11月9日(月)の給食

2020年11月9日 12時27分

ごはん 牛乳 れんこんのかき揚げ はちはい豆腐 (袋)佃煮

 今日の献立は、旬の“れんこん”を生かした献立です。

れんこんは、夏に咲く“はす”の花の茎が大きくなったものです。

れんこんは、深い泥の中で成長するため、空気が届きません。

そのため、れんこんの穴は、地上に出ている花・茎・葉につながっており、

その穴から空気を取り入れています。

 れんこんは、調理する際、切って置いておくと、すぐに変色してしまいます。

これは、れんこんに含まれるポリフェノールの一種、タンニンの働きによるものです。

タンニンには、抗酸化作用や消炎作用があるといわれています。

 朝夕の気温が下がり、のどの痛みや、せきが気になる場合など、

れんこん湯やれんこんスープなどがおすすめです。

 今日の給食では、旬の“れんこん”をかき揚げにしました。おいしくいただきましょう。

 

11月6日(金)の給食

2020年11月6日 12時20分

アップルパン 牛乳 大根サラダ ポトフ きなこ豆

 今日の給食には、ポトフが出ました。

ポトフの具材には、キャベツを使っています。キャベツの歴史は古く

、昔は薬として用いられ、健康維持食として食べられていたようです。

日本では、明治時代になって本格的に食べられるようになりました。

 1年を通して出回っているキャベツですが、本来は冬の野菜です。

夏に種をまき、冬に収穫できるものを「冬キャベツ」といいます。

「冬キャベツ」は葉がぎっしりと詰まっており、葉の1枚1枚が肉厚で固いため、

とても重いことが特徴です。このため、生で食べるより、加熱調理により柔らかくし

甘み引き出して食べることがおすすめです。

 今日のポトフも、キャベツを煮ることで甘みを引き出しています。

味わっていただきましょう。

 

11月5日(木)の給食

2020年11月5日 12時22分

ごはん 牛乳 飛竜頭 しば漬け入り即席漬 京風みそ汁

 今日の給食は『京都府の味めぐり』献立です。

 京都府の伝統的な調味料の一つに「白みそ」があります。

「白みそ」の特徴は甘みとコク、上品な香りがあることです。

京都府では、「白みそ」をみそ汁、雑煮、和菓子等、さまざまな料理に使います。

今日の給食では、「白みそ」を使い、京風みそ汁を作りました。

 また、京都府では「しば漬け」も有名です。「しば漬け」は、なすやきゅうりなどの野菜と、

赤じその葉を塩漬けにした漬物です。今日の給食では、「しば漬け」入りの即席漬を作りました。

 「飛竜頭」は、愛媛県では「がんもどき」といい、刻んだ野菜と豆腐を混ぜ合わせて揚げた料理のことです。

『京都府の味めぐり』献立を、味わっていただきましょう。

 

11月4日(水)の給食

2020年11月4日 12時31分

パン 牛乳 こんぶサラダ クリームシチュー みかん

 今日の給食には、みかんが出ました。愛媛県は柑橘の生産量が日本一です。

柑橘類の原産地はインドから東南アジアといわれています。

柑橘類は世界中で、100種類以上もあります。

 その中で、日本を代表する柑橘は、みかんです。

愛媛でも多く生産されている温州みかんは、

中国渡来の柑橘類から偶然発生した、日本独自の品種です。

ビタミンCが多く含まれており、カロテンやクエン酸も豊富です。

 店頭で温州みかんを選ぶ際には、皮のオレンジ色が濃く、

鮮やかでつやがあり、へたの緑色が黄色がかっており、

なるべく小さいものを選ぶのがおすすめです。

 これからの時期、さまざまな柑橘が出回り始めます。

 今日の給食では、愛媛県産のみかん、おいしくいただきましょう。

 

11月2日(月)の給食

2020年11月2日 12時25分

きのこピラフ 牛乳 いかのさらさ揚げ 卵スープ

 今日の給食には、きのこピラフが出ました。

秋の味覚として親しまれているきのこは、温暖で、適度に湿度が高い日本で、

古くから食べられていました。

 きのこは、奈良時代にできた日本最古の和歌集である『万葉集』にも登場しています。

今日は、その一つを紹介します。

「高松の この峰もせに 笠立てて みちたりたる 秋の香のよさ」

これは、奈良県の高円山に、いっぱい満ちている秋のマツタケの香りのよさを

詠んでいます。当時の人々も、松茸狩りを季節の行事として楽しんでいたそうです。

 今日の給食では、エリンギしいたけしめじを使って“きのこピラフ”を作りました。

秋の味覚を味わって、いただきましょう。

 

10月30日(金)の給食

2020年10月30日 12時24分

黒糖パン 牛乳 鮭フライ しょう油ドレッシングサラダ 野菜スープ

 今日の給食には、鮭フライが出ました。

 近年、魚の消費量が減少傾向にあるなか、鮭は国内での消費量が多い魚の一つです。

その消費量は、世界の漁獲量の約三分の一にもなるといわれています。

 一般に店頭で販売されている鮭の多くは養殖魚で、さまざまな種類があります。

種類の違いにより身の色調が少しずつ異なり、キングサーモンは鮮やかなオレンジ色、

紅鮭は名前のとおり濃い紅色、鮭はきれいなオレンジ色、

銀鮭はオレンジ色の身に黒い斑点のある皮があり、サーモントラウトはピンクがかったオレンジ色の身です。

 鮭の身をサーモンピンクに色付けるアスタキサンチンは、

人参などの緑黄色野菜が多く含むベータカロチンと同じカロテノイド系の色素の一つで、

活性酵素を除去し、動脈硬化を防ぐ効果が期待されるといわれています。

 今日の鮭フライも、おいしくいただきましょう。

 

10月29日(木)の給食

2020年10月29日 12時23分

広島菜飯 牛乳 お好み天 団子汁

 今日の給食献立は、味めぐりの献立です。

今日の献立で紹介するのは、広島県の特産品を使った料理です。

広島県には、牡蠣レモン広島菜小いわしなどの特産品があります。

 その中でも、広島菜を使った広島菜漬は、伝統のある名産品です。

広島菜は一株がとても大きく、漬物に加工すると、

ワサビに似たピリッとした味と香りがするのが特徴です。

 今日の給食では、広島菜漬をごはんといっしょに炊いた“広島菜飯”です。

味わっていただきましょう。

 

10月28日(水)の給食

2020年10月28日 12時26分

パン 牛乳 茎わかめのサラダ マカロニのクリーム煮 りんご

 今日の給食には、りんごが出ました。

りんごは、今から六千年前のアダムとイブの時代にも登場する

歴史の古い果物です。日本で本格的に栽培されるようになったのは、

明治時代になってからだといわれています。

 りんごには、カリウム、カルシウム食物繊維、ビタミンCなどを含み、

欧米では「一日一個のりんごは医者を遠ざける」といわれています。

 りんごには、高血圧予防、便秘改善、疲労回復等の効能があることがしられています。

 今日は旬のりんごを、味わっていただきましょう。

 

10月27日(火)の給食

2020年10月27日 12時23分

コーンピラフ 牛乳 ホキのから揚げ キャベツのスープ

 今日は給食委員さんや、給食当番さんなどが、

給食の準備や配膳をする際の健康チェックについてです。

朝・夕の気温差が大きくなり体調をくずしやすい季節になりました。

給食の準備や配膳を担当する際には、「熱はないか」、「お腹は痛くないか」、

爪は切っているか」などの健康チェックを必ず行い、

体調がすぐれない時は無理をせず、先生に申し出て当番を交代してもらいましょう。

 給食委員さんや、給食当番さんだけでなく、

給食活動はクラスのみなさんが協力して行う活動です。

 みなさん一人一人が自分の体調を確認することは、みなさん自身と、

大切な家族や友人等の周囲の人たちの健康を守ることにもつながります

 元気に学校生活をおくり、おいしく給食をいただきましょう。

 

10月26日(月)の給食

2020年10月26日 12時31分

秋のカレー 牛乳 ごまドレッシングサラダ ヨーグルト

 今日の給食には、秋のカレーが出ました。

カレーは、明治の初め頃に日本に入ってきたと言われています。

現在では、日本でも人気のある献立の一つとして定着し、

世界で2番目に多くカレー粉を消費する国となりました。

 カレー粉は、多くの香辛料を混ぜ合わせた香辛料で、

色・辛味・香りを主体にした約30種類もの香辛料を合わせてつくられています。

カレー粉は、カレー以外にも食欲増進作用のある香辛料として、

料理のかくし味やソースなどにも使われます。

 今日の給食では、さつまいもしめじなど旬の味覚が味わえる、

秋のカレーです。

 秋の実りに感謝しつつ、おいしくいただきましょう。