
もち麦ご飯 牛乳 しょうゆドレッシングサラダ カレーライス
今日の給食には、カレーが出ました。
日本でよく食べられるカレーは、ご飯にかけて食べるトロっとした濃度があるカレーが主流です。
カレーの本場と言われるインドでは、同じ国内でも、北インドと南インドでは、
カレールウの濃度に少し違いがあるようです。北インドで食べられているカレーは
牛乳や生クリームを多く使った濃厚なカレーで、南インドで食べられているカレーは
水分が多いサラっとしたカレーだそうです。しかし、どちらのカレーにも、豊富に香辛料が使われています。
日本では、カレーに使う香辛料として、多くの香辛料を混ぜ合わせ、日本人の好みに合う風味に調整された
カレー粉が販売されています。カレー粉の原料として使われる香辛料には、クミンシード、コリアンダシード、
フェネグリシード、桂皮、ニクズク、丁子、ウィキョウ、ディルシード、カーダモン、メイス、生姜、コショウ、
唐辛子、ウコンなどがあります。
今日の給食のカレーも香辛料の風味を感じながら、おいしくいただきましょう。
今日は『厚揚げ』についてお話をします。
『厚揚げ』は、豆腐の加工品で『生揚げ』ともいいます。豆腐を厚めに切って、重しをして水分を除いたものを、高温の油で揚げてつくります。油で揚げているため、香ばしい風味と形が崩れにくいよい点があります。また、タンパク質・カルシウム・鉄分・ビタミンAなどの栄養素を含んでいます。大豆のイソフラボンという成分が、骨や血液中の古いカルシウムと新しいカルシウムを入れ替える働きをして、集中力や記憶力を高めます。
今日は厚揚げを使った『厚揚げと豚肉の炒め物』です。味わっていただきましょう。


ごはん 牛乳 豚肉のカレー揚げ 磯あえ けんちん汁
今日の給食献立は、『神奈川県の味めぐり』献立でした。
けんちん汁は、鎌倉時代に、神奈川県鎌倉市にある建長寺の禅僧である蘭渓道隆(らんけいどうりゅう) が作ったのが始まりとされています。建長寺汁がなまって、けんちん汁になったとも言われています。寺院で修行をする僧は、動物由来の食材を使わず調理した食事を食べていました。この料理を精進料理と言い、建長寺などの寺院で作られていたけんちん汁も、本来は肉を使わず調理されていました。出汁を取る際にも、煮干しやかつお節は使わず、干ししいたけやこんぶが使われていました。
一般家庭でも食べられるようになった現在では、煮干し出汁や肉も使われるようになりました。けんちん汁は、ごま油で野菜を炒めてから、出汁で煮ることや、手でくずした豆腐を入れることが特徴です。
今日の給食のけんちん汁は、煮干しでとった出汁に、野菜、鶏肉を具材として使い、調理しました。神奈川県の郷土料理を、味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 いかのから揚げ すだち風味漬 磯煮
今日の給食献立は、『旬のひじきを生かした献立』でした。
ひじきは、煮物や炊き込みご飯などに使われる食材の一つです。ひじきは古くから食用として利用されており、縄文時代の貝塚からも発見されています。
今日の給食の磯煮に使われている松山ひじきは、きれいな海水と早い潮流に囲まれた忽那諸島でとれたひじきで、芽と茎のバランスが良く、しゃきしゃきとした食感が特徴です。
ひじきは岩場に根を張り生育する海藻であるため、ひじきをとる際には、引き潮になる時間帯に、鎌を使い、ていねいに刈り取りをします。その後、砂などを取り除くために洗います。洗い終わったひじきは、3日から4日かけ海風で乾燥させながら天日干しにします。乾燥後は、加工場に運び、再度ていねいに洗い、加熱・殺菌を行って、店頭などで販売される製品になります。
地域でとれた松山ひじきを、味わっていただきましょう。

媛麦パン 牛乳 ドレッシングサラダ
ミートスパゲティ カラマンダリン
今日の給食には、カラマンダリンが出ました。
カラマンダリンの外皮は、温州みかんよりやや厚く、皮の表面がボコボコしています。果肉は温州みかんより濃い橙色で、芳醇な香りと強い甘味があり、種は少しありますが、春に人気の柑橘です。さまざまな柑橘の中で、樹木に実が付いている期間が最も長い品種であるため、果肉の甘味をぎゅっと濃縮したようなおいしい果汁を味わうことができます。
カラマンダリンは、主に愛媛県で栽培されており、全国の生産量の約半分を占めています。また、愛媛県の主要な生産地である松山市では、愛媛県における生産量の約90%を占めるカラマンダリンが栽培されており、『まつやま農林水産物ブランド』にも認定されています。
旬を感じる地場産物であるカラマンダリンを、おいしくいただきましょう。

米粉パン 牛乳 ごま入り春雨サラダ ビーフシチュー
今日の給食が今年度の最後の給食です。
三年生の皆さんは、今日の給食をもって、学校給食の卒業となります。給食活動を通じた経験や学びは、
今後の学校生活や社会活動においても、きっと生かすことができると思います。
これからも応援していますので、心身ともに成長を続けてください。
三年生だけでなく、一・二年生の皆さんにも、機会があれば、お伝えしてきていますが、
“食べることは、生きること”です。そして、私達が、日々食事をいただくことができるのは、
多くの方の支えがあってこそであること、動植物から命をいただいているという事実があることを
忘れないでください。
食事を毎日三食いただくことができるということに感謝する、それを支えてくださる全てのものに感謝する、
この気持ちを忘れないようにしてください。
また、来年度の給食で、皆さんの笑顔に会えるのを楽しみにしています。
文末になりましたが、日々の学校給食にご理解・ご協力をいただいております保護者の皆様、
今年度もありがとうございました。

ごはん 牛乳 アーモンドあえ 厚揚げのみそ炒め ももゼリー
今日の給食には、厚揚げのみそ炒めが出ました。
厚揚げは、豆腐を一丁の半分程度の大きさに切り、油で揚げた食材です。
油揚げとは違い、中が豆腐の状態のままになるよう揚げているので、「生揚げ」とも言われます。
表面だけを油で揚げることで、豆腐の食感を残したままの香ばしさを感じることができます。
このため、厚揚げは、煮たり、焼いたりと幅広い料理に使うことができます。
今日の給食では、豚肉や玉ねぎなどの野菜と一緒に、みそ炒めにしました。
野菜もたっぷりと食べることができる一品です。おいしくいただきましょう。
アップルパン、牛乳、野菜スープ、鯛のマリネ、せとか(中学のみ)
今日は、旬の「鯛」を生かした献立です。
名前に鯛とつく魚はたくさんいますが、一般的に鯛といえばマダイのことを言い、各地で「めでたく、縁起のいい魚」としてお祝い事には欠かせない魚となっています。宇和海や瀬戸内海に面した愛媛県でも、昔から多く漁獲されており、郷土料理にも使われる食材として、愛媛県民にはなじみ深い魚です。天然マダイの漁獲量は全国トップクラス、養殖マダイの生産量は全国1位を誇り、愛媛県を代表する魚として、平成5年に「県魚」に指定されました。
天然マダイは9月から12月の秋から冬にかけて、春の産卵に向け、エサをたくさん食べ、栄養を蓄えるため、この時期がもっともおいしいと言われています。
愛媛県を代表する産物である「鯛」を味わっていただきましょう。

ごはん 牛乳 いかのさらさ揚げ 太平燕(タイピーエン)
今日の給食には、太平燕が出ました。
太平燕とは、春雨をメインに、炒めた野菜や豚肉、えび、たけのこ、かまぼこ、
しいたけなどを使った具沢山の中華風春雨スープのことです。
太平燕は、茹で卵を油で揚げたものが盛り付けられていることが特徴です。
つるっとした喉ごしの春雨に、さまざまな具材のうま味がからみ、いっそうおいしく食べることができます。
中国福建省から伝わった料理が、太平燕として熊本県に定着し、現在ではソウルフードとしての
地位を確立しています。
今日の給食の太平燕には、揚げた茹で卵の代わりにうずら卵を使っています。
春雨、豚肉 、えび、かまぼこ、その他にもたくさんの野菜が使われています。
具材のうま味を味わっていただきましょう。

もち麦ごはん 牛乳 ひじきの炒め煮 親子丼
今日の給食には、ひじきの炒め煮が出ました。今日のひじきの炒め煮には、
地元の産物である松山ひじきを使っています。潮の流れが速く、きれいな海で育った松山ひじきは、
“まつやま農林水産物ブランド”にも認定されています。
松山ひじきの特徴は、根と茎の形が揃っていて、食感がシャキシャキとしていることです。
ひじきを収穫する際には、引き潮にあわせ、岩場に根を張っているひじきを鎌でていねいに刈り取ります。
そして、加工場に運び、洗ったあと、加熱・殺菌を行い製品にします。
ひじきには、食物繊維、カルシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。
ひじきを使った給食の献立には、今日の炒め煮以外にも、ひじきごはんやひじきサラダ、磯煮などがあります。
地域の産物を味わっていただきましょう。