創立記念講演会が行われました。

2018年11月14日 17時08分

今年度の創立記念行事として、本校2期生石丸翔也氏(ドイツ人工知能研究センター研究員)による講演会が行われました。

 

演題「コグニティブ・サイボーグの時代を生きる-人工知能は人間をどう進化させるだろうか-」

テーマ 「人間が道具を発明し、 道具が人間を進化させる」 というサイクルの中で、

     人工知能を身にまとった人間は、今後どんな能力を獲得し、何を失っていくのか」

 

  現在、「人工知能」の定義は研究者の間でも揺れ動いているところですが、本日の講演では、「知性を感じられるもの」「何だか人間っぽいなと思えるもの」という定義に基づいて、お話をしてくださいました。

最近の人工知能研究の主流は「神経伝達ネットワークの再現」です。ディープ・ラーニングという言葉をよく耳にするようになりましたが、たくさんの情報をもとにして、人工知能が勝手に判断し、時には人間が思いつかないようなアイデアを提案することもあります。

石丸氏の研究テーマは、「人工知能は人間をどう進化させるか」ですが、中でもCognitive(認知的)な面での人間の変化に注目されています。Physical(身体的)な面での人工知能の活用は、可視化しやすく、実装も比較的容易です。一方Cognitiveな面は、外から見えにくく、開発・研究がどのように人間の生活をより良く変化させるか、研究がどう生かされるかを考えることは容易ではありません。本日の講演では、人工知能が我々に与えてくれる新しい「読書」と「学習」の可能性について、石丸氏がどのような研究をされているかを教えていただきました。

 

 

 

「たくさん本を読んでいる人と成績には相関関係がある」とはよく言われることですね。そして多くの人が「たくさん本を読もう(あるいは読みたい)」と思っているのではないでしょうか。しかしながら、日々のあれこれに追われてなかなか読書ができていないという現実。こんな時、「自分が今日、どのくらい本を読んだか(目の動きやまばたきなどから人工知能が情報を収集する)」が分かれば、励みにもなり戒めにもなるのでは? 人工知能が日々の自分の読書を管理してくれたら有意義な毎日が送れそうです。

 「効率よく勉強するにはどうしたらいいですか」という質問をよく受けます。「勉強に効率を求めるな!」と叱られたり、「学習に王道なし」という答えが返ってきたりして、結局時間をかけてコツコツやるしかないか……ということになります。しかし、自分の欠点がはっきり分かれば効率はグッと上がるのでは? 自分の問題の解き方の特徴をつかむことができれば、弱点を克服できるのでは? 専属のアドバイザーが常に自分を見守ってくれている安心感で、相乗効果にも期待できるかもしれません。(石丸氏の研究内容は赤太字の部分です)

 

在校生へのアドバイスとして、「回り道や、自分が無駄だと思いながらやっていること、あるいは周りに無駄だと言われながらやったこと、これら全ての点がつながって、今の自分ができあがっている」という言葉をいただきました。今学んでいることが、いつ、どのような形で自分の人生に彩りを与えてくれるかは誰にも分かりません。分からないからこそ、心も身体もエネルギーに満ち溢れている今、様々なことにチャレンジ・吸収する西校生であってほしいと思います。

11月13日火曜日前期部活動 体育館編

2018年11月13日 18時10分

11月に入り下校時間が早くなり、どの部も、「短時間集中」の練習です。本日の体育館はバスケット男女。ステージはいつものダンス部です。雑巾がけにもアップにも気合いが入っています。

初任者授業研修会

2018年11月13日 16時50分

今日から地歴・公民科の授業研修会が始まりました。

今年度採用された初任者の先生方が本校に集まり、授業研修が行われています。

この研修は、明日まで続きます。

 

愛媛県中学校新人大会(剣道)

2018年11月12日 18時48分

11月11日(日)、西条市総合体育館で剣道新人大会が行われました。

本校からは個人戦に3名出場しました。

ウォーミングアップの様子です。

2年生 芝選手 果敢に攻めましたが抜き胴を取られてしまい、1回戦敗退しました。

2年生 三好選手 落ち着いて着実な試合運びで準々決勝に進出しました。準々決勝では優勝した選手に

小手を取られ惜しくも敗退しました。ベスト8の好成績を収めました。

1年生 佐伯選手 怪我のため試合前十分に練習ができていませんでした。延長戦が繰り返される中、

集中力を切らさず一本を重ね、見事1年生ながら優勝しました。

(各試合では監督席についていたため、試合中の写真が取れませんでした。残念。)

 

試合終了後の一枚です。おめでとうございます。よく頑張られました。

 

勝って学ぶこと、負けて学ぶこと、勝たないと分からないこと、負けないと分からないこと、

一つ一つの試合、日々の練習を大切に頑張っていってもらえたらと思います。

放課後の実験室

2018年11月12日 16時13分

 今日は1日中雨が降って、気温が下がっていました。

 実験室を覗いてみると、科学情報部の1年生が、ピタゴラスイッチ作りに励んでいました。

 どんなものができるのか楽しみです。

1年生 技術・家庭科「ものづくり」

2018年11月12日 14時57分

1年生は、技術の時間に、木材を使ったものづくりに挑戦しています。

かんながけや穴あけ、くぎ打ちなど、慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、

それぞれ、CDラックや小物入れ、本棚などの製作に、熱心に取り組んでいました。

完成が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おもしろ科学コンテスト 本戦出場!

2018年11月12日 13時19分

11月10日(土) 愛媛大学において、おもしろ科学本戦(6校12チームが参加)が行われました。

本校からは、5年生チームが厳しい予選を勝ち抜き参加しました。

数学、情報、物理、化学、生物、地学について実験・観察等を行いました。

理科部会長賞(物理部門)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チームで協力して熱心に課題や問題解決に挑み、理科部会賞(物理)を受賞しました。

科学のおもしろさに触れ、大学での研究について知ることができた、充実した1日になりました。

前期テニス部 大会報告

2018年11月11日 17時41分

11月10日(土)、11日(日)に愛媛県中学校新人体育大会テニス競技が今治市営スポーツパークで行われました。

大会結果を報告いたします。

団体戦:昨年度惜敗した今治明徳中学校に厳しい戦いの中、3-2で勝利し、優勝することができました。

個人戦シングルス:3位 藤井 花楓    ダブルス:3位 藤井 花楓・坪内 歩実 ペア

次の四国大会に向けて頑張っていきたいと思います。応援ありがとうございました。

前期ダンス部1・2年生みきゃんお誕生日会イベントで踊る!!

2018年11月11日 13時18分

11月10日11日於道後温泉飛鳥乃温泉特設会場。「みきゃんのお誕生会」にてみきゃんと愛媛のいーよかん♪を踊ってきました。みきゃん&県西ダンス部たちのいっぱいの愛顔にお客さんも愛顔。大きな拍手をいただきました。先輩たちを目標に、前期ダンス部も日々の練習を頑張っていきます。次回は12月22日エミフルでのイベント、12月24日於コミュニティセンターでの創作ダンス発表会に参加予定です。応援宜しくお願いします。

eラーニング 第5回「高校生のための金曜特別講座」

2018年11月11日 10時32分

「高校生のための金曜特別講座」第5回は、東京大学教養学部教養学科・広瀬友紀教授による講義でした。

「言葉の理解を科学する―心理言語学的アプローチ」というテーマで、17:30~約1時間余り講義が行われ、本校の技術室でインターネット回線をつないで、その講義を受講しました。参加者は3年生2名、4年生4名、5年生1名、6年生1名の計8名。「心理言語学」とは、「言語の知識」はどのように獲得されるのか、どのように生身の人間によって運用されるのかを解き明かそうとする学問です。人間が文を理解するには、どこで区切るかという単語レベルの処理、統語レベルの処理がなされている、という切り口で、「みかん」と「みかんジュース」、「りんご」と「りんごジュース」を具体例として複合語アクセント規則を学びました。「最初の要素だけを聞いた時点で、アクセント変化を元に複合語であることを予測できるか」という問いに、アイトラッカーを用いた実験で答えを導きだすなど、研究テーマやアプローチ方法も生徒たちにとって興味深かったようです。講義後は、チャットやマイクを使っての質疑応答に参加し、熱心に学びを深めていました。2学期は11月16日、12月7日にも実施予定です。自分の視野を広げ、深く学ぶことの面白さを味わう機会をぜひ生かしてください。

参加生徒感想

・第一言語に触れているときの脳の動き方とその他の言語を理解する回路、言語未習得者(乳幼児)の理解の仕方と大人の理解の仕方、これらは全て異なっている。けれど現実には彼らは通じ合っている。人間っておもしろい。(3年女子)

・自分の出身地のイントネーションと、松山市のイントネーションに常々違和感をもっていましたが、今回の講義でアクセントからのアプローチという視点を与えていただきました。また年齢によって、音声を音節で判断するか、アクセント、音配列で判断するか違いがあるのかという話も興味深かったです。(4年女子)

・「アクセント変化を元に複合語であることを予測できるか」というテーマがおもしろかった。私たちが言葉を理解するときには、母語が無意識的に大きく関係していると分かった。今は英語を学んでいるが、その言語をどのように習得し理解しているかという心理的言語学はとても興味深いなと思った。(5年女子)