11月5日(金)の給食

2021年11月5日 12時22分

栗おこわ 牛乳 いかのさらさ揚げ のっぺい汁

 今日の給食では、栗おこわが出ました。

を感じさせるの食べ物の一つである栗は、縄文時代の遺跡から発見されるほど、

歴史古い食べ物です。

 平安時代から京都丹波地方で栽培が盛んになり、次第に全国へ広がりました。

 私たちが蒸したり、栗ご飯にして食べている栗は、栗の「」の部分です。

」はどこかというと、渋皮と呼ばれている固い殻の部分です。

 おいしい栗を選ぶには、粒に張りがあり、ずっしりと重みがあるものを選ぶとよいでしょう。

 今日は、栗が入った『栗おこわ』です。おいしくただきましょう。

 

11月4日(木)の給食

2021年11月4日 12時18分

もち麦ごはん 牛乳 大豆とひじきのかき揚げ 牛肉の卵とじ丼

 今日の牛肉の卵とじ丼には、揚げ麩が入っています。

は、中国から仏教の伝来とともに、精進料理に使われる食材として伝わったと言われています。

 麩にはいろいろな種類があり、以下のような工程を経て作られます。

まず、小麦粉に水を加え、よく練ったものを水の中で洗うと、でん粉が流れ、

グルテンという小麦たんぱくが残ります。

次に、これを水で洗ったものが湿麩と言われ、湿麩に強力粉や米粉を加えたものが生麩です。

 また、生麩を焼いたものが、乾物として扱われる焼き麩です。

今日の給食で使っている揚げ麩は、小麦に含まれるグルテンを練り上げて棒状にし、油で揚げたものです。

 昔は、小麦が高価だったこともあり、麩は、宮中寺院特別な日の食べ物でした。

このため、寺院が多く、御所もある京都で、麩の文化は発展しました。

麩が全国に広まったのは、江戸時代だと言われています。

 牛肉とだし汁のうま味をたっぷり含んだ揚げ麩の入った牛肉の卵とじ丼を、

おいしくいただきましょう。

 

11月2日(火)の給食

2021年11月2日 12時25分

米粉パン 牛乳 ごまドレッシングサラダ コーンシチュー きなこ豆

 今日の給食には、ごまドレッシングサラダが出ました。

ごま原産地は、アフリカのサバンナ地帯だと言われています。

約6000年前、アフリカの人たちが砂漠に生えたごまを見つけ、

食料として栽培できるよう改良していきました。サバンナ原産のため、

荒れ地でも栽培でき、 降水量が少ない地域でも育つ、強い生命力を備えています。

 ごまの種類には、白ごま黒ごま金ごま3種類あり、

その中でも金ごまは、うま味やコクの強い品種で、高級品として市場に出回っています。

 今日の給食では、小松菜、キャベツ、きゅうりを香ばしく炒った白ごま和え、

『ごまドレッシングサラダ』を作りました。豊かなごまの風味を感じながら、味わっていただきましょう。

 

11月1日(月)の給食

2021年11月1日 12時28分

ごはん 牛乳 豚肉のしょうが焼き ボイル野菜 みそ汁 (袋)アーモンド

 今日の給食は、和食の献立です。和食では、一汁三菜を中心とした献立が多く見られます。

和食の献立では、料理置く位置が決まっています。今日の給食では、ごはんは、左手前に、

みそ汁は、右手前に置きます。ごはんとみそ汁のに「豚肉のしょうが焼き」と「ボイル野菜」が盛られた

平皿を置きます。

 今日の給食にように、平皿に主菜と副菜を盛り付ける場合、主菜右手前にくるように盛り付けます。

 は、箸の持ち手となる太い方利き手側へ、箸先利き手とは反対側になるよう向きを整え、

自分の体と並行になるように揃えて置きます。

 食べる時は、箸を持っていない手で、ごはんやみそ汁などの食器を持ちます

 美しく盛り付け、正しい所作で食事のマナーを守って食べると、みんなが気持ちよく

和やかに会食することができます。給食でも、互いに気持ちよく食べることができるよう心掛けましょう

10月29日(金)の給食

2021年10月29日 12時27分

秋のカレー 牛乳 茎わかめのサラダ ヨーグルト

 今日の給食の秋のカレーには、鶏肉を使っています。

鶏が日本に伝わったのは、弥生時代の初めごろと言われています。

当時、鶏は時間を知らせる鳥として大切にされました。

その後、農業に従事する人たちの間で、を取ったり、

食肉として食べたりするようになったそうです。

 鶏肉は、牛肉や豚肉と比べると、淡泊な味わいの部位が多く、

皮を除くと高たんぱく・低脂肪・低カロリーです。

そのため、いろいろな食材と合わせやすく、和・洋・中の様々な献立に使われます。

 今日は、鶏肉、玉ねぎ、人参、かぼちゃ、さつまいもを使い、カレーを作りました。

おいしくいただきましょう。

 

 

10月28日(木)の給食

2021年10月28日 12時22分

パン 牛乳 小いわしのから揚げ きのこスープ りんご

 今日の給食には、りんごが出ました。

りんごは、世界各地で食べられている、最も古い果物とも言われています。

世界には、約一万五千種類ものりんごがあると言われています。

 日本では、二千種類ほどの品種があり、青森県長野県が主な生産地です。

ふじ”や“つがる”といった品種のりんごを店頭でもよく見かけますが、

これらの品種の名前の前に「サン」が付いた“サンふじ”や“サンつがる”といったりんごもあります。

名前の前にサンが付く理由は、栽培過程で、りんごに袋掛けをせず、太陽に当てて育てるからだそうです

たっぷりと太陽の光を浴びて育ったりんごは、完熟し甘味が増しているそうです。

 今日の給食では、旬の甘いりんごをおいしくいただきましょう

 

 

10月27日(水)の給食

2021年10月27日 12時27分

コーンピラフ 牛乳 しょうゆドレッシングサラダ キャロットスープ

 今日の給食には、キャロットスープが出ました。

 人参の鮮やかなオレンジ色は、料理に彩り添えてくれるだけでなく、

料理に温かみ与え、食欲を増進してくれます。この人参の色に関与しているのは、

カロテノイドと呼ばれる色素です。この色素は、トマトスイカなどにも含まれています。

このように、野菜の色には、さまざまな色素が関与しています。

なすには、アントシアニンと呼ばれる色素が含まれています。

また、小松菜ピーマンには、クロロフィルという色素が含まれています。

他にも、玉ねぎのように、白っぽく色が薄い野菜にも、フラボノイドという色素が含まれています。

 これらの野菜の色を上手に組み合わせると、料理を視覚でもしむことができ

一層おいしく食べることができます。

 皆さんも、料理をする際には、好きな献立や、好きな味だけでなく、

色の組み合わせにも注目してみてくださいね。

 

10月26日(火)の給食

2021年10月26日 12時28分

スイートポテトパン 牛乳 鮭フライ ボイルキャベツ ビーフン汁

 今日の給食には、鮭フライが出ました。

は日本人になじみ深い魚の一つで、川で生まれ、海で育ち、

また産卵の時期に川に遡上してきます。この産卵直前の時期に獲れる鮭は、

身が引き締まっておいしく“秋鮭”とも呼ばれます。

 鮭はさまざまな調理法に適しているので、刺身塩焼き煮付けフライなど、

いろいろな料理でおいしく食べることができます。

 今日の給食では、鮭をフライにしました。味わっていただきましょう。

 

10月25日(月)の給食

2021年10月25日 12時21分

ごはん 牛乳 切干大根の中華サラダ 麻婆豆腐

 今日の給食の切干大根のサラダには、春雨が使われています。

今日の給食で使われている春雨は、緑豆という豆からとったでん粉

加工して作られる緑豆春雨です。緑豆という豆は小豆より小さく、緑色をしています。

日本では、もやしを作るときに使われることが多い豆です。

 緑豆以外にも、じゃがいもさつまいものでん粉を加工して作られる春雨もあります。

 今日は、春雨、切干大根、きゅうりを使い、酢、しょう油、砂糖を合わせた調味料で味付けし、

さっぱりと食べやすいサラダを作りました。おいしくいただきましょう。

 

10月22日(金)の給食

2021年10月22日 12時27分

ごはん 牛乳 こんにゃくサラダ 厚揚げのみそ炒め 納豆

 今日の給食には、こんにゃくサラダが出ました。

こんにゃくは、こんにゃく芋と呼ばれる芋から作られています。

こんにゃく芋は里芋の仲間で、原産地は東南アジアです。

日本には、縄文時代の頃に中国から伝わったと言われています。

 こんにゃくを作るには、こんにゃく芋を水の中にすりおろし、よく攪拌し、

凝固剤を入れた後、速やかに均一の糊状になるまで練り、

固まったら適度な大きさに切った後、茹でて作ります。

茹でた後は、そのまま常温になるまで冷まし、水にとり、冷蔵保存します。

このような工程で作られるこんにゃくは、水分食物繊維を豊富に含んでいます。

 今日の給食では、サラダこんにゃくというこんにゃくを使って作りました。

よくかんでいただきましょう。