ごはん 牛乳 卵焼き チンゲンサイのおひたし 切干大根のうま煮
今日の給食には、チンゲンサイのおひたしが出ました。
チンゲンサイは、中国原産の野菜で、中華料理にもよく使われます。
油を使って調理すると、鮮やかな緑色が際立ち、料理の彩りもよくなります。
チンゲンサイは青菜の一種ですが、実は、結球しない白菜の仲間です。
チンゲンサイには、カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄等が豊富に含まれおり、
成長期のみなさんには、積極的に食べてもらいたい野菜の一つです。
今日の給食では、チンゲンサイをおひたしにしました。おいしくいただきましょう。
パン 牛乳 チリコンカン キャベツとベーコンのスープ
6月も中旬となりました。四国地方も梅雨入りし、気温と湿度が高い日が増えてきました。
気温が上昇し、湿度も高くなると、食中毒の発生件数が増加してきます。
食中毒とは、食べ物が原因で、腹痛、嘔吐、発熱等の症状を引き起こす状態のことです。
食中毒の中で、一番多い原因は、食べ物に付いた菌やウイルスが、体内に入ることで起こる食中毒です。
菌の中には、30度以上の温度や、湿度が高い環境で活性化し、増殖する菌もいます。
そのため、このような条件がそろう時期は、食中毒が発生しやすいため注意が必要です。
食中毒の予防には、食中毒の菌を「つけない」、「増やさない」、「やっつける」ことが大切です。
その中でも、みなさんが日頃の生活の中で、食中毒予防のために気を付けて行わなければいけないことは、
ていねいに手洗いをすることです。
食事の前やトイレの後など、必ず手洗いをし、食中毒を予防しましょう。
ごはん 牛乳 さばのみぞれ煮 ごまあえ みそ汁
今日の給食には、さばのみぞれ煮が出ました。
みぞれ煮とは、おろした大根で食材を煮た料理のことです。
だしとあわさって、半透明の状態に出来上がる様子が、みぞれ雪に似ていることから、
みぞれ煮と言います。
大根おろしと食材をいっしょに煮ることで、さばなどの青魚特有の香りをやわらげる効果もあります。
このため、大根は、さばのみぞれ煮だけでなく、ぶり大根など、さば以外の青魚といっしょに調理しても、
おいしくいただけます。
今日の給食のさばのみぞれ煮も、味わっていただきましょう。
ごはん 牛乳 いかのから揚げ おひたし 厚揚げのカレー炒め
今日の給食には、いかのから揚げが出ました。いかの種類は、世界中では約460種類あり、
日本近海では、約90種類のいかが生息しています。そのうち、食用とされるのは約30種類で、
スルメイカのような筒形のツツイカと、楕円形で肉厚のコウイカの2つに分けられます。
スルメイカは代表的ないかで、漁獲量全体の約80%を占めています。
夏の風物詩である“いか釣り船の漁火”は有名です。また、秋から冬に獲れるいかはうま味があり、
とてもおいしいです。いかは、“色がえり”と言われる現象が見られ、漁獲後、時間経過に伴って、
何度か色が変わったり、元に戻ったりします。新鮮ないかは、つやと透明感があります。
今日の給食では、いかをから揚げにしました。おいしくいただきましょう。
媛麦パン 牛乳 大根サラダ 洋風煮込み 飲むヨーグルト
今日の給食には、飲むヨーグルトが出ました。
成長期にあるみなさんは、骨が大きく育つ大切な時期です。
私達の体にある骨や歯は、主にカルシウムでできていますが、
カルシウムは、体の中で作ることができないため、食べ物から摂取する必要があります。
カルシウムを多く含む食べ物には、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品や、
骨ごと食べることができる小魚や海藻類のひじき、大豆や大豆から作られる豆腐などがあります。
これらの食品を、日頃の食事の中で上手に組み合わせて食べることで、
カルシウムを効率よく摂取することができます。体内のカルシウムが不足すると、
血中のカルシウム量を補おうとして、自分の骨を溶かして、カルシウムを補おうとします。
このため、カルシウム不足が慢性化すると、骨が細く弱くなり、骨折しやすい状態を引き起こし、
骨粗しょう症の原因となります。
牛乳や飲むヨーグルトをしっかり飲んで、丈夫な骨や歯をつくりましょう。
ごはん 牛乳 ししゃもフライ 即席漬 磯煮
今日の給食の磯煮には、さやいんげんが使われています。
さやいんげんは、いんげん豆が未成熟であるうちに収穫し、若いさやごと食べるものです。
昔は、乾燥させたいんげん豆しか食べられていませんでした。さやごと食べるようになったのは、
江戸時代になってからのことです。日本へは、中国の”いんげん”という僧により伝えられたことから、
さやいんげんという名前が付いたと言われています。
さやいんげんの原産地は、中央アメリカからメキシコで、原産地では、生のさやいんげんを使った
リゾットやマリネ、煮込み料理などが数多くあります。
今日の給食では、煮物料理の『磯煮』に「さやいんげん」が入っています。おいしくいただきましょう。
ごはん 牛乳 鯛の天ぷら キャベツのおひたし がめ煮
今日の給食は、『福岡県の味めぐり』献立でした。
『がめ煮』は、正月や祭り、結婚式などのお祝いの時に作られる郷土料理です。
名前の由来はいくつかあります。鶏肉や野菜などいろいろな材料を使うので、
博多の方言で「よせ集める」という意味で使われる「がめくりこむ」や、
スッポンと野菜を煮たことから、スッポンの博多弁である「がめ」から名前が付いた、などと
言われています。昔、福岡県北部を「筑前の国」と言っていたことから、「筑前煮」とも呼ばれています。
福岡県の郷土料理を、おいしくいただきましょう。
パン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ クリームスープ アーモンド入りカミカミチップ
今日は、『歯と口の健康週間の行事食』です。
みなさんは、「カミング30」という言葉を聞いたことがありますか。
「カミング30」とは、「ひとくち30回以上よくかんで食べよう」という標語です。
よくかんで食べると、だ液がよく出ます。だ液がよく出ると、むし歯や歯周病などの、歯の病気を防いでくれます。
6月4日から10日は、『歯と口の健康週間』です。歯や口には、
「食べること、話すこと、表情をつくること」など、大切な役割があります。
今日の給食の『アーモンド入りカミカミチップ』を食べるときには、
しっかりかんで食べることを意識しましょう。そして食事のあとは、きちんと歯を磨きましょう。
もち麦ごはん 牛乳 じゃがいものきんぴら 親子丼
今日の給食の主食は、もち麦ごはんです。
もち麦とは、11月~12月に種をまき、5月~6月に収穫を迎える、
粘りの強いもち性のはだか麦のことをいいます。整腸作用がある食物繊維が多く含まれており、
プチプチ、もちもちした食感が特徴です。
もち麦は、収穫時期になると穂先が紫色になるため、畑 一面が紫色に染まります。
同じはだか麦でも、うるち性のはだか麦は穂先が黄金色になります。
愛媛県は34年連続で、はだか麦の生産量が日本一です。白米と混ぜて炊飯したり、
みそやパンなどに加工されます。給食でも、媛麦パンに使われています。
今日は白米ともち麦を混ぜて炊いたもち麦ごはんです。『親子丼』といっしょにおいしくいただきましょう。
パン 牛乳 切干大根の中華サラダ 厚揚げ入り八宝菜
今日は、『厚揚げ』について、お話をします。
厚揚げは、生揚げともいい、木綿豆腐を適当な大きさに切り、
圧をかけ水を切った後、油で揚げたものです。形は豆腐と同じものや三角形などもあり、
煮物、おでんなどに広く使われています。
調理をする際には、油抜きをして調理すると味がしみ込みやすくなります。
厚揚げは、油で揚げているため、脂質が多く酸化しやすいので、開封後は早く使い切るようにしましょう。
厚揚げは、木綿豆腐と比べて、たんぱく質、カルシウム、鉄が多く含まれています。
今日は、厚揚げを使った『厚揚げ入り八宝菜』です。おいしくいただきましょう。