11月11日(木)の給食

2021年11月11日 12時24分

パン 牛乳 鮭の香味揚げ 白菜スープ 焼き芋

 今日の給食には、焼き芋が出ました。

日本の秋の味覚として、定着しているさつまいもですが、

もとはメキシコなどを中心とした南米が原産の植物です。

 15世紀にコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことをきっかけに、

その後、アフリカやインド、東南アジアなど世界中に広まりました。

 日本には、1600年頃、中国から沖縄県や鹿児島県に伝わりました。

昔は、鹿児島県のことを「薩摩」と呼んでいたため、

日本では「さつまいも」と呼ばれるようになりました。

 今日の給食では、さつまいもを焼き芋にしました。

さつまいもの甘み感じながら、おいしくいただきましょう。

 

11月10日(水)の給食

2021年11月10日 12時31分

ごはん 牛乳 ゆず風味漬 じゃがいものそぼろ煮 納豆

 今日の給食には、納豆が出ました。納豆には、いくつかの種類があり、

豆の大きさで、大粒納豆、小粒納豆、ひきわり納豆などに分けられます。

 大粒納豆は、粒が大きく、粘りが少ないため、混ぜずにそのまま食べることができます。

小粒納豆は、粘りが強く、粒が小さいので、ごはんと一緒に食べやすいことが特徴です。

ひきわり納豆は、豆を小さく砕いた状態で、納豆巻きやあえ物などに使われ、

他の食材とよくなじむことが特徴です。

 他にも、枝豆黒大豆などで作られた納豆があり、大豆の種類によって食感風味が違います。

 給食で出される納豆は、小粒納豆を使用しています。小粒で食べやすい納豆を、おいしくいただきましょう。

 

11月9日(火)の給食

2021年11月9日 12時24分

パン 牛乳 カミカミ揚げ ほうとう みかん

 今日の給食には、みかんが出ました。

 今月は、教室掲示資料である給食イングリッシュでも、『温州みかん』を紹介しています。

ぜひ、給食イングリシュも見てくださいね。

 みなさんは、みかん英語で言うと、「オレンジ」だと思う人が多いのではないでしょうか。

英語の「オレンジ」は、バレンシアオレンジのことで、愛媛で生産されている柑橘のなかでは、

ネーブルブラッドオレンジなどのことです。

 では、温州みかん何というのでしょうか。いろいろな呼ばれ方があるようですが、

英和辞書には「サツマ」と書かれています。なぜ「サツマ」と言うのでしょう。

 温州みかんの原産地は、鹿児島県です。明治時代、日本に在留するアメリカ大使が

鹿児島県から温州みかんを持ち帰り、栽培が始まったそうです。

 当時、鹿児島県は、「薩摩」と呼ばれており、鹿児島県(薩摩)から持ち帰った柑橘だったので、

「サツマ」と名付けられたと言われています。

 今日のみかんは、愛媛県産の『温州みかん』です。おいしくいただきましょう。

 

11月8日(月)の給食

2021年11月8日 13時57分

もち麦ごはん 牛乳 こんぶサラダ キーマカレー ヨーグルト

 今日は給食にヨーグルトが出ました。

 ヨーグルトという言葉の語源は、古代トルコ「乳から作った酸っぱい発酵乳(ユーグルト)」

だと言われています。ヨーグルトができたのは、今から7000年も前のことだそうです。

当時、中東からヨーロッパやアジアにかけて羊の放牧を行っていた人々が、

偶然残した羊の生乳が、いつの間にか酸味のあるさわやかな飲み物になっていることに

気付いたことが起源だそうです。

 そして、これを生乳保存方法として、生活に取り入れるようになりました。

 現在、日本の店頭に出回っているヨーグルトの多くは、牛乳から作られている商品で、

味も種類もたくさんあります。

 今日の給食のヨーグルトは、愛媛県にある企業が製造している“メイファームヨーグルト”です。

愛媛県産牛乳を主原料に製造したヨーグルトを、おいしくいただきましょう。

 

11月5日(金)の給食

2021年11月5日 12時22分

栗おこわ 牛乳 いかのさらさ揚げ のっぺい汁

 今日の給食では、栗おこわが出ました。

を感じさせるの食べ物の一つである栗は、縄文時代の遺跡から発見されるほど、

歴史古い食べ物です。

 平安時代から京都丹波地方で栽培が盛んになり、次第に全国へ広がりました。

 私たちが蒸したり、栗ご飯にして食べている栗は、栗の「」の部分です。

」はどこかというと、渋皮と呼ばれている固い殻の部分です。

 おいしい栗を選ぶには、粒に張りがあり、ずっしりと重みがあるものを選ぶとよいでしょう。

 今日は、栗が入った『栗おこわ』です。おいしくただきましょう。

 

11月4日(木)の給食

2021年11月4日 12時18分

もち麦ごはん 牛乳 大豆とひじきのかき揚げ 牛肉の卵とじ丼

 今日の牛肉の卵とじ丼には、揚げ麩が入っています。

は、中国から仏教の伝来とともに、精進料理に使われる食材として伝わったと言われています。

 麩にはいろいろな種類があり、以下のような工程を経て作られます。

まず、小麦粉に水を加え、よく練ったものを水の中で洗うと、でん粉が流れ、

グルテンという小麦たんぱくが残ります。

次に、これを水で洗ったものが湿麩と言われ、湿麩に強力粉や米粉を加えたものが生麩です。

 また、生麩を焼いたものが、乾物として扱われる焼き麩です。

今日の給食で使っている揚げ麩は、小麦に含まれるグルテンを練り上げて棒状にし、油で揚げたものです。

 昔は、小麦が高価だったこともあり、麩は、宮中寺院特別な日の食べ物でした。

このため、寺院が多く、御所もある京都で、麩の文化は発展しました。

麩が全国に広まったのは、江戸時代だと言われています。

 牛肉とだし汁のうま味をたっぷり含んだ揚げ麩の入った牛肉の卵とじ丼を、

おいしくいただきましょう。

 

11月2日(火)の給食

2021年11月2日 12時25分

米粉パン 牛乳 ごまドレッシングサラダ コーンシチュー きなこ豆

 今日の給食には、ごまドレッシングサラダが出ました。

ごま原産地は、アフリカのサバンナ地帯だと言われています。

約6000年前、アフリカの人たちが砂漠に生えたごまを見つけ、

食料として栽培できるよう改良していきました。サバンナ原産のため、

荒れ地でも栽培でき、 降水量が少ない地域でも育つ、強い生命力を備えています。

 ごまの種類には、白ごま黒ごま金ごま3種類あり、

その中でも金ごまは、うま味やコクの強い品種で、高級品として市場に出回っています。

 今日の給食では、小松菜、キャベツ、きゅうりを香ばしく炒った白ごま和え、

『ごまドレッシングサラダ』を作りました。豊かなごまの風味を感じながら、味わっていただきましょう。

 

11月1日(月)の給食

2021年11月1日 12時28分

ごはん 牛乳 豚肉のしょうが焼き ボイル野菜 みそ汁 (袋)アーモンド

 今日の給食は、和食の献立です。和食では、一汁三菜を中心とした献立が多く見られます。

和食の献立では、料理置く位置が決まっています。今日の給食では、ごはんは、左手前に、

みそ汁は、右手前に置きます。ごはんとみそ汁のに「豚肉のしょうが焼き」と「ボイル野菜」が盛られた

平皿を置きます。

 今日の給食にように、平皿に主菜と副菜を盛り付ける場合、主菜右手前にくるように盛り付けます。

 は、箸の持ち手となる太い方利き手側へ、箸先利き手とは反対側になるよう向きを整え、

自分の体と並行になるように揃えて置きます。

 食べる時は、箸を持っていない手で、ごはんやみそ汁などの食器を持ちます

 美しく盛り付け、正しい所作で食事のマナーを守って食べると、みんなが気持ちよく

和やかに会食することができます。給食でも、互いに気持ちよく食べることができるよう心掛けましょう

10月29日(金)の給食

2021年10月29日 12時27分

秋のカレー 牛乳 茎わかめのサラダ ヨーグルト

 今日の給食の秋のカレーには、鶏肉を使っています。

鶏が日本に伝わったのは、弥生時代の初めごろと言われています。

当時、鶏は時間を知らせる鳥として大切にされました。

その後、農業に従事する人たちの間で、を取ったり、

食肉として食べたりするようになったそうです。

 鶏肉は、牛肉や豚肉と比べると、淡泊な味わいの部位が多く、

皮を除くと高たんぱく・低脂肪・低カロリーです。

そのため、いろいろな食材と合わせやすく、和・洋・中の様々な献立に使われます。

 今日は、鶏肉、玉ねぎ、人参、かぼちゃ、さつまいもを使い、カレーを作りました。

おいしくいただきましょう。

 

 

10月28日(木)の給食

2021年10月28日 12時22分

パン 牛乳 小いわしのから揚げ きのこスープ りんご

 今日の給食には、りんごが出ました。

りんごは、世界各地で食べられている、最も古い果物とも言われています。

世界には、約一万五千種類ものりんごがあると言われています。

 日本では、二千種類ほどの品種があり、青森県長野県が主な生産地です。

ふじ”や“つがる”といった品種のりんごを店頭でもよく見かけますが、

これらの品種の名前の前に「サン」が付いた“サンふじ”や“サンつがる”といったりんごもあります。

名前の前にサンが付く理由は、栽培過程で、りんごに袋掛けをせず、太陽に当てて育てるからだそうです

たっぷりと太陽の光を浴びて育ったりんごは、完熟し甘味が増しているそうです。

 今日の給食では、旬の甘いりんごをおいしくいただきましょう