
ごはん 牛乳 鯛の香味揚げ きゅうりの酢物 すまし汁
今日の給食には、鯛の香味揚げが出ました。
鯛の香味揚げに使っている鯛は、真鯛です。真鯛には、天然真鯛と養殖真鯛があります。
現在、市場に流通する真鯛のうち、養殖真鯛は天然真鯛の約4倍の量になっています。
そして、全国に流通する養殖真鯛の約半分は愛媛県で養殖されており、その生産量は日本一です。
真鯛は、古くから祝い膳等に使われ、魚の王様として親しまれてきました。
愛媛県では、真鯛を“県魚”に指定しています。白身で、適度な脂と、旨味がある真鯛は、
郷土料理でもある鯛飯や、焼き物、煮付けなど、さまざまな料理に使うことができます。
今日の給食では、揚げ衣にパセリを入れ、香味揚げにしました。
“県魚”でもある愛媛県産の真鯛を、おいしくいただきましょう。

みかんパン 牛乳 グリーンアスパラガスのサラダ カレースパゲティ トマト
今日の給食には、グリーンアスパラガスのサラダが出ました。
アスパラガスは、5月から6月に旬を迎える野菜の一つです。
アスパラガスは収穫までに長い期間が必要で、種を植えてから、収穫まで2~3年かかります。
私達が日頃食べているアスパラガスは、地上に伸びてくる新芽の茎の部分です。
アスパラガスは、成長し、葉が茂ると、雉が隠れるほどの高さになることから、
日本名を「オランダキジカクシ」と言います。
市場に多く出回っているグリーンアスパラガスは、発芽後も日光に当てて栽培します。
日光をたっぷり浴びたグリーンアスパラガスは、ビタミン類・カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
一方、発芽する春先に、土を盛り、日光に当てず栽培するホワイトアスパラガスは、やわらかい食感が特徴です。
今日は、旬のグルーンアスパラガスをサラダにしました。味わっていただきましょう。

五穀米入りごはん 牛乳 鶏肉の梅揚げ ボイルキャベツ わかめうどん
今日の給食には、鶏肉の梅揚げが出ました。
この梅揚げに使用した梅は、砥部町の特産品である「七折梅」です。
「七折梅」は、1900年初めに栽培が始まり、品質の高さから“青いダイヤ”と呼ばれていました。
一粒ずつ丁寧に摘み取られた「七折梅」は、透き通るような薄い黄色で、
種が小さく、果肉が多いこと、酸味が少なく、香りが良いのが特徴です。
愛媛県の味を、おいしくいただきましょう。

黒糖パン 牛乳 バンサンスー 厚揚げの中華炒め
みなさんは、『食育月間』という言葉を知っていますか。
毎年6月は、食育月間です。また、毎月19日は食育の日です。
“食べる”ことは、“生きる”ための礎であり、心身ともに健康な生活を送るために大切なことです。
人の体は、食べることで作られ、維持されています。特に成長期のみなさんは、今の食事が身長を伸ばしたり、
骨を丈夫にしたり、筋肉を作ったりしています。
食品は、それぞれ働きが違うため、食事をする際には
いろいろな食品を組み合わせて食べることを心掛けましょう。
みなさんも、自分の成長や”食べる”ことについて、考えてみましょう。

たこ飯 牛乳 ひじきサラダ かきたま汁
今日の給食は、『愛媛の味めぐり』献立でした。
愛媛県松山市垣生地区にある今出港は、海底が砂地になっており、
たこの餌となる、えびや貝等がたくさんいます。
潮の流れが速いため、身が締まり、色もきれいなおいしいたこが獲れます。
たこ飯は、たこの味が良くなる、春から夏にかけて食べられる郷土料理です。
また、ひじきサラダは、松山市沖の海で育った松山ひじきを使用しています。
やわらかい葉の部分と、少し歯ごたえのある茎の部分のバランスがよく、
シャキシャキとした食感が特徴です。
愛媛県の地場産物を、おいしくいただきましょう。

梅ごはん 牛乳 ホキの竜田揚げ けんちん汁
今日の給食は、『入梅の行事食』でした。
入梅とは、梅雨の季節に入る最初の日のことを言います。
梅雨は漢字で書くと、梅の雨と書きます。
梅の実が熟するころに雨が多くふる時期に入るので、
漢字で入る梅と書いて入梅と言います。
沖縄県から徐々に梅雨入りしますが、北海道には梅雨がありません。
梅雨の時期は蒸し暑かったり、肌寒かったりと日によって気温が変わります。
そのため、体調を崩しやすく、食欲が減退する場合もあります。
今日は、梅干しを使った梅ごはんです。梅干しには、クエン酸という成分が含まれており、
食欲を増進させたり、疲労の回復に役立ちます。
今日の梅ごはんには、七折梅と南高梅を使っています。おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 チリコンカン キャベツとベーコンのスープ (袋)小魚
今日の給食には、(袋)小魚が出ました。
みなさんは、骨や筋肉が大きく育つ大切な時期にあります。
骨や歯を丈夫にする栄養素の一つに、カルシウムがあります。
カルシウムは、体の中で作ることができない栄養素であるため、
食べ物から摂る必要があります。
カルシウムを多く含む食べ物には、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品や、
骨ごと食べることができる小魚、ひじき、大豆や大豆加工品である豆腐や厚揚げなどがあります。
日頃の食生活の中で、不足しがちなこれらの食品は、意識して摂るようにしましょう。
体内のカルシウムが不足すると、血中のカルシウムが不足しないよう、体は自分の骨を溶かして、
不足分のカルシウムを補おうとします。その結果、骨が細く弱くなり、骨粗鬆症等の骨折しやすい状態になります。
今日の給食の小魚も、骨ごと食べることができ、カルシウムが豊富に含まれています。
しっかりかんで、いただきましょう。

あぶたま丼 牛乳 五目煮
今日の給食には、五目煮が出ました。五目煮の具材の一つに、大豆を使っています。
給食の様子を見ていると、みなさんの中には、大豆等の豆類が苦手だと感じている人もいるようです。
また、家庭での食生活においても、大豆等の豆類や小魚等は摂取量が低い傾向があります。
不足しがちな食品や栄養素を補うためにも、残さずしっかり食べましょう。
大豆一粒は小さいですが、漢字で“大豆”と表記される通り、小さいですが「大いなる豆」という意味があります。
植物性食品である大豆ですが、肉等の動物性食品と同等の良質なたんぱく質や、エネルギー源となる脂質、
整腸作用のある食物繊維、骨や歯にとって不可欠なカルシウムなどの栄養素が多く含まれています。
今日の給食の五目煮も、おいしくいただきましょう。

カレーライス 牛乳 海藻サラダ
今年は梅雨入りがはやく、雨天で湿度が高い日が多くあります。
気温と湿度が高い梅雨の時期は、食中毒の原因菌が増殖しやすくなります。
食中毒予防のために、日頃から、衛生や健康に気を付けましょう。
①丁寧な手洗いをしましょう。ハンドソープなどを使い、丁寧に、すみずみまで手洗いをしましょう。
指と指の間、指の付け根、爪の部分等は、洗い残しが多くなりがちなので、意識して洗いましょう。
手洗い後は、清潔なハンカチで拭き、消毒をしましょう。
②給食当番は、クラス全員分の配膳に関わります。
清潔なエプロンと帽子を身に付けましょう。
また、体調が悪い場合は、給食当番を交代しましょう。
③食中毒等の感染症予防のためには、日頃から良好な健康状態を維持し、抵抗力を高めておくことが大切です。
一日三食、規則正しく食事をし、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
6月は松山市総体や期末テストがあります。食生活を含め、健康の自己管理を行い、梅雨時期も元気に過ごしましょう。

パン 牛乳 じゃが芋と豚肉の炒め物 中華コーンスープ 飲むヨーグルト
今日の給食には、飲むヨーグルトが出ました。
ヨーグルトを作るには、牛乳や脱脂乳に2~3%の乳酸菌を加え、
40℃前後で4~6時間発酵させます。食べるタイプ、飲むタイプのどちらのヨーグルトでも、
ヨーグルトを作るには、乳酸菌が大切な役割をしています。
乳酸菌とは、糖類を分解し、多量の乳酸を生成する細菌の総称です。
ヨーグルトをつくる際に使われる乳酸菌には、ブルガリア菌、サーモフィラス菌、ビフィズス菌などがあります。
乳酸菌には、有害細菌の増殖を抑制し、保存性を高めたり、風味を良くしたりする性質があります。
これらの性質のうち、有害細菌の増殖を抑制する働きにより、ヨーグルトを摂取すると整腸作用が期待できます。
今日の給食の、飲むヨーグルトは、鉄等の不足しがちな栄養素も強化されています。
成長期に必要な栄養素が摂取できるよう、しっかり飲みましょう。