
米粉パン 牛乳 変わりきんぴら ちゃんこ鍋 ポンカン
今日の給食には、ポンカンが出ました。
ポンカンは、インドが原産の柑橘で、中国から台湾を経由し日本へ伝わりました。
ポンカンは、ほど良い酸味と豊かな甘みがあり、ヘタの周りが少しへこんだ形をしています。
触るとポコポコとした感触のある外皮は、厚みを感じてむきにくそうですが、
実際 はむきやすく、中の果肉も軟らかく食べやすい柑橘です。
ポンカンの愛媛県の収穫量は全国第1位で、そのほとんどは南予地方で生産されています。
また、愛媛県のポンカンの収穫量は、日本全体の約35パーセントを占めています。
ポンカンはビタミンB1、B2、ビタミンⅭなどの栄養素を豊富に含みます。
今が旬の愛媛県産のポンカンを、味わっていただきましょう。

鯛めし 牛乳 せんざんき なます すまし汁
今週は、「全国学校給食週間」です。
今日の献立は、郷土料理を献立に取り入れた『愛媛県 の味 めぐり』です。
鯛めしに使われている鯛は、愛媛県の県魚です。
養殖真鯛の生産量は、平成2年以降、愛媛県が日本一です。
愛媛県の郷土料理の中でも、「鯛めし」は代表的な一品です。
中予地方や東予地方では、鯛と米を一緒に炊き込み、炊きあがった後で鯛の身 をほぐし、
ほぐし身とごはんを混ぜて食べます。南予地方では、鯛の刺身をたれに漬け込み、熱いごはんにかけて食べます。
今日は、愛媛県産の鯛を炊き込んだ鯛めしです。県産品を使った郷土料理を、おいしくいただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 フレンチサラダ エッグカレー
今日の給食の主食は、もち麦ごはんです。
もち麦には、食物繊維が多く含まれています。よくかんで食べると、
白米とは少し違うプチプチとした食感があります。
現在の日本人の食生活は、たんぱく質や脂質の摂取量が多くなり、
食物繊維の摂取量が少なくなってきています。このような食生活の変化に伴い、
腸内環境の変化や生活習慣病の増加、かむことの減少による顎、口腔内環境の変化等が
見られるようになっています。
その他にも、スマートフォン等に依存することに起因し、昼夜逆転の生活になり、
睡眠や起床のバランスが崩れることによる生活リズムの乱れなども問題になっています。
今、成長期にある皆さんにとって、食生活を含め適切な生活習慣を定着させることは、
人生100年時代と言われる長い人生を健康に過ごすためには、とても大切なことです。
成人するまでに定着した生活習慣を改善することは、なかなか困難です。
日々の適切な生活習慣の積み重ねが、将来の健康につながっています。
栄養・運動・休養のバランスを考え、毎日を健康に過ごしましょう。

黒糖パン 牛乳 いかのから揚げ ほうれん草のごまあえ みそラーメン
みなさんは、「全国学校給食週間 」について知っていますか?
来週、1月24日から30日は「全国学校給食週間」です。
学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の忠愛小学校で、弁当を持って来ることが難しい子供達のために、
食事を提供したのが始まりと言われています。
松山市では、昭和21年に道後小学校で学校給食が始まりました。
初めは、1杯の脱脂粉乳のミルクやみそ汁のみでした。
今では、松山市全体が同じ規格の食器を使って給食を食べていますが、
始まった時は、自宅から器を持参して給食を食べていました。
「全国学校給食週間」は、学校給食を支える人々に感謝し、
学校給食の意味や役割 について理解を深めるための期間です。
動植物の命をいただくこと、食にかかわり私達の日々の食生活を支えてくださる人々等に感謝し、
食事をしましょう。

1月19日
ごはん 牛乳 鶏肉とアーモンドの甘辛煮 かきたま汁
今日の給食には、かきたま汁が出ました。
今日はかきたま汁を調理する際に、愛媛県産の煮干しを使い、だしをとりました。
給食を含め、調理をする際に、だしはとても大切な役割をはたしています。
丁寧にしっかりとだしをとって調理をすると、料理にうま味が増します。
また、だしのうま味があるため、しょう油や塩等の調味料を控えてもおいしい料理に仕上げることができ、
減塩効果も期待できます。
今日の給食では、煮干しのだしを使 って調理していますが、
煮干し以外にも、昆布 、かつお節 、干ししいたけなどでもだしをとることができます。
これらの食材を使い、だしのうま味を活かし調理をする技術や慣習は、
日本人として大切にしたい和食の文化の一つです。
煮干しだしのうま味を感じながら、かきたま汁をいただきましょう。

媛麦パン 牛乳 ひじきサラダ 花野菜のクリーム煮 きなこ豆
今日の献立は、『旬の「カリフラワー」を生かした献立 』です。
今日の給食では、旬のカリフラワーを、花野菜のクリーム煮に使っています。
カリフラワーはブロッコリーの仲間で、青汁に使われていることでも有名な野生のケールが
突然変異したものです。カリフラワーは一見、一房が一つの塊に見えますが、よく見ると、
一つの塊の中に小さな花のつぼみがたくさん集まっています。そのため、花野菜とも呼ばれます。
原産地は地中海沿岸で、日本には明治時代にアメリカから伝わり、栽培されるようになりました。
品種改良により、一年中出回っていますが、カリフラワーの旬は11月から3月で、
加熱すると甘みが増し、サラダやスープなどに調理すると、おいしく食べることができます。
気温が低下するこの時期、ビタミンCを多く含むので、感染症の予防にもおすすめです。
体が温まる花野菜のクリーム煮を、おいしくいただきましょう。

かにピラフ 牛乳 めひかりのフライ ボイル野菜 白菜スープ
今日の給食には、かにピラフが出ました。
カニは種類が多く、世界では5000種類以上 、日本近海だけでも1000種類以上いると言われています。
その中でも、私達が食べているカニは、「カニ類」と「ヤドカリ類」の2つに分かれます。
「カニ類」にはズワイガニ、毛ガニなどがあります。ズワイガニは山口県より北の日本海で獲れます。
同じズワイガニでも獲れる場所によって、越前ガニ(福井県)、松葉ガニ(鳥取県・島根県)と名前が変わります。
「ヤドカリ類」にはタラバガニ、花咲ガニがあります。タラという魚がよく獲れる場所で獲 れるため「タラバガニ」と呼ばれるようになりました。また、カニ類は冬から春の初めにかけての時期がおいしく、よく獲れる時期です。
今日は、カニのうま味が口いっぱいに広がる、かにピラフです。味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 華風サラダ 厚揚げの中華炒め
3学期になり、寒い日が続いています。水道の蛇口から出る水も、とても冷たく感じます。
手洗い場の水道で手洗いをすることが億劫に感じるかもしれません。
しかし、このような寒く、乾燥しがちな時期には、さまざまな感染症が流行しやすくなります。水が冷たい時期ですが、給食等の食事前を含め、適切な手洗いを怠らないように心掛ける必要があります。
皆さんは、今日の給食の前にも、丁寧な手洗い・消毒ができたでしょうか。学校 生活では、授業中だけではなく、休み時間もいろいろな物に触れたり、持ったりしています。目に見える汚れが手に付いていなくても、何かに触れることで、目では確認できない菌やウイルスなどが付いています。
私達は生活する中で気付かないうちに、手を介し、菌やウイルスをあちこちに運んでいることがあります。また、手に付いた菌やウイルスを、食べ物といっしょに体内に取り入れてしまう可能性もあります。
体内に菌やウイルスが入ると、感染症の原因となる場合があります。感染症等の予防のためにも、手洗い・消毒を適切に行うことが大切です。
正しい手洗いの方法は、ハンドソープ等を使って、つめ、手の平と甲、指と指の間、手首まで、洗い残しがないように洗います。特に親指の周りや、手首の洗い残しが多いので、しっかりと洗いましょう。
給食等の食事の前だけではなく、食後 、トイレの後、帰宅時等、必要に応じて手洗いをしましょう。手洗いは、感染症予防等、健康管理の基本の一つです。丁寧な手洗いを心掛けましょう。

パン 牛乳 しょうゆドレッシングサラダ ポークビーンズ はれひめ
今日の給食には、はれひめが出ました。
はれひめは、1990年 に“清見 タンゴール”と“オセオラオレンジ”を掛け合わせた品種に、
さらに“宮川早生”を掛け合わせ育種した品種です。夏から秋にかけて、晴れた日が続くことで、
甘くて香り高い果実になることにちなんで2001年10月9日に、“晴れ姫”と名付けられ登録された柑橘です。
品種登録から育成まで数年かかるので、新品種の柑橘 の一つです。
見た目はオレンジのようで、皮が分厚くむきにくそうに見えますが、むいてみると手で簡単に皮をむくことができます。
今日の給食のはれひめは、濃厚で豊かな香りと、酸味と甘みのバランスが良いジューシーな愛媛県産のはれひめです。味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 えびの香味揚げ きんとん だんご汁
今日の献立は、『正月の行事食』です。
皆さんは正月におせち料理を食べた際に、栗きんとんも食べたでしょうか?
栗きんとんは、栗とさつまいもの餡(あん) をあわせた料理 です。
栗 は「勝ち栗」と呼 ばれ、古くから、勝負運 をあげる縁起のよい食べ物 とされています。
また、黄金色をした「きんとん」は、金の団子、金の布団という意味で、
金塊や小判等に例えられます。そのため栗きんとんは、商売繁盛や、金運をもたらすとして、
正月のおせち料理 に欠かせない、縁起のよい一品です。
今日の給食は、愛媛県産の栗を使ったきんとんです。今年もよい1年が過ごせるように
との願いが込められています。味わっていただきましょう。