7月10日(月)の給食

2023年7月10日 12時23分

穴子飯 牛乳 鶏肉のレモン煮 豆腐汁

 今日の給食は、『広島県の味めぐり』献立でした。

 穴子飯は、穴子の蒲焼きをそぎ切りにし、出汁で炊いたご飯の上に敷き詰めた料理で、

宮島沖瀬戸内海沿岸で獲れる約30cmの穴子を使って作ります。

宮島口駅で駅弁に登場したことがきっかけで、全国に知られるようになりました。

給食では、穴子、人参、ごぼう、枝豆などの野菜を入れ、炊き込みご飯にしています。

 また、広島県の呉市尾道市大崎上島町ではレモンの栽培が盛んです。

今日の給食では、岩城島産のレモン果汁を使い、鶏肉のレモン煮を作りました。

 広島県郷土の味を、おいしくいただきましょう。

7月5日(水)の給食

2023年7月5日 12時26分

もち麦ご飯 牛乳 コーンサラダ 夏野菜カレー セレクトデザート

 今日の給食には、夏野菜カレーが出ました。

 皆さんは、夏野菜と聞くと、どのような野菜を思い浮かべますか?

夏野菜には、トマト、ピーマン、ゴーヤ、とうもろこし、オクラ、かぼちゃ、枝豆等があります。

 東洋医学では、夏野菜には、体の熱を取り、体内を潤す作用が強いと考えられています。

今日の給食の夏野菜カレーには、かぼちゃオクラを使っています。

東洋医学や薬膳の分野では、かぼちゃ胃腸の消化吸収を促進したり、

体の慢性的な疲労感の改善が期待できる食材と考えられています。

 また、オクラは、食欲不振、便秘の改善等の効果が期待される食材と考えられています。

夏は高温多湿で、体のだるさを感じたり、食欲の低下を感じる人も多いと思います。

 食事の面でも、肉類等の主菜や野菜等の副菜の摂取量が減少し、麺類等の食べやすい料理

偏りがちになる人も増えると思います。かぼちゃやオクラなどの夏野菜に含まれる栄養は、

この暑い時期を乗りきるために必要な栄養素を含んでいますので、ぜひ、この時期に食べてほしい食材です。

 夏野菜を使った夏野菜カレーと皆さんが自分で選んだセレクトデザートをおいしく食べて、

夏バテを予防し元気に過ごしましょう。

7月4日(火)の給食

2023年7月4日 12時29分

黒糖パン 牛乳 春雨サラダ ポトフ ミニトマト

 今日の給食には、ミニトマトが出ました。

ミニトマトは、一個の大きさが10~50g程度あり、赤色、黄色、紫色とさまざまな品種があります。

また、球形のものだけでなく、卵のようにやや楕円形のものや、いちごのような形をしたものもあり、

料理に添えると彩りが増します。

 近年では、品種改良も進み、色や形が異なる品種だけでなく、より糖度の高い品種も生産されており、

日本で栽培されている品種だけでも約240種類もあるそうです。

 ミニトマトには、カロテンビタミンCなどの栄養素が含まれています。ミニトマトやトマトの赤色の果皮には、

抗酸化作用が期待されるリコピンが含まれています。トマトをカットすると、種の周りにゼリー状の部分があります。

このゼリー状の部分には、トマトのうま味成分であるグルタミン酸が多く含まれています。

ミニトマトは、カットせず食べることができる大きさの品種も多くあるため、このうま味成分を存分に味わうことができます。

 今日のミニトマトは愛媛県産のミニトマトです。産物をおいしくいただきましょう。

7月3日(月)の給食

2023年7月3日 12時27分

コーンピラフ 牛乳 ホキのねぎソース 枝豆スープ

 今日の給食には、枝豆スープが出ました。

 枝豆は、大豆が熟す前(大豆が緑色の状態)に収穫したもので、たんぱく質、

ビタミン、食物繊維、カルシウム、鉄分などを含む栄養豊富な食材です。

 枝豆には、「くろさき茶豆」「黒大豆」「だだちゃ豆」など、いろいろな種類があります。

 では、ここで皆さんにクイズです。皆さんは、枝豆は豆の仲間だと思いますか、それとも野菜の仲間だと思いますか?

答えは、野菜の仲間です。熟す豆の仲間となりますが、未成熟なものは野菜の仲間 に入ります。

枝豆だけでなく、さやいんげんなど、さやごと食べる豆も野菜の仲間に入ります。

 今日の枝豆スープは、枝豆風味を味わいながらいただきましよう。

6月26日(月)の給食

2023年6月26日 12時22分

ごはん 牛乳 ちぎりじゃこてん じゃが芋のみそ汁

 今日の給食はごはん主食とした、一汁一菜和食献立でした。

和食の中心とも言えるを作る農家の方は、5月頃から田の土を耕し、

田植えができるよう土作りを始めます。6月頃には田に水をはり、

「もみ」と呼ばれる種から育てた苗を植えていきます。梅雨晴れの空の下、

青々とした苗が初夏の風に吹かれている様子は、この時期ならではの気持ち良い光景です。

 田植えをした後も、農家の方は、稲が育つ様子や天候、気温、稲の周囲に雑草はないか、

苗を食べてしまう虫が発生していないかなどを細かく観察しながら、

水の量や肥料の量等の管理、除草等の作業を行い、大切に手をかけて育てます。

 7月に入ると稲穂に小さながたくさんつきはじめます。この花は朝早く短い時間、一度だけ花を咲かせます。

稲は花を閉じると、実りにむかい準備を開始します。

 稲の実がふくらみ重くなり、稲穂が垂れはじめる10月頃を過ぎると、収穫の季節がやってきます。

収穫された50 本の稲穂に実った3500粒程度が、お茶碗約1杯分のご飯になるそうです。

食事がいただけることへの、感謝を忘れないようにしたいものですね。

6月23日(金)の給食

2023年6月23日 12時28分

チキンピラフ 牛乳 ホキのから揚げ わかめスープ

 今日の給食には、ホキのから揚げが出ました。

 ホキは、水深200m~600mの深海に暮らす魚です。日本近海にはあまり生息しておらず、

日本から遠く離れた南半球のオーストラリア南部、ニュージーランド、

アルゼンチンやチリに近 いパタゴニア、南アフリカなどの海域に多く暮らしています。

 ホキは、細長い体と丸く大きな目をした白身魚です。体は60㎝~120㎝と大型で、

骨がとても少なく、加工がしやすい魚です。また、加熱しても身が固くならず、

淡泊なため、和食、洋食、中華など幅広い料理に使うことができます。

 今日の給食では、ホキをから揚げにしました。おいしくいただきましょう。

6月22日(木)の給食

2023年6月22日 12時25分

コッペパン 牛乳 ハンバーグ 海藻サラダ キャロットスープ

 雨が降る日が多く、気温と湿度が高い今の時期は食中毒の予防に注意が必要です。

じめじめとした湿度が高い環境は、食中毒の原因となるウイルスが増殖しやすくなります。

食中毒の原因となる菌やウイルスから、健康を守るために、次 のことに気を付けましょう。

① ハンドソープなどを使い、流水手洗いし、清潔ハンカチで拭いて給食の準備をしましょう。

② 給食当番の人は、白衣帽子マスクをきちんと身に付けましょう。

③ 偏食せず、バランスよく食べ、健康な体作りをしましょう。

 手洗い衛生の基本です。食中毒予防のためにも、

毎日の手洗いや清潔なハンカチの持参を忘れないようにしましょう。

6月21日(水)の給食

2023年6月21日 12時22分

ごはん 牛乳 切干大根の中華サラダ 八宝菜

 今日の給食には、八宝菜が出ました。

八宝菜は、中国広東料理で、「五目うま煮」と呼ばれることもある料理です。

八宝菜の名前の由来は、諸説あるそうですが、どの説にも共通していることは、

多くの具材を使ったおいしい料理に心を動かされ、八宝菜という名前を付けたということです。

 八宝菜の名前に使われている漢字の「八」は、数字の8を意味しているのではなく、

数が多いということを意味しているそうです。また、「菜」という漢字は、

「おかず」という意味があるそうです。「宝」という漢字がなぜ使われているのかということが、

明確ではないようですが、宝物のようにおいしい食材が多く使われているというような意味で

使われているのではないかという説が多いようです。

 今日の給食の八宝菜にも、豚肉、えび、いか、うずら卵、きくらげ、キャベツ、たまねぎ、

たけのこ、にんじん、ピーマンなど多くのおいしい食材を使っています。味わっていただきましょう。

6月20日(火)の給食

2023年6月20日 12時20分

コッペパン 牛乳 ナムル 中華炒め 冷凍パイナップル

 今日の給食には、冷凍パイナップルが出ました。

 パイナップルは南アメリカ地方原産の果物で、日本には江戸時代に、オランダ船によって運 ばれてきたと言われています。

パイナップルには、ビタミンB、マンガン、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。

ビタミンB疲労回復に役立ち、蒸し暑く体が疲れやすくなるこの時期には、ぜひとってほしい栄養素の一つです。

カリウム高血圧の予防等の効果が期待される栄養素です。

 店頭で販売されているパイナップルを選ぶ際には、パイナップル特有の甘い香りがあり、

の部分を押すと少し弾力があるものがおすすめです。あまり熟れていないパイナップルを食べると、

舌や口の中にピリピリとした刺激を感じることがあります。これは、パイナップルに含まれる

シュウ酸カルシウムという成分によって引き起こされる場合がある症状です。

 今日の給食の冷凍パイナップルは、完熟したパイナップルを冷凍にしています。

蒸し暑い時期にぴったりな、冷たく甘いパイナップルをおいしくいただきましょう。

 

6月19日(月)の給食

2023年6月19日 12時26分

ごはん 牛乳 アーモンドあえ 肉じゃが (袋)のり

 6月は食育月間です。

 食育月間は、家庭、学校、地域など社会全体で、食育の取組を推進しようという趣旨で制定されました。

この食育月間に合わせて、地域や学校などが協力し、食育に関連したイベントを開催したり、

食についての情報発信を行ったりしています。

 『食育』とは、皆さんが、食に関する知識を学 んだり、食事を選ぶ力を養ったり、

家庭科や総合学習、給食活動など多くの体験を通じ、生涯を健やかに過ごし、

『生きる力』を育むことができるようにするための活動です。

 学校の給食時間だけでなく、日常の様々な活動や日常のふとした食に関する小さな気付きも含めれば、

皆さんの周りにはについて学習するチャンスが多くあります。

 食育月間は日常生活の中で食について考える良い機会です。皆さんも食について、考えてみましょう。