7月12日(月)の給食

2021年7月12日 12時21分

ごはん 牛乳 えびの天ぷら 磯和え 長なすのみそ汁 

 今日の献立は、『旬の長なすを生かした献立』でした。

 なすは、の野菜です。なすには、さまざまな色や形をしたものがあります。

卵を少し長くしたような“長卵形なす”、長さが20cmから25cmくらいまで成長する“長なす”、

アメリカの品種を改良した“米なす”、ボールのような形をした“丸なす”、長さが3cm程度の“小なす”など

があります。皮の色も、市場での流通量が多い濃い紫色をしたなすだけでなく、白色緑色をしたものもあります。

 今月の「給食English」では、“なす”を紹介しています。松山市でも、一般的な長なすよりも長く、

30cm~40cmまで成長する『松山長なす』というブランドなすを栽培しています。

 今日は“長なす”を使ってみそ汁を作りました。瀬戸内の海で獲れた煮干し出汁をとった、

おいしいみそ汁です。出汁の旨味を感じながら、旬のなすをおいしくいただきましょう。

 

7月9日(金)の給食

2021年7月9日 12時28分

ごはん 牛乳 アーモンドあえ じゃが芋のカレー風味 チーズ

 今日の給食には、じゃが芋のカレー風味が出ました。

じゃが芋は、でんぷんを多く含む野菜というイメージが強いかもしれませんが、

ビタミンB1ビタミンC、カリウムやナイアシンなどのミネラルも豊富に含まれています。

 特に、じゃが芋に含まれるビタミンCは、でんぷんに包まれているため、

レタスやきゅうりなどと比べ、保存時や加熱時に壊れにくい特徴があります。

 今日の給食では、じゃが芋をカレー粉、しょうゆなどで味付けしています。

カレー粉は、熱い夏でも食欲を増進する効果のある香辛料です。おいしくいただきましょう。

 

7月8日(木)の給食

2021年7月8日 12時26分

パン 牛乳 夏野菜のかき揚げ 太平燕 すいか

 今日の献立は、『熊本県の味めぐり』献立でした。

太平燕は、熊本県の郷土料理で、春雨に豚肉、えび、いか、キャベツ、人参等の野菜と揚げ卵を、

鶏がらスープや豚骨スープで調理した料理です。元来、太平燕は中国に伝わる郷土料理でしたが、

明治時代に日本に伝わり、その後、日本独自アレンジが加えられたと言われています。

 また、熊本県は、すいかの産地としても有名です。高い気温と強い日光、盆地特有の気候による寒暖差により、

甘いすいかが育つと言われています。すいかは90%以上が水分であるため、すいかを食べることにより水分補給にも役立つとともに、老廃物の排出も促すことができます。

 熊本県の味めぐり献立を、おいしくいただきましょう。

 

7月5日(月)の給食

2021年7月5日 12時22分

ごはん 牛乳 ホキのから揚げ ナムル 麻婆なす

 今日の給食には、麻婆なすが出ました。

なすの原産地はインドで、日本へは8世紀頃に中国から伝わったと言われています。

 現在では、地域により特徴のあるなすが栽培されています。

京都府の上賀茂地域では賀茂なす大阪府の泉州地方では水なす

そして、松山市では松山長なす栽培されています。

 なすを調理する際には、切った後、水にさらし、アク抜きをします

水にさらすことで、なすの変色を防ぎます。また、切ったなすを、さっと油に通してから、

スパゲッテイや煮物等に用いると、色も味よくなります。

 今日の給食では、なすを使って、麻婆なすを作りました。おいしくいただきましょう。

 

7月2日(金)の給食

2021年7月2日 12時26分

ごはん 牛乳 鯛の香味揚げ 酢物 磯煮

 今日の給食には、磯煮が出ました。磯煮には、松山市でとれたひじきを使っています。

ひじきなどの海藻類を使った献立が出ると、少し残食が増える傾向が見られます。

ひじきなどの海藻類を苦手と感じる場合もあるかもしれませんが、

ひじきは成長期である皆さんに必要な栄養素である、カルシウム等を豊富に含んでいる海藻です。

 また、食物繊維も豊富に含まれています。苦手と感じている食品も、少しずつ食べるようにしていると、

食べることができるようになる場合も多くあります。自分一人で食べるときより、学校給食等で、

皆で食べると、食べることができる場合もあります。少しずつ、焦らず積み重ねることが大切です。

 今日はひじき、大豆、野菜を使って、磯煮を作りました。よくかんで、いただきましょう。

 

7月1日(木)の給食

2021年7月1日 12時31分

パン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ ポークビーンズ コーン

 今日の給食にはコーンが付いています。

とうもろこしは、プチプチした食感甘み味わうことができる夏野菜の一つです。

世界三大穀物の一つで、食用だけでなく、家畜の飼料、油の原料としても使われます。

 とうもろこしは、上の部分から“ひげ”のようなものが出ています。この“ひげ”のようなものは、

めしべの一部です。“ひげ”の部分で花粉を受け取ると、その根本に実が付きます。

この実が、とうもろこしの粒です。このため、“ひげ”の数と、とうもろこしの粒の数は同じです。

 今日は、大分県産のとうもろこしをボイルしました。のとうもろこしの甘みを感じながら、いただきましょう。

 

6月24日(木)の給食

2021年6月24日 12時22分

アップルパン 牛乳 フレンチサラダ 洋風煮込み くるみ大豆いりこ

 今日の献立は、『旬の新じゃがいもを生かした献立』でした。

じゃがいもの原産地は、南アメリカです。そこからヨーロッパへ伝わり、

日本へは、インドネシアから伝わりました。

 インドネシアの首都である「ジャカルタ」から「ジャガタラいも」、

「じゃがいも」になったと言われています。

 年間を通じ、市場に出回っているじゃがいもですが、5月~6月に出回るものを、

新じゃがいも言います。新じゃがいもは、みずみずしく皮が薄いことが特徴です。

 今日の給食では、松山市で収穫された新じゃがいもを使って、洋風煮込みを作りました。

おいしくいただきましょう。

 

6月23日(水)の給食

2021年6月23日 12時22分

コーンピラフ 牛乳 野菜たっぷりスープ アーモンド入りカミカミ揚げ

 今日の給食には、コーンピラフが出ました。

とうもろこしは、6月~9月の野菜です。

日本では、北海道、千葉県、茨城県、群馬県等で栽培されています。

 とうもろこしは栄養価の高い野菜の一つで、たんぱく質ビタミン

亜鉛食物繊維等の栄養素が豊富に含まれています。

 特に、とうもろこしの胚芽部分には、これらの栄養素が多く含まれているため、

胚芽部分も無駄にしないよう、実をはずして食べる際には、丁寧にはずして食べることがおすすめです。

 今日の給食では、とうもろこしを使って、コーンピラフを作りました。

コーンの甘み味わって、いただきましょう。

 

6月22日(火)の給食

2021年6月22日 12時27分

パン 牛乳 茎わかめのサラダ チャウダー パイナップル

 今日の給食には、パイナップルが出ました。パイナップルの原産国は、ブラジルです。

日本では、沖縄県鹿児島県で栽培されています。パイナップルを栽培するためには、暖かい気候、

水はけの良い酸性の土壌等の条件が整っていることが必要です。これらの条件が整わない環境下での栽培は難しく、かつて、コロンブスが世界一周の航海をした際に、パイナップルを持ち帰りましたが、ヨーロッパでの栽培には適さず、長い間、ヨーロッパではパイナップルは高価な果物とされていました。

 パイナップルが高価で、貴重な果物であったことの名残を現在でも感じることができる物があります。

それは、テニスの世界四大大会の一つである、ウィンブルドン選手権で見ることができます。

ウィンブルドン選手権のトロフィーには、パイナップルが最上部に飾られています。

当時、パイナップルが貴重な果物であったため、王者の象徴としてパイナップル

モチーフに用いたと言われています。

 ひんやりとして、甘酸っぱいパイナップルを、おいしくいただきましょう。

 

6月21日(月)の給食

2021年6月21日 12時25分

ごはん 牛乳 あじフライ 即席漬け ビーフン汁

 今日の献立は、『旬のアジを生かした献立』でした。

アジは、北海道から沖縄県まで、広い地域で獲れる魚です。

日本近海で獲れる種類は約20種類おり、特にマアジムロアジシマアジなどが多く獲れます。

 店頭では一年を通し販売されていますが、の魚です。旬の時期のアジは、脂がのり、おいしくなります。

アジという名前は、初めて食べたときに、あまりにもおいしい味であったためだと言われています。

 また、新井白石が記した語源辞典『東雅』にも、アジについて「アジは味なり、その美なるものをいう」と書かれており、古くから、おいしい魚であることが知られていたようです。

アジの旨味は、アラニン、グリシン、グルタイン酸、イノシン酸等のアミノ酸に由来します。

 今日の給食では、旬のアジをあじフライにしました。味わっていただきましょう。