10月6日(金)の給食
2023年10月6日 12時22分松山鮨 牛乳 せんざんき すまし汁
今日の給食には、松山鮓が出ました。
松山には、昔から、慶事の際や来客をもてなす際に、『ちらし寿司』を作る習慣がありました。
この習慣のとおり、小説『坊ちゃん』の作者としても有名な夏目漱石が、松山の正岡子規を訪ねた際に、
正岡子規の母から松山鮓をふるまわれ、大変喜んだという逸話が残っているそうです。
実は、この逸話には後日談があり、数年後、松山中学校の教師となり、再び松山を訪れた夏目漱石が、
松山に来て一番に食べることを希望した食事が松山鮓だったそうです。
また、正岡子規にとっても、母親が作る松山鮓の味は格別だったようで、
故郷の味である松山鮓に関する俳句を詠んでいます。その一句が「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」です。
皆さんは、郷土料理である松山鮓を食べると、どのような俳句を詠むことができそうですか?
今日の給食の『松山鮓』を食べ終えたら、一句詠んでみましょう。