コーンピラフ 牛乳 しょうゆドレッシングサラダ キャロットスープ
今日の給食には、キャロットスープが出ました。
人参の鮮やかなオレンジ色は、料理に彩りを添えてくれるだけでなく、
料理に温かみを与え、食欲を増進してくれます。この人参の色に関与しているのは、
カロテノイドと呼ばれる色素です。この色素は、トマトやスイカなどにも含まれています。
このように、野菜の色には、さまざまな色素が関与しています。
秋が旬のなすには、アントシアニンと呼ばれる色素が含まれています。
また、小松菜やピーマンには、クロロフィルという色素が含まれています。
他にも、玉ねぎのように、白っぽく色が薄い野菜にも、フラボノイドという色素が含まれています。
これらの野菜の色を上手に組み合わせると、料理を視覚でも楽しむことができ、
一層おいしく食べることができます。
皆さんも、料理をする際には、好きな献立や、好きな味だけでなく、
色の組み合わせにも注目してみてくださいね。
スイートポテトパン 牛乳 鮭フライ ボイルキャベツ ビーフン汁
今日の給食には、鮭フライが出ました。
鮭は日本人になじみ深い魚の一つで、川で生まれ、海で育ち、
また産卵の時期に川に遡上してきます。この産卵直前の時期に獲れる鮭は、
身が引き締まっておいしく“秋鮭”とも呼ばれます。
鮭はさまざまな調理法に適しているので、刺身、塩焼き、煮付け、フライなど、
いろいろな料理でおいしく食べることができます。
今日の給食では、鮭をフライにしました。味わっていただきましょう。
ごはん 牛乳 切干大根の中華サラダ 麻婆豆腐
今日の給食の切干大根のサラダには、春雨が使われています。
今日の給食で使われている春雨は、緑豆という豆からとったでん粉を
加工して作られる緑豆春雨です。緑豆という豆は小豆より小さく、緑色をしています。
日本では、もやしを作るときに使われることが多い豆です。
緑豆以外にも、じゃがいもやさつまいものでん粉を加工して作られる春雨もあります。
今日は、春雨、切干大根、きゅうりを使い、酢、しょう油、砂糖を合わせた調味料で味付けし、
さっぱりと食べやすいサラダを作りました。おいしくいただきましょう。
ごはん 牛乳 こんにゃくサラダ 厚揚げのみそ炒め 納豆
今日の給食には、こんにゃくサラダが出ました。
こんにゃくは、こんにゃく芋と呼ばれる芋から作られています。
こんにゃく芋は里芋の仲間で、原産地は東南アジアです。
日本には、縄文時代の頃に中国から伝わったと言われています。
こんにゃくを作るには、こんにゃく芋を水の中にすりおろし、よく攪拌し、
凝固剤を入れた後、速やかに均一の糊状になるまで練り、
固まったら適度な大きさに切った後、茹でて作ります。
茹でた後は、そのまま常温になるまで冷まし、水にとり、冷蔵保存します。
このような工程で作られるこんにゃくは、水分や食物繊維を豊富に含んでいます。
今日の給食では、サラダこんにゃくというこんにゃくを使って作りました。
よくかんでいただきましょう。
黒糖パン 牛乳 えびのから揚げ ナムル 中華そば
今日の給食には、中華そばが出ました。
皆さんは、中華そばとラーメンの違いは何だろう?と疑問に思ったことはありませんか。
実は、中華そばとラーメンは、同じ食べ物です。名前の呼び方が二通りあるのは、
以下のような理由からだそうです。そもそも日本には、昔から、麺料理として、
そば粉を使った“そば”(日本そば)がありました。その後、中国から小麦粉を使った麺料理が伝わり、
そば粉を使った“そば”と、中国から伝わった麺料理を区別するために、“中華そば”と呼ぶようになりました。
さらに、戦後になり、即席麺や袋麺が発売されるようになると、それらの商品に“ラーメン”という
名称が多く使われるようになりました。これらの即席麺等が大衆に浸透していくにつれ、
従来の“中華そば”よりも“ラーメン”という名前の方が、よく使われるようになりました。
今日の給食では、愛媛県産の煮干しで出汁をとり、野菜をたっぷり入れた、
昔ながらの素朴な味わいがある中華そばを作りました。おいしくいただきましょう。
きのこごはん 牛乳 豚肉のから揚げ ボイルキャベツ 里芋のみそ汁
皆さんは教室に掲示されている、給食献立表等の掲示資料を読んでいますか。
給食掲示資料の一つに、”給食イングリッシュ”があります。
10月の給食イングリッシュでは、きのこについて紹介しています。
英語できのこは、マッシュルームと言い、きのこ類全般を指します。
そのため、きのこを種類別に英語にすると、しめじは“シメジマッシュルーム”、
しいたけは“シイタケマッシュルーム”と言い、きのこの種類の名前の後ろに“マッシュルーム”が付きます。
正しい発音等は、英語の先生に聞いてみてくださいね。
給食でも、しいたけ、えのきだけ、まいたけ、しめじなどのきのこを使います。
皆さんも、これらのきのこ類を年間を通じ店頭で見かけると思いますが、
まつたけなど、天然のきのこは9月~11月に旬を迎えるため、今が旬の食べ物です。
今日の給食では、“マイタケマッシュルーム”、“シメジマッシュルーム”を使い、
きのこごはんを作りました。旬のきのこを味わっていただきましょう。
パン 牛乳 海草サラダ マカロニのクリーム煮 ゼリー
今日の給食には、マカロニのクリーム煮が出ました。マカロニはショートパスタの一つです。
パスタには、スパゲティのような長いパスタや、マカロニのような短いパスタがあります。
短いパスタのことを、ショートパスタと言います。ショートパスタには、
マカロニの他に、ペンの先の形をした“ペンネ”、貝殻の形をした“コリンキエ”、
糸巻のようにグルグルと巻いた形の“フリッジ”、リボン型の“ファルファッレ”など、
さまざまな種類があります。これらのショートパスタは、ソースとよく絡むような形をしています。
今日の給食では、おいしいクリームソースが絡んだマカロニのクリーム煮です。味わっていただきましょう。
ごはん 牛乳 ホキのもみじ揚げ チンゲン菜のおひたし 磯煮
今日の給食には、もみじ揚げが出ました。
もみじ揚げとは、揚げ衣に赤色など、もみじの葉のように色を付けて揚げた料理のことを言います。
今日の給食のもみじ揚げは、すりおろした人参を揚げ衣に入れ、色を付けています。
四季がある日本では、和食の文化においても、料理や器等に季節感を出し、
彩り、味付け、食感等からも季節を感じ、食事をより楽しみ、
味覚だけでなく、視覚、嗅覚等、五感で味わいながら食べることを楽しみます。
今朝は気温も下がり、本格的な秋の到来を感じます。木々の紅葉も、より彩りを鮮やかにすることでしょう。
今日の給食のホキのもみじ揚げも、季節感を感じながらいただきましょう。
ごはん 牛乳 さばのしょうが煮 さつまいものごま和え みそ汁
今日の給食は、『旬のさつまいもを生かした献立』です。
皆さんは、さつまいもの花を見たことがありますか。
さつまいもは、ヒルガオ科の植物で、朝顔に似た薄いピンク色の花を咲かせます。
収穫時期は8月から11月で、収穫後2~3か月ほど貯蔵することで、
甘くホクホクとしたさつまいもになります。
最近では、NASA(アメリカ航空局)で、宇宙環境に適したさつまいもの開発や、
土がなくても丈夫で早く育つような栽培方法の研究が進められています。
また、さつまいもは、葉や茎も食べることができ、廃棄部分が少ないことに加え、
炭水化物、ビタミン、食物繊維等の栄養素が豊富に含まれているため、
宇宙食にも適合する食品だそうです。
今日の給食では、さつまいもをごま和えにしました。旬の味をいただきましょう。
パン 牛乳 コーンサラダ きのこスパゲティ いちごジャム
今日の給食は、『旬のきのこを生かした献立』です。
日本では、約2500種類のきのこが確認されていますが、
まだ名前のないきのこもたくさんあります。
現在、食べられるきのこは、約300種類あります。
その他に、約200種類は毒をもっているきのこです。
きのこは、食物繊維が豊富で、整腸作用や血液をサラサラにしたりするなど、
生活習慣病等の病気の予防をしてくれる効果もあります。
今日の給食のきのこスパゲティには、マッシュルーム、しめじ、エリンギ、えのきたけが入っています。
旬のきのこを、おいしくいただきましょう。