令和元年度 離任式
2020年3月27日 12時31分本日、令和元年度の離任式が行われました。
今年は、新型コロナウイルスの関係で、全校生徒が体育館に集合できず、
離任される先生方には、放送室からの放送という形でお話しいただきました。
時折強い雨が降り少し肌寒い日でしたが、離任される20名の先生方から心温まるお言葉をいただき、
教室からは拍手が起こっていました。
新天地での先生方の御活躍を教職員・生徒一同、お祈りいたしております。
どうもありがとうございました。
本日、令和元年度の離任式が行われました。
今年は、新型コロナウイルスの関係で、全校生徒が体育館に集合できず、
離任される先生方には、放送室からの放送という形でお話しいただきました。
時折強い雨が降り少し肌寒い日でしたが、離任される20名の先生方から心温まるお言葉をいただき、
教室からは拍手が起こっていました。
新天地での先生方の御活躍を教職員・生徒一同、お祈りいたしております。
どうもありがとうございました。
How are you? Are you staying healthy? It must feel strange to have
such a long break from school and club activities. I miss having classes
with all of you every day. I hope you are doing your homework and resting
to prepare for the new school year. I'm sure it is difficult to be productive
when you have so much free time, but you can do it! If you take short
breaks while studying, you won't get too tired or bored. Also, take care of
your health! Please remember to wash your hands often and cover your
mouths when you cough or sneeze. We must work together to prevent
the spread of the coronavirus! I hope you enjoy the spring vacation.
See you!
Sincerely yours
Melanie Muir
臨時休業中、生徒のみなさんはどんな生活をしているのでしょうか?人ごみの中に行くのは避けたほうがよいと思いますが、散歩ついでに、地域の文化財を見学するというのはどうでしょうか?
5年生の日本史では、夏休みに課題研究として地域史研究を行いましたが、先生たちも、この機会に地域の歴史について理解を深めようということで、「伊予の関ケ原の戦い」にまつわる場所を訪ねました。
関ケ原の戦いは西暦[ ]年、[ ]国の関ケ原で、徳川家康率いる東軍と、[ ]率いる西軍が戦い、東軍が勝利しました。日々問題集で勉強している君たちなら、カッコに入る答えは簡単ですよね。
でも、伊予の関ケ原って、どういうことなの?
正しくは、「三津刈屋口の戦い」とか「三津刈屋畑の戦い」または単に「三津浜の戦い」と呼ばれます。
関ケ原の戦いに際し、正木(松前)城主加藤嘉明は、軍勢を率い東軍に参加しました。あるじが留守となった領地を奪おうと、村上元吉率いる海賊衆(旧村上水軍)や旧河野家家臣の軍勢は、西軍の毛利氏の支援を受けて舟で三津浜に上陸しました。
西軍の村上元吉らは、正木城を守る東軍加藤家の重臣佃十成に対し、城の明け渡しを迫りました。まともに戦って勝ち目はないと考えた佃十成は、自分が病気で城の明け渡しには時間がかかるとだまして、時間を稼ごうとします。しかたなく西軍の軍勢は、古三津付近に分散して宿泊しました。
しかし、西軍の軍勢が油断していることを察した佃十成は、夜のうちに古三津の西軍の陣営を奇襲し、「三津刈屋口の戦い」となったのです。
「三津刈屋口の戦い」の跡を訪ねて、我々はまず、古三津の儀光寺へ行きました。立派なお寺です。
境内に、岡田十五郎の墓がありました。江戸時代後期に、新池(県西の隣のゴルフ場の池)を築いた人です。
お寺から北に向けて少し行くと、赤い鳥居が見えてきました。
「村上大明神」
西軍側の大将であった、村上元吉をまつっています。村上元吉は、能島村上家の嫡男。お父さんは村上武吉といい、日本を訪れた宣教師ルイス・フロイスが、著書『日本史』の中で、「日本最大の海賊 能島殿」と呼んで恐れた人物です。興味のある人は、歴史小説の『秀吉と武吉』(城山三郎著 新潮文庫)や『村上海賊の娘』(和田竜著 新潮文庫)を読んでみてください。秀吉の海賊禁止令で能島城を追われた村上元吉は、毛利輝元に仕えましたが、勢力の復活を狙ってこの戦いをしかけたのでしょう。
結果は、佃十成率いる東軍に襲われ、討死してしまいました。地元の人々はその死を惜しんで、「村上大明神」としてまつったのです。
さらに道を北へ行くと、道しるべが見えてきました。「左 三津ヶ濱道 (右 松山道)右 太山寺道」と書かれています。今、たどってきた道が松山と三津浜を結ぶ重要な交通路であり、交通の要所で戦いが起こったことが分かります。そこから少し北へ行った所に、法雲寺という寺があり、「宮前文化遺跡案内図」が掲げられていました。散策の案内図として役立ちます。
寺の隣の民家の庭に、東軍側の戦死者加藤長康をまつった祠があり、地元の人から「加藤さん」と呼ばれています。東軍、西軍にかかわりなく、戦死者をまつった地元の人々の温かさが伝わってきます。(つづく)
次回予告 曾根さん、能島さんに、橋本さん、阿部さんまで戦死?
現代文B 5年生の授業で、上記のタイトルでレポートを作成しました。優秀作品を添付します。
私はロイロノートを使って「説明文・評論文の読み方」という授業をしました。
そのときに説明した「三角ロジック」を使って、文学を楽しんでいますね。
文学を論評する。インプット(読解力)したことをアウトプット(表現力)する。大切なことですね。
このクラスのレポートは読み応えがあって、読み終わるのに2か月かかりました。すばらしい。選ぶのに苦労しました。
あなたのレポートにはラインが引かれています。あなたのレポートできらりと光るところです。
HR担任の先生から返却されるのを楽しみにしてください。また国語教室で会いしましょう。
日差しはポカポカなのにこの数日、朝の気温は冬に逆戻り。校内を歩いていても自然と小走りになってしまいます。
みなさん風邪などひいてないですか?
担任の先生方は、みなさんが登校した時の配布物の準備に勤しんでおられます。模試の結果もその中に。
みなさんもすでに模試の結果を見ていることと思います。いよいよ始まりました。今回の結果から目を背けず、しっかりと向き合い、合計○○○点とるには、この点をどうしていきたいのか?次のマーク模試でその点にたどり着くために、どうしなければならないのか?よくよく自己分析し、策を練り、実行していきましょう。漠然と受けてとれた点が自分の点、という受け身の姿勢では勝負になりません。常に目指す点に向かっていく気持ちを大切にしてほしい、そう願っています。
5年の3学期今頃は、通常であれば、各教科の先生方が、教科の特性を交えながら、このような話を授業の合間に熱く語られる時期ではないかと思います。直接、みなさんの顔を見ながらお話しできないのはとても残念ですが、どうかこのメッセージを読んで、気持ちを整えてみてください。新学期が始まってからの教科担当の先生方からの叱咤激励もお楽しみに!さぁ!頑張りましょう!!
校内の植木も見事に剪定され、新学期を待ってます。
4、5年生向けの講座です。
英語の要約問題について、解説をする講座です。
受講希望者は以下の講座を登録してください。
クラス名 :英語 要約問題の解き方
参加コード:86374
その際、3月10日に配信された、国語の先生の授業が大変参考になるので、こちらも参考にしてください。
クラス名 説明文・評論の読み方 参加コード 05128
みなさん、元気に過ごしていますか。臨時休業の期間に入って2週間あまり。課題は、計画的に進めていますか。学校はお休みでも、入試までの時間は、刻々とカウントダウンされています。今は、特に数学、国語、英語、社会、理科の先生方はみなさんにロイロノートで追加の課題を送信しています。数学は今日から「2020春期数学添削講座」をスタートします。クラスコードは「20259」です。英語は、5年生の教科書を進めています。国語は、音読課題と、春休み課題のサポートとして文法ドリルをしています。お勧めの本も毎日紹介しています。社会は、国会中継を見て感想を書くことになっています。焦らず、しかも着実に自学を進めていきましょう。多くのみなさんが、先生方と授業を送受信していますが、もしやり方が分からない人がいたら学校に連絡しましょう。
ロイロノートに「京大入試で学ぶ日本史」を開設しました。
君たちが授業で習った古代・中世のみにしぼって編集しました。
今年(2020年度)のものは、web上で予備校などが公開しているので、昨年度(2019年度)の古代編からスタートします。
「これは解けなくてもよい」と思われるものには、あらかじめ印をつけています(2019年度古代編にはありません)。
教科書を見て解いて構いません。意外(?)に解けると思いますよ。
添削・解説して返却します。
本当なら今日は前期課程校内合唱コンクールの日。2学期から各クラスで練習してきた楽曲を体育館いっぱいに響かせるはずでした。私も残念でなりませんが、一生懸命に取り組んできたみなさんにとっては、なおさらのことだと思います。
今日は辻村深月さんの「光待つ場所へ」という本を紹介します。この本は、5つの短編から成っています。その一つが「樹氷の街」。3年2組が合唱コンクールで歌うはずだった曲です。あらすじをほんの少しだけ書いてみますね。
梢は合唱コンクールのピアニストに立候補したものの、間際になってもうまく弾けません。クラスにはあきらめモードが漂い、指揮者の天木は焦ります。ある日、梢の楽譜がくしゃくしゃにしてごみ箱に捨てられるという事件も起きてしまいました。そんな中、クラスで目立たない存在の松永が、実はすごいピアノの腕前だということを知ります。そこで課題曲の「大地讃頌」は今まで通り梢に任せ、自由曲の「樹氷の街」のピアノを松永に依頼しました。『こぼれる光か水のように、音が流れる。一つ一つの音が透明なガラス玉のような印象で、その音が空間をいっぱいに満たして溶けていく』・・・
あまりネタバレしても面白くなくなるので、後は読んでのお楽しみにしますね。
私たちの当たり前の毎日が、今回の新型コロナウィルスの脅威を前に、いかに脆弱なものだったかを痛感します。毎日の暗いニュースに気持ちも沈みがちでしたが、久々に本を読み、辻村さんの青春の1ページを切り取ったようなみずみずしい文章に触れ、さわやかな気分になりました。3年2組担任の永井先生にもお薦めし、「合唱コンクール、あるあるだね!」と盛り上がりました。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。