1月15日(月)の給食

2024年1月15日 12時21分

令和6年1月15日(月)

ごはん 牛乳 鯖のしょうが煮 茎わかめサラダ 大根のみそ汁

 今日の給食には、鯖のしょうが煮が出ました。

 鯖は全国各地で水揚げされ、私達にもなじみ深い魚です。

愛媛県の佐田岬で獲れる「岬さば」は、ブランド鯖として有名です。

 鯖は、夏に北海道沖でエサをたくさん食べ、秋になると産卵のために南下します。

この頃 に獲れる鯖は、脂がのりおいしく食べることができます。

 鯖の魚肉には、血合いと呼ばれる色の濃い部分が多く、ビタミンB2を多く含みます。

また、鯖などの青魚に多く含まれるエイコサペンタエン酸は、血管をしなやかに保つ働きをしてくれます。

 今日の給食では、脂がのった鯖をしょうが煮にしました。おいしくいただきましょう。

1月12日(金)の給食

2024年1月12日 12時30分

令和6年1月12日(金)

もち麦ご飯 牛乳 ブロッコリーサラダ ポークカレー チーズ

 今日の給食には、ブロッコリーサラダが出ました。

ブロッコリーは、11月から3月頃が旬の花野菜です。

産地により収穫時期をずらして栽培しているので、長い期間おいしく食べることができます。

 ブロッコリーは、栄養価も高く、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、カリウム、鉄などの栄養素が豊富に含まれています。

 ブロッコリーの仲間には、細長い茎が特徴で、葉や花も食べられる「スティックセニョール」や、

ブロッコリーと同じアブラナ科の野菜で、見た目はカリフラワーに似ている、

ブロッコリーとカリフラワーを合わせたような味の「ロマネスコ」などがあります。 

  今日は、今が旬のブロッコリーを使ってブロッコリーサラダを作りました。

 ブロッコリーについては、今月の給食掲示資料である「給食English」でも紹介しています。

 「給食English」も読んでみてくださいね。

1月11日(木)の給食

2024年1月11日 12時17分

令和6年1月11日(木)

媛麦パン 牛乳 チリコンカン 白菜スープ 紅まどんな

 今日の給食には、松山市産の紅まどんなが出ました。

 紅まどんなは、愛媛県立果樹試験場で開発された、愛媛県のオリジナル品種です。

紅まどんなは、発色が鮮やかなとても薄い皮に包まれており、ゼリーのようになめらかな口当たりをした

果汁たっぷりの柑橘です。愛媛県内での主な生産地は、松山市や今治市です。

 愛媛県のブランド産品でもある紅まどんなは、皮がとても薄いため、品質基準をクリアする

大玉で美しい紅まどんなを出荷するためには、雨が当たらないようビニールハウスで栽培したり、

出荷のためにサイズなどを分ける選果場で作業する際にも、繊細で美しい果皮を守るために、

柑橘用ではなく果皮が薄く果肉がデリケートな桃用の選果機を使用するなどの気配りがされているそうです。

 今が旬の愛媛県のオリジナル品種 、紅まどんなをおいしくいただきましょう。

 

1月10日(水)の給食

2024年1月10日 12時23分

令和6年1月10日(水)

ごはん 牛乳 さつま芋のかき揚げ うま煮 黒豆

 今日の給食は、『正月の行事食』献立でした。

 お節料理は、古来より伝わる伝統的な正月の行事食です。

各地域の旬の食材や、各家庭で伝承されてきた調理法で調理されます。

年の初めを祝う料理の数々を、重箱に美しく詰め合わせます。

数の子、黒豆、栗きんとんなどは、お節料理を代表する料理です。

 お節料理には、正月という大切な節目を祝い、家族の健康や子孫繁栄を願う気持ちが込められています。

例えば、昆布巻きは、「よろこぶ」に掛けた縁起の良い一品です。紅白なますは、人参の赤と大根の白で、

祝い事を連想させる紅白を表しています。煮物に使われるれんこんは、穴がたくさんあいており、

将来を見通せるようにという願いが込められています。

 今日の給食では、正月の行事食として黒豆を調理しました。

本日から3学期の給食も開始になりました。今年一年、まめまめしく元気 に過ごせるよう、味わっていただきましょう。 

12月13日(水)の給食

2023年12月13日 12時21分

令和5年12月13日(水)

もち麦ご飯 牛乳 かぼちゃの揚げ煮 中華丼

 今日の給食には、かぼちゃの揚げ煮が出ました。

冬至には、かぼちゃを食べる風習があります。

  冬至は、太陽が最も南に傾き、昼間の時間が1年のうちで、一番短い日です。

この日を境に、昼間の時間が少しずつ長くなっていきます。今年の冬至は12月22日です。

 昔から冬至に「ん」のつく食べ物を食べると、「運が呼び込める」と言われてきました。

「ん」のつく食べ物には、大根、蓮根、人参、銀杏等があります。かぼちゃはなんきんとも呼ばれます。

 冬至にかぼちゃを食べると、風邪をひかないと言われています。かぼちゃは夏に収穫される野菜ですが、

長期間保存ができるため、冬の貴重な栄養源であると同時に、長寿の願いも込めて食べられてきました。

 今日はかぼちゃの揚げ煮です。おいしく食べて、寒い冬も健康に過ごしましょう。

 今日は2学期の給食最終日です。3学期の給食開始は1月10日です。

また給食の時間に、皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。

12月12日(火)の給食

2023年12月12日 12時21分

令和5年12月12日(火)

コッペパン 牛乳 茎わかめのサラダ キャロットスープ アーモンド入り大豆いりこ

 今日の給食には、キャロットスープが出ました。

キャロットスープには、たっぷりと人参が使われており、彩りが美しいため、味覚だけでなく視覚的にも

食べる楽しさを味わうことができる一品です。

 この美しい彩りのもとになっているのは、人参に含まれるカロテンという色素です。

ちなみに、一般的に緑黄色野菜と呼ばれる色の濃い野菜類は、可食部100g当たりに、

カロテンを600㎍以上含む野菜(カロテン600㎍未満でも食べる頻度が高いトマトやピーマンなどの色が濃い野菜も含む)のことを指します。

 人参には、皮膚や粘膜の健康維持に必要なβカロテンが、ほうれん草の約2倍の8600㎍(可食部100g当たり)含まれています。

 緑黄色野菜に含まれる栄養がしっかりとれるキャロットスープを、人参の甘味を味わいながらいただきましょう。

12月11日(月)の給食

2023年12月11日 12時19分

令和5年12月11日(月)

もち麦ご飯 牛乳 フレンチサラダ ハヤシライス セレクトデザート

 今日の給食のフレンチサラダには、ブロッコリーが使われています。

ブロッコリーは地中海沿岸原産のキャベツを改良した野菜です。

16世紀頃には、すでにイタリアやフランスで栽培が開始されていたようです。

 日本には明治時代に、同じ花野菜の仲間であるカリフラワーとともに入ってきました。

日本で本格的に栽培が開始されたのは、戦後になってからです。

 ブロッコリーは抗がん作用も期待される栄養豊富な野菜で、キャベツの約4倍のカロテンとビタミンCを含みます。

また、貧血を予防する効果がある鉄、成長期にある皆さんに大切なカルシウム、

カルシウムの体内への吸収を助けるビタミンKなども豊富に含んでいます。

 また、今日は自分で選んだデザートを食べることができるセレクトデザートもあります。

2学期の給食も、残すところあとわずかです。楽しく、おいしくいただきましょう。

 

12月8日(金)の給食

2023年12月8日 12時23分

令和5年12月8日(金)

わかめごはん 牛乳 ぶりのねぎソース ほっこり具沢山うどん

 今日の献立は、『旬の「はまち」を生かした献立』でした。

 はまちは、ぶりの成長途中にある魚のことです。

ぶりは、成長するにつれて呼び名が変わる出世魚として有名です。

 呼び名は、地方によって異なりますが、

愛媛県では、「もじゃこ」「やず」「はまち」「ぶり」と呼び名が変わります。

 ぶりは成長が早いので、養殖が盛んに行なわれ、天然ものをぶり、

養殖ものをはまちとして区別している地域もあります。

全国各地で魚の養殖が行なわれていますが、最も多く養殖されている魚がはまちです。

 瀬戸内海は地理的に養殖に適しており、全国のはまちの養殖量の90%を占めています。

はまちの旬は、冬の寒い時期です。この時期には水温が下がり、脂がのっておいしくなります。

 旬のはまちを使った「ぶりのねぎソース」を、味わっていただきましょう。

12月7日(木)の給食

2023年12月7日 12時15分

令和5年12月7日(木)

コッペパン 牛乳 ひじきサラダ カレービーンズ 紅まどんな

 今日の給食には、紅まどんなが出ました。

 紅まどんなは愛媛県のオリジナル品種で、正式な品種名は「愛媛果試第28号」と言います。

南香と天草と言う二つの品種を掛け合わせ誕生しました。愛媛県では平成2年から育成が行われ、

平成17年に品種登録されました。

 芳醇な香りと高い糖度、適度な酸味を併せもち豊かな風味があることが特徴です。

また、果汁が豊富なためゼリーのようなプルプルとした食感を味わうことができます。

 紅まどんなの名前は、松山市を舞台とする夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する

「マドンナ」に由来すると言われています。

 愛媛県産の紅まどんなを、おいしくいただきましょう。

12月4日(月)の給食

2023年12月4日 12時28分

令和5年12月4日(月)

ごはん 牛乳 三色揚げ 即席漬 磯煮

 今日の給食には、三色揚げが出ました。

三色揚げには、かぼちゃが使われています。かぼちゃという呼び名の由来には諸説ありますが、

16世紀頃にポルトガル船により、寄港地のカンボジアの産物として九州地方に伝えられた際に、

カンボジアを意味するCamboja(カンボジャ)というポルトガル語がなまって、かぼちゃと呼ばれるようになったと言われています。

 かぼちゃには多くの種類があり、唐なすや南京とも呼ばれる日本かぼちゃ、栗かぼちゃとも呼ばれる西洋かぼちゃ、

加熱後に果肉を取り出すとそうめん状につながって出てくるそうめんかぼちゃなどがあります。

 かぼちゃは、鼻腔や咽頭等の粘膜を健康に保つために必要なレチノールなどのビタミンAやビタミンE

体の抵抗力を維持し、体調を整えるために必要なビタミンCなどの栄養を含み、風邪等の感染症予防が大切なこの時期に、

ぜひ食べてもらいたい野菜の一つです。

 かぼちゃやえびを使って彩りよく調理した三色揚げを、おいしくいただきましょう