
白ご飯 牛乳 ごま和え じゃが芋のそぼろ煮 納豆
今日の給食には、ごま和えが出ました。
ごまは、東アフリカ原産の植物ですが、日本でも古くから栽培されています。
ごまは、夏になると白い花を咲かせます。その後、細長いまめのさやのような果実をつけます。
さやの中には、小さい種子がたくさん入っています。この小さい種子が、ごまの粒です。
種子の色は、白、黒、茶等があり、これが白ごま、黒ごまなどの色の違いになります。
ごまはそのまま料理に使うほか、ごま油等にも加工されます。
このため、ごまには脂質が多く含まれているということを御存じの方が多いと思いますが、
ごまには脂質以外にも、カルシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどの栄養素も多く含まれています。
また、ごまにはセサミンと呼ばれる抗酸化作用のある物質も含まれています。
今日の給食では、栄養豊富なごまを使い、ごま和えを調理しました。
香ばしく炒ったごまの風味を味わっていただきましょう。

白ご飯 牛乳 めひかりのフライ ひきないり こづゆ
今日の給食は、『福島県の味めぐり』献立です。
こづゆは会津地方で100年以上前から、祭りや祝い事等の席で食べられてきた郷土料理 の一つです。
貝柱で出汁を取り、里芋、きくらげ、にんじんなどを具材とし、薄味に仕上げるすまし汁です。
小さめの椀に入れて提供され、何杯でもおかわりしてよいとされています。
調理する際に、中に入れる具材を7種類または9種類にすると、奇数で縁起が良いと言われています。
ひきないりは、千切りにした大根やにんじんなどを炒めた料理です。
「ひきな」とは、「千切 りにした野菜」を意味する福島県の方言です。
福島県の郷土の味を、おいしくいただきましょう。

白ご飯 牛乳 さわらの竜田揚げ 磯和え けんちん汁
今日の給食には、さわらの竜田揚げが出ました。
愛媛県で水揚げされるさわらは、長さ1kmにも及ぶカーテン状の網を海に投入し、
一時間 から数時間、潮の流れにまかせて流しながら、さわらが網にかかるのを待つという方法で獲られます。
四十年前の漁獲量は約1700トンもありましたが、二十五年前には約130トンまで減少しました。
しかし、近年では資源管理や稚魚の放流などを行い、六年前には年間約700トンまで漁獲量が回復しました。
持続可能な社会を目指し、水産資源の回復に向けた取組が現在も継続しています。
今日の給食では、さわらを竜田揚げに調理しました。魚は海の恵みである大切な水産資源です。
感謝の気持ちを忘れず、おいしくいただきましょう。

コッペパン 牛乳 バンサンスー 高野豆腐の中華炒め ポンカン
今日の給食には、ポンカンが出ました。
ポンカンはインド原産の柑橘で、中国、台湾を経て明治時代に鹿児島県に伝わりました。
ポンカンは甘い香りと、たっぷりの果汁が特徴の柑橘です。
外皮は少しポコポコとした手触りがありますが、剥きやすく、果肉を包む薄皮も柔らかいため、
とても食べやすい柑橘です。
ポンカンには、βカロテンやビタミンCが豊富に含まれています。βカロテンには抗酸化作用があり、
皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。また、ビタミンCには体の調子を整える働きがあります。
今日の給食のポンカンは、旬の松山市北条産のポンカンです。地域の旬の産物をおいしくいただきましょう。

ゆかりご飯 牛乳 かぼちゃと小煮干しのかき揚げ 水炊きうどん (袋)アーモンド
今日の給食には、水炊きうどんが出ました。
うどんのルーツは、中国にあると言われています。
うどんのように小麦粉を原材料として作られた麺類は、西側へはシルクロードを経由して伝えられ、
イタリアではパスタ類となり、東側の日本へは、うどんやそばなどの麺類として伝わったそうです。
うどんは、太くて長いことから、長生きを願う縁起物として食べられてきた地域もあります。
小麦粉を原材料として作られているうどんには、炭水化物やたんぱく質が多く含まれていますが、
ビタミン類等他の栄養素もバランスよくとるためには、今日の給食献立のように、
肉類や野菜類と合わせて調理することがおすすめです。
今日の給食は、煮干しでとっただし汁で、たっぷりの具材とうどんを煮込んだ水炊きうどんです。
栄養たっぷりの水炊きうどんを食べて、寒い冬も元気に過ごしましょう。

媛麦パン 牛乳 ひじきサラダ ポークビーンズ はるみ
今日の給食には、はるみが出ました。
はるみは、ポンカンと清見という二つの品種を掛け合わせ誕生した柑橘です。
東海地方から九州地方まで広く栽培されており、主な産地は広島県、愛媛県、和歌山県です。
この柑橘は、1999年11月に品種登録された新しい柑橘です。
果肉の粒にハリがあり、プリプリとした食感で、甘みが強く、適度な酸味があります。
濃厚でジューシーな果汁がたっぷりで、香りが良いのが特徴です。
種が少なく、果肉を包む薄皮がやわらかいため、袋ごと食べることができます。
はるみは、冬の終わりから店頭で見られるようになり、春を感じさせる爽やかな味と香りがあること、
また、清見の特徴も引き継いでいることから、はるみと命名されたと言われています。
今が旬のはるみを、おいしくいただきましょう。

ひよこ豆のピラフ 牛乳 鶏肉のバターしょうゆ(栄養たっぷり鶏肉で元気が出る) ミネストローネ 桃ゼリー
今日の給食には、愛媛FC応援給食の応募作品から選ばれた『栄養たっぷりとり肉で元気が出る』献立が出ました。
昨年度に引き続き、松山市立の小・中学校から愛媛FC応援給食を募集しました。
今年度は、一般応募に加え、愛媛FCに在籍する選手と坂本小学校、北条南中学校の児童生徒が
一緒に授業で考えた献立が給食に登場することに決定しました。
今日の給食献立は、北条南中学校の一年生が考えた献立です。
この献立のポイントは、鶏肉をじっくり煮込むことで、しっかり味を付けているところです。
また、「ご飯をしっかり食べて、試合頑張ってください」という、選手への応援メッセージも届いているそうです。
北条南中学校一年生が考えた、愛媛FC応援給食献立『栄養たっぷりとり肉で元気が出る』をおいしくいただきましょう。

白ご飯 牛乳 いわしのかば焼き 白菜のおひたし みそ汁 (袋)節分豆
今日の給食は、『節分の行事食』献立です。
節分は文字どおり“季節の節目”で、暦の上では春夏秋冬すべてに節分があります。
現在では、「立春」の前日の節目を「節分」と呼び、豆まきなどの行事が行われることが一般的になっています。
旧暦では、立春が新年を迎える日であったため、特に大切な節目の行事として扱われるようになりました。
昔の人達は、季節の変わり目には、病気や災害等を引き起こす鬼や邪気がやって来ると考えていました。
そこで、霊力が宿るとされていた大豆をまくことで、鬼や邪気を追い払おうとしました。
「節分」という季節の変わり目に豆をまく風習があるのは、このためです。
また、豆まきの後に、歳の数だけ豆を食べることで、その年を縁起良く、健康に過ごせるという言い伝えもあります。
「節分」には、豆まき以外にも、玄関等にいわしを飾る風習もあります。これは、鬼がいわしの臭いを嫌うため、
鬼を追い払うために、いわしを焼いて食べたり、玄関に飾ったりすることで無病息災を祈願するためと言われています。
今日の給食では、『いわしのかば焼き』と『節分豆』が節分の行事食です。
カルシウムが豊富ないわしと、食物繊維がたっぷりの大豆をよく噛んでいただきましょう。

コッペパン 牛乳 オムレツ 海藻サラダ クリームスープ (袋)ケチャップ
今日の給食には、クリームスープが出ました。クリームスープにはパセリが使われています。
パセリは、地中海原産のセリ科の二年草植物です。
一年目に葉をしげらせ、そのまま育てると、二年目には茎が50㎝程まで伸び、黄緑色の小さな花を咲かせます。
パセリは特有の香りがあり、バジルなどのハーブ類と同様に香草として肉料理等に使われることがあります。
また、濃く美しい緑色をしているので、本日のクリームスープのように料理の彩りとして使用することもあります。
皆さんの中には、パセリの香りや味が苦手だと感じている方もいるかもしれませんが、
実はパセリは栄養的にも優れた食品の一つです。パセリには、成長期である皆さんに大切なカルシウムや鉄、
体内での栄養素の代謝に必要なビタミンB群、ビタミンCなどが豊富に含まれています。
パセリをつかって彩りよく仕上げたクリームスープを、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 おこのみ天 すいとん 納豆
今日の給食には、すいとんが出ました。
すいとんは、群馬県の郷土料理です。
すいとんの作り方は、小麦粉に水を加えて捏ね、食 べやすい大きさにちぎって、団子にします。
この団子を汁に入れて煮たものを、すいとんと言 います。
野菜や肉等も一緒に調理し、みそや醤油などで味付けをします。
使う食材や味付けなどは、地域や家庭によりいろいろな特色があります。
また、名称についても、「とっちゃなげ」「つめりっこ」「おつゆだんご」「ねじっこ」など、
地域によって異なる呼び方があります。
今日は、すいとんと一緒に、鶏肉 、里芋、人参、白菜、大根、ねぎを煮干しの出汁で煮て、
醤油で味付けしました。体が温まるすいとんを、おいしくいただきましょう。