
コッペパン 牛乳 ひじきサラダ きのこシチュー ミルクキャラメルビーンズ
今日の給食には、ミルクキャラメルビーンズが出ました。
ミルクキャラメルビーンズには、大豆が使われています。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、良質のたんぱく質を含んでいます。
大豆には脂質も約20%含まれていますが、そのほとんどは、
コレステロールを下げる働きがあると言われるリノール酸、リノレン酸です。
また、食物繊維も豊富に含まれており、便秘の改善等、整腸作用があります。
その他にも、大豆イソフラボンや大豆サポニンなどを含み、
高血圧、糖尿病、癌等の生活習慣病の予防効果が期待されています。
ミルクキャラメルビーンズについては、給食掲示資料である『食育だより』でもレシピを紹介しています。
栄養豊富な大豆を、しっかり噛んでおいしくいただきましょう。

もち麦ご飯 牛乳 昆布サラダ キーマカレー
今日の給食には、昆布サラダが出ました。
今日の昆布サラダにはキャベツが使われています。
キャベツは、世界的に見ても、古くから食べられている野菜の一つです。
日本でも、大根の次に収穫量の多い野菜です。キャベツ栽培に適した気温は、15度~20度です。
しかし、市場では、一年を通じ流通しています。これは、日本の各地でキャベツ栽培が行われており、
収穫される産地が栽培に適した気温に応じ南から北へ、平地から高原へと移動していくためです。
キャベツは、収穫の時期によって、春キャベツ、夏秋キャベツ、冬キャベツに分けられます。
それぞれ、歯ごたえや味に特徴があります。冬キャベツは、しっかりと結球しており、
煮崩れしにくく、加熱すると甘みが増します。
今日の給食では、ボイルした冬キャベツを昆布とあわせ、サラダを作りました。
キャベツの甘みを感じながら、おいしくいただきましょう。

鯛めし 牛乳 ごまあえ さつま汁 みかん
皆さんは11月24日が何の日か知っていますか?11月24日は、『和食の日』です。
2013年に、「和食・日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことから、
11月24日が『和食の日』に制定されました。
『和食の日』は、和食や日本人の伝統的な食文化の保護や継承の大切さを改めて考える良い機会です。
皆さんは、日々の給食の献立等を通じて、和食や日本人の伝統的な食文化に触れています。
例えば、今日の給食は、米飯を主食とした和食の献立です。和食の基本的な献立形態は、米飯を主食とし、
主菜、副菜が揃った献立になっています。副菜として汁物や煮物等が付くことが多いですが、
煮干しや昆布、干ししいたけなどを使ってだしをとり、調理をすることも和食の特徴の一つです。
給食では、瀬戸内海で獲れた煮干しを使い、だしをとります。今日のさつま汁にも、煮干しだしが使われています。
また、鯛めしなどの郷土料理を取り入れたり、みかんなど地場産物も積極的に活用しています。
給食では、日々の献立を食べる中で、日本各地や地域の食文化に触れることもできます。
その他にも、和食献立の日は、箸を使って給食を食べます。箸を使うことで、
箸のマナーや食器を配膳する位置、食器の取り扱いのマナーなども知ることができます。
皆さんも今日の給食を食べながら、ぜひ和食や身近な食文化の良さを感じてみてください。

媛麦パン 牛乳 酢豚 白菜スープ ヨーグルト
今日の給食には、白菜スープが出ました。
白菜は、中国では古くから食べられており、日本には明治時代に伝わりました。
昭和に入ると品種改良が盛んに行われ、広く食べられるようになりました。
今では冬の時期に欠かせない野菜の一つになっています。
水分を多く含み、柔らかく食べやすい白菜は、鍋物、炒め物、煮物、汁物の具等、幅広い料理に使うことができます。
白菜はビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどのビタミン類を豊富に含むため、
抵抗力を維持し、体の調子を整える働きがあります。
今日の給食では、鶏肉、玉ねぎ、人参、セロリなどといっしょに白菜スープを作りました。
体が温まるやさしい味わいの白菜スープを、おいしくいただきましょう。

五穀米入りご飯 牛乳 鯖の生姜煮 小松菜のおひたし けんちん汁 のり
今日の給食には、鯖の生姜煮が出ました。
鯖は、真さばとごまさばの2種類があります。
鯖は一年を通じ日本近海で水揚げされますが、漁獲量の多い真さばは、秋が旬です。
鯖は、一般的によく食べられている魚ですが、鮮度低下が早いため、
冷蔵等での流通が難しい時代には、酢じめにしたしめ鯖や、長期保存ができる缶詰、削り節等に加工されていました。
鯖を使った言葉の一つに、数を明確にせず他者へ伝える時などに使われる、
「サバを読む」という言葉があります。これは、鯖の鮮度低下が早いため、
漁師や魚屋がしっかりと数を確認しないで、急いで販売したことが由来だと言われています。
今日の給食では、鯖を生姜と一緒に煮て食べやすく仕上げた、鯖の生姜煮です。旬の鯖を味わっていただきましょう。

米粉パン 牛乳 ごまドレッシングサラダ カレーうどん みかん
今日の給食には、カレーうどんが出ました。
カレーうどんのルーツは、大阪の蕎麦店にあると言われています。
カレーライスが国内で広く食べられるようになり、洋食の人気が高まっていた頃、
蕎麦店が集客のため、そばにカレーをかけ、カレーそばを作ったことが、
後にカレーうどんが作られるきっかけになったようです。
カレーうどんは、スパイスが使われており、食欲を刺激するだけでなく、体を温める作用もあります。
また、カレールウにより粘度が増したスープは、寒い時期でも料理を冷めにくくする効果があります。
今日の給食では、豚肉、玉ねぎ、人参、しめじなどを使い、体が温まるカレ-うどんを作りました。おいしくいただきましょう。

白ご飯 牛乳 れんこんのかき揚げ 三色あえ 磯煮
今日の給食は、『旬の産物「れんこん」を生かした献立』でした。
れんこんは、蓮(はす)の地下茎のことで、カットすると穴が空いています。
この穴は、蓮(はす)が泥 の中で呼吸するため空いています。
れんこんは、正月や節句など、祝い事の献立によく使われます。
これは、れんこんの穴から先が見通せることから、縁起の良い食材だと考えられているからです。
れんこんには、エネルギーのもとになる炭水化物、体の調子を整えるビタミンⅭ、カリウムなどが豊富に含まれています。
今日の給食では、れんこんを使ってかき揚げを調理しました。
れんこんのシャキシャキとした歯触りを楽しみながら、おいしくいただきましょう。

白ご飯 牛乳 鶏肉の甘辛煮 わかめ汁 納豆
今日の給食は、米飯給食でした。秋は多くの産物が収穫の時期をむかえ、“実りの秋”と言われます。
米飯給食に使用する米も、11月からは新米になっています。
皆さんの中で、11月に入ってから食べた米飯給食の日に、新米になっていることに気が付いた人はいたでしょうか?
新米とは、その年に収穫され、12月31日までに袋詰めされた米のことです。
新米は、米粒に輝きがあり、炊飯すると新米特有の光沢と、やさしい甘味があり、
この時期にしか味わうことができないおいしさがあります。
米という漢字は、八十八という文字から作られたと言われています。
これは、米作りにはそれほど多くの手間暇がかかるということを示唆しています。
日頃何気なく食べている米ですが、新米のおいしさを味わえるこの時期には、
米を育てることが可能な自然環境、米を栽培する農家の方、米の流通・販売に携わる方、
米の調理をしてくださる方等に、感謝の気持ちをもって、いただきたいですね。
今日の白ご飯も、新米の甘味を感じながら、おいしくいただきましょう。

コッペパン 牛乳 カレー炒め 卵スープ みかん
今日の給食には、温州みかんが出ました。
愛媛県内で、一番多く栽培されている果物は柑橘類です。
ビニールハウスで栽培されている柑橘類を含めると市場では一年を通して流通がありますが、
柑橘類の多くは11月から2月頃に旬をむかえます。
旬の時期の柑橘類は、味がよく栄養価も高いです。柑橘類の中でも、温州みかんの外皮は手で簡単にむくことができ、
じょうのう膜(果肉を包む薄い袋)も薄く、種もほとんどないため、とても食べやすい柑橘です。
旬の温州みかんには、βカロテン、抗酸化作用が期待されているβクリプトキサンチン、
体の調子を整えるビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどが多く含まれています。
今日の給食のみかんは、瀬戸内海の温暖な気候のなかで、みかん農家の皆さんが大切に育てた
松山市産の温州みかんです。地域の特産品を、おいしくいただきましょう。

白ご飯 牛乳 ししゃもの唐揚げ ごま酢あえ じゃが芋のそぼろ煮
今日の給食には、ししゃもの唐揚げが出ました。
私達が日頃食べているししゃもは、樺太ししゃも(カペリン)と呼ばれる魚で、
サケ目キュウリウオ科カラフトシシャモ属に属する魚です。
一方、北海道の一部でしか漁獲されないため流通量が少なく、希少性が高い本ししゃもは、
サケ目キュウリウオ科シシャモ属に属する魚のため、この二つの魚は異なる魚ですが、
どちらもよく似た魚体をしており、15cm程の小型の魚です。
ししゃもは傷みやすいため、市場に流通する商品の多くは、干物に加工され販売されています。
しかし、本来、ししゃもはアユに近い魚のため、アユに煮た芳香があり、
新鮮なししゃもは刺身でも食べることができ、香りが良く特有の風味があり、非常においしいそうです。
干物に加工されたししゃもは骨ごと食べることができるため、ししゃもに含まれるカルシウムなど、
成長期に欠かせない栄養素をしっかりとることができます。
今日の給食では、ししゃもを唐揚げにしました。しっかり噛んで、おいしくいただきましょう。