
媛麦パン 牛乳 ひじきサラダ カレービーンズ せとか
先日、本校では、持久走代替記録会が実施されました。
気温が低くなると、体を動かす機会が減少しがちですが、適度な運動を心掛けることは、
成長期の皆さんにとっても大切なことの一つです。
ところで、運動をするためには、特別な食事が必要だと考える人がいるかもしれませんが、
スポーツ選手でも、試合前後や体重のコントロールを目的としたトレーニングの期間以外は、
必ずしも特別な食事をとっているわけではありません。
主食や具だくさんの汁物、主菜、副菜、牛乳、果物等を組み合わせ、栄養のバランスがとれた食事を基本に、
運動の種類や強度に応じたエネルギー量を摂取しています。
また、朝食や昼食も練習にあわせて、規則正しく食べます。夕食は、その日の疲労や筋肉のダメージの
回復を助けるよう、たんぱく質やビタミン類を多めにとるよう心掛けています。
いろいろな食品をバランスよく食べ、適度な運動をすることは、体をつくるうえで大切なことです。
皆さんも、主食、主菜、副菜がそろった食事を1日3食とり、適度な運動を心掛けましょう。

ごはん 牛乳 さわらのから揚げ ごまあえ 白菜のみそ汁
今日の給食は、『旬の「さわら」を生かした献立』です。
さわらは、出世魚の一つで、大きさによって呼び名が変わる魚です。
体長70cm以上に成長したものが、“さわら”と呼ばれます。
漢字では、魚へんに春と書き、瀬戸内海では春が旬とされています。
関東では冬の「寒ざわら」がおいしいと言われています。
“さわら”の魚肉は白身に見えますが、じつは赤身に分類され、
栄養的には青魚に近い魚です。“さわら”には、脳の働きを助けたり、
血液の流れをよくしたりする成分が多く含まれており、
たんぱく質やビタミンB2、鉄、亜鉛等も豊富です。
今日は、旬の“さわら”を唐揚げにしました。
冬から春にかけておいしさが増す“さわら”を、味わっていただきましょう。

わかめごはん 牛乳 かきあげ ゆず風味漬 しっぽくうどん
今日の献立は、『香川県の味めぐり』献立です。
香川県は、うどんで有名な県です。
香川県がうどんで有名な理由は、雨が少なく、
温暖な気候がうどんの材料である小麦の栽培に適しているからと言われています。
香川県では、秋から冬にかけの寒い時期に、よく食べられている郷土料理に、
“しっぽくうどん”があります。
“しっぽくうどん”は、旬の野菜や油揚げを煮干し出汁と一緒に煮込み、
茹でたうどんの上にかけて作ります。大根や人参、里芋、しいたけなど、好みの具を入れたり、
出汁をかつお節や昆布にしたりと、各家庭で好みの味に仕上げいただくそうです。
体が温まる香川県の郷土料理、“しっぽくうどん”をおいしくいただきましょう。

パン 牛乳 茎わかめのサラダ クリームシチュー いちご
今日の給食には、いちごが出ました。
いちごは、江戸時代末期に日本へ伝わったとされています。
その後、いちごが一般的に食べられるようになったのは、戦後になってからのことです。
特に、1960年代以降は、ビニールハウスによる栽培技術が発達し、
いちごのハウス栽培が増えたことで、生産量が増加しました。
これにより、市場への供給量が増え、価格も安定し、多くの人が購入できる果物となりました。
愛媛県では、いちごの栽培が盛んに行われており、その多くは10月から6月にかけて収穫されています。
愛媛県のオリジナル品種として、甘さと酸味のバランスが良い『赤い雫』、芳醇な甘みがある『あまおとめ』などがあります。
今日の給食のいちごも、愛媛県産です。いちごのバランスの良い酸味と甘みを味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 いわしのかば焼き 磯和え けんちん汁 節分豆
今日の給食は、『節分』の行事食献立です。
2月3日は節分で、翌日の4日が立春となります。
立春は新年の始まり、節分は大みそかのような節目の日で、
江戸時代までは、一年の締めくくりの日でした。
節分に豆をまくのは、「鬼を打ち払う」意味と「豆を与えて、静まってもらう」という
2つの意味が込められているそうです。また、柊の枝に鰯の頭を刺した「ひいらぎいわし」は、
柊のとげとげした葉が鬼の目を刺し、鰯を焼いたときの臭いで、鬼を遠ざけるからとも言われています。
今日の給食では、節分の行事食として、“いわしのかば焼き”、“節分豆”が出されています。
カルシウム豊富な鰯や、食物繊維たっぷりの大豆を、しっかり噛んでいただきしょう。

パン 牛乳 雑炊 豆腐の変わり揚げ 伊予柑
今日の献立は、『とれたて感謝の日』献立です。
皆さんは、教室に掲示されている予定献立表を見ていますか?
今日の日付の配膳図の上に、「とれたて感謝の日・・・いよかん」という表記があります。
『とれたて感謝の日』とは、松山市産の食材を使用した献立の日です。
愛媛県は伊予柑の生産量、栽培面積ともに日本一です。
日本の90%以上の伊予柑が愛媛県で作られています。
また、愛媛県の中でも、その半分以上が松山市で作られています。
主な種類は「宮内伊予柑」です。その宮内伊予柑の中でも、3月まで成熟させ、
甘さが11.5度以上のものを「弥生紅(やよいべに)」と名付け、
ブランド伊予柑として3月限定で販売されています。
毎年受験シーズンには「いい予感」という語呂と掛けて、受験生に配られることもあります。
生産量日本一である松山市産の伊予柑を、地元の恵みに感謝しながら、おいしくいただきましょう。

ごはん 牛乳 肉じゃが 磯あえ 納豆
給食時間に皆さんが食べている姿勢を見ると、多くの人は正しい姿勢で食事をすることができています。
しかし、時々、食器を手に持たず、置いたまま、上半身を前傾させて、給食を食べている人を見かけます。
このような姿勢は、食事マナーの面からも改善が望まれますが、そのような姿勢で食べていると胃腸での消化等にも、影響してしまいます。
給食時、椅子に着席して食事をする際に、以下のような姿勢になっているか、確認してみましょう。
まず、椅子に深く腰掛けて、机に向かってまっすぐに着席します。次に、背筋を伸ばし、顎を軽く引きます。
机とおなかの間は、握りこぶし一つ分くらいあけます。足を組んだり、椅子に足を絡めたりしないようにしましょう。猫背になってしまうと、胃腸に負担が掛かり、消化が悪くなったり、食べる量が少 なくなったりします。
また、正しい姿勢で食べることは、良いマナーで食べることにもつながります。
今日の給食も正しい姿勢 でいただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 豚肉のカレー揚げ ほうれん草のおひたし 磯煮
今日の給食には、ほうれん草のおひたしが出ました。
ほうれん草の原産地は、中央アジアから西アジアの辺りだと言われています。
日本へは、中国を経由し、江戸時代初期頃に伝わったようです。
中国を経由し伝来したほうれん草は、「ポーリン」や「ホリン」のような
中国語の発音をする漢字が当てられており、この音が変化し、
“ほうれん”と日本語で発音するようになったと言われています。
また、中国語の「ポーリン」、「ホリン」と発音されていた漢字は、
中国語でほうれん草の原産地である“ペルシア”を意味します。このため、ほうれん草の語源は、
“ペルシアの草”と言われています。現在では、代表的な緑黄色野菜として親しまれているほうれん草ですが、
遠い昔、シルクロードを通り、中国を経由し、日本へ伝来したことを知ると、
今の私達の豊かな食生活が、先人達のおかげであることを感じることができます。
今日の給食も感謝して、いただきましょう。

パン 牛乳 大根サラダ ビーフシチュー いちご
今日の給食には、ビーフシチューが出ました。
皆さんは、ビーフシチューを作るためのルーと、クリームシチューを作るためのルーが、
どちらも同じ材料で作られていることを知っていますか?
ルーとは、フランス語で、炒め粉という意味です。ルーを作る際に必要な材料は、小麦粉とバターです。
小麦粉と溶かしたバターを、フライパンで焦がしたり、ダマができたりしないように、丁寧に炒めていきます。
最初は、粉がボソボソした状態ですが、温度が上がるにつれ泡立ちはじめ、約120度から130度になると、
滑らかなルーの状態になります。この状態のものを、ホワイトルーと言い、クリームシチューを作る際に用います。ホワイトルーの状態から、さらに加熱を続けると140度ぐらいで色付きはじめます。
その後さらに加熱を続け、170度以上になると褐色になり、香ばしい香りがします。
この状態のルーをブラウンルーと言い、ビーフシチューを作る際に用います。
このように、同じ材料ですが、加熱時間・温度を変えることで、異なる色のルーを作ることができます。
調理の過程を知ることで、料理を一段とおいしく感じることができます。
また、今日 の給食 のパンは、愛媛県産 の小麦粉 「せときらら」をブレンドして作 ったパンです。
地元 の食材 で作 ったパンをおいしくいただきましょう。

五穀米入りごはん 牛乳 鯛の揚げ煮 みそ汁 (袋)のり
今日は給食にはみそ汁が出ました。今日はみそ汁の具材の一つに、大根を使っています。
また、今月は掲示資料の給食イングリッシュでも大根を紹介しています。
大根は、冬においしくなる根菜です。大根は、ビタミンB群やビタミンCを含み、
体調を整える働きをしたり、でん粉分解酵素(ジアスターゼ)を含むので消化を助けたりする働 きがあります。
市場によく出回っている青首大根は、葉に近いところは甘みが強く、根の先に近い部分は辛みが強いという
特徴があります。大根は部位により味に違いがあることを活かし調理をすると、サラダ、煮物、炒め物、漬物等、様々な料理でおいしく食べることができます。
日本には、100種類以上の大根があり、全国各地でその土地に根差した大根がつくられています。
松山市では、北条の庄地区に『庄大根』があります。庄大根は、葉に近い部分が鮮やかな赤色で甘みがあるのが
特徴です。日頃よく食べている青首大根だけでなく、各地に根差した特色のある大根について調べてみると、新しい発見があり、より楽しく食事をすることができます。
ぜひ、掲示している給食イングリシュも読んでみてください。