10月20日の献立は『高野豆腐のそぼろどんぶり、牛乳、いかのさらさ揚げ、しそひじき和え』です。
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今日は、『高野豆腐』について、お話をします。
高野豆腐は、豆腐を凍らせて乾燥させた保存食です。寒い冬に豆腐を外に置き忘れてしまい、偶然できたと言われています。それを食べてみると食感と味が良かったので、色々な料理にして食べられるようになりました。
乾燥させているので保存がきき、少ない量でもたくさんの栄養がとれます。
また、高野豆腐には、たんぱく質、カルシウム、鉄が多く含まれていますが、ビタミンCは含まれていません。そのため、ビタミンCがたくさん含まれている野菜と一緒に食べると、より栄養バランスがよくなります。
今日は、高野豆腐をたっぷり使った丼です。味わっていただきましょう。
10月17日の献立は『ごはん、牛乳、みそ汁、豚肉の生姜焼き、ごまあえ』です。
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今日は、『食事のあいさつ』について、お話をします。
みなさんは、給食の前に、「いただきます」と声にだしてあいさつをしましたか。「いただく」は、神様へのお供え物や、身分の高い人から物を受け取るときに、頭の上に掲げて感謝の気持ちを表したことに由来しています。また、食材となった命をいただくという感謝の気持ちも込められています。
「ごちそうさま」は、たくさんの人々が関わって食事ができることへの感謝を表すものです。「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつを、心をこめてできるといいですね。
10月16日の給食は『パン、牛乳、ポークシチュー、ごまドレッシングサラダ、きなこまめ』です。
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今日は、『生活習慣病の予防』について、お話をします。
運動不足、食べすぎ、好き嫌いが続くと肥満の状態が続き、高血圧や糖尿病、心臓病などの生活習慣病の原因になります。
生活習慣病を予防するために、次のことに気を付けましょう。
① 野菜には、体の調子を整えるビタミンやミネラルがたくさん含まれています。しっかり食べるようにしましょう。
② 1口30回を目安に、ゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。
給食は、みなさんの体に必要な栄養素がバランスよく入った食事です。増やしすぎたり、減らしすぎたりしないように、また、苦手なものでも、少しずつ食べるようにしましょう。
10月15日の献立は『ごはん、牛乳、魚そうめん汁、豚肉のかりん揚げ、ボイル野菜』です。
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今日は、『ブロッコリー』について、お話をします。
ブロッコリーは、明治時代に南ヨーロッパから日本に伝わりました。
ここでクイズです。ブロッコリーはどの部分を食べているでしょう。
① 葉 ② 実 ③ つぼみ
答えは、③のつぼみです。
ブロッコリーは、キャベツと同じアブラナ科の野菜です。イタリア語では「小さい芽」という意味で、緑の丸い粒々のつぼみのかたまりを食べています。
また、食物せんいやカリウムが多く含まれていて、特にビタミンCはレモンの約2倍も含まれています。
ボイル野菜に入っているブロッコリーを、しっかり食べましょう。
10月14日の献立は『媛麦パン、牛乳、わかめスープ、エビの天ぷら、切り干し大根のカレー炒め』です。
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今日は、『切干大根』について、お話をします。
切干大根は、名前のとおり、大根を切って、干して乾燥させた食べ物です。冬が旬の大根をいつでも食べられるように、昔の人が考えました。
切干大根には、カルシウムや鉄、食物せんいなどの栄養素がぎゅっとつまっています。大根を干すことで甘みが増し、煮物やスープ、サラダなど、さまざまな料理に合います。調理のときは、水で戻して使います。
今日は、『切干大根のカレー炒め』です。食感を楽しみながらいただきましょう。
10月10日の献立は『ごはん、牛乳、みそ汁、鯛の香味揚げ、即席漬』です。
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今日は、『給食に使われている食品』について、お話をします。
給食では、特産品や旬の食材を取り入れた献立づくりをしています。特産品は、地域で特に盛んに生産される品物のことです。旬とは、食べ物が一番おいしくて栄養がたっぷりな時期のことです。
今日の給食は、愛媛県が養殖生産量日本一を誇る鯛を使った「鯛の香味揚げ」、生産量日本一を誇るはだか麦が入った「もち麦ごはん」、そして、旬の食材のさつまいもを使った「さつまいものみそ汁」です。
おいしくいただきましょう。
10月9日の献立は『パン、牛乳、ほうれんそうのスープ、チリコンカン、梨』です。
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今日は、『梨』について、お話をします。
梨は、果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられており、奈良時代の歴史書である日本書紀にも書かれていたそうです。現在のような甘みが強く、果肉の柔らかい梨は、明治時代以降に発見されたり品種改良されたりしたものになります。
9月に食べた梨は豊水でしたが、今日の梨は、新高です。梨の中でも遅い時期に収穫され、9月から10月にかけて旬を迎えます。新潟県と、高知県の梨をかけあわせてできたため、県名の頭文字をとって「新高」と名付けられました。
新高の特長は、梨の中でも一番大きく重さもずっしりしているところです。また、果肉は柔らかく果汁がたっぷりで、甘みが強く、酸味が少ないです。
今が旬の新高を味わっていただきましょう。
10月8日の献立は『ごはん、牛乳、厚揚げのみそ炒め、切り干し大根の中華サラダ』です。
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今日は、『給食イングリッシュで紹介している「酢」』について、お話をします。
酢は、米・とうもろこし・果物などの糖分をもつ原料をもとに、まず「酒」を造り、それを「酢酸菌」で発酵させて造ります。日本料理の基本の調味料である「さしすせそ」の一つで、酸味を加えるために使われます。
酢の歴史は古く、紀元前五千年頃に作られたと考えられています。この時代に、酒が自然に放置され、偶然できたのが始まりといわれています。その後、18世紀に、フランスで酢酸発酵が科学的に解明され、現代の酢の大量生産・流通へとつながりました。
今日は、切り干し大根の中華サラダに「酢」が使われています。おいしくいただきましょう。
10月6日の献立は『ごはん、牛乳、いもたき、ホキのもみじ揚げ、甘酢漬け』です。
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今日は、『中秋の名月』について、お話をします。
中秋の名月は、満月に近い月が、1年で1番明るくきれいに見える日で、この日にお月見をします。今年は10月6日です。
平安時代には、貴族が宴を催すなど優雅なお月見でした。江戸時代に庶民にも広がり、お月様に秋の収穫物を供え、名月を鑑賞しながら実りに感謝するようになりました。愛媛県では、河原で月を見ながら、その年に採れた里芋を使った、『いもたき』を作り、家族や地域の人たちみんなで鍋を囲む風習があります。
給食では、里芋の他に、鶏肉、油揚げ、こんにゃく、にんじん、しいたけが入った『いもたき』です。味わっていただきましょう。
10月3日の献立は『松山鮓、牛乳、もずく汁、鶏肉のからあげ、キャベツのおひたし』です。
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今日は、『秋祭りの行事食』です。
秋祭りは、米や野菜など食べ物がたくさんとれたことに感謝し、田んぼの神様をもてなす行事です。神社から神輿が出たり、獅子舞いを奉納したり、地域によって神様のもてなし方は様々です。
松山では昔から祝い事や客をもてなす時に、ちらし寿司を作る習慣がありました。魚のだしのうま味をいかした甘めの酢飯と、瀬戸内の魚や野菜を混ぜ込む松山鮓は、最高のおもてなしでした。秋祭りには、神様に感謝の気持ちを込めて松山鮓を作り、お供えしてから食べていたようです。
今日の松山鮓には、鯛のほぐし身やれんこんなどが入っています。松山の味をいただきましょう。