今日の献立は、パン、牛乳、えびのチリソース、中華炒め でした。
今日は、『うずら卵』についてのお話です。
うずら卵は、うずらという鳥の卵で、日本では、全国の50%以上が愛知県で育てられています。愛知県の豊橋市では、多くの家にうずら卵の殻をカットする器具があり、ご当地グルメの「豊橋カレーうどん」には、必ずうずら卵がトッピングされているほど、地域には欠かせない食材です。今日は、中華炒めに入っていますが、給食では他に中華丼、太平燕、ビーフン炒め、すまし汁などに入ります。
また、給食を食べる時は、食べられる量を1口ずつ口に入れて食べていますか。特に、うずら卵は表面がツルツルしているので、そのまま飲み込んでしまわないよう、よく噛んで食べるようにしましょう。
今日の献立は、ごはん、牛乳、五目煮、さつまいものかき揚げ、キャベツのおひたし でした。
今日は、『給食イングリッシュで紹介している「さつまいも」』について、お話をします。
さつまいもは、8月から11月頃にかけて収穫され、余分な水分を抜くために2か月程度貯蔵します。そして、10月から1月頃にかけてより甘くなり、食べごろとなります。
メキシコが原産地で、コロンブスがヨーロッパへ伝えました。その後、中国へ伝わり、江戸時代に日本の鹿児島県に入ってきました。江戸時代、鹿児島県は薩摩の国と呼ばれていたため、日本中に広める時に、さつまいもという名前がついたと言われています。
今日は、かき揚げに『さつまいも』が入っていました。旬の、甘いさつまいもを味わいました。
今日の献立は、パン、牛乳、ポークシチュー、コーンサラダ でした。
今日は、『食品ロス』についてのお話です。
『食品ロス』とは、食べることができるのに捨てられてしまう食品のことです。日本では1年間に523万トンもの食品が食べられることなく、捨てられています。数が大きすぎて、 想像がつかないですね。この量は、国民一人ひとりが毎日茶碗1杯のごはんを捨てているのと同じくらいの量になります。
『食品ロス』は地球温暖化など、地球環境にも影響します。このような状況を改善していくためにも、2015年の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」には、食品ロスを減らすための目標についても、盛り込まれています。日本でも、10月を「食品ロス削減月間」と定め、食品ロスの削減に取り組んでいます。
食品ロス削減のため、私たちにはどのようなことができるでしょうか。ぜひ、自分にもできること、みんなで一緒に行動できることを考えてみましょう。
今日の献立は、ごはん、牛乳、煎り豆腐、小イワシのから揚げ、すだち風味漬け、しそひじき でした。
今日は、『すだち』についてのお話です。
すだちは、徳島県特産の柑橘で、全国の約98%が徳島県で栽培されています。8月~10月が旬で、さわやかな香りと酸味が特徴的です。香りや酸味を残すため、熟す前の皮が緑色の状態で収穫されます。しぼった果汁は、焼き魚や刺身、鍋物などいろいろな和食に使われます。香りがよい皮は、すりおろして薬味などにも使われます。また、ビタミンⅭが多く含まれていて、肌荒れ予防や疲労回復に効果があります。
今日は、野菜とすだち果汁をあえて、すだち風味漬にしました。さわやかな香りを感じながらいただきました。
今日の献立は、米粉パン、牛乳、ホキのフルーツソース、ほうれん草のスープ でした。
今日は、『ほうれん草』についてのお話です。
ほうれん草は、一年中出回っていますが、秋から冬が旬の野菜です。霜にあたることで、色が濃くなり、栄養がぐっと増して、とても甘くなります。
緑黄色野菜に分類され、血液のもとになる鉄や、体の免疫力を高めるベータカロテン、皮膚を健康にしてくれるビタミンⅭなどがたくさん含まれています。また、お腹の調子を整える食物繊維も豊富です。
今日は、『ほうれん草』を使ったスープです。これから旬を迎える、ほうれん草のおいしさを味わいましょう。
今日の献立は、松山鮓、牛乳、豚肉のから揚げ、すまし汁、ボイルキャベツ でした。
今日は、『秋祭りの行事食の松山鮓』でした。
秋祭りは、穀物や果物など秋の豊作に感謝し、農民が田の神様をもてなしたことが始まりです。収穫した米や野菜などを供えるだけでなく、神輿を担いだり獅子舞が見られたりします。神輿は、漢字で神の輿と書くように、神の霊魂を人が持ち上げて運ぶ乗り物のことを言います。だから、祭りで地域を周る時には、神が乗っているので、神輿を直接地面に置いたり、見下ろしてはいけないと言われています。
松山市の秋祭りは、10月7日です。祭りの日、昔はどの家庭も新米で、瀬戸内の魚や野菜を使った松山鮓を作って、神にお供えしてからいただいていたそうです。
今日の『松山鮓』には、鯛やれんこん、ごぼうが入っています。秋の収穫に感謝しましょう。
今日の献立は、パン、牛乳、クリームビーンズ、白菜サラダ、梨 でした。
今日は、『梨』についてのお話です。
梨は、日本に古くからある果物で、バラ科ナシ属の植物です。今日の新高梨は、9月下旬から11月中旬が旬です。梨の中でも果実が大きいのが特徴で、1個1kg近くになるものもあります。日持ちがよく、冷蔵庫で1か月ほども保存ができます。
新高という名前の由来は、新潟県と高知県の梨を交配させて作ったので、それぞれの県の頭文字を取って「新高(にいたか)」と名づけられました。新高梨の果肉は、ざらざらとした食感やシャリシャリとした食感を楽しむことができます。また、梨は水分が多い果物なので、水分の補給もできますね。『新高梨』を味わっていただきましょう。
今日の献立は、あぶたま丼(麦ごはん)、牛乳、れんこんのきんぴら でした
今日は、『油揚げ』についてのお話です。
油揚げは、薄く切った木綿豆腐を、最初に温度の低い油でゆっくりと揚げて膨らませます。その後、十分 膨らんだところで高温の油に移して表面をカリッと仕上げて作ります。油の温度や揚げ具合を見極めるのが難しく、豆腐職人の世界では、「油揚げが揚げられるようになって一人前」とも言われます。
給食で油揚げは、みそ汁などの汁物、磯煮、炊き込みごはんなどに入っています。
今日のあぶたま丼に、『油揚げ』が使われています。ダシがしみた油揚げを味わってくださいね。
今日の献立は、ごはん、牛乳、ハモの天ぷら、しそひじき和え、けんちん汁 でした。
今日は、『旬の「はも」を生かした献立』です。
はもは、産卵の時期を迎える6月から7月に旬を迎えます。産卵前は、身に脂がのり、甘くやわらかです。産卵を終えると一気に身が細くなりますが、はもは食欲が旺盛で再び太り、秋にもう一度旬を迎えます。秋のはもは、体の表面が金色をしていて、「金はも」と呼ばれることもあります。
はもには、長くて硬い小骨がたくさんあり、そのままでは骨が口にあたり、おいしく食べることができません。中骨をとった後、皮を切らないよう細かく切り込みを入れ、小骨を切っていく「骨切り」という調理を行うことで、おいしく食べることができます。
今日は、『はもの天ぷら』にしました。旬を味わいましょう。今日から、期間限定で牛乳のデザインが「でぷ猫ちゃん」のデザインに変わっています。
今日の献立は、媛麦パン、牛乳、ソーススパゲティ、カラフルナムル でした。
今日は、『給食イングリッシュで紹介している「ごま」』についてのお話です。
ごまの歴史は古く、古代エジプトや古代インドで栽培されていたといわれています。古代エジプトでは、薬用として食べられていました。それ以外にも、燃料や香料として使われていて、世界三大美女の1人のクレオパトラは、ボディオイルとして愛用し、つややかな皮膚を保ったそうです。
日本では、縄文時代の遺跡から、ごまの種が見つかっています。奈良時代には、栽培が始まり、ごま油が調味料として利用されていたようです。
今日は、『カラフルナムル』にごまを使っています。ごまの香りやほのかな甘みを味わってくださいね