5月19日(木)の給食

2022年5月19日 12時28分

もち麦ごはん 牛乳 茎わかめのサラダ ハヤシライス (袋)小魚

 今日の給食には、もち麦ごはんが出ました。

米に「うるち米 」と「もち米 」があるように、

大麦にも粘りの少ない「うるち性 」と、粘りの強い「もち性 があります。

もち麦は、この「もち性 」大麦の総称です。

 もち麦は食物繊維が豊富で、ぷちぷち・もちもちした食感が特徴の穀物です。

もち麦に含 まれる食物繊維の量は、「ごぼうの約3倍 「白米の約30倍 です。

食物繊維は、大腸をきれいにしてくれるので、便秘予防整腸作用等の効果があります。

 今日の給食の『もち麦ごはん』は、1割ほど、もち麦を入れて炊いています。よくかんで食べましょう。

 

5月18日(水)の給食

2022年5月18日 12時23分

パン 牛乳 鶏肉のマリアナソース 野菜たっぷりスープ

 今日の給食には、パンが出ました。

給食の時間に、教室でみなさんのパンを食べる様子を見ていると、

時々、口いっぱいに大きいままのパンを、頬張って食べている人を見かけます。

このような食べ方をしていると人を見かけると、よくかんで食べることができているかな?、

喉につまらないよう、安全に飲み込むことができているかな?と心配になります。

 パンを食べる時は、一口大の大きさにちぎってから口に入れ、牛乳やおかずと交互に、

よくかんで食べるようにしましょう。そうすることで、誤嚥防止になるだけでなく、消化吸収もよくなります。

 給食では今日の給食に出たコッペパンだけでなく、米粉パン黒糖パンなどいろいろなパンが出ます。

それぞれのパンおいしく味わうことができるよう、パンはよくかんで食べることができる大きさにしてから、

食べましょう。

 

5月17日(火)の給食

2022年5月17日 12時30分

ごはん 牛乳 新たまねぎとそら豆のかき揚げ いそあえ 魚そうめん汁

 今日の給食は、『旬の「そら豆 」を生かした献立』でした。

 そら豆は、さやが空に向かって伸びることから、このような名前が付けられたと言われています。

そら豆の縁にある、少しくぼんだ黒い線は、“お歯黒”と呼ばれています。この部分は、

そら豆の成熟度の目安にもなっており、旬の出始めの頃色が薄めですが

時期が終 わり近づくと黒い色が濃いものが多くなります。

 出始めの頃のそら豆は、栄養を蓄えている最中のため、 糖分や水分が多く、みずみずしい豆です。

その後、の時期が終わりに近づく栄養補給が終わり、ホクホクとしたじゃがいものような食感

そら豆になります。

 今日は、「そら豆 」が入った『新たまねぎとそら豆のかき揚げ』です。

そら豆は、今月の教室掲示資料「給食イングリッシュ」でも紹介しています。味わっていただきましょう。

 

5月16日(月)の給食

2022年5月16日 12時33分

パエリア風混ぜごはん 牛乳 ホキのレモン煮 新たまねぎとコーンのスープ (袋)アーモンド

 今日は、松山市で収穫された「新たまねぎ」を使った『とれたて感謝の日 』の献立です。

 たまねぎは、日持ちをよくするため、収穫後、一か月ほど乾燥させますが、

新たまねぎ収穫したてのたまねぎを乾燥させず出荷したものです。

3月から5月にかけて食べることができ、新鮮でみずみずしく甘みが強いのが特長です。

 今日は、『新たまねぎとコーンのスープ』です。松山市で収穫された、新たまねぎの甘み感じながら、
おいしくいただきましょう。

 

5月11日(水)の給食

2022年5月11日 12時22分

黒糖パン 牛乳 バンサンスー 高野豆腐の中華炒め

 今日の給食には、高野豆腐の中華炒めが出ました。

 高野豆腐とは、豆腐凍らせ乾燥させた保存食品です。

高野豆腐を作る工程は、途中まで豆腐とほぼ同じですが、

凍らせ、乾燥させることにより、水分が抜けるため豆腐よりも煮崩れしにくくなります。

高野豆腐はスポンジ状吸水性がよいため、煮物などに適しています。

 高野豆腐は、別名「凍み豆腐」「凍り豆腐」とも呼ばれています。

高野豆腐と呼ぶ地域の多くは、高野山を中心とした地域です。

鎌倉時代 、高野山で修行していたお坊さんが用意していた豆腐が寒さで凍り、

それを食べたことがきっかけで、高野豆腐と呼ぶようになったと言われています。

 今日の給食では、高野豆腐を使って高野豆腐の中華炒めをつくりました。おいしくいただきましょう。

 

5月10日(火)の給食

2022年5月10日 12時26分

えんどうごはん 牛乳 さつまあげ 若竹汁

 今日の給食は、『旬の「えんどう豆 」を生かした献立』でした。

 えんどう豆は、エジプトの遺跡から発見されるほど、古くからあります。

日本では、明治時代に入ってから本格的に栽培が始まりました。

えんどう豆には、豆を食べる「実えんどう」と豆が大きくなる前に収穫し、

さやごと食べるきぬさやなどの「さやえんどう」完熟して少し乾燥した

「赤えんどう」「青えんどう」があります。

 えんどう豆は、春から初夏です。青々とした鮮やかな色合いとさわやかな香り

ほのかな甘み、旬の時期でしか味わうことができません。

 今日は、実えんどうを使った『えんどうごはん 』です。旬の味をおいしくいただきましょう。

 

5月9日(月)の給食

2022年5月9日 12時34分

もち麦ごはん 牛乳 ビビンバ にら玉スープ ヨーグルト

 今日の給食には、にら玉スープが出ました。

 にらは、『古事記』『万葉集』にも記載があるほど、

昔から体を温める野菜として知られていました。丈夫で栽培しやすく、

刈り取った後の株から再び新しい葉が伸び、1年で数回収穫ができるため、

現在では全国各地で栽培されています。

 生産量日本一は高知県で、2位の栃木県と合わせると、全国の生産量の約40%を占めます。

市場には1年中出回っていますが、今が旬の野菜です。現在、一番多く栽培されているのは、

濃い緑色が特長の「グリーンベルト」と呼ばれる青にらです

 にらには、青にらの他にも、日光に当てない栽培した「黄にら」やシャリッとした歯ごたえで、

花と茎を食べる「花 にら」があります。「黄にら」は、ほのかに甘く、上品な味わいがあるのが特徴です。

 今日の給食では、青にら使い、にら玉スープをつくりました。味わっていただきましょう。

 

5月6日(金)の給食

2022年5月6日 12時29分

パン 牛乳 大豆と子煮干しの揚げ煮 カレーうどん フルーツあえ

 今日の給食には、大豆と小煮干しの揚げ煮が出ました。

大豆と子煮干しの揚げ煮に使われている煮干しにはカタクチイワシが多く使われています。

煮干しを作るには、漁獲後、カタクチイワシを新鮮なうちに茹で、乾燥させます。

乾燥させると、脱水により、うま味成分凝縮されます。乾燥させることでうま味が増えた煮干しは、

だしをとる材料としても使われます。

 また、煮干しのなかでも、子煮干し、頭から尾まで丸ごと食べることができるため、

しっかりカルシウムをとることができます。カルシウムは、丈夫にしてくれます。

 煮干しの呼び方は地域によって違いがあり、東日本では「煮干し」西日本では「いりこ」

呼ばれています。その他にも「へしこ」や「たつこ」と呼んでいる地域もあります。

 今日の給食では、大豆といっしょに揚げ煮に調理しました。よくかんで、いただきましょう。

 

5月2日(月)の給食

2022年5月2日 12時30分

茶飯 牛乳 鯛の衣揚げ おひたし 豚汁

 今日の献立は、『八十八夜の行事食』でした。

 八十八夜は、立春から数えて、八十八日目のことで、

春から夏へ移る節目の日と考えられています。

今年の八十八夜は、本日、5月2日です。

 古来より、この日は、田植えの前の準備や種まき、茶摘みなど、

農作業の目安とされおり、水原秋櫻子の句にも、『むさし野もはてなる丘の茶摘みかな』と

詠まれています。

 お茶の葉には、病気に対する抵抗力をつけてくれるビタミンCが多く含まれており、

八十八夜の日に摘んだお茶を飲むと、長生きできると言われています。

 今日の給食では、お米をお茶で炊いて『茶飯 』をつくりました。

お茶の風味を感じながら、おいしくいただきましょう。

 

4月28日(木)の給食

2022年4月28日 14時09分

カレーライス 牛乳 ドレッシングサラダ  チーズ

 みなさんは、食事の際に、「いただきます」、「ごちそうさまでした」のあいさつ

きちんとできていますか。給食時間に教室を巡回していると、時々、あいさつをしないまま

給食を食べ始めている人を見かけることがあります。

 今一度、食事をいただく際あいさつをする意味を考えてみましょう。

今日は、特に「いただきます」のあいさつについて考えてみたいと思います。

「いただきます」の「いただく」とは、神様にお供えしたものを食べるときや、

位の高い方から物 賜るときに頭の上に掲げたことから、「食べる」「もらう」の

謙譲語として使われるようになったと言われています。

 この「いただきます」には、二つの意味があり、その一つ目は、食材への感謝です。

肉や魚 はもちろん、野菜や果物などの植物にも命があります。その命をいただいて

私達は食事をすることができています。二つ目は、食に関わる全ての人への感謝です。

例えば、今日の給食に使われている野菜を栽培してくれた農家の方 、

チーズやカレールーなどの製造者の方、食材を仕入れてくださる市場や問屋の方、

運搬等を支えてくださる流通業者の方、調理をしてくださる調理員さんなど、

たくさんの人達のご尽力のお陰で、私達のもとへあたたかく、おいしい給食が届いています。

 これらのことを忘れず、感謝の気持ちをもって、今日も残さず給食をいただきましょう