11月15日(火)の給食

2022年11月15日 12時27分

もち麦ごはん 牛乳 かわりきんぴら 親子丼 みかん

 店頭で販売されているにも、新米という文字を見かけることが多くなりました。

給食で使用しているも、11月から愛媛県産新米に切り替わっています。

みなさんの中に、新米に変わったことに気が付いた人はいますか?

新米その年に収穫された米のことで、松山では、9月から10月初め稲刈りをするところが多いため、

地元で収穫された新米が店頭に多く並び始めるのは、11月頃からになります。

 新米は、収穫後あまり時間が経過しておらず、多くの水分を含んでいるため、

炊飯すると、ふっくらとした食感と新米特有の甘味が感じられ、一粒一粒につややかな輝きがあることが特徴です。

 学校給食では、「にこまる」「ひのひかり」という品種を使用しています。

この時期しか味わえない新米を、おいしくいただきましょう。

11月14日(月)の給食

2022年11月14日 12時23分

五穀米入りごはん 牛乳 鯛の香味揚げ ゆず風味漬 のっぺい汁 のり

 今日の給食には、五穀米入りごはんが出ました。

 給食で使用しているのは、愛媛県産黒米、赤米、緑米、もち麦、裸麦五種類穀物です。

これら五種類のうち、赤米、黒米、緑米の三種類の穀物は、古代米と呼ばれ、白米の栽培が

始まる以前から栽培されていたり、自生していた穀類です。例えば、赤米縄文時代に日本に伝来し、

日本で初めて栽培された穀類だと言われています。また、黒米は、中国が起源の穀類で、

日本でも弥生時代には栽培が始まっていたと言われています。

 これらの古代米には、白米にはない栄養素が含まれており、黒米は、中国では薬膳料理に使われたりしています。黒米には、高い抗酸化作用があるアントシアニンが含まれています。赤米にも、抗酸化作用殺菌効果

期待されているカテキンが含まれています。緑米に含まれるクロロフィルには、動脈硬化予防の効果が

期待されています。白米にも含まれるカルシウムビタミンB1ビタミンB2の含有量も、

黒米、赤米、緑米の方が多く含まれています。

 五穀米入りごはん特有の食感香りを楽しみながら、いただきましょう。

11月11日(金)の給食

2022年11月11日 12時24分

パン 牛乳 フレンチサラダ カレービーンズ りんご

 今日の給食はコッペパンでした。黒糖パンや米粉パンなどの人気のパンの日に比べると、

同じパンでもコッペパンの日は、パンの残食が増える傾向が見られます。

パンの残食の中には、あと一口で食べることができそうな、1~2センチサイズにものが見られることもあります。

 みなさんのクラスでは、食べ残し飲み残しなくなるよう、どのような取り組みをしていますか?

各クラスで、電子黒板の活用給食委員さんが呼びかけなどを行い、日頃から感謝の気持ちを込め、

給食を食べていることと思います。

 日本語には、「もったいない」という言葉があります。この「もったいない」という日本語は、

他の言語では、同じ意味に該当する言葉がないと言われています。

「もったいない」とは、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、なげくという意味の言葉だそうです。

 では、みなさんが食べている食材について、この「もったいない」という言葉をあてはめて考えると、

どうなるでしょう。食材の本来あるべき姿とは、みなさんが感謝の気持ちをこめて、おいしくいただくことで、

栄養や命を育む源とすることではないでしょうか。もし、安易に食べ残しや飲み残しをしてしまえば、

それらの食材は廃棄物となり処理されます。食材が廃棄物となってしまうことは、本来の姿ではなくなり、

惜しまれること、悲しいことではないでしょうか。

 食材を含め、各種の資源等についても、今一度、「もったいない」という言葉について考えてみましょう。

 

11月10日(木)の給食

2022年11月10日 12時26分

ごはん 牛乳 アーモンド入りカミカミ揚げ しそひじきあえ れんこんのうま煮

 今日の献立は、『旬のれんこんを生かした献立』でした。

私達が食べているれんこんは、ハスという植物地下茎の部分です。

このため、深い泥に覆われた地下で育つれんこんは、呼吸をするため、地下茎の中にがあいています。

 れんこんを輪切りにしてみると、呼吸をするための穴が約10個あいており、

この“先を見通せる”ことにつながるとして、縁起の良い食材の一つだとされています。

 また、れんこんは、カルシウムビタミンCを豊富に含みます。

 今日の給食では、れんこんをうま煮にしました。シャキシャキとしたれんこん特有の食感

楽しみながら、おいしくいただきましょう。

 

11月9日(水)の給食

2022年11月9日 12時33分

媛麦パン 牛乳 えびのチリソース ワンタンスープ スイートポテト

 今日の給食には、えびのチリソースが出ました。

みなさんは、えびと聞くとどのような姿を想像しますか?腰が曲がるまで長生きできるなどと言われ、

縁起の良い食材として祝い膳に用いられるえびのように、ひらがなの“つ”の字のような形で、

腹側の下部分に脚がある姿のえびを想像する人が多いかもしれません。

 しかし、えびには「車エビ」「大正えび」「ブラックタイガー」などのように腹側の下部分に

比較的短い脚を持ち、泳いで移動することに適した種類と、「伊勢海老」「オマール海老」などのように、

やや体側よりに少し長めの脚をもち、海中の砂地の上を歩いて移動するのに適した種類がいます。

 えびは、脂質が少なく、たんぱく質ビタミンEが多いことが特徴です。ビタミンEには、

血液の流れをよくする働きがあります。

 今日の給食では、エビを使って、えびのチリソースを作りました。

ピリっとしたチリソース香辛料は、食欲を増進させます。おいしくいただきましょう。

11月8日(火)の給食

2022年11月8日 12時09分

奈良茶飯 牛乳 ホキの竜田揚げ 飛鳥汁 わらびもち

 今日の給食は、『味めぐり』献立でした。

飛鳥汁は、鶏肉や野菜をだし汁と牛乳で煮込んだ奈良県の郷土料理です。

飛鳥時代から練乳に似た乳製品が伝えられ、孝徳天皇へ献上されました。

当時、このような乳製品は大変貴重な品であったため、孝徳天皇は大変喜び、

宮中で乳牛を飼育するようになったそうです。このことが、日本で牛乳が飲まれるようになった

きっかけだと言われています。

 今日の給食では、愛媛県産鶏肉と、人参白菜大根ねぎなどの野菜

煮干しだし汁牛乳で煮込み飛鳥汁を作りました。奈良県の郷土料理を味わっていただきましょう。

11月7日(月)の給食

2022年11月7日 12時24分

もち麦ごはん 牛乳 しょうゆドレッシングサラダ ハヤシライス ヨーグルト

 給食には、毎日牛乳が出ます。牛乳には、たんぱく質カルシウムが豊富に含まれています。

みなさんは、カルシウムの体への吸収率年齢によって異なることを知っていますか?

前期生のみなさんの年齢では、摂取したカルシウム吸収率約45%程度ですが、

年齢が上がるにつれてカルシウムの吸収率は減少し、20歳代では約30%

30歳代以降約25%の吸収率と低下していきます。

 成長期にあるみなさんの骨は、毎日少しずつ骨吸収骨形成繰り返され、少しずつ成長していきます。

また、身長等の伸びが落ち着いた後も、骨は毎日少しずつ生まれ変わります。これを繰り返すことで、

体内の全ての骨約3年のサイクルで、生まれ変わっています。

 体の中で起きる変化は、目で見ることができません。しかし、みなさんの体の中では、骨形成をはじめ、

毎日、このような栄養を必要とする変化が起きています。成長期にあるみなさんの体が栄養不足にならないよう

牛乳もしっかり飲みましょう。

11月4日(金)の給食

2022年11月4日 12時21分

パン 牛乳 ホキのピリカラフル ミネストローネ みかん

 今日の給食には、ホキのピリカラフルが出ました。

今日の給食のホキのピリカラフルは、炒め油としてごま油を使っています。

 給食の献立を紹介するホワイトボードを記入する3年生と話しをしていると、

ごま油ごまから作られていることを知らないことがあります。

 ごま油の原料であるごまには、白ごま黒ごま茶ごま金ごま四種類があります。

ごま栄養成分の半分を占 める脂質は、ほとんどが不飽和脂肪酸と呼ばれる脂質です。

この不飽和脂肪酸には、高血圧の原因となる血液中のコレステロールを下げる働きがあります。

 また、ごまに含まれる脂質以外の栄養成分には、牛乳10倍カルシウムも含まれています。

 料理にごまやごま油を活用することで、ごまの香ばしい風味が加わり、味に変化を持たせることができます。

 今日の給食のホキのピリカラフルも、ごま油風味を味わっていただきましょう。

 

11月2日(水)の給食

2022年11月2日 12時25分

米粉パン 牛乳 茎わかめサラダ 洋風煮込み 大豆かりんとう

 今日の給食には、大豆かりんとうが出ました。

大豆は“畑の肉”と言われるほど、良質な栄養素を含む食品の一つです。

大豆に含まれるこれらの栄養素は、みなさんの成長に必要というだけでなく、

生活習慣病の予防についても有効であると言われています。

 大豆に含まれるたんぱく質には、血中のコレステロールを下げ、動脈硬化予防し、

血圧を下げる働きがあります。大豆に含まれるリノール酸レシチンなどの脂質にも、

動脈硬化予防する働きがあります。

 また、大豆イソフラボンには、カルシウムの流出を防ぎ、骨粗しょう症予防する働きがあります。

大豆サポニンには、脂質の代謝を促し肥満防止する働きや、がん予防の効果も期待されています。

このように大豆は、豊富な栄養素を含み、高い健康効果が期待できる食品です。

 栄養たっぷりの大豆かりんとうを、よくかんでいただきましょう。

11月1日(火)の給食

2022年11月1日 12時23分

ゆかりごはん 牛乳 いかのから揚げ チャンポン りんご

 今日の給食には、りんごが出ました。日本でのりんごの主な生産地は、青森県長野県等の寒冷地です。

店頭では1年を通じて販売されていますが、流通量は10月頃から2月頃が多く、

品種の違いにより時期に少しずつずれはありますが、をむかえる一番おいしい時期になります。

 りんごは、甘味と酸味バランスがよく、特有の芳香があり、生食だけでなく、ジャム缶詰ジュース

りんご酢シードル(りんごを材料にした酒)など、様々な加工品にしても、おいしく食べることができます。

りんごなどの果物や野菜にはビタミン類が豊富に含まれていますが、りんごはビタミン類だけでなく、

カルシウムやカリウムなどのミネラル類も多く含みます。特にカリウムは、体内の余分なナトリウムを

排出する働きがあります。

 給食のりんごはが付いています。りんごの皮は彩りが良いだけでなく、ペクチンという

整腸作用がある成分も含んでいます。りんごを味わっていただきましょう。