ごはん 牛乳 アーモンド揚げ 肉じゃが ふりかけ
今日の給食には、手作りふりかけが出ました。
この手作りふりかけには、松山産のひじきを使っています。
ひじきは、葉の部分を食べる芽ひじきと、茎の部分を食べる長ひじきがあります。
芽ひじきは柔らかく、長ひじきは歯ごたえがあることが特徴です。
特に松山市沖で育った松山ひじきは、芽と茎のバランスが良く、
シャキシャキとした食感が特徴です。
ひじきには、骨や歯を強くするカルシウムや整腸作用のある食物繊維が多く含まれています。
今日の給食では、ひじき、ちりめんいりこ、鰹節を使い、磯の風味が香るふりかけを作りました。
ごはんといっしょに、おいしくいただきましょう。
媛麦パン 牛乳 チリコンカン 野菜たっぷりスープ
今日の給食には、チリコンカンが出ました。
大豆は“畑の肉”と呼ばれるほど、たんぱく質が豊富に含まれています。
また、大豆には、食物繊維やオリゴ糖、大豆イソフラボンなども含まれており、
積極的にとりたい食品の一つです。
食物繊維やオリゴ糖には、お腹の調子を整える働きがあり、
大豆イソフラボンには、カルシウムの流出を防止し、
骨粗しょう症を予防する働きがあると言われています。
大豆は種子の色により、黄大豆、青大豆、黒大豆があります。
正月料理である黒豆には、黒大豆が使われます。
今日のチリコンカンには、北海道産の黄大豆を使っています。よくかんでいただきましょう。
ひじきご飯 牛乳 いかの天ぷら 豆腐汁
今日の給食には、豆腐汁が出ました。
皆さんは、豆腐の数え方を知っていますか。豆腐を数える時の単位は、「丁」です。
豆腐を「丁」と数えるようになった理由は、諸説あるようですが、
「丁」は偶数を表すので、大きく作った豆腐を真ん中から半分に切ることから「丁」となり、
昔は豆腐二個で“一丁”、一個のときは“半丁”と数えていたようです。
現在では、豆腐一個を、“一丁”と数えるようになっています。
他にも、食べ物を数える単位には、「束」、「粒」、「玉」などがあります。
どの食品を、そのように数えるのか調べてみると、おもしろいですね。
今日の本校の豆腐汁には、18.7kgの豆腐(約45丁)が使われています。おいしくいただきましょう。
ごはん 牛乳 ホキのゆかり揚げ 酢物 はちはい豆腐
今日の給食には、はちはい豆腐が出ました。
今日のはちはい豆腐には、里芋が使われています。
里芋は親芋の周りに小さな子芋がたくさんでき、
どんどん増えていくことから、子孫繁栄につながる縁起の良い食べ物として、
秋祭りや正月等でも食べられます。
また、愛媛県では、秋の月見の時期に、河川敷で鍋を囲む『いもたき』が行われ、
この『いもたき』にも里芋が使われます。旬の里芋が入った『いもたき』は、
愛媛県の郷土料理として親しまれています。
里芋には多くの品種がありますが、愛媛県にも、
愛媛県が開発した里芋のオリジナル品種があります。
その品種は、東予地方を中心に栽培されている「伊予美人」や「媛かぐや」です。
皆さんも、店頭で販売されている里芋を見かけたら、品種の名前や産地等も見てみてくださいね。
今日の給食のはちはい豆腐も、おいしくいただきましょう。
パン 牛乳 大根サラダ ポトフ 大豆いりこ
今日の給食には、大根サラダが出ました。
大根の根には、ビタミンCや食物繊維が含まれており、
葉の部分には、カロテンやカルシウムが多く含まれます。
また、大根は部位によって、甘みなども少しずつ違います。
それぞれの部位の特徴を知って、料理に活かすことで、
よりおいしく食べることができます。
大根は、葉に近い方が甘みがあり、根の先にいくほど辛味があります。
このため、葉に近い方は、大根おろしや大根サラダなどに、
真ん中辺りは、煮物、和え物に、根に近く細くなっている部分は、漬物や炒め物に使うと、
おいしく食べることができます。大根は、葉もおいしく食べることができる野菜です。
葉の部分は、菜飯や炒め物にするのが、おすすめです。
今日の給食では、大根をサラダにしました。大根の歯ごたえを感じながら、おいしくいただきましょう。
栗ごはん 牛乳 ちぎりじゃこ天 いなか汁
今日の給食は、『愛媛県の味めぐり』献立です。
栗は秋を感じる食べ物のひとつです。愛媛県は栗の生産量が全国第三位です。
伊予市、大洲市、西予市などで栽培されています。
また、「じゃこ天」は、ホタルジャコを呼ばれる小魚をすり潰して揚げた練り製品です。
小魚の身だけでなく、皮や骨もすり潰すので、カルシウムやミネラルをたくさん摂ることができます。
今日は、愛媛県産の栗を使った栗ごはん、じゃこすり身が入ったちぎりじゃこ天
です。郷土、愛媛県の味をおいしくいただきましょう。
米粉パン 牛乳 じゃがいもとえびのケチャップ炒め ミネストローネ 新高梨
今日の給食には、新高梨が出ました。
新高梨は、日本で生産される梨の中でも、
豊水や幸水に次いで、生産量が3番目に多い品種です。
新高梨は、新潟県の「天の川」と高知県の「今村秋」の掛け合わせとされてきました。
名前は、新潟県と高知県の品種の掛け合わせであることから、
その両県の頭文字から「新高」と名付けられました。
しかし、その後、新たに調べたところ、新潟県の「天の川」と
神奈川県の「長十郎」の掛け合わせであることが分かりました。
新高梨は、果実の大きさが800gから1.5kg程度あり、
小さいものはソフトボールぐらい、大きいものは乳児の頭ほどの大きさがあります。
果肉は白く、酸味の少ない甘さと、香りが良いことが特徴です。
香りが良く、甘い新高梨をおいしくいただきましょう。
もち麦ごはん 牛乳 おひたし 豚玉丼 (袋)小魚
10月になり、朝夕の気温も下がりはじめ秋の到来を感じることができます。
“実りの秋”という言葉を聞くこともあると思いますが、
穀物・野菜・果物等、様々な産物が収穫の時期を迎えます。
旬の食べ物は味が良く、栄養も豊富です。しかし、これらの旬の食べ物も、偏食や、
食べ過ぎなどの不適切な摂り方をすると、生活習慣病等の原因となる場合があります。
“食欲の秋”、“スポーツの秋”、“読書の秋”など、楽しく健康に秋を満喫するには、
栄養・運動・休養のバランスがとれた生活習慣を心掛けることが大切です。
今月の食育だより(毎月配布されている給食予定献立表の裏面に印刷されています)は、
生活習慣病について取り上げています。
予定献立表だけでなく、ぜひ裏面の食育だよりも読んでみてくださいね。
もち麦ごはん 牛乳 昆布サラダ ドライカレー (袋)小魚
今日の給食には、(袋)小魚が付いています。
瀬戸内海に面している愛媛県では、小魚が多く水揚げされます。
(袋)小魚に使われている子煮干しは、小魚を茹でて干したものです。
給食では、磯香揚げ、かき揚げ、大豆いりこなどで使っています。
この子煮干しに使われる魚は、かたくちいわしが最も一般的ですが、
まいわし、うるめいわし、きびなご、あごなども使われることがあります。
呼び名は愛媛県では“いりこ”、富山県では“へしこ”、熊本県では“ごまめ”などと呼ばれます。
これらの小魚は、頭から骨ごと食べることができるので、成長期の皆さんに必要なカルシウムを、
手軽にとることができます。
今日の給食の小魚は、ほんのり甘く味付けがされています。よくかんでいただきましょう。
パン 牛乳 肉団子の甘酢煮 ビーフン汁 パイナップル
今日の給食には、パイナップルが出ました。
パイナップルは、さわやかな酸味と芳醇な甘み、ジューシーな果汁が特徴の果物です。
パイナップルには、ビタミンB1や食物繊維が多く含まれています。
ビタミンB1には、疲労の回復を助ける働きがあります。
食物繊維には、おなかの調子を整える働きがあります。
その他にも、パイナップルには、消化酵素が含まれており、たんぱく質の分解を促進する働きもあります。
ブロックやサイコロ状の肉、筋があり固めの肉等を調理する際に、パイナップルの果汁や、
果肉が入ったタレに漬けておくことで、肉を柔らかく調理することができます。
今日は、冷たく冷やしたパイナップルです。おいしくいただきましょう。