
黒糖パン 牛乳 酢豚 ワンタンスープ チーズ 紅まどんな
今日の給食には、酢豚が出ました。
酢豚は日本でも人気のある中華料理の一つです。
下味をつけて揚げた豚肉と野菜を炒め、甘酢あんをからめた料理です。
中国では地域により、名前や味付け、使われている食材が違います。
気温の高い地域である広東では「豚肉がもつ甘み」という意味の「クゥラオロウ」と呼ばれ、
寒い地域である北京では「甘酸っぱい肉」という意味の「タンツールークァイ」と呼ばれています。
豚肉と野菜に甘酢あんがからんだ酢豚を、味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 大根の甘みそ炒め すいとん (袋)アーモンド
今日の給食は、『旬の「大根」を生かした献立』です。
大根は、冬が旬の野菜です。昔から日本各地で栽培され、
赤・緑・紫などいろいろな色や形、大きさの大根が、約200種類あると言われています。
店頭で見かける大根の多くは“青首大根”です。
大根の首の部分が緑色であることが、名前の由来です。
太さが均一で細長いという特徴があります。
大根の中で、最も小さいものは直径が約2cmの“二十日大根”、
世界一大きい大根は重さ20~30kgになる“桜島大根”、
世界一長い大根は、1m以上になる“守口大根”です。
桜島大根と守口大根は、どちらも日本生まれの品種です。
今日の給食では、旬の大根を使って、大根の甘みそ炒めを作りました。
おいしくいただきましょう。

きりぼし飯 牛乳 三食揚げ かぶのみそ汁
今日の給食には、かぶのみそ汁が出ました。
かぶは、古くから日本で食べられてきた根菜の一つです。
日本最古の書物である「古事記」に記されている「吉備の菘菜(あおな)」とは、
かぶのことだと言われています。
かぶは、全国各地に個性的な在来種があります。
西日本では、突然変異で生まれたと言われる和種系のかぶが多く、
東日本には、ヨーロッパ経由で伝わった洋種系のかぶが多くあります。
東西の境界線は関ヶ原付近にあり、「かぶらライン」と呼ばれています。
かぶの根の部分には、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富に含まれており、
寒くなるほど甘味が増します。
今日の給食では、みそ汁に愛媛県産のかぶが入っています。
かぶの甘みを感じながら、味わっていただきましょう。

コッペパン 牛乳 ホキのレモン煮 クリームシチュー (袋)黒豆
今日の給食には、黒豆が出ました。
おせち料理の黒豆の「まめ」という言葉には、
元気・丈夫・健康等の願いが込められています。
また、「まめに働く」「まめに暮らす」などの語呂合わせからも、
昔からおせち料理には欠かせない一品です。
関東では、「シワが寄るまで長生きできるように」と、
あえてシワが寄るように黒豆を煮ますが、
関西ではシワがないことを長生きの象徴と考え、
ふっくらハリのある黒豆を作ります。
最近では、全国的にもシワのない黒豆が好まれているようです。
今日の給食の黒豆は、シワが寄るように仕上げています。よくかんでいただきましょう。

ごはん 牛乳 なます すき焼き (袋)小魚
今日の給食には、すき焼きが出ました。
すき焼きは、砂糖と醤油の甘辛い味で牛肉を食べる日本独自の料理です。
ねぎ、豆腐、糸こんにゃくなどの具材と一緒に味をつけ、溶き卵をつけて食べるのが一般的です。
すき焼きは、江戸時代に農機具の「鋤(すき)」の金属部分を火にかざして、
魚や野菜を焼いたのが始まりで、ここから「鋤焼き」という名前になったと言われています。
この他にも薄く切った肉を意味する「剥身(すきみ)」から「剥き焼き」となったという説もあります。
食べ物の由来や歴史を知ると、より楽しく食事をすることができます。
今日の『すき焼き』もおいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 鯖のみぞれ煮 おひたし 五目煮
今日の給食には、鯖のみぞれ煮が出ました。
鯖は、日本全国の広い海域で獲ることができ、
日本人になじみの深い魚のひとつです。
夏に北海道沖でエサになるプランクトンをたくさん食べ、
秋になると産卵のために南へおりてきます。
この時期に獲れる鯖は、脂がのってコクが出ます。
血合い肉が多く、特にビタミンB2が多く含まれ、
青魚特有のEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含み、
血管を丈夫にしてくれます。
今日は、旬の鯖を大根おろしといっしょに煮て調理した、
鯖のみぞれ煮です。おいしくいただきましょう。

きのこピラフ 牛乳 ホキのマリネ クリームスープ
今日の給食は、洋風の献立です。
洋食では、和食とは違った食器の置き方をします。
まず、肉や魚を使った主菜の料理を、真ん中に置きます。
次に、パンやライスなどの主食やサラダなどの副菜は左側に、
スープなどの汁物は、右側に置きます。
今日の給食では、主菜であるホキのマリネを奥側の真ん中に、
主食であるきのこピラフを手前の左側に、汁物であるクリームスープを
手前の右側に置くように食器を配置します。
給食では、食器が3種類なので、食べやすいように配膳の仕方を工夫しています。
給食を食べる前には、献立表や給食受室のサンプルケースの展示をよく見て、
食器の配置や盛り付けをしましょう。

ごはん 牛乳 はもの天ぷら 青菜の煮浸し 大平汁
今日の給食は、『山口県の味めぐり』献立です。
大平汁(おおひらじる)とは、山口県の郷土料理で、
お祝いの席などで食べられる料理です。
大きな平たい蓋付きのお椀に盛ることから「大平(おおひら)」
と呼ばれるようになったと言われています。
直径40cm程の平たい大きなお椀に入れて食事の場に出し、
その後、一人一人のお椀に取り分けていくのが、昔からの習わしとされています。
山口県は、海の幸、山の幸も豊富で、下関市の「ふぐ」、防府市の「天神はも」、
岩国市の「れんこん」などが有名です。
今日は、れんこんが入った『大平汁』です。味わっていただきましょう。

パン 牛乳 鶏肉の甘酢煮 中華コーンスープ みかん
今日の給食の中華コーンスープには、ほうれん草が入っています。
ほうれん草が日本に伝わったのは、江戸時代の初め頃だと言われています。
今では、一年中食べることができますが、本来、冬が旬の野菜です。
冬の寒さの中で育つほうれん草は、低い気温の中でも成長できるよう栄養を蓄えます。
こうして育ったほうれん草は、甘みが増し、味もよくなります。
ほうれん草は、代表的な緑黄色野菜の一つで、カロテンが非常に多く、
また、ビタミンCや鉄、カリウムなどの栄養素も豊富に含まれています。
ほうれん草にはいろいろな種類があり、茎が赤色をしている「赤茎ほうれん草」や、
主に関東で冬だけ路地栽培される「寒じめちぢれほうれん草」、
生のまま食べられる「サラダほうれん草」などがあります。
今日の中華コーンスープも栄養たっぷりです。おいしくいただきましょう。

五穀米入りご飯 牛乳 鯛の磯辺揚げ ひじきと切干大根の和え物 すまし汁
今日の給食には、鯛の磯辺揚げが出ました。
鯛は和食でもよく調理される代表的な白身魚です。
古くから縁起の良い魚として、お祝い料理等にも使われます。
鯛の身は淡泊なため、さまざまな調理法に適しており、刺身、焼き物、蒸し物、煮物、鯛飯等、
多くの料理でおいしく食べることができます。
鯛には、いくつかの種類がありますが、店頭で販売されている鯛には、
黄鯛、ちだい、黒鯛、真鯛等が多くみられます。黄鯛は体の色が黄色がかっており、
黒鯛の体の色は黒っぽい色をしています。ちだいは、えらのふちが赤いので、
この名前が付いたと言われています。
他にも店頭で見かける、鯛という名前を冠する魚にきんめ鯛がありますが、
こちらは、キンメダイ科に属する魚で、タイ科に属する真鯛等とは異なります。
今日の給食では、愛媛県産の鯛と愛媛県産の青のりを使い、鯛の磯辺揚げを作りました。
愛媛県の県魚でもある鯛を、味わっていただきましょう。