もち麦ご飯 牛乳 かぼちゃの揚げ煮 中華丼
今日の給食には、かぼちゃの揚げ煮が出ました。
冬至には、かぼちゃを食べる風習があります。
冬至は、太陽が最も南に傾き、昼間の時間が1年のうちで、一番短い日です。
この日を境に、昼間の時間が少しずつ長くなっていきます。今年の冬至は12月22日です。
昔から冬至に「ん」のつく食べ物を食べると、「運が呼び込める」と言われてきました。
「ん」のつく食べ物には、大根、蓮根、人参、銀杏等があります。かぼちゃはなんきんとも呼ばれます。
冬至にかぼちゃを食べると、風邪をひかないと言われています。かぼちゃは夏に収穫される野菜ですが、
長期間保存ができるため、冬の貴重な栄養源であると同時に、長寿の願いも込めて食べられてきました。
今日はかぼちゃの揚げ煮です。おいしく食べて、寒い冬も健康に過ごしましょう。
今日は2学期の給食最終日です。3学期の給食開始は1月10日です。
また給食の時間に、皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。
コッペパン 牛乳 茎わかめのサラダ キャロットスープ アーモンド入り大豆いりこ
今日の給食には、キャロットスープが出ました。
キャロットスープには、たっぷりと人参が使われており、彩りが美しいため、味覚だけでなく視覚的にも
食べる楽しさを味わうことができる一品です。
この美しい彩りのもとになっているのは、人参に含まれるカロテンという色素です。
ちなみに、一般的に緑黄色野菜と呼ばれる色の濃い野菜類は、可食部100g当たりに、
カロテンを600㎍以上含む野菜(カロテン600㎍未満でも食べる頻度が高いトマトやピーマンなどの色が濃い野菜も含む)のことを指します。
人参には、皮膚や粘膜の健康維持に必要なβカロテンが、ほうれん草の約2倍の8600㎍(可食部100g当たり)含まれています。
緑黄色野菜に含まれる栄養がしっかりとれるキャロットスープを、人参の甘味を味わいながらいただきましょう。
もち麦ご飯 牛乳 フレンチサラダ ハヤシライス セレクトデザート
今日の給食のフレンチサラダには、ブロッコリーが使われています。
ブロッコリーは地中海沿岸原産のキャベツを改良した野菜です。
16世紀頃には、すでにイタリアやフランスで栽培が開始されていたようです。
日本には明治時代に、同じ花野菜の仲間であるカリフラワーとともに入ってきました。
日本で本格的に栽培が開始されたのは、戦後になってからです。
ブロッコリーは抗がん作用も期待される栄養豊富な野菜で、キャベツの約4倍のカロテンとビタミンCを含みます。
また、貧血を予防する効果がある鉄、成長期にある皆さんに大切なカルシウム、
カルシウムの体内への吸収を助けるビタミンKなども豊富に含んでいます。
また、今日は自分で選んだデザートを食べることができるセレクトデザートもあります。
2学期の給食も、残すところあとわずかです。楽しく、おいしくいただきましょう。
わかめごはん 牛乳 ぶりのねぎソース ほっこり具沢山うどん
今日の献立は、『旬の「はまち」を生かした献立』でした。
はまちは、ぶりの成長途中にある魚のことです。
ぶりは、成長するにつれて呼び名が変わる出世魚として有名です。
呼び名は、地方によって異なりますが、
愛媛県では、「もじゃこ」「やず」「はまち」「ぶり」と呼び名が変わります。
ぶりは成長が早いので、養殖が盛んに行なわれ、天然ものをぶり、
養殖ものをはまちとして区別している地域もあります。
全国各地で魚の養殖が行なわれていますが、最も多く養殖されている魚がはまちです。
瀬戸内海は地理的に養殖に適しており、全国のはまちの養殖量の90%を占めています。
はまちの旬は、冬の寒い時期です。この時期には水温が下がり、脂がのっておいしくなります。
旬のはまちを使った「ぶりのねぎソース」を、味わっていただきましょう。
コッペパン 牛乳 ひじきサラダ カレービーンズ 紅まどんな
今日の給食には、紅まどんなが出ました。
紅まどんなは愛媛県のオリジナル品種で、正式な品種名は「愛媛果試第28号」と言います。
南香と天草と言う二つの品種を掛け合わせ誕生しました。愛媛県では平成2年から育成が行われ、
平成17年に品種登録されました。
芳醇な香りと高い糖度、適度な酸味を併せもち豊かな風味があることが特徴です。
また、果汁が豊富なためゼリーのようなプルプルとした食感を味わうことができます。
紅まどんなの名前は、松山市を舞台とする夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する
「マドンナ」に由来すると言われています。
愛媛県産の紅まどんなを、おいしくいただきましょう。
ごはん 牛乳 三色揚げ 即席漬 磯煮
今日の給食には、三色揚げが出ました。
三色揚げには、かぼちゃが使われています。かぼちゃという呼び名の由来には諸説ありますが、
16世紀頃にポルトガル船により、寄港地のカンボジアの産物として九州地方に伝えられた際に、
カンボジアを意味するCamboja(カンボジャ)というポルトガル語がなまって、かぼちゃと呼ばれるようになったと言われています。
かぼちゃには多くの種類があり、唐なすや南京とも呼ばれる日本かぼちゃ、栗かぼちゃとも呼ばれる西洋かぼちゃ、
加熱後に果肉を取り出すとそうめん状につながって出てくるそうめんかぼちゃなどがあります。
かぼちゃは、鼻腔や咽頭等の粘膜を健康に保つために必要なレチノールなどのビタミンAやビタミンE、
体の抵抗力を維持し、体調を整えるために必要なビタミンCなどの栄養を含み、風邪等の感染症予防が大切なこの時期に、
ぜひ食べてもらいたい野菜の一つです。
かぼちゃやえびを使って彩りよく調理した三色揚げを、おいしくいただきましょう
ごはん 牛乳 じゃが芋のきんぴら 卵と豚肉のあんかけ丼 みかん
今日の給食には、卵と豚肉のあんかけ丼が出ました。
卵と豚肉のあんかけ丼には、えのきが使われています。えのきなどのきのこ類は、
生きた樹木の根から養分を受け取り、樹木には窒素やリンなどの養分を供給しながら共生する菌根菌や寄生菌と、
倒木や切り株、落ち葉等に生える腐生菌があります。
えのきは腐生菌に属していますが、店頭で販売されているえのきのほとんどは、倒木等で生育する天然物ではなく、
オガクズやほた木を使い人工的に栽培されているものです。えのきは、国内で生産されるきのこ類の中で、
最も生産量が多いきのこで、主な産地は長野県、新潟県、福岡県などです。
えのきは、疲労回復や体調を整えることに役立つビタミンB1や、貧血予防等に必要な鉄を多く含みます。
また、まつたけのような特徴的な香りは少ないですが、風味が良いため、さまざまな料理に活用することができます。
今日の給食では、寒い冬でも冷めにくく温かいあんかけ丼の具として、えのきを使いました。
体も心も温まる卵と豚肉のあんかけ丼を、おいしくいただきましょう。
コッペパン 牛乳 チリコンカン ほうれん草のスープ りんご
今日の給食には、ほうれん草のスープが出ました。
店頭では、ほうれん草が一年中販売されています。
しかし、本来ほうれん草は、秋から冬が旬の野菜です。
ほうれん草は、霜にあたることで、葉の色が濃くなり、冬の寒さに耐えるため、栄養を蓄え甘味が増します。
緑黄色野菜であるほうれん草には、血中の酸素運搬に関与し貧血予防の効果がある鉄、
免疫力を高めるβカロテン、体の調子を整えるビタミンC、整腸作用がある食物繊維等が豊富に含まれています。
今日の給食では、ほうれん草を使って、体が温まる栄養たっぷりのスープを作りました。
今が旬のほうれん草の甘味を感じながら、おいしくいただきましょう。
中華風炊き込みご飯 牛乳 茎わかめサラダ 鶏団子スープ みかん
皆さんは、11月23日が何の日か知っていますか?明日23日は『勤労感謝の日』です。
『勤労感謝の日』とは、国民の祝日に関する法律で、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日と定められています。
毎日の給食は、農業、漁業、畜産業等に携わる方、流通や販売に携わる方、食品加工や調理に携わる方など、
多くの方に支えていただいて成り立っています。
また、私達は動植物の命をいただくことで、生命活動を維持しています。
食事の前後には、心を込めて「いただきます」、「ごちそうさま」の挨拶をしましょう。
偏食をせず残さず食べることは、給食に携わる多くの方へ感謝の気持ちを表すことにつながります。
給食を含め、食事をいただく際には、感謝の気持ちを込めていただきましょう。
コッペパン 牛乳 ひじきサラダ きのこシチュー ミルクキャラメルビーンズ
今日の給食には、ミルクキャラメルビーンズが出ました。
ミルクキャラメルビーンズには、大豆が使われています。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、良質のたんぱく質を含んでいます。
大豆には脂質も約20%含まれていますが、そのほとんどは、
コレステロールを下げる働きがあると言われるリノール酸、リノレン酸です。
また、食物繊維も豊富に含まれており、便秘の改善等、整腸作用があります。
その他にも、大豆イソフラボンや大豆サポニンなどを含み、
高血圧、糖尿病、癌等の生活習慣病の予防効果が期待されています。
ミルクキャラメルビーンズについては、給食掲示資料である『食育だより』でもレシピを紹介しています。
栄養豊富な大豆を、しっかり噛んでおいしくいただきましょう。