6月9日(金)の給食

2023年6月9日 12時27分

わかめごはん 牛乳 ししゃものから揚げ 磯和え 肉うどん

 今日の給食の肉うどんには、ごぼうが使われています。

 ごぼうは、昔、中国から薬草として日本に伝来しました。ごぼうを野菜として食べる習慣のある国は、

日本、韓国、台湾、中国の一部など、世界中を見てもごくわずかだそうです。

しかし、近年は、ごぼう特有の滋味深さや食感から、フランス料理、イタリア料理などの洋風料理でも

使われるようになってきました。

 ごぼうには食物繊維が豊富に含まれており、整腸作用、血中の余分なコレステロールを排出する作用などがあります。

また、ごぼうは噛み応えがあるため、よく噛むことで虫歯防止にも役立ちます。

 今日の肉うどんに入っているごぼうも、よく噛んでいただきましょう。

 

6月8日(木)の給食

2023年6月8日 12時18分

コッペパン 牛乳 しょう油ドレッシングサラダ クリームスープ アーモンド入りカミカミチップ

 今日の給食は、『歯と口の健康週間』行事食献立でした。

 虫歯予防には、よく噛んで食べることが大切です。よく噛んで食べることで、唾液の分泌が促進され、

虫歯予防に役立ちます。また、食べ過ぎも防ぐことができ、肥満予防にもつながります。

食事をする際には、噛むことも意識して食べるようにしましょう。

 6月4日から10日までの一週間は、『歯と口の健康週間』です。健康維持には、歯と口の健康も大切です。

乳歯から生え変わった永久歯は、私達と長い人生を共に過ごす大切な歯です。この大切な歯を守るために、

よく噛んで食べる、食べた後は歯磨きを忘れないなど、歯と口の健康を保つよう心掛けましょう。

 今日の給食のカミカミチップは、アーモンドや煮干しを使った噛み応えのある献立です。よく噛んで食べましょう。

6月7日(水)の給食

2023年6月7日 12時24分

梅ごはん 牛乳 あじフライ 三色あえ かきたま汁

 今日の献立は、『入梅』行事食献立でした。

 季節の移り変わりを知るために設けられた『雑節』という暦の上で、

立春から数えて135日目にあたる日を『入梅』と言います。

今年の『入梅』は、6月11日です。

 6月は梅雨入りの時期 にあたります。農家の人達にとって梅雨の時期を把握することは、

田植えをするために大切 でした。このため、江戸時代の暦には、『入梅』が設けられたようです。

 今日の給食では、地域の産物である七折梅を使い、梅ごはんにしました。

さっぱりとした味わいの七折梅を使って炊飯した梅ごはんを、おいしくいただきましょう。

6月6日(火)の給食

2023年6月6日 12時24分

コッペパン 牛乳 いかのさらさ揚げ キャベツサラダ もずくスープ ブルーベリージャム

 今日の給食には、もずくスープが出ました。

 もずくは、糸状藻類と呼ばれる海藻の仲間です。

糸状という名前の通り、そうめんのような細長い形から、いくつも枝分かれしています。

もずくという名前は、他の海藻に付着して生育する様子から、「藻に付く」という言葉が転じ、

もずくと呼ばれるようになったそうです。

 もずくは、海の中では茶褐色をしていますが、他の海藻と同じよう、加熱すると緑色に色が変わります。

もずくはわかめに似た歯触りをしていますが、表面ぬめり粘りがあるのが特徴です。

このぬめりがある部分には、体に良い成分であるフコダインアルギン酸が多く含まれています。

 今日の給食ではもずくを使い、もずくスープをつくりました。おいしくいただきましょう。

6月5日(月)の給食

2023年6月5日 12時25分

ごはん 牛乳 昆布サラダ ハヤシライス

 今日の給食には、昆布サラダが出ました。

 昆布は、日頃の食生活で不足しがちな栄養素である、食物繊維・カルシウム・鉄・ビタミンなどを多く含んでいます。

昆布に含まれる食物繊維は、水に溶けやすい性質をもっています。このため、昆布には、整腸作用や余分なコレステロールを

体外へ排出する効果が期待されています。また、生活習慣病の原因にもなる、肥満を防止する効果もあります。

 その他にも、カルシウムには、丈夫にする働きや、気持ちを落ちつかせる効果が期待されています。

には、貧血を防ぐ効果があります。ビタミンは、肌の調子を整えたり、疲労回復に役立ちます。

 今日の給食では、昆布を使 って昆布サラダをつくりました。よくかんでいただきましょう。

6月2日(金)の給食

2023年6月2日 12時22分

ごはん 牛乳 バンサンスー 麻婆豆腐

 今日の給食には、バンサンスーが出ました。

 バンサンスーは、中華料理の一つで、三文字の漢字で表します。

「バン」という漢字には、中国語で「和える」という意味があります。

また、「サン」「3」という数を表し、「スー」にはのように細く千切りにするという意味があります。

これらの漢字で表されるように、バンサンスーは、千切りにした三種類程度の食材を和えて、調理します。

 今日の給食のバンサンスーには、春雨、きゅうり、だいこん、にんじんを使っています。

店頭 などでよく見かける乾燥された春雨は、緑豆という豆のでん粉から作られています。

春雨特有のつるっとした食感は、原料であるでん粉に由来します。

 今日のバンサンスーも、おいしくいただきましょう。

6月1日(木)の給食

2023年6月1日 12時22分

コッペパン 牛乳 若鶏のマリアナソース 野菜たっぷりスープ

 今日の給食には、若鶏のマリアナソースが出ました。

 マリアナソーストマトソースの一種で、ピザやパスタなどのイタリア料理に使われます。

「マリアナ」の語源は、イタリア語「船乗りの」を意味する「マリナーラ」です。

イタリアにあるナポリという町の船乗りがよく食べていたことが由来とされています。

 マリアナソースは、トマトに含有されるにより長期保存が可能であるため、長い船旅にも

食糧として持参することができます。このため、マリアナソースは冷凍技術が発明されるまで、

頻繁に利用されていました。

 今日の給食では、鶏肉をマリアナソースで調理しました。トマトの風味を感じながら、おいしくいただきましょう。

5月31日(水)の給食

2023年5月31日 12時20分

ごはん 牛乳 いかのから揚げ アーモンドあえ 五目煮
 

 来月は食育月間です。日頃、何気なく食べている給食や食事についてふりかえるよい機会です。

皆さんは、給食だけでなく、食事を食べる際に挨拶をしていますか?

 「いただく」は、「もらう」「食べる」の謙譲語です。元来は、頭の上に捧げ持つことを意味します。

この動作は、貴重な品等をいただくことに対する、御礼感謝の気持ちを表しています。

 また、肉や魚、野菜等の命をいただくことや、作物や料理を作ってくださった人への感謝の気持ちも表しています。

「ごちそうさま」は、もてなしの準備をするために、心配りをしてくださった人達への御礼の言葉です。

 食事の際の挨拶には、このような意味が込められています。食事の際には、感謝の気持ちを込めて挨拶をしましょう。

 

5月30日(火)の給食

2023年5月30日 12時24分

コッペパン 牛乳 ホキの衣揚げ 海藻ごまサラダ チャウダー

 今日の給食には、チャウダーが出ました。

 チャウダーとは、牡蠣やえびなどの魚介類と、じゃが芋や玉ねぎなどの野菜を加え、

煮込んで作るアメリカの代表的なスープです。地域によりさまざまな種類があり、

生クリームを使ったクリームベースのスープや、トマトベースのスープもあります。

 また、煮込む具材により、アサリやハマグリなどの二枚貝を使った「クラムチャウダー」

牡蠣を使った「オイスターチャウダー」コーンを使った「コーンチャウダー」などもあります。

 今日の給食のチャウダーには、牛乳豆乳を使っています。やさしい味わいのチャウダーを、おいしくいただきましょう。

5月26日(金)の給食

2023年5月26日 12時25分

ごはん 牛乳 小いわしのフライ キャベツのおひたし 豆腐のカレー炒め

 今日の給食には、小いわしのフライが出ました。

いわしは沖縄県を除く日本海域でみられる回遊魚です。

いわしには、真いわし、うるめいわし、かたくちいわしなどの種類があります。

 かつては、日本の総漁獲量の約30%を占めるほど多く水揚げされていました。

このため、日本各地で、さまざまな呼び名があり、日本海側では「平子鰯(ひらごいわし)」

関東の市場では「七つ星(ななつぼし)」とも呼ばれます。

 いわしは身がやわらかいので、包丁を使わず手で開くこともできます。

また、小いわしなどは甘露煮のように、よく煮て調理すると骨ごと食べることもできます。

 いわしは栄養豊富な魚で、カルシウム、ビタミンD、ビタミンE、コレステロールを下げる働きがあるEPA、

疲労回復の効果が期待されているタウリンなどが含まれています。

 今日の給食の小いわしのフライも、よくかんでいただきましょう。