
黒糖パン 牛乳 ナムル ちゃんぽん 大豆と子煮干しの揚げ煮
今日の給食は、『長崎県の味めぐり』献立でした。
長崎ちゃんぽんは、豚肉や魚介類、野菜を具材に用いた麺料理です。
明治時代中頃に、中華料理店の中国出身の店主が、長崎県に住む中国人留学生に、
安くて、栄養のある食事を提供したいと、故郷の料理をベースに考えだしたのが、
ちゃんぽんという料理の発祥とされています。
長崎県は、鎖国時代に日本で唯一開港されており、独自の文化を育ててきました。
中でも、このちゃんぽんは、当時深く関わりのあった中国の影響を受けて生み出された料理とも言えます。
長崎県の歴史や食文化を感じながら、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 鯖のみそ煮 磯和え 沢煮椀
今日の給食には、沢煮椀が出ました。
沢煮椀は、昔、漁師が漁へ出た時の保存食として塩漬けの豚肉と、
野菜を使い、汁物にしたことが発祥の料理と言われています。
沢煮椀の沢には、漢字で書くと、“たくさん”という意味があります。
豚肉とたくさんの野菜を千切りにして煮ることが特徴の汁物です。
今日の給食の沢煮椀には、豚肉、油揚げ、しいたけ、にんじん、
もやし、たけのこ、ねぎが入っています。
おいしくいただきましょう。

ハヤシライス 牛乳 ごまドレッシングサラダ (袋)小魚
今日の給食には、ごまドレッシングサラダが出ました。
ごまは、古くから栽培されており、奈良時代には、ごま油で作った
唐菓子が貢物として献上されたという記録が残っています。
ごまは栄養素が豊富に含まれており、特に亜鉛、ビタミンB群、食物繊維等の栄養素が豊富に含まれています。
また、ごまには、白ごま、黒ごま、黄ごま、茶ごまなどの種類があり、
ごま油やペーストなどの加工品も作られており、さまざまな料理や菓子に利用され、
私たちの食生活になじみ深い食品の一つです。
今日の給食では、白ごまをから炒り後、冷却し、野菜と和えて調理しました。
香ばしいごまの風味を感じながら、味わっていただきましょう。

米粉パン 牛乳 コーンサラダ ひじきスパゲティ (袋)アーモンド
今日の給食には、ひじきスパゲティが出ました。
ひじきなどの海藻を食べる習慣のある国は、世界でも限られた国だけです。
その限られた国の中でも、日本は、昔からよく海藻を食べていました。
それは、日本人の好みに合っていたというだけでなく、カルシウム質が少ない日本の国土では、
農作物等からの摂取だけでは、カルシウムを十分に摂取することができなかったためです。
そこで、先人達は魚介類を摂取することで、カルシウム不足を補ってきました。
しかし、内陸部に住む人々は、新鮮な魚介類を入手することが困難であったため、
魚介類より保存期間が長い海藻類を食べるようになったと言われています。
今日の給食では、カルシウムなどのミネラルが豊富な松山産ひじきを使って、
ひじきスパゲティを作りました。海の恵みに感謝して、おいしくいただきましょう。

えんどうごはん 牛乳 若鶏のから揚げ おひたし 若竹汁
今日の献立は、『旬の“えんどう豆”を生かした献立』です。
えんどう豆は、世界最古の豆と言われるほど、世界中で昔から食べられています。
エジプトのツタンカーメン王も食べていたと言われ、その墓から発見された種から生長して育てられた
「ツタンカーメンのエンドウ」という品種もあります。
また、えんどう豆には、豆を食べる“実えんどう”と、
豆が大きくなる前に収穫し、さやごと食べる“絹さや”などの“さやえんどう”があります。
今日の給食では、旬の実えんどうを「えんどうごはん」にしました。旬の味を、おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 茎わかめサラダ じゃが芋のベーコン煮 チーズ
今日の給食には、チーズが出ました。チーズは牛や羊、ヤギのミルクを発酵させて作ります。
固めてすぐに食べるフレッシュチーズ、表面にカビを付けて熟成させたブルーチーズなど、
チーズには種類が多くあります。
チーズは、骨や歯を丈夫にするカルシウムや、たんぱく質を豊富に含んでいます。
また、むし歯になるリスクを減らす食べ物としても知られており、
食後に2、3口程度食べるとよいと言われています。チーズに含まれるミネラルに、
むし歯の原因となる酸の働きを抑制する効果があるためです。
今日の給食のチーズも、主食、主菜、副菜をしっかり食べてから食べましょう。
食後の歯みがきも、忘れないようにしましょう。

茶飯 牛乳 かりかりがんも たまねぎのみそ汁
今日の給食献立は、『八十八夜の行事食』です。
立春から数えて、88日目の日を「八十八夜」と言い、今年の八十八夜は五月一日でした。
この時期は、だんだんと気候が暖かくなり、季節が春から夏へと移行していきます。
農家の方にとっては、田植え前の準備、種まき、茶摘みなどの作業を始める目安の日ともされています。
八十八夜につんだ茶を飲むと、長生きできると言い伝えられています。
また、茶葉には、病気に対する抵抗力をつけてくれるビタミンCが多く含まれています。
今日の給食では、茶葉を入れ、茶で炊いた『茶飯』を味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 そら豆のかき揚げ 酢物 すまし汁
今日の給食には、そら豆のかき揚げが出ました。
みなさんは、『そら豆くんのベッド』とうい絵本を読んだことがありますか?
この本の中では、いろいろな種類の豆のさやをベッドに見立てています。
中でもそら豆のさやは、他の豆のさやに比べて一段と大きく、
中は、白くてふわふわした“わた”になっています。
この“わた”は、そら豆を乾燥や病害虫から守り、水分保持や鮮度を保つ役割もしています。
今日の給食では、旬のそら豆をかき揚げに調理しました。旬を感じながら、おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 こんぶサラダ カレービーンズ
今日の給食には、コッペパンが出ました。
みなさんは、パンを食べるときに、気を付けていることはありますか。
パンを食べるときには、まず、パンを一口で無理なく食べることができる大きさにしてから、食べましょう。
パンの大きさが、大きいまま口に入れてしまうと、しっかりかんで食べることができません。
しっかりかまないで、飲み込もうとすると、喉につまったり、誤嚥してしまう危険もあります。
パンは、ごはんと比べると水分含有量が少ない食品です。このため、パンは口の中でしっかりかんで、
唾液とよく混ざるようにすることが大切です。よくかんで食べることで飲み込みやすくなるだけでなく、
胃での消化も良くなります。
パンを食べるときは、一口に入れ過ぎないようにし、よくかんで食べましょう。

米粉パン 牛乳 コーンサラダ クリームシチュー 大豆かりんとう
今日の給食には、大豆かんりんとうが出ました。
大豆は、弥生時代に日本に伝わったと言われています。
大豆は畑の肉と呼ばれるほど、たんぱく質が豊富に含まれており、
昔から重要なたんぱく源として、食事に取り入れられてきました。
大豆は、そのまま食べるだけでなく、みそやしょう油、納豆等のさまざまな形に加工され、
私達の食生活に欠かせないものとなっています。
今日の給食では、大豆を香ばしいかりんとうに調理しました。おいしくいただきましょう。