今日の献立は、松山鮓、牛乳、豚肉のから揚げ、すまし汁、ボイルキャベツ でした。
今日は、『秋祭りの行事食の松山鮓』でした。
秋祭りは、穀物や果物など秋の豊作に感謝し、農民が田の神様をもてなしたことが始まりです。収穫した米や野菜などを供えるだけでなく、神輿を担いだり獅子舞が見られたりします。神輿は、漢字で神の輿と書くように、神の霊魂を人が持ち上げて運ぶ乗り物のことを言います。だから、祭りで地域を周る時には、神が乗っているので、神輿を直接地面に置いたり、見下ろしてはいけないと言われています。
松山市の秋祭りは、10月7日です。祭りの日、昔はどの家庭も新米で、瀬戸内の魚や野菜を使った松山鮓を作って、神にお供えしてからいただいていたそうです。
今日の『松山鮓』には、鯛やれんこん、ごぼうが入っています。秋の収穫に感謝しましょう。
今日の献立は、パン、牛乳、クリームビーンズ、白菜サラダ、梨 でした。
今日は、『梨』についてのお話です。
梨は、日本に古くからある果物で、バラ科ナシ属の植物です。今日の新高梨は、9月下旬から11月中旬が旬です。梨の中でも果実が大きいのが特徴で、1個1kg近くになるものもあります。日持ちがよく、冷蔵庫で1か月ほども保存ができます。
新高という名前の由来は、新潟県と高知県の梨を交配させて作ったので、それぞれの県の頭文字を取って「新高(にいたか)」と名づけられました。新高梨の果肉は、ざらざらとした食感やシャリシャリとした食感を楽しむことができます。また、梨は水分が多い果物なので、水分の補給もできますね。『新高梨』を味わっていただきましょう。
今日の献立は、あぶたま丼(麦ごはん)、牛乳、れんこんのきんぴら でした
今日は、『油揚げ』についてのお話です。
油揚げは、薄く切った木綿豆腐を、最初に温度の低い油でゆっくりと揚げて膨らませます。その後、十分 膨らんだところで高温の油に移して表面をカリッと仕上げて作ります。油の温度や揚げ具合を見極めるのが難しく、豆腐職人の世界では、「油揚げが揚げられるようになって一人前」とも言われます。
給食で油揚げは、みそ汁などの汁物、磯煮、炊き込みごはんなどに入っています。
今日のあぶたま丼に、『油揚げ』が使われています。ダシがしみた油揚げを味わってくださいね。
今日の献立は、ごはん、牛乳、ハモの天ぷら、しそひじき和え、けんちん汁 でした。
今日は、『旬の「はも」を生かした献立』です。
はもは、産卵の時期を迎える6月から7月に旬を迎えます。産卵前は、身に脂がのり、甘くやわらかです。産卵を終えると一気に身が細くなりますが、はもは食欲が旺盛で再び太り、秋にもう一度旬を迎えます。秋のはもは、体の表面が金色をしていて、「金はも」と呼ばれることもあります。
はもには、長くて硬い小骨がたくさんあり、そのままでは骨が口にあたり、おいしく食べることができません。中骨をとった後、皮を切らないよう細かく切り込みを入れ、小骨を切っていく「骨切り」という調理を行うことで、おいしく食べることができます。
今日は、『はもの天ぷら』にしました。旬を味わいましょう。今日から、期間限定で牛乳のデザインが「でぷ猫ちゃん」のデザインに変わっています。
今日の献立は、媛麦パン、牛乳、ソーススパゲティ、カラフルナムル でした。
今日は、『給食イングリッシュで紹介している「ごま」』についてのお話です。
ごまの歴史は古く、古代エジプトや古代インドで栽培されていたといわれています。古代エジプトでは、薬用として食べられていました。それ以外にも、燃料や香料として使われていて、世界三大美女の1人のクレオパトラは、ボディオイルとして愛用し、つややかな皮膚を保ったそうです。
日本では、縄文時代の遺跡から、ごまの種が見つかっています。奈良時代には、栽培が始まり、ごま油が調味料として利用されていたようです。
今日は、『カラフルナムル』にごまを使っています。ごまの香りやほのかな甘みを味わってくださいね
今日の献立は、ごはん、牛乳、ホキの衣揚げ、肉じゃが、甘酢漬け でした。
今日は、『ホキ』についてのお話しです。
ホキは、水深200mから600mの深海にいる魚です。日本近海にはあまり生息しておらず、日本から遠く、赤道を挟んだ反対側にある南半球のオーストラリア南部やニュージーランド、アルゼンチンやチリに近いパタゴニア、南アフリカの海に多くいます。
細長い体と丸く大きな目をした白身魚で、体長は60cmから120cmと大型です。骨がとても少なく、加工しやすく、また、加熱しても身が固くならず、味もあっさりしているので、和食、洋食、中華など幅広い料理に使われます。
今日は、『ホキ』に軽く下味をつけて衣揚げにしました。味わっていただきましょう。
今日の献立は、パン、牛乳、鶏団子スープ、ジャーマンポテト、フルーツあえ でした。
今日は、『ベーコン』についてのお話をします。
ベーコンは、豚のもも肉や脂の多いバラ肉を塩漬けしてじっくり味を染み込ませ、燻製と呼ばれる、煙でいぶしてできた保存食品です。
ベーコンの本場はドイツです。古くから、ドイツの農家は、痩せた土地と厳しい気候の中で働き、豚を飼って自家製ベーコンを作っていました。作物のとれない冬をしのぐ大切な食糧でした。今では世界中で食べられています。
また、ベーコンには疲労回復や脳を活性化させるビタミンB₁が多く含まれているので、暑い季節や疲れがたまっているときに食べるとよい食品です。
今日は、ベーコン・じゃがいも・たまねぎ・にんじんが入ったジャーマンポテトで、彩りにパセリを入れました。パセリの香りも楽しんでくださいね。
今日の献立は、ごはん、牛乳、高野豆腐の揚げ煮、豚汁でした。
今日は、『よい姿勢で食べること』について、お話をします。
みなさんは、食事をする時、よい姿勢で食べていますか。
姿勢よく食べるとたくさんのメリットがあります。
1つ目は、消化によいことです。よい姿勢で食べることで背筋が伸び、お腹が圧迫されず消化がよくなります。
2つ目は、楽しい食事になることです。一緒に食べている人の顔が見え、楽しく食事ができたり、会話がはずんだりします。
姿勢よく食べる姿は、すてきな印象も与えます。普段の食事から、良い姿勢を心がけましょう。
今日の献立は、パン、牛乳、洋風煮込み、こんにゃくサラダ、大豆いりこでした。
今日は、『暑さで体力が落ちる時期に衛生面で注意すること』についてのお話です。
まだまだ暑さが続いていますが、毎日元気に登校できていますか。体調を崩している人はいませんか。体の調子を整えるために、まず、1日3食の食事をきちんととり、早く寝るようにして、生活リズムを整えましょう。
それでも暑さで体調が整いにくい時があります。体力が落ちると、ばい菌やウイルスが体の中に入った時に、病気にかかりやすくなります。外から帰った時、食事の前、トイレの後など、石けんを使って、ていねいに手を洗いましょう。
衛生面に気をつけて、暑さで体力が落ちるこの時期を、元気に乗り越えましょう。
今日の献立は、キムチご飯、牛乳、にら玉スープ、ホキのから揚げ、デザートでした。
今日は、『キムチ』について、お話をします。キムチは、韓国の伝統的な食べ物の1つです。キムチと聞くと、白菜の辛い漬物を思い浮かべる人も多いと思いますが、いろいろな食品を使ったキムチがあり、その数は、200種類以上あるとも言われています。きゅうりやなどの野菜類、イカやカキなどの魚介類を使ったキムチもあります。
キムチは辛いだけではなく、すっぱい味もします。これは、乳酸菌を利用した発酵食品だからです。発酵食品には、ヨーグルトやチーズなどもあり、これらの乳酸菌は、お腹の調子を整えてくれます。
今日は十五夜です。秋の収穫や五穀豊穣に感謝しながら、お月見を楽しみましょう。晴れた夜空になるといいですね。