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令和7年度 1年生 集団宿泊研修解団式あいさつ

2025年5月12日 08時54分

1年生は、5月8日(木)・9日(金)の2日間、国立大洲青少年交流の家で令和7年度集団宿泊研修を行います。帰校後の解団式において、つぎのような話をいたしました。

皆さん、こんにちは、そして、お帰りなさい。2日間の研修、たいへんお疲れ様でした。先生方におかれましては、事前準備から始まり、丁寧な御指導をいただき、ありがとうございました。

皆さん、研修を終え、ほっとした気持ちと、自信を深めた達成感をお持ちのことと思います。また、先生方と生徒、生徒相互のきずなも、大いに深まったことでしょう。

引率の先生方からは、充実した活動が展開された様子を報告いただいており、大変ありがたく感じています。

本日は、まずは、ゆっくり体を休めていただきたいと思います。また、宿泊研修などの行事は、今後の学校生活や学習活動の意義を、新たな角度から考える機会となりますので、それぞれが、しっかりと振り返りをするようお願いいたします。

結びになりますが、皆さんの2日間の頑張りをたたえますとともに、今後の学校生活の一段の充実を期待して、あいさつといたします。

お知らせ

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 校長   中島 康史


 愛媛県立松山西中等教育学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校の前身は、昭和49年に創立された愛媛県立松山西高等学校です。前年の昭和48年に起きた世界的な石油危機の影響によって開校当初はプレハブ校舎しかなく、生徒たちは、荒れた運動場を教職員と一緒に整地するなどしながら、「新しい学校を自分たちで創る」という「開拓者精神」を発揮しました。そして、雨が降ると、トタン屋根のプレハブ校舎がけたたましく鳴り始めるので、これに負けてはならないと教員の声が校舎の外にまで響き渡り、当時は、生徒と教職員が同様に、不自由な思いよりも新たな学校建設への熱気に包まれた毎日であったといいます。
 その後、生徒と教職員が力を合わせて創り上げた松山西高等学校の歴史と伝統を受け継ぎつつ、平成15年に愛媛県立松山西中学校が併設され、平成18年に、中予地域の県立学校で唯一中高一貫教育を行う、現在の愛媛県立松山西中等教育学校となりました。先述の、創立時に育まれた開拓者精神と、高い理想を求めて生徒と教職員が共に汗を流す「師弟同行」の精神は、今も学校のモットーとして様々な教育活動の中に息づいています。
 本校は、1学年4学級で前期課程3年間と後期課程3年間の計6年間を一貫して学ぶ中等教育学校です。「誠実・自学・創造」の校訓のもと、豊かな心と知性を身に付け、高い志を持って、未来を拓く若者を育成する、という教育方針の中で、生徒たちは1年生から6年生までの幅広い年齢集団の中で自分の「学び」を深め、高め合いながら、たくましく成長しています。授業や学校行事、部活動などを通して自らの夢や希望をかなえようと努力している生徒たちの輝きと伸びゆく力を、これからも教職員全員で守り支え続けてまいります。
 
  令和7年4月