10月15日(木)の給食

2020年10月15日 12時19分

ごはん 牛乳 華風サラダ 厚揚げ入り八宝菜 (袋)のり

 今日の給食には、(袋)のりがあります。

のりは海に生えている海藻です。漢字の表記が「海藻」と表記される場合は、

胞子で子孫を増やす海藻で、私たちが食用としているのはこちらです。

「海草」と表記されるものは、種子で繁殖します。

 のりを含め、海藻類はカロリーが低く、ナトリウム、カリウム、カルシウム

マグネシウム、、リンなどのミネラルが豊富に含まれています。

また、のりには食物繊維も豊富に含まれています。

 ミネラルや食物繊維が豊富なのりを、おいしくいただきましょう。

 

10月14日(水)の給食

2020年10月14日 12時32分

媛麦パン 牛乳 えびのチリソース 白菜スープ さつま芋のから揚げ セレクトデザート

 今日の給食には、“えびのチリソース”が出ました。

一般的に中華料理として知られている“えびのチリソース”ですが、

実は日本で生まれた創作中華料理です。

 中国の四川料理に“カンシャオシャーレン”という料理があり、

これをアレンジして日本で作られたのが、私たちがよく知っている“えびのチリソース”です。

“カンシャオシャーレン”が日本に伝わった当時、日本人が豆板醤の辛味に慣れていなかったことから、

ケチャップ・スープ・卵を使い、辛味を抑え、日本人の味覚に合う“えびのチリソース”が作られました。

 今日の給食の“えびのチリソース”も、食べやすい味付けになっています。

 そして、今日はセレクトデザートもあります。皆さんが3種類の中から選んだデザートを

食べることができます。楽しみながら、おいしくいただきましょう。

 

10月13日(火)の給食

2020年10月13日 12時30分

 

ごはん 牛乳 鶏肉の照り焼き おひたし さつま芋のみそ汁 

 今日の給食には、さつま芋のみそ汁が出ました。

さつま芋の原産地は、中央アメリカで、紀元前から栽培されていたようです。

日本では江戸時代に栽培が始まり、飢饉の際には多くの人を救い、

品種改良も盛んに行われました。

 ところで、皆さんは、さつま芋は葉柄(葉の下の茎のような部分)も

食べることができるということを知っていますか?

さつま芋の葉柄は、皮をむき、きんぴら風に煮つけにするなどの調理で、

おいしく食べることができます。このような点も、救荒作物として大切にされ、

現在まで多くの品種がある所以でしょう。

 今日の給食では、さつま芋をみそ汁の具材として使っています。

さつま芋の甘みを感じながら、おいしくいただきましょう。

 

10月12日(月)の給食

2020年10月12日 12時33分

ごはん 牛乳 くるみあえ 肉じゃが 納豆

 今日の給食には、納豆が出ました。

納豆は、蒸した大豆を納豆菌で発酵させて作ります。

納豆は発酵の過程で、大豆のたんぱく質の一部がアミノ酸にまで分解されます。

そのため、消化もよくなります。

 さらに、納豆菌の働きにより、ビタミンKビタミンB2も作られます。

ビタミンKやビタミンB2は、骨粗しょう症の予防等にも有効と言われています。

 また、大豆にはカルシウムも多く含まれています。成長期にある皆さんには、

カルシウムやビタミンKは骨の成長のために大切な栄養素です。

給食で提供される献立には、皆さんの成長に必要な栄養素が含まれています。

 日ごろ何気なく食べている給食ですが、時には食材や栄養素に注目しながら食べてみましょう。

 

10月9日(金)の給食

2020年10月9日 12時19分

パン 牛乳 ジャーマンポテト イタリアン卵スープ ぶどうゼリー

 今日の給食には、昨年度、松山市で実施された

『学校給食で食べたい我が家の献立』の中から優秀作品に選ばれた

「ジャーマンポテト」が出ました。

 この料理のポイントは、じゃが芋がやわらかく、ホクホクとしておいしいところです。

また、御家庭で簡単に調理できることも、おすすめポイントの一つです。

応募してくださった方が、御家庭で食べているおすすめ献立を、

給食時間にみんなで食べることができます。

 味わっていただきましょう。

 

 

10月8日(木)の給食

2020年10月8日 12時24分

ごはん 牛乳 きんぴら 里芋のそぼろ煮 (袋)小魚

 今日の給食には、里芋のそぼろ煮が出ました。

里芋は、10月~11月が旬です。皆さんは、

土の中から掘り出した状態の里芋を見たことがありますか?

里芋は株の中央に親芋があり、その周りにたくさんの子芋が付いています。

この子芋を里芋として、食用にしています。

 店頭で里芋を選ぶ際は、泥付きで、表面がしっとりしているものを選ぶのがおすすめです。

 愛媛にはオリジナルブランドの里芋「伊予美人」もありますので、

御家庭でもお好みの調理法で召し上がってみてください。

 

10月7日(水)の給食

2020年10月7日 12時26分

パン 牛乳 チリコンカン ミネストローネ 梨

 今日の給食には、チリコンカンが出ました。

チリコンカンには、大豆が入っています。大豆は「畑の肉」と呼ばれます。

 古来、大豆は穀類中心で動物性食品の少ない食事をしていた日本人にとって、

大切な食材の一つでした。大豆は、たんぱく質、脂質ともにその含有量が多いので、

動物性食品にかわる役割をはたしていたことが「畑の肉」と呼ばれることにも関係しています。

 また、日本人が主食としている米に不足するアミノ酸(リジン)を、大豆は多く含んでいます。

このことからも、米と大豆を組み合わせて食べるという先人の知恵は、たんぱく質の栄養価を高める

理にかなった食べ合わせと言えます。

 日本人にとって大切な役割を担ってきた大豆を、チリコンカンでおいしくいただきましょう。

 

10月6日(火)の給食

2020年10月6日 12時23分

松山鮓 牛乳 若鶏の唐揚げ キャベツのおひたし すまし汁

 今日の給食は、『お祭りの行事食』です。

今年度は、コロナウィルス対応のため、多くの地区で秋祭りが中止となりましたが、

給食の時間には、行事や季節の節目等を食事から感じてもらえたら嬉しいです。

 秋祭りは、秋の実りを感謝する日です。本日の給食の献立に入っている「松山鮓」ですが、

昔から慶事や訪問客をもてなす時に、ちらし寿司を出す習慣があります。

松山市では、郷土料理である、瀬戸のうま味をいかした甘めの酢飯が特徴の「松山鮓」が出されます。

 学生だった夏目漱石が初めて松山を訪れ、正岡子規の家に立ち寄った際に、

子規の好物でもあった「松山鮓」が出され、おおいに喜んだそうです。

 今日の給食は、愛媛県産の鯛が入った「松山鮓」です。

秋の実りに感謝して、いただきましょう。

 

10月5日(月)の給食

2020年10月5日 12時23分

ごはん 牛乳 さつま芋のかき揚げ しそひじき和え 沢煮椀

 今日の給食は、「旬の“さつま芋”を生かした献立」です。

ほくほくと甘いさつま芋は、9月から11月が旬の食べ物です。

紅あずま、鳴門金時、安納芋等、さまざまな品種が市場で販売されており、

それぞれ甘みや食感が違います。

 また、さつま芋は調理する際に、加熱にかける時間を変えると

甘さが変わります。同じさつま芋でも、時間をかけ、じっくり火を通すと

甘みが増します。

 旬の時期に、さまざまなさつま芋を食べ比べてみるのもよいでしょう。

 今日の給食では、旬のさつま芋をかき揚げにしました。

さつま芋の甘みを感じながら、おいしくいただきましょう。

 

9月30日(水)の給食

2020年9月30日 12時29分

パン 牛乳 バンサンスー 高野豆腐の中華炒め 飲むヨーグルト

 今日の給食には、高野豆腐の中華炒めが出ました。

高野豆腐(凍み豆腐、凍り豆腐ともいわれます)とは、

豆腐を凍らせ、低温で熟成させた後、乾燥させた保存食品です。

 2020年に、11月3日が高野豆腐の日とされたのですが、

これは、高野豆腐が和食に用いられる食材であることから、

お節料理等の日本の食文化を伝えることや、そのすばらしさを再認識し、

家族みんなが健康な新年をむかえられるよう願って、

年内が残り58日(語呂合わせで“こうや”)になる11月3日を高野豆腐の日としたそうです。

 今日は、高野豆腐を中華炒めにしました。日本の食文化や、

食材の良さを感じつつ、高野豆腐を生み出した先人の知恵に感謝していただきましょう。