令和7年度 修学旅行結団式挨拶
2025年5月12日 16時50分5年生は、5月13日(火)~17日(土)の5日間、北海道・東京コースとシンガポールコースに分かれ修学旅行を行います。出発前日の結団式において、つぎのような話をいたしました。
いよいよ、明日から修学旅行が始まります。
考えてみますと、修学旅行は、参加者の規模、準備と実施に要する期間、費用、先生方のマンパワーから見て、学校最大と行事ともいえます。それゆえ、修学旅行の意義には大きいものがあり、
〇集団生活を通して、基本的な生活習慣や公衆道徳などについての体験を積み、集団生活のきまりや社会生活上のルールについて考え、実践し、互いを思いやり、共に協力し合う力を身に付ける。
〇校外における集団活動を通して、教師と生徒、生徒相互の人間的な触れ合いや信頼関係の大切さを経験し、楽しい思い出をつくる。
といった成果が期待されます。
ICTの発達により、実際に行かずとも情報収集ができたり、実際に会わずとも意思疎通ができたりする時代となりました。しかしながら、平素と異なる環境に実際に身を置き、体験することには、深い気付きや学びがあるはずです。そうした学びを通して、これまでの学校生活を新たな角度から見つめなおす、そのような機会にしていただきたいとも考えています。
また、参加に当たっては、「健康」「安全」を念頭に行動していただくのはもちろんのこと、この旅行は様々な協力業者様のお支えで成り立っていますことから、「感謝」の気持ちを常にお持ちいただきたいと思います。
結びになりますが、皆さんが元気に旅行を楽しみ、大いに成長して帰ってくることをお願いして、あいさつといたします。