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令和7年度四国高等学校総合体育大会 壮行会 あいさつ

2025年6月5日 16時10分

 令和7年度四国高等学校総合体育大会 壮行会 に当たり、あいさつを申し上げます。選手の皆さんにおかれましては、日々の練習が実を結び、この場に立たれていますことを祝福申し上げますとともに、皆さんのこれまでの努力に心から敬意を表したいと思います。

 さて、スポーツには、三つの楽しみがあるといわれています。一つ目は、競技すること、二つ目は、競技を見ること、三つめは、応援することです。皆さんを送り出します、教職員一同としましては、それぞれの場所から心でつながってエールを送り、応援することを通して、四国大会を身近に感じ取りたいと思っています。

選手の皆さんには、学校、そして、愛媛の応援を力に変えて、日頃の鍛錬の成果を存分に発揮して、充実した大会にしていただきたいと思います。

以上、意は尽くせませんが、あいさつといたします。健闘をお祈りしております。

お知らせ

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 校長   中島 康史


 愛媛県立松山西中等教育学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校の前身は、昭和49年に創立された愛媛県立松山西高等学校です。前年の昭和48年に起きた世界的な石油危機の影響によって開校当初はプレハブ校舎しかなく、生徒たちは、荒れた運動場を教職員と一緒に整地するなどしながら、「新しい学校を自分たちで創る」という「開拓者精神」を発揮しました。そして、雨が降ると、トタン屋根のプレハブ校舎がけたたましく鳴り始めるので、これに負けてはならないと教員の声が校舎の外にまで響き渡り、当時は、生徒と教職員が同様に、不自由な思いよりも新たな学校建設への熱気に包まれた毎日であったといいます。
 その後、生徒と教職員が力を合わせて創り上げた松山西高等学校の歴史と伝統を受け継ぎつつ、平成15年に愛媛県立松山西中学校が併設され、平成18年に、中予地域の県立学校で唯一中高一貫教育を行う、現在の愛媛県立松山西中等教育学校となりました。先述の、創立時に育まれた開拓者精神と、高い理想を求めて生徒と教職員が共に汗を流す「師弟同行」の精神は、今も学校のモットーとして様々な教育活動の中に息づいています。
 本校は、1学年4学級で前期課程3年間と後期課程3年間の計6年間を一貫して学ぶ中等教育学校です。「誠実・自学・創造」の校訓のもと、豊かな心と知性を身に付け、高い志を持って、未来を拓く若者を育成する、という教育方針の中で、生徒たちは1年生から6年生までの幅広い年齢集団の中で自分の「学び」を深め、高め合いながら、たくましく成長しています。授業や学校行事、部活動などを通して自らの夢や希望をかなえようと努力している生徒たちの輝きと伸びゆく力を、これからも教職員全員で守り支え続けてまいります。
 
  令和7年4月