先週1月24日(木)から今週30日(水)は、全国給食週間でした。

本校ではこの期間、お昼の給食時間に、給食委員が校内放送で給食アンケートの結果をお伝えしたり、その日の献立のメニューについて紹介したりしました。また、各クラスの「残食0(ゼロ)」調査を行い、より食の大切さに気づく期間となりました。写真は、残食調査グラフと、本校の給食をつくってくれている城北調理場や食材について紹介している資料の展示の様子です。
「給食」に関わる様々な人たちに感謝し、これからも給食をしっかり、楽しく食べていきましょう!

ごはん・牛乳・ほうとう・磯煮 でした。
今日は『ほうとう』についてのお話です。
「ほうとう」は山梨県の郷土料理として有名です。幅が1cmほどの平らな麺を、かぼちゃなどの野菜と一緒に、みそで煮込んでいます。
うどんと比べると、コシがなく柔らかいのが特徴で、一般的には鍋で調理をし、そのまま食卓に出されることが多いようです。
山梨県出身の戦国武将、武田信玄が、手軽に栄養がある物が食べられる料理として、戦の間によく食べられていたと言われています。
味わっていただきました。

媛麦パン・牛乳・キャロットスープ・鶏肉のアーモンドがらめ・庄大根のサラダ でした。
今日は『大根』についてのお話です。
「大根」は、春の七草のひとつである「すずしろ」としても知られ、日本では古くからなじみのある野菜です。葉っぱに近くて太いところは甘く、先端の細いところは辛みが強いのが特徴です。その違いを生かして、漬け物やみそ汁、おでん、サラダなどの様々な料理にして食べることができます。
また、皮には張りとツヤがあり、ずっしりと重みのある大根が美味しいと言われています。
今日の給食には、『庄大根のサラダ』が登場しました。味わっていただきました。

もち麦ご飯・牛乳・伊予さつま・せんざんき・緋のかぶなます でした。
今日は『愛媛県の味めぐり』についてのお話です。
今日の給食に登場した『いよさつま』は、南予地方の家庭料理で「冷や汁」とも呼ばれています。
作り方は、まず焼いた魚の身をほぐして、麦みそとすり合わせ、そのまま香ばしく焼きます。そして、できあがったものにだし汁を加えてのばし、こんにゃくとねぎを入れたら完成です。麦飯の上にかけて食べられることが多いそうです。
また、今日の給食の『せんざんき』は、今治を代表する郷土料理です。鶏肉にしっかりと下味をつけて、油でカリッと揚げます。
そして、同じく『緋のかぶなます』は、松山市の特産品である「緋のかぶ」を「だいだい酢」につけることで鮮やかな赤色になった「緋のかぶら漬け」を使用しています。
愛媛県の食の魅力がたくさん詰まった今日の給食も、おいしくいただきました!

オレンジピラフ・牛乳・白菜とベーコンのスープ・ホキのから揚げ・キャベツのおひたし でした。
今日は『オレンジピラフ』についてのお話です。
愛媛の特産物である「みかん」を生かした郷土料理として新たに開発されたのが『オレンジピラフ』です。愛媛県産のみかんと伊予柑を使ったジュースでご飯を炊き込んでいます。過去には『みかんご飯』として、テレビで紹介されたこともありますので、ご存じの方も多いかもしれません。
みかんは、加熱すると苦みが出てくる性質があり、調理場の調理員さんたちは、作り方や分量の割合を変えるなどの工夫を重ねて作ってくれています。
地元の味を、美味しくいただきました!

キャロットパン・牛乳・イタリアン卵スープ・ブロッコリーサラダ・ポンカン でした。
今日は『ポンカン』についてのお話です。
「ポンカン」は、インドが原産の柑橘で、中国から台湾に渡り、今から約150年前に日本へ伝わりました。
愛媛県の「ポンカン」の収穫量は、全国1位です!日本全体の約40%を占めています。温州みかんよりも甘みが強く、独特な甘い香りが特徴です。また、凹凸のあるポコポコとした皮は、一見厚くてむきにくそうですが、実際はむきやすく、果肉も柔らかくて食べやすい柑橘です。
今日の給食の『ポンカン』も、美味しくいただきました。

ごはん・牛乳・大根のみそ汁・かき揚げ・ごまあえ・海苔 でした。
今日は『ごま』についてのお話です。
「ごま」はとても小さい粒ですが、栄養価の高い食品です。約5000年前に、アフリカのナイル川流域で作られていたという記録があり、古代エジプトでは食品としてだけではなく、油や薬としても利用されていました。日本でも早くから食べられており、縄文時代の遺跡からも発見されています。
カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれ、骨を丈夫にし、貧血にも効果を発揮します。
今日の給食には、「ごま」とほうれん草とキャベツの『ごまあえ』が登場しました。

パン・牛乳・洋風煮込み・白菜サラダ・きなこ豆 でした。
今日は『冬キャベツ』についてのお話です。
キャベツは季節ごとに味や性質が違う野菜です。
春には、葉が柔らかくて巻きのゆるい「春キャベツ」が、冬には、葉がぎっしりつまった「冬キャベツ」が出回ります。
冬キャベツは、水分が少ないため、煮崩れしにくく、ロールキャベツなどの煮込み料理に適しています。また、火を通すことで甘みが増し、より美味しくなります。
今日の給食の『洋風煮込み』には、今が旬の『冬キャベツ』が使われていました。美味しく、いただきました。

ごはん・牛乳・厚揚げの中華炒め・バンサンスー でした。
今日は『厚揚げ』についてのお話です。
豆腐を厚めに切り、油で揚げたものが『厚揚げ』です。表面だけを油で揚げているので、中は柔らかい豆腐のままです。「生揚げ」と呼ばれることもあります。
豆腐の食感は残したまま、表面を香ばしく揚げることで、風味が良く、調味料のしみ込みも良くなるそうです。煮物や炒め物、汁物などといった、様々な料理に使われています。
今日の給食は、厚揚げ・きくらげ・うずら卵・人参・たけのこなどが入った『厚揚げの中華炒め』でした。味わっていただきました。