べているさつま芋は、植物の根が大きくなった部分です。

 さつま芋はゆっくり加熱することで甘味が増して、おいしく食べることができます。

だし汁でゆっくり煮て甘味が増したさつま芋のみそ汁を、味わっていただきましょう。

 

10月12日(木)の給食

2023年10月12日 12時20分

令和5年10月12日(木)

米粉パン 牛乳 さつま芋のかき揚げ 太平燕 りんご

 今日の給食には、りんごが出ました。

 人類が食べた最古の果物がりんごであると言われるほど古くからある果物で、

その起源は八千年前まで遡ることができると言われています。

 日本で本格的に栽培が開始されたのは明治時代で、現在では千種類以上のりんごが栽培されているそうです。

国内で栽培されている代表的な果物の一つでもあり、国内生産量はみかんについで第二位です。

 国内で最も多く栽培されているのは、ふじという品種のりんごです。

 皆さんも、店頭で販売されているりんごを購入する際に、ふじという名前で販売されているりんごと、

サンふじという名前で販売されているりんごを見たことがあると思います。

 ふじとサンふじ、この二つのりんごは何が違うのでしょうか?実はふじもサンふじも、品種は同じです。

サンふじと呼ばれるふじは、栽培過程において、袋掛けをせず、日光に当てて栽培したふじのことです。

袋掛けをしないため、ふじと比べると、日光の当たり具合により果皮の色調に不均一さが見られることもありますが、

完熟し内部には蜜も入り、甘さが増したりんごです。

 ふじ以外の品種でも、品種名の前にサンが付いているものは、袋掛けをせず栽培されたりんごです。

ふじのように名前から、栽培方法が分かる場合もあります。

 皆さんも果物を購入する機会があれば、品質や価格だけでなく、名前についても見てくださいね。

10月11日(水)の給食

2023年10月11日 12時22分

令和5年10月11日(水)

ごはん 牛乳 小いわしの唐揚げ 甘酢漬 炒り豆腐

 今日の給食には、小いわしの唐揚げが出ました。

 小いわしとは、概ね体長6cm以下のカタクチイワシのことです。

 いわしは沖縄県を除き、日本各地で水揚げされるため、多くの地域にいわしを使った郷土料理があります。

中でも千葉県の郷土料理であるなめろうやさんが焼きは、全国的にも有名です。

 いわしなどの青魚類は栄養価も高く、小いわしにはコレステロールや中性脂肪を減らす働きのあるEPAや、

脳の働きをよくするDHAが多く含まれており、生活習慣病の予防にも効果があると言われています。

また、成長期に大切なカルシウム、造血や酸素の運搬に必要な鉄分も多く含まれています。

 成長期に必要な栄養素を多く含む小いわしのから揚げを、よくかんでいただきましょう。

10月10日(火)の給食

2023年10月10日 12時27分

令和5年10月10日(火)

さぶらぎごはん 牛乳 鯛の紅葉揚げ 即席漬 僧兵汁

 今日の献立は、『三重県の味めぐり』献立でした。

 平安時代から戦国時代にかけて、大きな寺院で修業する一部の僧の中には、

武器をとり戦に出る者もいました。武士のように戦に出ていた僧達のことを「僧兵」と言います。

 『僧兵汁』は、僧兵が戦うため、スタミナをつける料理として食べられたことが始まりと言われています。

猪や鹿、山鳥等の肉を中心に、野菜といっしょにみそで味付けをした汁は、僧兵達のスタミナ源になったと言われています。

 今日の給食の『僧兵汁』は豚肉といっしょにたくさんの野菜を煮込んでいます。味わっていただきましょう。

10月6日(金)の給食

2023年10月6日 12時22分

令和5年10月6日(金)

松山鮨 牛乳 せんざんき すまし汁

 今日の給食には、松山鮓が出ました。

 松山には、昔から、慶事の際や来客をもてなす際に、『ちらし寿司』を作る習慣がありました。

この習慣のとおり、小説『坊ちゃん』の作者としても有名な夏目漱石が、松山の正岡子規を訪ねた際に、

正岡子規の母から松山鮓をふるまわれ、大変喜んだという逸話が残っているそうです。

 実は、この逸話には後日談があり、数年後、松山中学校の教師となり、再び松山を訪れた夏目漱石が、

松山に来て一番に食べることを希望した食事が松山鮓だったそうです。

 また、正岡子規にとっても、母親が作る松山鮓の味は格別だったようで、

故郷の味である松山鮓に関する俳句を詠んでいます。その一句が「ふるさとや 親すこやかに  鮓の味」です。

 皆さんは、郷土料理である松山鮓を食べると、どのような俳句を詠むことができそうですか?

今日の給食の『松山鮓』を食べ終えたら、一句詠んでみましょう。

10月5日(木)の給食

2023年10月5日 12時19分

令和5年10月5日(木)

キャロットパン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ きのこスパゲティ

 皆さんは、10月が『食品ロス削減月間』だということを知っていますか?

 『食品ロス』とは、まだ食べることができるのに捨てられてしまう食品のことです。

日本では1年間612万トンもの食品が食べられることなく、捨てられています。

この量は、国民一人ひとりが、毎日茶碗一杯分のごはんを捨てているのと同じくらいの量にあたるそうです。

 『食品ロス』は食べ物が“もったいない”だけでなく、地球温暖化など、地球環境にも影響を及ぼします。

このような状況を改善していくために、2015年の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」には、

食品ロスを減らすための目標についても、盛り込まれています。

 食品ロス削減のため、私達にはどのようなことができるでしょうか。ぜひ、自分にもできる取組を考えてみましょう。

10月4日(水)の給食

2023年10月4日 12時27分

令和5年10月4日(水)

ごはん 牛乳 ごまあえ 里芋のそぼろ煮 納豆

 今日の給食には里芋のそぼろ煮が出ました。

里芋は、縄文時代頃に中国を経て日本に伝わったと言われています。

 里芋は一般的に食用とされる芋類(じゃが芋、さつま芋、山芋等)の中では最もカロリーが低く、

ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維が豊富です。

 里芋の特徴の一つである独特のぬめりには、ガラクタンという成分が含まれています。

ガラクタンには、脳細胞を活性化させ、免疫力を高める効果が期待されています。

 暑い夏が過ぎ、朝夕には少しずつ秋の気配を感じる季節になりましたが、“秋バテ”という言葉を聞く時期でもあります。

栄養豊富な里芋のそぼろ煮を食べ、元気に学校生活を過ごしましょう。