11月10日(木)の給食

2022年11月10日 12時26分

ごはん 牛乳 アーモンド入りカミカミ揚げ しそひじきあえ れんこんのうま煮

 今日の献立は、『旬のれんこんを生かした献立』でした。

私達が食べているれんこんは、ハスという植物地下茎の部分です。

このため、深い泥に覆われた地下で育つれんこんは、呼吸をするため、地下茎の中にがあいています。

 れんこんを輪切りにしてみると、呼吸をするための穴が約10個あいており、

この“先を見通せる”ことにつながるとして、縁起の良い食材の一つだとされています。

 また、れんこんは、カルシウムビタミンCを豊富に含みます。

 今日の給食では、れんこんをうま煮にしました。シャキシャキとしたれんこん特有の食感

楽しみながら、おいしくいただきましょう。

 

11月9日(水)の給食

2022年11月9日 12時33分

媛麦パン 牛乳 えびのチリソース ワンタンスープ スイートポテト

 今日の給食には、えびのチリソースが出ました。

みなさんは、えびと聞くとどのような姿を想像しますか?腰が曲がるまで長生きできるなどと言われ、

縁起の良い食材として祝い膳に用いられるえびのように、ひらがなの“つ”の字のような形で、

腹側の下部分に脚がある姿のえびを想像する人が多いかもしれません。

 しかし、えびには「車エビ」「大正えび」「ブラックタイガー」などのように腹側の下部分に

比較的短い脚を持ち、泳いで移動することに適した種類と、「伊勢海老」「オマール海老」などのように、

やや体側よりに少し長めの脚をもち、海中の砂地の上を歩いて移動するのに適した種類がいます。

 えびは、脂質が少なく、たんぱく質ビタミンEが多いことが特徴です。ビタミンEには、

血液の流れをよくする働きがあります。

 今日の給食では、エビを使って、えびのチリソースを作りました。

ピリっとしたチリソース香辛料は、食欲を増進させます。おいしくいただきましょう。

11月8日(火)の給食

2022年11月8日 12時09分

奈良茶飯 牛乳 ホキの竜田揚げ 飛鳥汁 わらびもち

 今日の給食は、『味めぐり』献立でした。

飛鳥汁は、鶏肉や野菜をだし汁と牛乳で煮込んだ奈良県の郷土料理です。

飛鳥時代から練乳に似た乳製品が伝えられ、孝徳天皇へ献上されました。

当時、このような乳製品は大変貴重な品であったため、孝徳天皇は大変喜び、

宮中で乳牛を飼育するようになったそうです。このことが、日本で牛乳が飲まれるようになった

きっかけだと言われています。

 今日の給食では、愛媛県産鶏肉と、人参白菜大根ねぎなどの野菜

煮干しだし汁牛乳で煮込み飛鳥汁を作りました。奈良県の郷土料理を味わっていただきましょう。

11月7日(月)の給食

2022年11月7日 12時24分

もち麦ごはん 牛乳 しょうゆドレッシングサラダ ハヤシライス ヨーグルト

 給食には、毎日牛乳が出ます。牛乳には、たんぱく質カルシウムが豊富に含まれています。

みなさんは、カルシウムの体への吸収率年齢によって異なることを知っていますか?

前期生のみなさんの年齢では、摂取したカルシウム吸収率約45%程度ですが、

年齢が上がるにつれてカルシウムの吸収率は減少し、20歳代では約30%

30歳代以降約25%の吸収率と低下していきます。

 成長期にあるみなさんの骨は、毎日少しずつ骨吸収骨形成繰り返され、少しずつ成長していきます。

また、身長等の伸びが落ち着いた後も、骨は毎日少しずつ生まれ変わります。これを繰り返すことで、

体内の全ての骨約3年のサイクルで、生まれ変わっています。

 体の中で起きる変化は、目で見ることができません。しかし、みなさんの体の中では、骨形成をはじめ、

毎日、このような栄養を必要とする変化が起きています。成長期にあるみなさんの体が栄養不足にならないよう

牛乳もしっかり飲みましょう。

11月4日(金)の給食

2022年11月4日 12時21分

パン 牛乳 ホキのピリカラフル ミネストローネ みかん

 今日の給食には、ホキのピリカラフルが出ました。

今日の給食のホキのピリカラフルは、炒め油としてごま油を使っています。

 給食の献立を紹介するホワイトボードを記入する3年生と話しをしていると、

ごま油ごまから作られていることを知らないことがあります。

 ごま油の原料であるごまには、白ごま黒ごま茶ごま金ごま四種類があります。

ごま栄養成分の半分を占 める脂質は、ほとんどが不飽和脂肪酸と呼ばれる脂質です。

この不飽和脂肪酸には、高血圧の原因となる血液中のコレステロールを下げる働きがあります。

 また、ごまに含まれる脂質以外の栄養成分には、牛乳10倍カルシウムも含まれています。

 料理にごまやごま油を活用することで、ごまの香ばしい風味が加わり、味に変化を持たせることができます。

 今日の給食のホキのピリカラフルも、ごま油風味を味わっていただきましょう。

 

11月2日(水)の給食

2022年11月2日 12時25分

米粉パン 牛乳 茎わかめサラダ 洋風煮込み 大豆かりんとう

 今日の給食には、大豆かりんとうが出ました。

大豆は“畑の肉”と言われるほど、良質な栄養素を含む食品の一つです。

大豆に含まれるこれらの栄養素は、みなさんの成長に必要というだけでなく、

生活習慣病の予防についても有効であると言われています。

 大豆に含まれるたんぱく質には、血中のコレステロールを下げ、動脈硬化予防し、

血圧を下げる働きがあります。大豆に含まれるリノール酸レシチンなどの脂質にも、

動脈硬化予防する働きがあります。

 また、大豆イソフラボンには、カルシウムの流出を防ぎ、骨粗しょう症予防する働きがあります。

大豆サポニンには、脂質の代謝を促し肥満防止する働きや、がん予防の効果も期待されています。

このように大豆は、豊富な栄養素を含み、高い健康効果が期待できる食品です。

 栄養たっぷりの大豆かりんとうを、よくかんでいただきましょう。

11月1日(火)の給食

2022年11月1日 12時23分

ゆかりごはん 牛乳 いかのから揚げ チャンポン りんご

 今日の給食には、りんごが出ました。日本でのりんごの主な生産地は、青森県長野県等の寒冷地です。

店頭では1年を通じて販売されていますが、流通量は10月頃から2月頃が多く、

品種の違いにより時期に少しずつずれはありますが、をむかえる一番おいしい時期になります。

 りんごは、甘味と酸味バランスがよく、特有の芳香があり、生食だけでなく、ジャム缶詰ジュース

りんご酢シードル(りんごを材料にした酒)など、様々な加工品にしても、おいしく食べることができます。

りんごなどの果物や野菜にはビタミン類が豊富に含まれていますが、りんごはビタミン類だけでなく、

カルシウムやカリウムなどのミネラル類も多く含みます。特にカリウムは、体内の余分なナトリウムを

排出する働きがあります。

 給食のりんごはが付いています。りんごの皮は彩りが良いだけでなく、ペクチンという

整腸作用がある成分も含んでいます。りんごを味わっていただきましょう。

 

10月31日(月)の給食

2022年10月31日 12時29分

もち麦ごはん 牛乳 肉団子の甘酢煮 中華丼 ぶどうゼリー

 2学期の給食が開始し、約1か月が経過しました。

すべてのクラスで、給食委員給食当番が上半期の担当から、下半期の担当に交代しています。

交代後、みなさんのクラスでは、安全給食活動ができているでしょうか?

クラス全体協力して行う給食活動ですが、給食の配膳にかかわる給食当番健康は、

給食活動を安全に行うために、特に大切なポイントです。

今一度、給食当番の健康観察について、確認してみましょう。

 給食当番はクラス全員の給食を盛り付けたり、運んだりするため、「熱やかぜの症状はないか」

「お腹は痛くないか」「気分は悪くないか」「手指に傷はないか」「爪は短く切っているか」

「きれいな白衣、帽子、マスクを身につけているか」などの健康状態等の確認を必ず行います。

体調不良等を感じた場合には、先生に申し出て当番交代してもらいましょう。

 給食当番以外の人も、「手洗い」「消毒」「黙食」などのルールを守り、クラス全体が

気持ちよく給食を食べることができるよう心掛けましょう。

10月28日(金)の給食

2022年10月28日 12時26分

パン 牛乳 フレンチサラダ きのこスパゲティ 梨

 今日の給食には、きのこスパゲティが出ました。

 世界には約一万種類の「きのこ」があり、日本には、約三百種類の「きのこ」があると言われています。

日本気候風土は、「きのこ」の生育に適した環境で、しいたけ、えのきたけ、しめじなどが

多 く栽培されています。この他にも、とれる量が少なく貴重なまつたけや、外国でよく食べられている

マッシュルームなどがあります。

 今日のきのこスパゲッティには、しめじえのきたけエリンギが入っています。

秋の味覚であるきのこを味わっていただきましょう。

 

10月27日(木)の給食

2022年10月27日 12時24分

ごはん 牛乳 くるみあえ 肉じゃが 納豆

 10月も下旬となり、がいっそう深まってきました。

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋等、いろいろな楽しみがあります。

特に実りの秋を迎え、新米野菜果物等、おいしい食べ物がたくさん店頭にも並んでいます。

 私達が暮らす現代の日本では、豊富良質食べ物や、衛生的環境等の恩恵を受け、

世界トップクラス長寿を誇っています。しかし、その一方で食生活を含む社会生活の変化に伴い、

癌・心臓病・脳卒中・糖尿病等の生活習慣病増加しています。

 おいしい食べ物が増えるこの時期ですが、食べ過ぎや偏食等に起因する生活習慣病予防するためには、

いくつか大切なポイントがあります。

①    間食をひかえ、1日3食規則正しく食事を食べましょう。

②    よくかんで食べましょう。

③    薄味を心掛けましょう。

④    野菜やきのこ、いも、豆などを上手に組み合わせビタミン食物繊維もしっかりとりましょう。

 バランスのよい食事を心掛け、実りのを楽しみましょう。