
五穀入りごはん 牛乳 鯛の香味揚げ ごま酢あえ キャベツのみそ汁
今日の給食は『和食の日』の行事食です。
本日、11月24日は、「いい日本食」の語呂合わせから、『和食の日』とされています。
「和食」は栄養バランスがすばらしいこと、季節や素材を大切にして調理していること、
行事食が継承されていることなどが世界的に評価され、平成25年12月に「ユネスコ無形文化遺産」に
登録されました。
今、給食を食べている皆さんは、「和食」を次世代につなぐ担い手です。
これからも、世界に誇れる「和食」について、たくさんのことを知り、体験し、
大切な食文化を継承していきましょう。
今日の給食のおすすめは、和食の基本である“出汁”をしっかりとったキャベツのみそ汁です。
おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 鮭とアーモンドの青菜あえ 白菜スープ みかん
今日の給食には、白菜スープが出ました。白菜は11月から2月頃が旬の野菜です。
白菜には、ビタミンC、カルシウム、亜鉛、食物繊維などの栄養素が含まれています。
ビタミンCは風邪の予防に効果的です。また、食物繊維には整腸作用があります。
店頭で白菜を選ぶときには、外側の葉が生き生きとした緑色で、手に取ったときに重量感があり、
切り口がみずみずしいものがおすすめです。
ときどき、白菜の葉に黒っぽい小さな斑点が見られることがありますが、
これは、栄養過多になった細胞に現れるもので、食用に差し支えはありません。
今日の給食では、白菜をスープに使いました。味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 春雨サラダ じゃが芋のそぼろ煮 納豆
今日の給食の主食は、白ごはんです。
給食では、週5回ある給食のうち、基本的には、週3回をごはん給食、
残りの2回をパン給食で提供しています。週3回提供されているごはん給食に使用しているのは、
愛媛県産の米です。
米は秋頃に収穫されます。収穫した米は乾燥させ、もみ殻を取り除き精白米にします。
秋の収穫後から、その年の12月31日までに精米したものを「新米」といいます。
「新米」は収穫してから日が経っていないので、炊飯すると甘みが強く、粘りがあって、
もちもちとしています。また、水分を多く含んでいるため、炊飯するときには、加水量を少なめにします。
給食で使用する米は、例年11月頃から「新米」に変わります。
米の品種は、ひのひかりや、にこまるが使われています。
今年度も11月から新米に切り替わっています。
白ごはんをよくかんで、甘みを味わっていただきましょう。

パン 牛乳 ホキの甘辛煮 味噌煮込みうどん りんご
今日の給食には、りんごが出ました。
秋の味覚であるりんごは、国内では主に青森県や長野県で生産されています。
りんごの生産量は、国内でもみかんに次いで多く、
交配による品種改良が盛んに行われてきた結果、
現在市場で流通しているものは、国内品種が大半を占めています。
代表的な品種には、ふじ・王林・むつ・紅玉等があります。
りんごには、カリウムやペクチン、食物繊維等が含まれています。
りんごから、ジャムを作ることができるのは、ペクチンの性質を活用しているからです。
また、キウイフルーツなどの追熟方法として、りんごを同じ袋に入れて保存するのは、
りんごが発するエチレンガスの作用を活用する方法です。
今日は旬のりんごを、味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 ごまあえ 麻婆豆腐 ヨーグルト
今日の給食には、ごまあえが出ました。
今日のごまあえには、ほうれん草が入っています。
店頭では、1年中購入することができるほうれん草ですが、
本来は冬が旬の野菜です。
冬の時期に露地栽培されたものは、他の時期に出回っているほうれん草より栄養価が高く、
甘みも増します。ほうれん草は、緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、
日頃の食生活で不足しがちな鉄・亜鉛や、その他のビタミン・ミネラル類も豊富に含み、
貧血の予防にも効果があると言われています。
今日のごまあえに入っているほうれん草も、甘みを感じながらおいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 ししゃもの唐揚げ 酢物 五目煮
今日の給食には、ししゃもの唐揚げが出ました。
私たちが日頃食べているししゃもは、
ノルウェーやカナダから輸入されている「カラフトししゃも」です。
この「カラフトししゃも」は、ししゃもの近縁種です。
本来のししゃもは、日本では北海道でしか水揚げされず、
値段も高く貴重な魚となっています。
ししゃもは、アイヌ語の「ススハム(柳葉のこと)」に由来すると言われています。
この日本で水揚げされるししゃもは、カラフトししゃもより少し茶色みを帯び、
細長い小型の魚体をしています。以前は、北海道太平洋沿岸の河川に上って来ていましたが、
乱獲により激減したそうです。
このため、現在、店頭で販売されている多くのししゃもは、「カラフトししゃも」です。
今日の給食では、「カラフトししゃも」を唐揚げにしました。
成長期に必要なカルシウムをしっかりとれるよう、
頭からしっぽまで骨ごとよく噛んで、いただきましょう。

媛麦パン 牛乳 ひじきサラダ ポークビーンズ りんご
今日の給食には、ポークビーンズが出ました。
ポークビーンズは豚肉と豆、野菜を煮込んで調理します。
豚肉は、たんぱく質やビタミンが多く含まれ、体の疲れをとる働きがあります。
さまざまな調理法が可能であるため、みなさんが大好きなしょうが焼き、酢豚、豚汁等、
多くの料理に使われます。さらに、豚肉からは、ハムやベーコンなどの加工品も作られます。
豚肉が一般的に食べられるようになったのは、
日本では明治時代からだと言われていますが、現在でも、豚肉をあますことなく使い、
いろいろな料理で豚肉を食べる沖縄県では、明治以前から食べられていたようです。
また、沖縄県のアグー豚は、ブランド豚としても有名です。
今日の給食のポークビーンズに使っている愛媛県産豚肉も、
おいしく調理しています。味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 鯖のみそ煮 即席漬 切干大根のうま煮
今日の給食には、鯖のみそ煮が出ました。
鯖は秋から冬にかけて旬の時期を迎えます。
日本各地で水揚げされ、日本人の食卓になじみ深い魚です。
愛媛県の佐田岬でとれる「岬さば」は、ブランド鯖として有名です。
鯖は鮮度が落ちやすい魚で、現在のように保存方法や物流が発達していない頃は、
港に水揚げされた後、早く数えて販売する必要がありました。
このため、急いで数を数えるので、実際の数と違うことも多くあったそうです。
私たちが使う「サバを読む」という言葉は、これに由来すると言われています。
今日の給食では、旬の鯖をみそ煮にしています。おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 カミカミ揚げ 野菜スープ 焼き芋
今日の給食には、焼き芋が出ました。
さつまいもは、蒸したり焼いたりすると、甘みが出ておいしくなります。
しかし、電子レンジで加熱した場合、さつまいもはそれほど甘くなりません。
さつまいもには、でんぷんを分解し麦芽糖に変えるアミラーゼという酵素が
多く含まれています。アミラーゼは、80℃以下で徐々に加熱すると、
甘みが出る性質があります。しかし、電子レンジで加熱すると、急速に加熱が進むため、
アミラーゼの働きが悪くなり、甘みが引き出されないままやわらかくなってしまいます。
御家庭で調理される場合も、さつまいもを加熱される際は、徐々に火を通すことをおすすめします。
今日の給食の焼き芋は、大きな調理釜で、じっくり加熱し、おいしく仕上げています。
味わっていただきましょう。

キーマカレー 牛乳 フレンチサラダ 青りんごゼリー
今日の給食には、キーマカレーが出ました。
キーマカレーの「キーマ」は、ヒンディー語で「ひき肉」という意味です。
インドでは、宗教の関係で、豚肉や牛肉を食べてはいけない人が多いため、
羊やヤギ、鶏肉などのひき肉を使ったキーマカレーが多いそうです。
また、具材を炒める際には、「ギー」というインドのバターを使います。
羊やヤギ、鶏肉以外にはトマトやなす、ひよこ豆などの野菜が入ることもあります。
今日の給食では、豚のひき肉と野菜が入ったキーマカレーです。
味わっていただきましょう。