12月2日の給食

2025年12月2日 14時46分

12月2日の献立は『パン、牛乳、中華そば、ヤンニョムチキン、紅まどんな』です。

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 今日は、『紅まどんな』について、お話をします。
 紅まどんなは、甘味と酸味のバランスがよい「南香」と果汁がたっぷりで果肉がやわらかい「天草」という柑橘を掛け合わせた品種です。紅まどんなの最大の特徴は、口当たりがまるでゼリーのようにとろけ、甘くみずみずしい果実が口の中いっぱいに広がるところです。その味わいから「樹になるゼリー」といわれることもあります。
 皮がとても薄く繊細なため、栽培が難しく、選果場では、デリケートな皮を守るために桃と同じ選果機が使われています。
 他の場所では作ることができない、愛媛県だけで栽培が許されているオリジナルの品種です。また、短い期間しか味わうことができないため、なかなか手に入りません。
 今日は「紅まどんな」を味わっていただきましょう。

11月25日の給食

2025年11月25日 12時18分

11月25日の献立は『黒糖媛麦パン、牛乳、野菜スープ、ホキのから揚げ、昆布サラダ』です。

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 今日は、『媛麦パン』について、お話をします。
 媛麦パンは、小麦粉に愛媛県産のはだか麦粉をブレンドして作ったパンです。
 はだか麦は、昔から麦ごはんや麦みそ、麦茶に使われてきました。皮がむきやすいことから、はだか麦と呼ばれています。愛媛県は、はだか麦の生産量が38年連続日本一で、全国のおよそ3割を占めています。パンといえば、小麦粉で作られることがほとんどですが、地元の食材であるはだか麦を、パンにも活かそうと愛媛県が製粉技術を開発し、パン屋さんが作り方を研究して、学校のパンに導入されました。小麦粉だけで作ったパンより食物せんいが多く、香ばしい香りが特長です。その当時の松山市内の子どもたちからパンの名前を募集して「媛麦パン」という名前がついたそうです。はだか麦の風味を味わっていただきましょう。

11月21日の給食

2025年11月21日 12時16分

11月21日の献立は『ごはん、牛乳、キャベツの味噌汁、サバのみぞれ煮、ごまあえ』です。

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 今日は、『和食の日』について、お話をします。
 みなさんは、11月24日が何の日か知っていますか。「いい日本食」の語呂あわせから、『和食の日』とされ、日本人の伝統的な食文化について振り返り、和食文化を守り受け継ぐことの大切さについて考える日です。
 和食は2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されました。ご飯や汁物、おかずを組み合わせる和食は、栄養バランスがとりやすいこと、季節感や素材をいかして調理していること、行事食が受け継がれていることなどの特徴が世界に評価されました。
 今日は、和食の献立です。今日以外にも和食がとり入れられている日があります。献立表を見て探してみましょう。また、今月の食育だよりに和食について書いていますので、読んでみてください。

11月20日の給食

2025年11月20日 12時14分

11月20日の献立『パン、牛乳、スパゲッティペスカトーレ、フレンチサラダ、リンゴ』です。

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 今日は、『冬キャベツ』について、お話をします。
 キャベツは1年中買うことができますが、今出回っているのは、「冬キャベツ」です。「冬キャベツ」は、11月から3月頃が旬で、肉厚のしっかりした葉で、加熱すると甘みが増すため、ロールキャベツ、ポトフなど煮込み料理に適しています。火を通すとかさも減るので、たくさん食べられます。
 では、ここでクイズです。新鮮な冬キャベツの内側の葉の色は、次のうちどれでしょう。
 ① 黄色 ② 緑色 ③ 白色  
 正解は、①の黄色です。新鮮なキャベツの内側は淡い黄色で、鮮度が落ちるとどんどん緑色になっていきます。
 今日は、フレンチサラダにキャベツを使っています。おいしくいただきましょう。

11月19日の給食

2025年11月19日 12時13分

11月19日の献立は『五穀米入りごはん、牛乳、じゃがいものそぼろ煮、ホキの甘酢煮』です。

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 今日は、『黄色のグループの食品』について、お話をします。
 食べ物は、主に含まれている栄養素によって、黄・赤・緑の三つのグループに分けられます。
 黄色のグループは、主にエネルギーのもとになる食品です。ごはんやパン、うどんやスパゲッティなどのめん類、じゃがいもやさつまいもなどのいも類、油やバターなどです。
 これらの食品を食べないと、遊んだり、勉強したりする力がでません。毎日を元気いっぱいに過ごすためにも、黄色のグループの食品をしっかり食べるようにしましょう。

11月18日の給食

2025年11月18日 14時04分

11月18日の献立は『パン、牛乳、卵スープ、じゃがいもといかのケチャップ炒め、アーモンド』です。

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 今日は、『ほうれんそう』について、お話をします。
 ほうれんそうは、一年中採れますが、旬は冬です。冬のほうれんそうは、寒さで凍ってしまわないように、でんぷんを糖に変えて葉に集めます。そのため、とても甘くなります。この特性を利用して、わざと霜に当てて作るのが「ちぢみほうれんそう」です。また、夏より冬に収穫されたものの方がビタミンCは多く含まれています。
 ほうれんそうには、鉄やビタミンC、カロテンや食物せんいなどが豊富に含まれていて、かぜなどの病気から体を守ってくれたり、皮膚を丈夫にしたり、おなかの掃除をしてくれたりします。
 今日の給食では、卵スープの中に入っています。旬の味をおいしくいただきましょう。

11月17日の給食

2025年11月17日 13時46分

11月17日の献立は『ごはん、牛乳、麻婆豆腐、バンサンスー、みかん』です。

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 今日は、『マーボー豆腐』について、お話をします。
 マーボー豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。
 豆腐とひき肉を使った料理で、ピリッとした辛さと深いうま味が特徴です。この辛さは、唐辛子による刺激に、中国特有の香辛料によって、舌がしびれるような感覚が加わったものです。一方、うま味は、豆板醤や甜麺醤などの発酵調味料によって生まれます。炒めたひき肉の香ばしさと調味料のコクが合わさることで、複雑で奥深い味わいになります。
 本場のマーボー豆腐はとても辛い味付けですが、給食では、辛さを控えて麦みそや砂糖を加えることで、まろやかなコクを出すなどの工夫をしています。味わっていただきましょう。

11月14日の給食

2025年11月14日 12時27分

11月14日の献立は『ひじきごはん、牛乳、つみれ汁、れんこんのかき揚げ、キャベツのおひたし』です。

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 今日は、『れんこん』について、お話をします。
 みなさんは、れんこんはどのように育つか知っていますか。れんこんは、泥の中で育ちます。お店では、短く切った状態で売られていることが多いですが、実は、ごぼうのように長い野菜です。泥の中にあるれんこんを掘り出す方法は2種類あります。収穫前に水田の水を抜き、熊手や鍬で少しずつ掘り出す方法と、ポンプで水をくみ上げ、水圧でれんこんの周りの泥を吹き飛ばして収穫する方法です。どちらの方法も重労働で、れんこんを傷つけないように細心の注意を払いながら行うとても大変な作業です。
 今日は、「れんこんのかき揚げ」です。感謝の気持ちをもって、旬のれんこんをおいしくいただきましょう。

11月13日の給食

2025年11月13日 13時53分

11月13日の献立は『パン、牛乳、タイビーフン炒め、大学芋』です。

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 今日は、『ビーフン』について、お話をします。
 ビーフンは、米からできています。米のたくさんとれるアジアの食文化から生まれました。米を麺にして、いろいろな料理に使うことで、無駄なく食べることができます。例えば、野菜や肉と一緒に炒めて食べるビーフン炒め、スープの中に入れてラーメンのように食べるビーフン汁、春巻きの具の材料にすることもあります。給食でも使うので、なじみのある食材となっています。
 今日は、ビーフンの中でも、平たい形のタイビーフンを使った炒め物です。野菜や肉のうまみをたっぷり吸ったビーフンをおいしくいただきましょう。

11月12日の給食

2025年11月12日 12時58分

11月12日の献立は『キーマカレー、牛乳、しょうゆドレッシングサラダ、ヨーグルト』です。

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 今日は、『ヨーグルト』について、お話をします。
 私たちの腸内にはおよそ1000種類、約100兆個もの腸内細菌が住んでいると考えられています。乳酸菌やビフィズス菌のようなよい働きをする菌と黄色ブドウ球菌やウェルシュ菌のような悪い働きをする菌、どちらにも区別できない中間的な菌がいます。普段、私たちが健康でいられるのは、よい菌が悪い菌を抑えて、一定のバランスを維持しているからだと考えられています。このバランスは、食生活や生活習慣、ストレスなど様々な影響を受けて変わります。腸内環境を整える善玉菌が多い方が望ましく、ヨーグルトは、ビフィズス菌などの善玉菌を増やすことがわかっています。
 腸内を健康に保つヨーグルトです。積極的に取り入れていきましょう。