
ごはん 牛乳 ホキのから揚げ ナムル 麻婆なす
今日の給食には、麻婆なすが出ました。
なすの原産地はインドで、日本へは8世紀頃に中国から伝わったと言われています。
現在では、地域により特徴のあるなすが栽培されています。
京都府の上賀茂地域では賀茂なす、大阪府の泉州地方では水なす、
そして、松山市では松山長なすが栽培されています。
なすを調理する際には、切った後、水にさらし、アク抜きをします。
水にさらすことで、なすの変色を防ぎます。また、切ったなすを、さっと油に通してから、
スパゲッテイや煮物等に用いると、色も味よくなります。
今日の給食では、なすを使って、麻婆なすを作りました。おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 鯛の香味揚げ 酢物 磯煮
今日の給食には、磯煮が出ました。磯煮には、松山市でとれたひじきを使っています。
ひじきなどの海藻類を使った献立が出ると、少し残食が増える傾向が見られます。
ひじきなどの海藻類を苦手と感じる場合もあるかもしれませんが、
ひじきは成長期である皆さんに必要な栄養素である、カルシウムや鉄等を豊富に含んでいる海藻です。
また、食物繊維も豊富に含まれています。苦手と感じている食品も、少しずつ食べるようにしていると、
食べることができるようになる場合も多くあります。自分一人で食べるときより、学校給食等で、
皆で食べると、食べることができる場合もあります。少しずつ、焦らず積み重ねることが大切です。
今日はひじき、大豆、野菜を使って、磯煮を作りました。よくかんで、いただきましょう。

パン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ ポークビーンズ コーン
今日の給食にはコーンが付いています。
とうもろこしは、プチプチした食感と甘みを味わうことができる夏野菜の一つです。
世界三大穀物の一つで、食用だけでなく、家畜の飼料、油の原料としても使われます。
とうもろこしは、上の部分から“ひげ”のようなものが出ています。この“ひげ”のようなものは、
めしべの一部です。“ひげ”の部分で花粉を受け取ると、その根本に実が付きます。
この実が、とうもろこしの粒です。このため、“ひげ”の数と、とうもろこしの粒の数は同じです。
今日は、大分県産のとうもろこしをボイルしました。旬のとうもろこしの甘みを感じながら、いただきましょう。

アップルパン 牛乳 フレンチサラダ 洋風煮込み くるみ大豆いりこ
今日の献立は、『旬の新じゃがいもを生かした献立』でした。
じゃがいもの原産地は、南アメリカです。そこからヨーロッパへ伝わり、
日本へは、インドネシアから伝わりました。
インドネシアの首都である「ジャカルタ」から「ジャガタラいも」、
「じゃがいも」になったと言われています。
年間を通じ、市場に出回っているじゃがいもですが、5月~6月に出回るものを、
新じゃがいもと言います。新じゃがいもは、みずみずしく、皮が薄いことが特徴です。
今日の給食では、松山市で収穫された新じゃがいもを使って、洋風煮込みを作りました。
おいしくいただきましょう。

コーンピラフ 牛乳 野菜たっぷりスープ アーモンド入りカミカミ揚げ
今日の給食には、コーンピラフが出ました。
とうもろこしは、6月~9月が旬の野菜です。
日本では、北海道、千葉県、茨城県、群馬県等で栽培されています。
とうもろこしは栄養価の高い野菜の一つで、たんぱく質、ビタミン、
亜鉛、鉄、食物繊維等の栄養素が豊富に含まれています。
特に、とうもろこしの胚芽部分には、これらの栄養素が多く含まれているため、
胚芽部分も無駄にしないよう、実をはずして食べる際には、丁寧にはずして食べることがおすすめです。
今日の給食では、とうもろこしを使って、コーンピラフを作りました。
コーンの甘みを味わって、いただきましょう。

パン 牛乳 茎わかめのサラダ チャウダー パイナップル
今日の給食には、パイナップルが出ました。パイナップルの原産国は、ブラジルです。
日本では、沖縄県と鹿児島県で栽培されています。パイナップルを栽培するためには、暖かい気候、
水はけの良い酸性の土壌等の条件が整っていることが必要です。これらの条件が整わない環境下での栽培は難しく、かつて、コロンブスが世界一周の航海をした際に、パイナップルを持ち帰りましたが、ヨーロッパでの栽培には適さず、長い間、ヨーロッパではパイナップルは高価な果物とされていました。
パイナップルが高価で、貴重な果物であったことの名残を現在でも感じることができる物があります。
それは、テニスの世界四大大会の一つである、ウィンブルドン選手権で見ることができます。
ウィンブルドン選手権のトロフィーには、パイナップルが最上部に飾られています。
当時、パイナップルが貴重な果物であったため、王者の象徴としてパイナップルを
モチーフに用いたと言われています。
ひんやりとして、甘酸っぱいパイナップルを、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 あじフライ 即席漬け ビーフン汁
今日の献立は、『旬のアジを生かした献立』でした。
アジは、北海道から沖縄県まで、広い地域で獲れる魚です。
日本近海で獲れる種類は約20種類おり、特にマアジ、ムロアジ、シマアジなどが多く獲れます。
店頭では一年を通し販売されていますが、夏が旬の魚です。旬の時期のアジは、脂がのり、おいしくなります。
アジという名前は、初めて食べたときに、あまりにもおいしい味であったためだと言われています。
また、新井白石が記した語源辞典『東雅』にも、アジについて「アジは味なり、その美なるものをいう」と書かれており、古くから、おいしい魚であることが知られていたようです。
アジの旨味は、アラニン、グリシン、グルタイン酸、イノシン酸等のアミノ酸に由来します。
今日の給食では、旬のアジをあじフライにしました。味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 鯛の香味揚げ きゅうりの酢物 すまし汁
今日の給食には、鯛の香味揚げが出ました。
鯛の香味揚げに使っている鯛は、真鯛です。真鯛には、天然真鯛と養殖真鯛があります。
現在、市場に流通する真鯛のうち、養殖真鯛は天然真鯛の約4倍の量になっています。
そして、全国に流通する養殖真鯛の約半分は愛媛県で養殖されており、その生産量は日本一です。
真鯛は、古くから祝い膳等に使われ、魚の王様として親しまれてきました。
愛媛県では、真鯛を“県魚”に指定しています。白身で、適度な脂と、旨味がある真鯛は、
郷土料理でもある鯛飯や、焼き物、煮付けなど、さまざまな料理に使うことができます。
今日の給食では、揚げ衣にパセリを入れ、香味揚げにしました。
“県魚”でもある愛媛県産の真鯛を、おいしくいただきましょう。

みかんパン 牛乳 グリーンアスパラガスのサラダ カレースパゲティ トマト
今日の給食には、グリーンアスパラガスのサラダが出ました。
アスパラガスは、5月から6月に旬を迎える野菜の一つです。
アスパラガスは収穫までに長い期間が必要で、種を植えてから、収穫まで2~3年かかります。
私達が日頃食べているアスパラガスは、地上に伸びてくる新芽の茎の部分です。
アスパラガスは、成長し、葉が茂ると、雉が隠れるほどの高さになることから、
日本名を「オランダキジカクシ」と言います。
市場に多く出回っているグリーンアスパラガスは、発芽後も日光に当てて栽培します。
日光をたっぷり浴びたグリーンアスパラガスは、ビタミン類・カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
一方、発芽する春先に、土を盛り、日光に当てず栽培するホワイトアスパラガスは、やわらかい食感が特徴です。
今日は、旬のグルーンアスパラガスをサラダにしました。味わっていただきましょう。

五穀米入りごはん 牛乳 鶏肉の梅揚げ ボイルキャベツ わかめうどん
今日の給食には、鶏肉の梅揚げが出ました。
この梅揚げに使用した梅は、砥部町の特産品である「七折梅」です。
「七折梅」は、1900年初めに栽培が始まり、品質の高さから“青いダイヤ”と呼ばれていました。
一粒ずつ丁寧に摘み取られた「七折梅」は、透き通るような薄い黄色で、
種が小さく、果肉が多いこと、酸味が少なく、香りが良いのが特徴です。
愛媛県の味を、おいしくいただきましょう。