コッペパン 牛乳 ハンバーグ 海藻サラダ キャロットスープ
雨が降る日が多く、気温と湿度が高い今の時期は食中毒の予防に注意が必要です。
じめじめとした湿度が高い環境は、食中毒の原因となる菌やウイルスが増殖しやすくなります。
食中毒の原因となる菌やウイルスから、健康を守るために、次 のことに気を付けましょう。
① ハンドソープなどを使い、流水で手洗いし、清潔なハンカチで拭いて給食の準備をしましょう。
② 給食当番の人は、白衣や帽子、マスクをきちんと身に付けましょう。
③ 偏食せず、バランスよく食べ、健康な体作りをしましょう。
手洗いは衛生の基本です。食中毒予防のためにも、
毎日の手洗いや清潔なハンカチの持参を忘れないようにしましょう。
ごはん 牛乳 切干大根の中華サラダ 八宝菜
今日の給食には、八宝菜が出ました。
八宝菜は、中国の広東料理で、「五目うま煮」と呼ばれることもある料理です。
八宝菜の名前の由来は、諸説あるそうですが、どの説にも共通していることは、
多くの具材を使ったおいしい料理に心を動かされ、八宝菜という名前を付けたということです。
八宝菜の名前に使われている漢字の「八」は、数字の8を意味しているのではなく、
数が多いということを意味しているそうです。また、「菜」という漢字は、
「おかず」という意味があるそうです。「宝」という漢字がなぜ使われているのかということが、
明確ではないようですが、宝物のようにおいしい食材が多く使われているというような意味で
使われているのではないかという説が多いようです。
今日の給食の八宝菜にも、豚肉、えび、いか、うずら卵、きくらげ、キャベツ、たまねぎ、
たけのこ、にんじん、ピーマンなど多くのおいしい食材を使っています。味わっていただきましょう。
コッペパン 牛乳 ナムル 中華炒め 冷凍パイナップル
今日の給食には、冷凍パイナップルが出ました。
パイナップルは南アメリカ地方原産の果物で、日本には江戸時代に、オランダ船によって運 ばれてきたと言われています。
パイナップルには、ビタミンB、マンガン、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンBは疲労回復に役立ち、蒸し暑く体が疲れやすくなるこの時期には、ぜひとってほしい栄養素の一つです。
カリウムは高血圧の予防等の効果が期待される栄養素です。
店頭で販売されているパイナップルを選ぶ際には、パイナップル特有の甘い香りがあり、
底の部分を押すと少し弾力があるものがおすすめです。あまり熟れていないパイナップルを食べると、
舌や口の中にピリピリとした刺激を感じることがあります。これは、パイナップルに含まれる
シュウ酸カルシウムという成分によって引き起こされる場合がある症状です。
今日の給食の冷凍パイナップルは、完熟したパイナップルを冷凍にしています。
蒸し暑い時期にぴったりな、冷たく甘いパイナップルをおいしくいただきましょう。
ごはん 牛乳 アーモンドあえ 肉じゃが (袋)のり
6月は食育月間です。
食育月間は、家庭、学校、地域など社会全体で、食育の取組を推進しようという趣旨で制定されました。
この食育月間に合わせて、地域や学校などが協力し、食育に関連したイベントを開催したり、
食についての情報発信を行ったりしています。
『食育』とは、皆さんが、食に関する知識を学 んだり、食事を選ぶ力を養ったり、
家庭科や総合学習、給食活動など多くの体験を通じ、生涯を健やかに過ごし、
『生きる力』を育むことができるようにするための活動です。
学校の給食時間だけでなく、日常の様々な活動や日常のふとした食に関する小さな気付きも含めれば、
皆さんの周りには食について学習するチャンスが多くあります。
食育月間は日常生活の中で食について考える良い機会です。皆さんも食について、考えてみましょう。
おもぶり 牛乳 鯛の衣揚げ レモン風味漬 すまし汁
今日の給食は、『愛媛県の味めぐり』献立でした。
「おもぶり」は、愛媛県の郷土料理で、炊きたてのご飯に、味付けした具材を混ぜて作る、混ぜご飯です。
愛媛の方言の「混ぜる、混ぜ込む」を意味する、「もぶる」からその名が付いたと言われています。
春は山菜、冬は大根や里芋など、季節の食材を加えることで一年中楽しめる料理です。
また、今日の給食の鯛の衣揚げに使用している養殖鯛は、愛媛県が生産量日本一です。
そして、レモン風味漬に使用しているレモンは、岩城島産のレモン果汁です。
愛媛県では、レモンの産地として岩城島が有名ですが、2023年1月 には「興居島レモン」も
『まつやま農林水産物ブランド』として認定されるなど、レモンは県内でも、いくつかの地域で
栽培される柑橘となってきています。愛媛県の郷土の味を、味わっていただきましょう。
媛麦パン 牛乳 鶏肉のトマトソース煮 ミネストローネ すいか
今日の給食には、すいかが出ました。すいかは、水分の含有量が多く、
シャリシャリとした食感と、さっぱりとした甘さが特徴の果物です。
愛媛県でも多くの地域で栽培されており、大洲、城南、菊間、中山など、
栽培されている地域により収穫時期も異なるため、長い期間、県内産 のおいしいすいかを味わうことができます。
特に、大洲で栽培されるすいかは、農林水産省 ガイドラインに基づく、県特別栽培認証も取得しています。
すいかの食べ頃を確かめるために、すいかを手で軽くたたいて
音を聞いている様子を見たことがある人もいるかもしれません。
「ポン、ポン」という高い音は、まだ食べ頃ではないそうです。
「ドン、ドン」という鈍い音になると熟れ過ぎているそうです。
食べ頃のすいかは、「ボン、ボン」という良い響きの音がするそうです。
カットされていないすいかを買った時には、音を確かめて食べてみましょう。
もち麦ごはん 牛乳 大豆とひじきのかき揚げ 豚玉丼
今日の給食には、もち麦ごはんが出ました。
もち麦は、大麦の一種です。米や麦等の穀類は、含まれるでんぷんの性質の違いにより、
「うるち性」と「もち性」に分けられます。私達が給食で食べているもち麦は、「もち性」の大麦 です。
「もち米」や「もち麦」など「もち性」の穀類は、独特のぷちぷちとした歯触りをしており、
豊富な水溶性食物繊維を含むことから、もっちりとした食感があることが特徴です。
現代の日本人は、食物繊維の摂取量が不足していると言われています。十分な食物繊維 を食事から摂取するためには、
1日あたり3~6gの食物繊維をさらに摂取する必要があります。もち麦には、ごぼうの約2倍の食物繊維が含まれています。
もち麦ごはんを、豚玉丼といっしょに、よくかんでおいしくいただきましょう。
わかめごはん 牛乳 ししゃものから揚げ 磯和え 肉うどん
今日の給食の肉うどんには、ごぼうが使われています。
ごぼうは、昔、中国から薬草として日本に伝来しました。ごぼうを野菜として食べる習慣のある国は、
日本、韓国、台湾、中国の一部など、世界中を見てもごくわずかだそうです。
しかし、近年は、ごぼう特有の滋味深さや食感から、フランス料理、イタリア料理などの洋風料理でも
使われるようになってきました。
ごぼうには食物繊維が豊富に含まれており、整腸作用、血中の余分なコレステロールを排出する作用などがあります。
また、ごぼうは噛み応えがあるため、よく噛むことで虫歯防止にも役立ちます。
今日の肉うどんに入っているごぼうも、よく噛んでいただきましょう。
コッペパン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ クリームスープ アーモンド入りカミカミチップ
今日の給食は、『歯と口の健康週間』の行事食献立でした。
虫歯予防には、よく噛んで食べることが大切です。よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促進され、
虫歯予防に役立ちます。また、食べ過ぎも防ぐことができ、肥満予防にもつながります。
食事をする際には、噛むことも意識して食べるようにしましょう。
6月4日から10日までの一週間は、『歯と口の健康週間』です。健康維持には、歯と口の健康も大切です。
乳歯から生え変わった永久歯は、私達と長い人生を共に過ごす大切な歯です。この大切な歯を守るために、
よく噛んで食べる、食べた後は歯磨きを忘れないなど、歯と口の健康を保つよう心掛けましょう。
今日の給食のカミカミチップは、アーモンドや煮干しを使った噛み応えのある献立です。よく噛んで食べましょう。
梅ごはん 牛乳 あじフライ 三色あえ かきたま汁
今日の献立は、『入梅』の行事食献立でした。
季節の移り変わりを知るために設けられた『雑節』という暦の上で、
立春から数えて135日目にあたる日を『入梅』と言います。
今年の『入梅』は、6月11日です。
6月は梅雨入りの時期 にあたります。農家の人達にとって梅雨の時期を把握することは、
田植えをするために大切 でした。このため、江戸時代の暦には、『入梅』が設けられたようです。
今日の給食では、地域の産物である七折梅を使い、梅ごはんにしました。
さっぱりとした味わいの七折梅を使って炊飯した梅ごはんを、おいしくいただきましょう。