1月27日(木)の給食
2022年1月27日 12時18分パン 牛乳 大根サラダ ビーフシチュー いちご
今日の給食には、ビーフシチューが出ました。
皆さんは、ビーフシチューを作るためのルーと、クリームシチューを作るためのルーが、
どちらも同じ材料で作られていることを知っていますか?
ルーとは、フランス語で、炒め粉という意味です。ルーを作る際に必要な材料は、小麦粉とバターです。
小麦粉と溶かしたバターを、フライパンで焦がしたり、ダマができたりしないように、丁寧に炒めていきます。
最初は、粉がボソボソした状態ですが、温度が上がるにつれ泡立ちはじめ、約120度から130度になると、
滑らかなルーの状態になります。この状態のものを、ホワイトルーと言い、クリームシチューを作る際に用います。ホワイトルーの状態から、さらに加熱を続けると140度ぐらいで色付きはじめます。
その後さらに加熱を続け、170度以上になると褐色になり、香ばしい香りがします。
この状態のルーをブラウンルーと言い、ビーフシチューを作る際に用います。
このように、同じ材料ですが、加熱時間・温度を変えることで、異なる色のルーを作ることができます。
調理の過程を知ることで、料理を一段とおいしく感じることができます。
また、今日 の給食 のパンは、愛媛県産 の小麦粉 「せときらら」をブレンドして作 ったパンです。
地元 の食材 で作 ったパンをおいしくいただきましょう。