
コッペパン 牛乳 コーンサラダ じゃがいものケチャップ煮 大豆いりこ
今日の給食には、じゃが芋のケチャップ煮が出ました。
じゃが芋のケチャップ煮は、味付けにケチャップを使っています。
ケチャップは、夏野菜の一つであるトマトから作られています。
みなさんはトマトからケチャップがどのように作られるか知っていますか。
トマトからケチャップを作るには、まず、トマトから皮と種を取り除き、
少し煮詰めピューレ状にします。さらに、すりおろした玉ねぎやにんにく、
食塩、香辛料、酢、砂糖などを加え加熱します。とろっとしたソース状になり、
コクのあるまろやかな味になれば、ケチャップの出来上がりです。
旬である夏の時期には、そのまま食べてもおいしいトマトですが、ケチャップをはじめ、
チリソースの原材料として使われるなど加工食品としても、私達にとって身近な食材です。
今日の給食では、ケチャップを煮込み料理に使 いました。
トマトの甘味や香辛料の風味を味わっていただきましょう。

梅ごはん 牛乳 高野豆腐の揚げ煮 豚汁
今日の献立は、『和歌山県の味めぐり』献立でした。
梅は、和歌山県を代表する特産物の一つです。栽培されている主な品種は、
「南高」と「古城」です。「南高」は和歌山県のみなべ町で誕生しました。
「南高」は、柔らかい皮にふっくらとした厚みのある果肉が包まれており、
梅の中でも最高級の品種の一つで、今日の給食の梅ごはんにも、南高梅を使っています。
また、「古城」は、果肉が厚く種が小さいのが特徴で、梅ジュースや梅酒を作るのに適しています。
高野豆腐は、鎌倉時代に、高野山の僧侶たちによって作られ、精進料理として食べられていました。
江戸時代から昭和初期にかけて高野山では、貴重なたんぱく源として盛んに作られていました。
今日の給食では、揚げた高野豆腐と野菜を甘辛く炒め煮にしています。
和歌山県の味を、おいしくいただきましょう。

コッペパン 牛乳 いかのさらさ揚げ タイビーフン炒め ぶどう
今日の給食には、ぶどうが出ました。
ぶどうの種類はとても多く、世界には1万種以上のぶどうがあると言われています。
このうち、日本 では主に、30から40種類が栽培されています。
ぶどうは、8月から9月の旬の時期が一番おいしく、ビタミンなどの栄養もたっぷり含まれています。
松山市では、85年以上前から伊台地区で作られており、ニューピオーネや藤稔 、
シャインマスカットなどさまざまな品種が栽培されています。
甘くておいしいぶどうですが、この甘みの正体は「ブドウ糖」という糖類です。
「ブドウ糖」は、体の中でエネルギーに変わりやすいため、疲労回復などに効果があり、
暑さがまだまだ続くこの時期にぴったりの果物です。
旬のぶどうを味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 さんまの塩焼き ごまあえ 沢煮椀
今日の給食には、さんまの塩焼きが出ました。
秋はさんまがおいしい季節です。秋に獲れるさんまは、脂がのり、肉質が柔らかいのが特徴です。
刀のように細長く銀色に輝く体形から、「秋」「刀」「魚」という三つの漢字を使って書き表され、
「秋刀魚(さんま)」と読みます。
さんまの獲れる地域は季節により少しずつ移動し、夏の終わりに北海道で獲れ始め、
秋に東北・関東 の沖と移動し、最盛期を迎えます。
秋刀魚の脂には、動脈硬化を予防したり、脳を活性化する働きがあります。
今日の給食では、さんまを塩焼きにしています。旬のさんまを味わっていただきましょう。

コッペパン 牛乳 茎わかめのサラダ ビーフシチュー 梨ゼリー
今日の給食のパンはコッペパンです。給食で提供しているパンの中で、一番登場回数が多いパンです。
みなさんは、パンがいつ頃から食べられているか知っていますか?
パンは、今から6000年程前に、パンの原型とされる食べ物 が
古代メソポタミアで作られはじめたのが起源とされています。
当時は、小麦粉を水で捏ねただけの無発酵パンを食べていました。
その後、古代 エジプトで発酵パンが誕生し、
現在のようにパン生地を発酵させたパンが作られるようになりました。
日本には、戦国時代に鉄砲と一緒に伝えられたと言われています。
徳川幕府がパンを作らせたのは、アヘン戦争の際に食料とするためだったとされています。
鎖国が解かれると、横浜・神戸など港町を中心 にパン作りが広まりました。
今では主食の一つとして、私達の食生活の中に定着しています。
パンを食べる際には、誤嚥しないよう一口サイズにし、よくかんで食べるようにしましょう。

ごはん 牛乳 はもの天ぷら 小松菜のアーモンドあえ 里芋のみそ汁
今日の給食には、はもの天ぷらが出ました。
はもはうなぎに似た細長い白身の魚です。見た目は似ていますが、
はもの口はうなぎと比べて大きく、のこぎりのような鋭い歯も持っています。
はもはこの鋭い歯で、他の魚を食べてしまうことがあります。
このことから、昔の言葉で食べることを意味する「食む」という言葉から、
はもという名前が付いたと言 われています。
はもは6月から7月が旬の魚で、身が柔らかく、脂がのっておいしい魚です。
はもには、身と皮の間に骨抜きできない細かい骨があるため、おいしく食べるためには、
骨切りという熟練の技術 で骨を切っていく作業が必要です。
給食で使っている「はも」も、骨切りがされています。
今日の給食は、はもに衣を付けて油で揚げた、はもの天ぷらです。今が旬のはもをおいしくいただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 フレンチサラダ キーマカレー 飲むヨーグルト
今日の給食には、キーマカレーが出ました。
カレーは、インドの代表的な料理の一つです。
キーマとはインドの言葉で、「細かいもの」や「ひき肉」を意味します。
インドでは、宗教的に牛肉や豚肉を使ったキーマカレーは少なく、
羊や山羊、鶏肉を使ったカレーが食べられています。
キーマカレーは、ひき肉をたっぷり使って作ります。
ひき肉にカレー粉 などの香辛料を効かせ、野菜を加え、油で炒め、煮込んで調理します。
少し水分がある状態で仕上げるところが、ドライカレーと異なるところです。
ひき肉のうま味と豊かな香辛料の香りを味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 アーモンド入り海藻サラダ じゃが芋のカレー風味
今日の給食には、じゃが芋のカレー風味が出ました。
じゃがいもの旬は、品種により多少異なりますが、主に5月頃と、9~11月頃です。
さまざまな料理と相性がよいじゃが芋ですが、現在は、年間を通じ、市場で流通しています。
今日の給食でも、みなさんに人気のカレー風味に味付けし調理していますが、
ご家庭でカレーを調理する際ににも、じゃが芋を使うことが多いのではないでしょうか?
長い夏季休業を活用し、みなさんの中にも、家庭で調理にチャレンジする人がいるかもしれません。
カレーは、みなさんにも人気の献立で、調理にチャレンジしやすい料理の一つです。
みなさんが調理する際に、じゃが芋を使用する場合には、じゃが芋の緑色になっている部分や、
芽の部分は必ず取り除いて、調理するようにしましょう。緑色になっている部分や芽には、
ソラニンという物質が含まれており、これを大量に摂取してしまうと、腹痛、下痢、嘔吐、
めまいなどを発症する場合があります。
夏季休業中には、食品に関する正しい知識を身に付け、食事作りなどにもチャレンジしてみてください。
始業式には、有意義な夏季休業を過ごし、成長したみなさんに会えることを楽しみにしています。

媛麦パン 牛乳 えびの唐揚げ 洋風煮込み フルーツあえ
あとわずかで1学期も終了し、夏季休業に入ります。暑く、長い夏季休業ですが、
生活リズムを崩さないよう過ごしたいものです。規則正しい生活をするために、
1日3食、規則正しく食事を食べることも、大切なポイントです。
1日の食事の中でも、特に朝食をしっかり食べることは、体と脳を目覚めさせ、
1日しっかり活動するために必要不可欠です。
朝食を食べることで、就寝中に下がった体温が上昇し、体が目覚め、1日の活動の準備が整います。
また、脳に必要な栄養がおくられ、学習の準備も整います。
朝 、食欲がない人と感じる場合は、次のような原因がないか生活を見直してみましょう。
原因1 夜更かしをしている
原因2 朝ぎりぎりまで寝ている
原因3 夜食を多く食べる または、遅い時間に食事を摂りすぐ就寝している
何か思い当たる原因はありましたか?
日頃から朝食を食べることができている人は、朝食の内容も見直してみましょう。
朝食の献立の組み合わせは、ご飯食の人は、ご飯とみそ汁 、焼き魚やおひたしなどのおかず、
パン食の人は、卵料理とサラダやスープ、乳製品等を組み合わせると栄養のバランスがよくなります。
バランスよく料理を組み合わせ、しっかり朝食を食べ、2学期にさらなる飛躍がはかれるよう、
規則正しい生活リズムで過ごしましょう。

豆入り五穀米ごはん 牛乳 小いわしの唐揚げ 磯和え わかめうどん
今日の給食には、豆入り五穀米ごはんが出ました。
今日の五穀米ごはんに入っている豆は、小豆です。
小豆には、大納言、円葉(まるば)、金時等の種類があります。
小豆を購入する際には、大粒で色が鮮やかなものを選ぶのがおすすめです。
小豆の主な生産地は、北海道や東北地方です。特に、北海道十勝産の小豆は、
全国的にも有名です。小豆には、鉄や亜鉛、ビタミンB群等が多く含まれています。
今日の給食では、乾燥させた小豆を茹でこぼし、丁寧にアクぬきしたものを、
愛媛県産の五穀米(はだか麦、もち麦、赤米、黒米、緑米)といっしょに炊飯しました。
おいしくいただきましょう。