
白ご飯 牛乳 鮭フライ 小松菜のおひたし 磯煮
今日の給食には、小松菜のおひたしが出ました。
小松菜は、東京都江戸川区小松川が原産地と言われており、
小松菜という名前もこの原産地に由来すると言われています。
小松菜の旬は12月から3月頃で、降雪があっても栽培できるほど耐寒性があるため、
「冬菜」や「雪菜」とも呼ばれます。現在のように、栽培技術の進歩や品種改良により
一年を通じ市場に出回るようになるまでは、緑黄色野菜の収穫が少ない冬季に食べることができる貴重な野菜でした。
また、小松菜はアクが少なく、下茹ですることなく調理できるため、手軽においしく食べることができます。
小松菜は栄養的にも優れた野菜の一つで、健康的な粘膜や皮膚の維持に必要なカロテン、
体の調子を整えることに役立つビタミンC、成長期に大切なカルシウムや鉄を豊富に含みます。
今日の給食では、冬が旬の小松菜をおひたしに調理しました。おいしくいただきましょう。

白ご飯 牛乳 ホキのピリカラフル 豆腐の五目あんかけ (袋)のり
今日の給食には、豆腐の五目あんかけが出ました。
豆腐を作るためには、まず水に浸漬した大豆をすりつぶし水を加え攪拌後、加熱した汁を濾して豆乳を作ります。
その後、豆乳に凝固剤であるにがりを加え、固めて豆腐を作ります。
大豆の加工品である豆腐には、たんぱく質、カルシウム、鉄など、皆さんの成長に必要な栄養素が、豊富に含まれています。
大豆加工食品には、豆腐以外にも、油揚げ、厚揚げ、高野豆腐など、多くの加工品があります。
これらの大豆加工食品は、栄養豊富なだけでなく淡泊な味わいで、さまざまな料理に使うことができるため、
給食の献立にも多く取り入れています。
豆腐については、今月の給食掲示資料『給食イングリッシュ』でも紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
今日の給食では、豆腐と野菜を炒め合わせ、豆腐の五目あんかけを調理しました。
あんかけで冷めにくく、体も温まります。おいしくいただきましょう。

黒糖パン 牛乳 いかのさらさ揚げ ちゃんぽん いちご
今日の給食には、いかのさらさ揚げが出ました。
いかは、刺身、煮物、揚げ物、炒め物など、さまざまな料理に使われます。
北海道では、いかの中に米を入れて炊く「いか飯」も食べられています。
日本で漁獲されるいかのうち、約70%はスルメイカという種類です。
他にも、アオリイカ、コウイカ、ホタルイカなどの種類があります。
いかには、とても珍しい特徴があります。それは、心臓が三つあることです。
心臓の一つは、私達と同様に体全体に血液を循環させる働きをしています。
残り二つの心臓は、エラの部分にだけ血液を送る働きをしています。
この三つの心臓の働きにより、いかは最大で時速41kmとも言われる速いスピードで泳ぐことができます。
いかは、一般的に食べられている食材のため、店頭で販売されているところを見かけても、
あまりじっくりと見ることはないかもしれませんが、いかのような身近な食材にも、
不思議なことや驚くような発見があります。
皆さんも、いかを調理する機会があれば、よく観察しながら調理すると新たな発見があるかもしれませんね。

白ご飯 牛乳 ごま和え じゃが芋のそぼろ煮 納豆
今日の給食には、ごま和えが出ました。
ごまは、東アフリカ原産の植物ですが、日本でも古くから栽培されています。
ごまは、夏になると白い花を咲かせます。その後、細長いまめのさやのような果実をつけます。
さやの中には、小さい種子がたくさん入っています。この小さい種子が、ごまの粒です。
種子の色は、白、黒、茶等があり、これが白ごま、黒ごまなどの色の違いになります。
ごまはそのまま料理に使うほか、ごま油等にも加工されます。
このため、ごまには脂質が多く含まれているということを御存じの方が多いと思いますが、
ごまには脂質以外にも、カルシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどの栄養素も多く含まれています。
また、ごまにはセサミンと呼ばれる抗酸化作用のある物質も含まれています。
今日の給食では、栄養豊富なごまを使い、ごま和えを調理しました。
香ばしく炒ったごまの風味を味わっていただきましょう。

白ご飯 牛乳 めひかりのフライ ひきないり こづゆ
今日の給食は、『福島県の味めぐり』献立です。
こづゆは会津地方で100年以上前から、祭りや祝い事等の席で食べられてきた郷土料理 の一つです。
貝柱で出汁を取り、里芋、きくらげ、にんじんなどを具材とし、薄味に仕上げるすまし汁です。
小さめの椀に入れて提供され、何杯でもおかわりしてよいとされています。
調理する際に、中に入れる具材を7種類または9種類にすると、奇数で縁起が良いと言われています。
ひきないりは、千切りにした大根やにんじんなどを炒めた料理です。
「ひきな」とは、「千切 りにした野菜」を意味する福島県の方言です。
福島県の郷土の味を、おいしくいただきましょう。

白ご飯 牛乳 さわらの竜田揚げ 磯和え けんちん汁
今日の給食には、さわらの竜田揚げが出ました。
愛媛県で水揚げされるさわらは、長さ1kmにも及ぶカーテン状の網を海に投入し、
一時間 から数時間、潮の流れにまかせて流しながら、さわらが網にかかるのを待つという方法で獲られます。
四十年前の漁獲量は約1700トンもありましたが、二十五年前には約130トンまで減少しました。
しかし、近年では資源管理や稚魚の放流などを行い、六年前には年間約700トンまで漁獲量が回復しました。
持続可能な社会を目指し、水産資源の回復に向けた取組が現在も継続しています。
今日の給食では、さわらを竜田揚げに調理しました。魚は海の恵みである大切な水産資源です。
感謝の気持ちを忘れず、おいしくいただきましょう。

コッペパン 牛乳 バンサンスー 高野豆腐の中華炒め ポンカン
今日の給食には、ポンカンが出ました。
ポンカンはインド原産の柑橘で、中国、台湾を経て明治時代に鹿児島県に伝わりました。
ポンカンは甘い香りと、たっぷりの果汁が特徴の柑橘です。
外皮は少しポコポコとした手触りがありますが、剥きやすく、果肉を包む薄皮も柔らかいため、
とても食べやすい柑橘です。
ポンカンには、βカロテンやビタミンCが豊富に含まれています。βカロテンには抗酸化作用があり、
皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。また、ビタミンCには体の調子を整える働きがあります。
今日の給食のポンカンは、旬の松山市北条産のポンカンです。地域の旬の産物をおいしくいただきましょう。

ゆかりご飯 牛乳 かぼちゃと小煮干しのかき揚げ 水炊きうどん (袋)アーモンド
今日の給食には、水炊きうどんが出ました。
うどんのルーツは、中国にあると言われています。
うどんのように小麦粉を原材料として作られた麺類は、西側へはシルクロードを経由して伝えられ、
イタリアではパスタ類となり、東側の日本へは、うどんやそばなどの麺類として伝わったそうです。
うどんは、太くて長いことから、長生きを願う縁起物として食べられてきた地域もあります。
小麦粉を原材料として作られているうどんには、炭水化物やたんぱく質が多く含まれていますが、
ビタミン類等他の栄養素もバランスよくとるためには、今日の給食献立のように、
肉類や野菜類と合わせて調理することがおすすめです。
今日の給食は、煮干しでとっただし汁で、たっぷりの具材とうどんを煮込んだ水炊きうどんです。
栄養たっぷりの水炊きうどんを食べて、寒い冬も元気に過ごしましょう。

媛麦パン 牛乳 ひじきサラダ ポークビーンズ はるみ
今日の給食には、はるみが出ました。
はるみは、ポンカンと清見という二つの品種を掛け合わせ誕生した柑橘です。
東海地方から九州地方まで広く栽培されており、主な産地は広島県、愛媛県、和歌山県です。
この柑橘は、1999年11月に品種登録された新しい柑橘です。
果肉の粒にハリがあり、プリプリとした食感で、甘みが強く、適度な酸味があります。
濃厚でジューシーな果汁がたっぷりで、香りが良いのが特徴です。
種が少なく、果肉を包む薄皮がやわらかいため、袋ごと食べることができます。
はるみは、冬の終わりから店頭で見られるようになり、春を感じさせる爽やかな味と香りがあること、
また、清見の特徴も引き継いでいることから、はるみと命名されたと言われています。
今が旬のはるみを、おいしくいただきましょう。

ひよこ豆のピラフ 牛乳 鶏肉のバターしょうゆ(栄養たっぷり鶏肉で元気が出る) ミネストローネ 桃ゼリー
今日の給食には、愛媛FC応援給食の応募作品から選ばれた『栄養たっぷりとり肉で元気が出る』献立が出ました。
昨年度に引き続き、松山市立の小・中学校から愛媛FC応援給食を募集しました。
今年度は、一般応募に加え、愛媛FCに在籍する選手と坂本小学校、北条南中学校の児童生徒が
一緒に授業で考えた献立が給食に登場することに決定しました。
今日の給食献立は、北条南中学校の一年生が考えた献立です。
この献立のポイントは、鶏肉をじっくり煮込むことで、しっかり味を付けているところです。
また、「ご飯をしっかり食べて、試合頑張ってください」という、選手への応援メッセージも届いているそうです。
北条南中学校一年生が考えた、愛媛FC応援給食献立『栄養たっぷりとり肉で元気が出る』をおいしくいただきましょう。