パン 牛乳 チリコンカン たまごスープ 梨
今日の給食には、梨が出ました。
梨は、日本で栽培されている果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたそうで、
日本書紀にも栽培の記述が残っています。江戸時代には品種が増え、明治時代以降には、
現在のように甘味が強く果肉のやわらかい梨が栽培されるようになりました。
梨は食物繊維を多く含むため、整腸作用も期待できる果物です。
梨を購入する際は、皮の色つやがよく、実が硬いものを選ぶことがおすすめです。
今が旬の甘い梨を味わっていただきましょう。
ひじき飯 牛乳 えびのかき揚げ ほうちょう汁
今日の給食献立は、『愛媛県の味めぐり』献立でした。
ひじき飯に使われている「松山ひじき」は、松山農林水産物ブランドに認定されており、
シャキシャキとした食感が特徴です。
『ほうちょう汁』は宇和島市の遊子地区に伝わる郷土料理です。魚でとった出汁に、
包丁で切ったうどんを入れて煮込みます。今日の給食では、うどんの代わりにきしめんを使っています。
今日は、松山ひじきを使った『ひじき飯』と、宇和島市の郷土料理である『ほうちょう汁』です。
愛媛県の味をいただきましょう。
スイートポテトパン 牛乳 いかのから揚げ コーンサラダ 野菜スープ
今日の給食には、スイートポテトパンが出ました。
スイートポテトパンには、カットされたさつま芋が入っています。
さつま芋などの芋類は、でんぷんを多く含み、エネルギーのもとになるので、
米やパンと同じ黄色のグループに分類されます。
さらに、芋類は、ビタミンCやカリウム、食物繊維も多く含むので、
いろいろな食品と上手に組み合わせ、積極的に食事に取り入れていきたい食品の一つです。
今日は、旬のさつま芋が入ったスイートポテトパンです。さつま芋の甘味を感じながら、いただきましょう。
もち麦ごはん 牛乳 ごまドレッシングサラダ 秋のカレー ヨーグルト
今日の給食には、ヨーグルトが出ました。
牛乳に乳酸菌を加え35℃前後で発酵させると、8時間ほどで牛乳の中にあるたんぱく質のカゼインが
プディング状に固まります。これがヨーグルトです。これを砕いて液状にしたのが飲むヨーグルトです。
8世紀頃に、古代トルコの遊牧民が、最初にヨーグルトを食べたと言われています。
日本にヨーグルトが伝わった当初は「凝乳(ぎょうにゅう)」と呼ばれていましたが、
大正時代になり「ヨーグルト」と呼ばれるようになったそうです。
ヨーグルトは健康効果の高い食品の一つで、たんぱく質やカルシウムを豊富に含んでいます。
また、乳酸菌は腸内環境を整える働きもしてくれます。
成長期のみなさんに必要な栄養素を豊富に含むヨーグルトを、おいしくいただきましょう。
ごはん 牛乳 ぎょうざ 豆腐の五目あんかけ
みなさんは、給食に使われている食材が、どのように準備されているか知っていますか?
私達が食べている給食で使われている食材は、市内産、県内産、国内産、外国産と様々な地域から、
私達の元へ届けられています。
私達の元へ届けられる全ての食材は、生産者の方が心を込めて作ってくださっています。
また、さまざまな検査を行い安全が確認された食材が使用されています。
学校給食では、安全性の確保と地産地消への取り組みを進めながら、
みなさんのために、生産者の方が心を込めて作った食材を毎日何百キロも準備し、調理します。
生産者の方をはじめ、給食に関わってくださっている多くの方に感謝し、おいしくいただきましょう。
黒糖パン 牛乳 ナムル 中華そば (袋)小魚
みなさんは、給食の準備時間に手洗いや消毒だけでなく、机上の整理整頓もできていますか?
給食時間にみなさんの教室に伺うと、ときどき、机上に筆箱や消しゴムのごみなどを置いたまま
給食を食べている人を見かけます。食事を食べる前には、換気や整理整頓を行い、
食事にふさわしい環境を整え、気持ちよく食事ができるように準備をしましょう。
食事をおいしいと感じるための要素は、料理の味だけではありません。
食事のおいしさには、五感が大きく影響します。そのため、食事をする環境を整えることも、大切な要素になります。
換気や整理整頓を行い、すがすがしい教室で食べることで、給食がより一層おいしく感じられます。
気持ちよく食事ができるよう、教室の環境を整えましょう。
ごはん 牛乳 豆鉄じゃこ天 即席漬 のっぺい汁 (袋)のり
今日の給食には、豆鉄じゃこてんが出ました。
豆鉄じゃこてんは、一般の市場で販売されているじゃこてんと違い、
魚や小魚のすりみの他に、大豆・枝豆・ひじき・ごぼう・にんじんが練りこまれています。
これらの食材を加えることで、彩りや食感がよくなるだけでなく、栄養もしっかりとることができます。
筋肉をつくるたんぱく質 、骨や歯をつくるカルシウム、貧血防止に役立つ鉄分、
整腸作用がある食物繊維も含まれています。
成長期のみなさんに必要な栄養素がたっぷり入った、豆鉄じゃこてんをおいしくいただきましょう。
パン 牛乳 クリームビーンズ ひじきサラダ りんご
今日は、「ひじき」について、お話をします。
日本人は昔から海藻を上手に利用して生活してきました。「ひじき」だけでなく、海で獲れる小魚や貝、ワカメ、
こんぶなどは、私たちの味覚に合っていたというだけでなく、貴重なカルシウム源となっていました。
また、ひじきやワカメなどの海藻は、乾燥して保存ができるため、新鮮な魚介類が手に入りにくい内陸部で暮らす
人々も食べることができました。
今日は、鉄分を豊富に含む「ひじき」を使った『ひじきサラダ』です。味わっていただきましょう。
きのこごはん 牛乳 ごまあえ 里芋のそぼろ煮
みなさんは、給食だけでなく、毎日の食事を残さず食べることができていますか?
また、食材の買い物をする際には、食べきることができる量を購入していますか?
SDGS推進への意識が、少しずつ高まりを見せていますが、学校給食を含め、
食にまつわる多くの分野において、食品ロスは今後改善を目指す課題の一つと言えます。
食品ロスとは、まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物のことです。
2019年度の国の調査では、1年間に家庭から出た食品ロスの量は、約261万 トンです。
これは、4人家族で毎年 6万8千円相当の食品を廃棄している試算になります。
また、スーパーでの売れ残りやレストランでの食 べ残しなど、家庭以外から出た食品ロスは、
年間約309万トンあり、家庭からの食品ロスと合わせると570万トンになると考えられます。
これは東京 ドーム9杯分以上の量です。
食品ロスとなった生ごみは、焼却処分されますが、この時に二酸化炭素が排出されます。
温暖化防止等、環境保護の観点からも、一人ひとりが食品ロスが削減できるよう心掛けることが大切です。
みなさん一人ひとりが、持続可能な社会をつくる担い手です。今日の給食も、しっかりいただきましょう。
松山鮨 牛乳 若鶏のから揚げ キャベツのおひたし すまし汁
今日の献立は、『秋祭りの行事食』献立でした。
昔から松山では、祝い事や来客があった際に、『ちらし寿司』でおもてなしをする習わしがありました。
白身魚で出汁をとった合わせ酢で寿司飯を作り、その中に、瀬戸内でとれた新鮮な魚や野菜を混ぜ込んだ
松山鮓は、その中でもひときわ喜ばれるおもてなし料理でした。
松山市出身の正岡子規は、松山の大切な思い出として、松山鮓に関する俳句を数多く残しています。
「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」の俳句もその一つです。
今日の給食の松山鮓には、焼いた鯛のほぐし身が入っています。郷土に伝わる伝統の味をいただきましょう。