
ごはん 牛乳 はもの天ぷら 青菜の煮浸し 大平汁
今日の給食は、『山口県の味めぐり』献立です。
大平汁(おおひらじる)とは、山口県の郷土料理で、
お祝いの席などで食べられる料理です。
大きな平たい蓋付きのお椀に盛ることから「大平(おおひら)」
と呼ばれるようになったと言われています。
直径40cm程の平たい大きなお椀に入れて食事の場に出し、
その後、一人一人のお椀に取り分けていくのが、昔からの習わしとされています。
山口県は、海の幸、山の幸も豊富で、下関市の「ふぐ」、防府市の「天神はも」、
岩国市の「れんこん」などが有名です。
今日は、れんこんが入った『大平汁』です。味わっていただきましょう。

パン 牛乳 鶏肉の甘酢煮 中華コーンスープ みかん
今日の給食の中華コーンスープには、ほうれん草が入っています。
ほうれん草が日本に伝わったのは、江戸時代の初め頃だと言われています。
今では、一年中食べることができますが、本来、冬が旬の野菜です。
冬の寒さの中で育つほうれん草は、低い気温の中でも成長できるよう栄養を蓄えます。
こうして育ったほうれん草は、甘みが増し、味もよくなります。
ほうれん草は、代表的な緑黄色野菜の一つで、カロテンが非常に多く、
また、ビタミンCや鉄、カリウムなどの栄養素も豊富に含まれています。
ほうれん草にはいろいろな種類があり、茎が赤色をしている「赤茎ほうれん草」や、
主に関東で冬だけ路地栽培される「寒じめちぢれほうれん草」、
生のまま食べられる「サラダほうれん草」などがあります。
今日の中華コーンスープも栄養たっぷりです。おいしくいただきましょう。

五穀米入りご飯 牛乳 鯛の磯辺揚げ ひじきと切干大根の和え物 すまし汁
今日の給食には、鯛の磯辺揚げが出ました。
鯛は和食でもよく調理される代表的な白身魚です。
古くから縁起の良い魚として、お祝い料理等にも使われます。
鯛の身は淡泊なため、さまざまな調理法に適しており、刺身、焼き物、蒸し物、煮物、鯛飯等、
多くの料理でおいしく食べることができます。
鯛には、いくつかの種類がありますが、店頭で販売されている鯛には、
黄鯛、ちだい、黒鯛、真鯛等が多くみられます。黄鯛は体の色が黄色がかっており、
黒鯛の体の色は黒っぽい色をしています。ちだいは、えらのふちが赤いので、
この名前が付いたと言われています。
他にも店頭で見かける、鯛という名前を冠する魚にきんめ鯛がありますが、
こちらは、キンメダイ科に属する魚で、タイ科に属する真鯛等とは異なります。
今日の給食では、愛媛県産の鯛と愛媛県産の青のりを使い、鯛の磯辺揚げを作りました。
愛媛県の県魚でもある鯛を、味わっていただきましょう。

媛麦パン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ ポークビーンズ りんご
今日の給食には、りんごが出ました。
日本でりんごの栽培が始まったのは、明治時代からと言われています。
最近では、店頭でもさまざまな種類のりんごが販売されるようになりましたが、
みなさんは、りんごと聞くと何色を思い浮かべますか。日本では、りんごの色というと、
赤をイメージする人が多く、販売されているりんごなども、皮が黄緑色のりんごは、
青りんごと表示され、皮が赤いりんごと分けられていたりします。
しかし、外国では、あまり青りんご、赤りんごという区別はされないそうです。
皮の色の違いは色素の違いに起因するもので、赤りんごは、アントシアニンという色素が強く、
青りんごは、葉緑素という色素が強いと言われています。
シャキシャキと歯触りのよいりんごを、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 鶏天 レモン風味漬 キャベツのみそ汁 のり
今日の献立は、『和食の日の行事食』です。
みなさんは、11月24日が何の日か知っていますか。
「いい日本食」の語呂あわせから、「和食の日」とされています。
「和食の日」は、日本人の伝統的な食文化について見直し、
和食文化を守り受け継ぐことの大切さについて考える日です。
「和食」は平成25年12月に「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
ご飯や汁物、おかずを組み合わせ、主食、主菜、副菜が揃う和食は、
栄養バランスがとりやすいこと、季節感や素材をいかして調理すること、
行事食等の食文化が受け継がれていることなどが世界から評価されました。
食文化を含め、現代を生きる私達は、さまざまな文化を次世代に伝える担い手でもあります。
これからも、先人より受け継がれてきた和食について学び、継承していきましょう。
今日の給食は、米、鶏肉、レモン果汁、のりなど多くの地元の産物を使った和食の献立です。
おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 ししゃもの唐揚げ ごまあえ れんこんのうま煮
今日の給食は、『旬の「れんこん」を生かした献立』です。
れんこんは、秋から冬が旬の野菜で、お節料理やお祝料理でよく使われます。
れんこんは穴から向こう側を見ることができるため、「見通しがきく」として、
昔から縁起の良い食べ物とされています。
私たちが食べているれんこんは“根”ではなく、“地下茎”という茎がふくらんだもので、
水田の泥の中で育ちます。泥の中で小さなれんこんがいくつもつながり、
大きいものは8mくらいになります。
みなさんは、この長いれんこんを、掘り出す方法を知っていますか。
水を抜いた水田に専用のくわを入れ、泥の中から丁寧に掘り出す方法と、
水田の水をためたままにし、泥の中にホースを入れ、勢いのある水圧で泥を除き、
れんこんを収穫する方法があります。どちらの収穫方法も重労働で、とても大変な作業です。
今日の給食では、旬の「れんこん」をうま煮にしました。れんこん農家のみなさんや、
皆さんの給食に携わってくださる多くの人に感謝して、おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 鮭の香味揚げ 白菜スープ 焼き芋
今日の給食には、焼き芋が出ました。
日本の秋の味覚として、定着しているさつまいもですが、
もとはメキシコなどを中心とした南米が原産の植物です。
15世紀にコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことをきっかけに、
その後、アフリカやインド、東南アジアなど世界中に広まりました。
日本には、1600年頃、中国から沖縄県や鹿児島県に伝わりました。
昔は、鹿児島県のことを「薩摩」と呼んでいたため、
日本では「さつまいも」と呼ばれるようになりました。
今日の給食では、さつまいもを焼き芋にしました。
さつまいもの甘みを感じながら、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 ゆず風味漬 じゃがいものそぼろ煮 納豆
今日の給食には、納豆が出ました。納豆には、いくつかの種類があり、
豆の大きさで、大粒納豆、小粒納豆、ひきわり納豆などに分けられます。
大粒納豆は、粒が大きく、粘りが少ないため、混ぜずにそのまま食べることができます。
小粒納豆は、粘りが強く、粒が小さいので、ごはんと一緒に食べやすいことが特徴です。
ひきわり納豆は、豆を小さく砕いた状態で、納豆巻きやあえ物などに使われ、
他の食材とよくなじむことが特徴です。
他にも、枝豆や黒大豆などで作られた納豆があり、大豆の種類によって食感や風味が違います。
給食で出される納豆は、小粒納豆を使用しています。小粒で食べやすい納豆を、おいしくいただきましょう。

パン 牛乳 カミカミ揚げ ほうとう みかん
今日の給食には、みかんが出ました。
今月は、教室掲示資料である給食イングリッシュでも、『温州みかん』を紹介しています。
ぜひ、給食イングリシュも見てくださいね。
みなさんは、みかんを英語で言うと、「オレンジ」だと思う人が多いのではないでしょうか。
英語の「オレンジ」は、バレンシアオレンジのことで、愛媛で生産されている柑橘のなかでは、
ネーブルやブラッドオレンジなどのことです。
では、温州みかんは何というのでしょうか。いろいろな呼ばれ方があるようですが、
英和辞書には「サツマ」と書かれています。なぜ「サツマ」と言うのでしょう。
温州みかんの原産地は、鹿児島県です。明治時代、日本に在留するアメリカ大使が
鹿児島県から温州みかんを持ち帰り、栽培が始まったそうです。
当時、鹿児島県は、「薩摩」と呼ばれており、鹿児島県(薩摩)から持ち帰った柑橘だったので、
「サツマ」と名付けられたと言われています。
今日のみかんは、愛媛県産の『温州みかん』です。おいしくいただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 こんぶサラダ キーマカレー ヨーグルト
今日は給食にヨーグルトが出ました。
ヨーグルトという言葉の語源は、古代トルコの「乳から作った酸っぱい発酵乳(ユーグルト)」
だと言われています。ヨーグルトができたのは、今から7000年も前のことだそうです。
当時、中東からヨーロッパやアジアにかけて羊の放牧を行っていた人々が、
偶然残した羊の生乳が、いつの間にか酸味のあるさわやかな飲み物になっていることに
気付いたことが起源だそうです。
そして、これを生乳の保存方法として、生活に取り入れるようになりました。
現在、日本の店頭に出回っているヨーグルトの多くは、牛乳から作られている商品で、
味も種類もたくさんあります。
今日の給食のヨーグルトは、愛媛県にある企業が製造している“メイファームヨーグルト”です。
愛媛県産の牛乳を主原料に製造したヨーグルトを、おいしくいただきましょう。