
媛麦パン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ ポークビーンズ りんご
今日の給食には、りんごが出ました。
日本でりんごの栽培が始まったのは、明治時代からと言われています。
最近では、店頭でもさまざまな種類のりんごが販売されるようになりましたが、
みなさんは、りんごと聞くと何色を思い浮かべますか。日本では、りんごの色というと、
赤をイメージする人が多く、販売されているりんごなども、皮が黄緑色のりんごは、
青りんごと表示され、皮が赤いりんごと分けられていたりします。
しかし、外国では、あまり青りんご、赤りんごという区別はされないそうです。
皮の色の違いは色素の違いに起因するもので、赤りんごは、アントシアニンという色素が強く、
青りんごは、葉緑素という色素が強いと言われています。
シャキシャキと歯触りのよいりんごを、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 鶏天 レモン風味漬 キャベツのみそ汁 のり
今日の献立は、『和食の日の行事食』です。
みなさんは、11月24日が何の日か知っていますか。
「いい日本食」の語呂あわせから、「和食の日」とされています。
「和食の日」は、日本人の伝統的な食文化について見直し、
和食文化を守り受け継ぐことの大切さについて考える日です。
「和食」は平成25年12月に「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
ご飯や汁物、おかずを組み合わせ、主食、主菜、副菜が揃う和食は、
栄養バランスがとりやすいこと、季節感や素材をいかして調理すること、
行事食等の食文化が受け継がれていることなどが世界から評価されました。
食文化を含め、現代を生きる私達は、さまざまな文化を次世代に伝える担い手でもあります。
これからも、先人より受け継がれてきた和食について学び、継承していきましょう。
今日の給食は、米、鶏肉、レモン果汁、のりなど多くの地元の産物を使った和食の献立です。
おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 ししゃもの唐揚げ ごまあえ れんこんのうま煮
今日の給食は、『旬の「れんこん」を生かした献立』です。
れんこんは、秋から冬が旬の野菜で、お節料理やお祝料理でよく使われます。
れんこんは穴から向こう側を見ることができるため、「見通しがきく」として、
昔から縁起の良い食べ物とされています。
私たちが食べているれんこんは“根”ではなく、“地下茎”という茎がふくらんだもので、
水田の泥の中で育ちます。泥の中で小さなれんこんがいくつもつながり、
大きいものは8mくらいになります。
みなさんは、この長いれんこんを、掘り出す方法を知っていますか。
水を抜いた水田に専用のくわを入れ、泥の中から丁寧に掘り出す方法と、
水田の水をためたままにし、泥の中にホースを入れ、勢いのある水圧で泥を除き、
れんこんを収穫する方法があります。どちらの収穫方法も重労働で、とても大変な作業です。
今日の給食では、旬の「れんこん」をうま煮にしました。れんこん農家のみなさんや、
皆さんの給食に携わってくださる多くの人に感謝して、おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 鮭の香味揚げ 白菜スープ 焼き芋
今日の給食には、焼き芋が出ました。
日本の秋の味覚として、定着しているさつまいもですが、
もとはメキシコなどを中心とした南米が原産の植物です。
15世紀にコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことをきっかけに、
その後、アフリカやインド、東南アジアなど世界中に広まりました。
日本には、1600年頃、中国から沖縄県や鹿児島県に伝わりました。
昔は、鹿児島県のことを「薩摩」と呼んでいたため、
日本では「さつまいも」と呼ばれるようになりました。
今日の給食では、さつまいもを焼き芋にしました。
さつまいもの甘みを感じながら、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 ゆず風味漬 じゃがいものそぼろ煮 納豆
今日の給食には、納豆が出ました。納豆には、いくつかの種類があり、
豆の大きさで、大粒納豆、小粒納豆、ひきわり納豆などに分けられます。
大粒納豆は、粒が大きく、粘りが少ないため、混ぜずにそのまま食べることができます。
小粒納豆は、粘りが強く、粒が小さいので、ごはんと一緒に食べやすいことが特徴です。
ひきわり納豆は、豆を小さく砕いた状態で、納豆巻きやあえ物などに使われ、
他の食材とよくなじむことが特徴です。
他にも、枝豆や黒大豆などで作られた納豆があり、大豆の種類によって食感や風味が違います。
給食で出される納豆は、小粒納豆を使用しています。小粒で食べやすい納豆を、おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 カミカミ揚げ ほうとう みかん
今日の給食には、みかんが出ました。
今月は、教室掲示資料である給食イングリッシュでも、『温州みかん』を紹介しています。
ぜひ、給食イングリシュも見てくださいね。
みなさんは、みかんを英語で言うと、「オレンジ」だと思う人が多いのではないでしょうか。
英語の「オレンジ」は、バレンシアオレンジのことで、愛媛で生産されている柑橘のなかでは、
ネーブルやブラッドオレンジなどのことです。
では、温州みかんは何というのでしょうか。いろいろな呼ばれ方があるようですが、
英和辞書には「サツマ」と書かれています。なぜ「サツマ」と言うのでしょう。
温州みかんの原産地は、鹿児島県です。明治時代、日本に在留するアメリカ大使が
鹿児島県から温州みかんを持ち帰り、栽培が始まったそうです。
当時、鹿児島県は、「薩摩」と呼ばれており、鹿児島県(薩摩)から持ち帰った柑橘だったので、
「サツマ」と名付けられたと言われています。
今日のみかんは、愛媛県産の『温州みかん』です。おいしくいただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 こんぶサラダ キーマカレー ヨーグルト
今日は給食にヨーグルトが出ました。
ヨーグルトという言葉の語源は、古代トルコの「乳から作った酸っぱい発酵乳(ユーグルト)」
だと言われています。ヨーグルトができたのは、今から7000年も前のことだそうです。
当時、中東からヨーロッパやアジアにかけて羊の放牧を行っていた人々が、
偶然残した羊の生乳が、いつの間にか酸味のあるさわやかな飲み物になっていることに
気付いたことが起源だそうです。
そして、これを生乳の保存方法として、生活に取り入れるようになりました。
現在、日本の店頭に出回っているヨーグルトの多くは、牛乳から作られている商品で、
味も種類もたくさんあります。
今日の給食のヨーグルトは、愛媛県にある企業が製造している“メイファームヨーグルト”です。
愛媛県産の牛乳を主原料に製造したヨーグルトを、おいしくいただきましょう。

栗おこわ 牛乳 いかのさらさ揚げ のっぺい汁
今日の給食では、栗おこわが出ました。
秋を感じさせる旬の食べ物の一つである栗は、縄文時代の遺跡から発見されるほど、
歴史の古い食べ物です。
平安時代から京都の丹波地方で栽培が盛んになり、次第に全国へ広がりました。
私たちが蒸したり、栗ご飯にして食べている栗は、栗の「種」の部分です。
「実」はどこかというと、渋皮と呼ばれている固い殻の部分です。
おいしい栗を選ぶには、粒に張りがあり、ずっしりと重みがあるものを選ぶとよいでしょう。
今日は、栗が入った『栗おこわ』です。おいしくただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 大豆とひじきのかき揚げ 牛肉の卵とじ丼
今日の牛肉の卵とじ丼には、揚げ麩が入っています。
麩は、中国から仏教の伝来とともに、精進料理に使われる食材として伝わったと言われています。
麩にはいろいろな種類があり、以下のような工程を経て作られます。
まず、小麦粉に水を加え、よく練ったものを水の中で洗うと、でん粉が流れ、
グルテンという小麦たんぱくが残ります。
次に、これを水で洗ったものが湿麩と言われ、湿麩に強力粉や米粉を加えたものが生麩です。
また、生麩を焼いたものが、乾物として扱われる焼き麩です。
今日の給食で使っている揚げ麩は、小麦に含まれるグルテンを練り上げて棒状にし、油で揚げたものです。
昔は、小麦が高価だったこともあり、麩は、宮中や寺院の特別な日の食べ物でした。
このため、寺院が多く、御所もある京都で、麩の文化は発展しました。
麩が全国に広まったのは、江戸時代だと言われています。
牛肉とだし汁のうま味をたっぷり含んだ揚げ麩の入った牛肉の卵とじ丼を、
おいしくいただきましょう。

米粉パン 牛乳 ごまドレッシングサラダ コーンシチュー きなこ豆
今日の給食には、ごまドレッシングサラダが出ました。
ごまの原産地は、アフリカのサバンナ地帯だと言われています。
約6000年前、アフリカの人たちが砂漠に生えたごまを見つけ、
食料として栽培できるよう改良していきました。サバンナ原産のため、
荒れ地でも栽培でき、 降水量が少ない地域でも育つ、強い生命力を備えています。
ごまの種類には、白ごま、黒ごま、金ごまの3種類あり、
その中でも金ごまは、うま味やコクの強い品種で、高級品として市場に出回っています。
今日の給食では、小松菜、キャベツ、きゅうりを香ばしく炒った白ごまで和え、
『ごまドレッシングサラダ』を作りました。豊かなごまの風味を感じながら、味わっていただきましょう。